2010年5月24日月曜日

カップヌードルのあの肉が今も食べられる!?―カップヌードルは社会変革の一つであり立派なイノベーションだった!!

カップヌードルのあの肉が今も食べられる!?(この内容すでにご存知の方は、この項は読み飛ばしてください)



謎肉、ダイスミンチの入ったコープ・ヌードル

まさしく“あの肉”!?
日清「カップヌードル」が「新・うまい! カップヌードル」をコンセプトにリニューアルされ、従来の肉から新開発の角切りチャーシュー「コロ・チャー」に変わったのは、昨年4月。

通称「謎肉」とも呼ばれる独特のお肉、正式名称「ダイスミンチ」に別れを告げて1年以上の時が経つわけだが、今もなお、「あの肉が食べたい!」と切望するファンはけっこう多い。

そんななか、「あの肉が今でも食べられる」として、ネット上などの一部ファンの間で注目されている商品があることをご存知だろうか。
それは日本生活協同組合連合会の「コープヌードルしょうゆ味」だ。

名前からわかるように、コープで売られている商品なのだが、「日清カップヌードルに比べて、麺が少しやわらかい」などと、当然ながらその差異を指摘する声は数あるものの、「肉」に着目すると、確かに従来の日清カップヌードルの「謎肉」と呼ばれていたものにかなり近い気はする。
ちなみに、かつてはミンチ状のあの肉がまだ食べられた日清「カップヌードルビッグ」「シーフードヌードルビッグ」「カップヌードルカレービッグ」のBIGシリーズも、今年4月26日のリニューアルにより、「コロ・チャー」版に変更されている。それだけに、いま、余計に「コープヌードル」の存在が注目されているようなのだ。

実際に「コープヌードル」を食べてみると、繊維が見えないミンチ状のかたまりは、見た目的に「あの肉」そのもの。噛んだときにジュワッとくる食感、得体のしれないジャンク感も、懐かしい。

「コープヌードル」のパッケージをよく見ると、小さくこんな説明もある。
「COOP コープヌードルしょうゆ味は日清食品株式会社との共同開発商品です」
また、日本生活協同組合連合会のサイト上の「コープ商品詳細情報」で「コープヌードルしょうゆ味」を調べてみると、「製造者 日清食品株式会社」とある。
つまり、そのまんま従来の「日清カップヌードル」のあの肉だということ? 同じ製法なの?
日本生協連に聞いたところ、「製法などに関しましては、非開示とさせてください」とのこと。

ちなみに、「あの肉」によく似ていると言われているのは「コープヌードルしょうゆ味」に入っている肉だが、コープヌードルの他の味については、使用していないとのことだった。

コープヌードルが誕生したのは、1994年。近年の売り上げの状況などを聞いてみると……。
「発売後15年経過し、コープ商品縦型カップ麺の中では、ダントツの人気商品となっています。また、2007年秋の小麦価格の高騰による、即席麺全般の値上げの影響で、今までPB商品であるコープヌードルを買ったことがなかった方にも手に取っていただく機会が広がり、さらに供給数量が伸びました」
参考小売価格118円という安さと美味しさで、「あの肉」によく似たものが食べられる「コープヌードル」。あの肉のファンはぜひお試しあれ。


※「コープヌードル」の取り扱いや価格は各地の生協によって異なります。
購入のお問合せはお近くの生協(宅配または店舗)へ→http://jccu.coop/aboutus/coopmap/ *全国の生協案内ページ

カップヌードルは社会変革の一つであり立派なイノベーションだった!!
さて、以前このブログにもカップヌードルのことは何回か掲載しました。「今日は何があった日かご存知ですか?」では、カップヌードは今から、38年前の1971年の本日(9月18日)に発売されました。ちょうど、日本が高度経済成長期にあたったことで、現在のいわゆる団塊の世代が、働き盛りにあったころでした。

