2009年12月28日月曜日

Google検索で新年のごあいさつ - 「検索ストーリーメーカー」に年賀状機能-ユーザーや消費者はストーリーを求めている(3)!!

http://journal.mycom.co.jp/news/2009/12/26/004/index.html

ユーザーや消費者はストーリーを求めている(3)!!

上の話や、これから下に書く話をご理解いただくには、予め検索ストーリーを知っていただく必要があると思います。検索ストーリーそのものについてご存知のない方は、以下の文字列をクリックしてください。


さて、このGoogleの検索ストーリー、非常に面白い企画だと思います。インターネットの検索エンジンなどというと、少し前まで、「調べ物」という感覚が強くて、人の人生のひとコマとか、人生のストーリーとはあまり関係のないものと考えられていたと思います。

しかし、これほど普及してくると、多くの人々が日々利用するようになり、調べ物などの範囲を超えて、様々に利用されるようになったきたということです。人生の節目で、多くの人々が必要性にせまられて、いろいろなキーワードを検索するようになってきたのだと思います。

たとえば、親や兄弟にお祝い事でや、自分にとって本当に大事な人のために何かのプレゼントを探したり、彼女にプレゼント買ったり、場合によっては、指輪を探すのに検索したりとか、デートをするときのレストランを探したりとか・・・。留学するための資料集めをしたりとか、それこそ、就職先を探したり、人生の大事な局面にも、インターネット検索エンジンが関わりを持つようになってきたということです。

Google検索は、検索機能の枠を超えて、人々の中にいろいろなストーリーをもたらすようになってきたのです。Googleも、検索エンジンとしての技術的な側面だけ、訴求していても、限界があるのだと思います。それだけでは、他の検索エンジンとは、差別化が難しいのだと思います。確かに、優秀な技術を次々と提供し続けること、いつも安定したサービスを提供し続けること、これだけでも、十分ストーリーは生まれてくるのですが、それだけでは他との違いをあまり強調できないのだと思います。

そこで、自分なりの本当のストーナーや、仮のストーリーなどもつくれるような、このようなサービスを提供し始めたのだと思います。これによって、さらに顧客との関係を強化することを狙っているのだと思います。それにこのストーリーは、YouTubeで発表できることから、多くの人が発表できるし、それは、すべてGoogleの検索エンジンを共通にした人生ストーリーになっているということです。

以前このブログでは、顧客やユーザーは、単なる商品、サービスを求めているだけではなく、それにまつわるストーリーを求めているということを掲載したことがありますが、ITのトップランナーでもあるGoogleがこのようなストーリーに着目し、ユーザーの人生と関わりのあるストーリをつくることができるサービスを提供し始めたことは、注目に値すると思います。また、これに年賀状機能を付加したことは、よりいっそう日本人に親しめるものにするものだと思います。

特にこの年賀状機能という、日本人の伝統文化に基づいたサービスは素晴らしいプロモーションだと思います。このブログで書いているように、現在日本国政府の財政には有り余るほどの余裕があるというのに、経済対策が筋違いで、本当は不況になどなる必要性もないのに不況で雇用も安定しないような、理不尽ともいえるような世相です。現在日本は、家計の資産合計は、1,400兆超円、うち現金・預金(いわゆる貯蓄)は全世界の半分を占め、日本国政府の対外資産も過去18年間世界一という空前の豊かさの中で、経済だけがつまづいているという史上稀にみる状況を迎えています。経済面だけをみていると、一昔前のイギリスのようでもあります。私は、この日本の不景気を「理不尽な不景気」と呼ぶことにしたいです。

ご存知のように、イギリスは、最近も経済危機にありますが、少し前の経済力が極端に衰えたイギリスでは、伝統文化が見直されたり、歴史が見直されたりしました。その当時、日本は「JAPAN AS NO.1」という本がベストセラーになっていましたが、書店では、未来に関する書籍が山積みにされていました。アメリカでは、経済に関する書籍が人気を集めていました。おそらく、この理不尽な不景気は、少なくともここ、1~2年は続きそうです。こうした、世相では、やはり、一昔前のイギリスのように、伝統文化や、歴史が見直されることになるのだと思います。ただし、本来的には、日本は豊であるため、当時のイギリスとはまた違った形のもっと前向きな形の見直しということになるのではないかと思います。

人々は、もともとストーリを求めるという性質がありますが、現在の世相を見抜いたGoogle Japanは、年賀状機能という機能をこの新サービスに付加したのだと思います。最新のITのサービスに、日本の伝統文化の味付けをするというこのやり方、素晴らしいと思います。現在の日本は、理不尽な不景気にあるわけですが、不景気とはいっても、経済がつまづき、そのつまづきに直接影響されている人たちが、職を失ったりして大変な目にあっているわけであって、それ以外の人々は給料が多少目減りしたくらいの影響しか受けておらず、他国に比較すれば裕福であることには変わりありません。

だからこそ、ITなどの先進の技術にも関心は失っていないと思います。だからこそ、Googleのこのやり方は、現代の世相に非常にマッチしていると思います。このやり方は、IT関連以外の事業を実施されている方にも十分に参考になると思います。このようなやり方、他にも事例がありますが、またの機会に譲ることとし、本日はこれで締めくくらせていただきます。

皆様、本年中は本当にお世話になりました。良いお年をお迎えください!!



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