Google Bookで「Life」を検索した画面。今度は、検索だけではなく購入できるようになる
米インターネット検索最大手グーグル(Google)は4日、電子書籍の販売サイト「グーグル・エディションズ(Google Editions)」を7月末までに立ち上げる計画を明らかにした。著作権者の許可を得た上で絶版になっていない作品を販売する。
グーグルが販売する電子書籍は、スマートフォンからパソコンまで、ブラウザが利用できればどんな器機でも読むことができる。
また、米インターネット小売大手アマゾン・ドットコム(Amazon.com)の電子ブック「キンドル(Kindle)」や、多くの出版社が採用している米国の電子書籍標準化団体「国際電子出版フォーラム(International Digital Publishing Forum、IDPF)」のオープンフォーマット「EPUB」対応の電子ブック、そしてもちろん米アップル(Apple)の新型タブレットPC「iPad(アイパッド)」でも読書を楽しめる。
電子書籍販売は、すでにアップルやアマゾン・ドットコムが手がけているが、グーグルの参入によって電子書籍市場の競争激化が予想される。
とうとうくるべきものが来た!!
Googleは、従来から、Google Bookで、書籍の検索サービスを提供していました。ほとんどが、英語の書籍です。私も、検索したことがあります。まだ少ないですが、本によってはすべて掲載されているものもあります。さらにダウン・ロードを無料でできるものもあります。
これだけのものを作ってしまえば、やはり、販売を考えるのが筋だと思います。おそらく、Goog;le Editionsで、いわゆる電子書籍がかなりひろまることになると思います。従来から電子書籍は存在していましたが、まだまだ、使い勝手は悪いので帯に短し襷に長しという状況でしたが、これを機会にドンと広まると思います。
日本では、電子書籍が発達しなかった理由の一つに、文庫本などのシステムがあって、世界的なレベルでみれば、とてつもなく書籍を安く購入できたということもあったと思います。しかし、電子書籍があまねく行き渡れば、かなり安くなると思います。文庫本は、存在の危機を迎えるのではないかと思います。
従来と比較すれば、iPhoneをはじめとするスマートフォンが普及しましたし、iPad、Kindle、ネット・ブックなど、電子書籍を読む手段も格段に増えました。私は、パソコンではとうとう、書籍を読む習慣はつきませんでしたが、iPhoneはほとんど習慣になってしまいました。従来の携帯談話だと、画面がちいさすぎますが、iPhoneだと、読みやすいです。iPadならさらに読みやすいでしょう。
電子書籍の良さは、記憶装置に蓄えておくことが出来ることだと思います。現在だと、市販のハードディスクも容量が大きいので、今の時点でも、一生読んでも読みきれないような書籍が蓄積できると思います。それに、今はクラウドの世の中ですから、オンディマンドで読むこともできるようになると思います。
電子書籍に添付されていた辞書
このことは、画期的だと思います。私は、昔、ある大学教授のお宅を訪問して驚いたことがあります。そのお宅は、本という本で埋め尽くされていました。また、一階部分は、本の重みで壊れないように補強してありました。確かに、素晴らしい本が沢山ありましたが、それにしても、価値観の違いですから、あの方はあれで幸せなのでしょうが、自分は絶対に嫌だと思いました。
いままでも、いろいろ書籍は購入しましたが、特に重要な本以外は従来のようには購入しなくなりました。電子書籍ならこんな心配もないです。しかも、安いということになれば、どんどん買いですね。
どこかリゾート地に行っても、iPhoneになら、いくらでも本をいれていけるので、便利です。世界中のいろいろな人が安く本当に必要な情報にアクセスできる時代がやってくるということです。素晴らしいことです。
そういわれてみれば、昔は、病院に入院するのでも、学校やどこにいくのでも、本を何冊かは持って行ったのを思い出しました。学校で、古文と、英語があるときには、両方の辞書を鞄の中いれていくのが重くて大変でした。最近の高校生は、電子辞書というものがあるので良いですね。しかし、電子書籍が本格化すれば、iPhoneを持っていけば、いずれ、とこからでも何でも注文できるようになりますね。どこか、南の島にでも行って、読書三昧でもやってみたいです。
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