大阪万博が開催されたばかりのころで、その頃のGDPの伸びは毎年年率20%近い伸びてした。まさに、日本が世界第二の経済大国になるのが、確定的になりつつあった時代です。そんなときの、カップヌードルの発売は、まさに大量生産、大量消費を象徴するものだったといえます。

そうして、これは、まさに消費者に近いところでの、社会変革であり、立派なイノベーションでした。とくかく、今までない商品の登場でした。良い悪いは、別にして、その後、これだけ日本国内でも、海外でも、売上が伸びたということで、やはり、顧客に支持され時流に沿った商品だったということができます。

カップヌードルは、発売されてから、無論いろいろ新商品が開発されたり、改良・改善も行われたそうですが、それにしても、肉が今回のようにかなり変わったということはありませんでした。変わったということだけでは、そんなに驚きはしないですが、上記のように、他の商品であるコープ・ヌードルの肉が、変更前のカップヌードルの肉と味がほとんど同じということが、話題になるということには驚きました。この商品は、日本人にかなり普及し、肉を変えたことにより、前の味のものが郷愁をよんでしまうまでになってしまったということです。

さて、もう一つは、「ミルクシーフードヌードル、塩キャラメル、カレー鍋-ピサテンフォーの???とも共通する味のコラボレーション?!?!」ということで、その当時、食品でトレンドになっていたものの中のの一つとして掲載しました。これに関しては、先のイノベーションとは異なりますね。そうです、先のかっプヌードルの誕生は、それまで、世の中になかったものの誕生です。

しかし、ミルクシーフードヌードルは、すでにあったカップヌードルというものの改良・改善にすぎないということです。最近のいわゆる新商品といわれるもの、ほとんどがこれです。今でも、いわゆるカップヌードルが

真のイノベーションとは、カップヌードルのように、それまでなかったものを作り出し、見たことのない全く新たな需要を喚起して、日本人のライフスタイルを変えてしまうようなものだということです。

昨日は、レナウンが中国企業の傘下に入ってしまったことを掲載し、その中で、「顧客ニーズがどうのこうのと」ばかり言って、イノベーションを行わな企業は軒並み業績不振であることを掲載しました。

そうです、最近では、従来の延長線上での新商品開発ばかり行われていて、カップヌードルの開発のような、それまで、みたことも聞いたこともないような商品開発が、あまり行われなくなりました。

現在はデフレでものがなかなか売れない状況ですが、本当の意味でのイノベーションがあまり行われなくなったということもあると思います。

日本は、実は、昨年のエコノミスト誌によるイノベーションランキングでは世界一でした。そうして、確かに素晴らしい技術開発などかなり行っています。しかしながら、カップヌードルに見られような、最終消費者向けの商品などでの、イノベーションがあまりみられなくなってきたと思います。

そういわれてみれば、最近、私たちの身の回りで、それまでにない全く新しい商品・製品というと、探すのが大変です。ごく最近で思い出すのは、iPadくらいのものではないでしょうか?iPad確かに、既存の技術などの組み合わせという側面もありますが、iPadd自体は、それまでは見たこともないものであり、明らかなイノベーションです。しかしながら、残念ながらアメリカの企業によるものです。

最近は、デフレです。デフレは、現在の民主党は逆のことばかりしているようですが、財政支出して経済対策を行えば、いずれ克服できます。しかし、克服したとしても、多くの企業でも、個人でも、従来の延長線上でのみ、物事を考えていれば、すぐにもとに戻ってしまいます。

だからこそ、いまこそ、最終消費者向けのイノベーションが重要なのだと思います。多くの企業が知恵を絞て、いくつものイノベーションをおこせば、そこには、今まで見たこともきいたことのない需要が生まれます。イノベーションを起し続ける企業は、不況もデフレも関係なく存続できるのだと思います。逆に、それを起し続けなければ、いずれ限界的な存在になり市場から消え去るしかなくなるのだと思います。

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