2010年6月29日火曜日

09年度税収が1.9兆円上振れ、新規国債を1.5兆円減額=一般会計決算―本格的に景気が復活すればこんなものではすまない!!

09年度税収が1.9兆円上振れ、新規国債を1.5兆円減額=一般会計決算(この内容すでにご存知の方は、この項は読み飛ばしてください)

財務省は29日、2009年度の一般会計決算概要を公表した。税収は景気持ち直しによる企業収益の改善などで補正後予算から1.9兆円程度上振れし、38.7兆円程度になる見通し。これに伴い6月中に予定していた赤字国債の発行を1.5兆円とりやめ、09年度の新規国債発行額は補正後予算の53.5兆円程度から52兆円程度に圧縮される。09年度決算の純剰余金は1.6兆円程度になる見通し。

決算の詳細は7月30日に確定する。

歳入面では、年度後半の景気持ち直しを背景とした企業収益の改善で、法人税が当初見込みの5.2兆円程度から6.4兆円程度に増加したことなどを主因に、税収が1.9兆円程度上振れする見通し。一方、税外収入は、円高による保有外貨資産の目減りで日銀納付金を中心に3300億円程度減少する。

税収の上振れに伴って、09年度に予定していた赤字国債発行について、6月分の1.5兆円をとりやめる。これにより、09年度の新規国債発行額は補正後予算額の53.5兆円程度から52兆円程度に圧縮される。

歳出では、当初想定金利よりも市場金利が低く推移したことなどから国債費の不用が約8000億円発生するなど歳出の不用額が2.2兆円程度となる見込み。この結果、地方交付税交付金の財源分を控除した09年度の純剰余金は1.6兆円程度となる。

純剰余金の取り扱いについては、財政法において半分以上を国債償還などに充てることが義務づけられており、財務省では「規定を踏まえて対応する」(野田佳彦財務相)方針だ。


本格的に景気が復活すればこんなものではすまない!!
こういう数字は、単年度だけをみていては、何も意味がありません。だから同じ数字が過去にどうだったのか、掲載してみます。

国税     所得税    法人税    消費税   GDP(実質)
1990 62.8兆円、 26.0 兆円、 18.4 兆円、 5.8兆円、 460兆円
-------
2000  50.7      18.7      11.7       9.8       503
2001  47.9      17.8      10.2       9.7       504
2002  43.8      14.8      9.5       9.8       505
2003  43.2      13.9      10.1       9.7       512
2004  45.5      14.6      11.4       9.9      526
2005  49.0      15.5      13.2      10.5      536
2006  49.0      14.0      14.9      10.4      549


2008年、2007年は金融危機があったので、除外してみました。金融危機以前は、50兆近く税収があったということがおわかりになると思います。1990年は、60兆もありました。この年は、なぜこんなに税収があったかといえば、景気が良かったからです。1990年はバブル期の最後の年にあたります。

こうしてみると、日本の税収は、60兆は例外にしても、50兆くらいあってもおかしくないくらいです。なのに、こんなに最近の税収が落ち込んであるのは、景気が悪いどころか、デフレ状況にあったからです。このデフレ状況昨年の最盛期の頃がそのまま続いていたら、おそらく、最初の予測どおりに税収はもっと少なかったでしよう。

しかし、麻生政権のときの経済対策により、この時点(4月末)では、まだまだ顕著なデフレ傾向にあり、ほんどの人が実感していなかったと思いますが、当初予想より1.9兆円ほどの上ブレがあったということです。ここで、麻生政権の経済対策というのは、政権が変わったからといって、すぐにその政策がすぐに経済に反映するわけではないので、昨年の8月までは、麻生政権だったわけで、年度末くらいまでは、民主党の影響はほとんどなく、民主党の影響はこれからだということです。

景気が良くなって、税収が40兆円程度水準にもどれば、財政もかなりやりやすくなるということはおわかりですね。もし、景気がさらによくなり、少し前の50兆円のレベルにもどったりしたら、かなりのものです。単年度ではむりですが、10年、20年というスパンでは財政バランスも良くできることは容易にご理解いただけるものと思います。だから、今は、財政を緩めて、積極的に有益な公共工事など増やすべきなのです。

最近は、少し良いようですが、この状況はいつまで続くかわかりません。なにせ、民主党が緊縮財政を行っていますから、二番底がくるかもしません。今水準で、増税なんぞしたあかつきには、税率があがるだけで、ますます、経済が冷え込み、かえって税収は減る可能性があります。マクロ経済学では、デフレのときなどは、財政を緩めたり、減税をせよと教えています。だから、財政は緩めましょう。減税をしろとはいいませんから、せめて、据え置きましょう。

でも、財源はないではないかという方に、私は、「あります。それは国債です」。と胸をはって答えます。なぜ、そういえるかについては、このブロクを読んでいただいている皆さん十分おわかりですね。これについては、昨日も掲載しているので、本日は書きません。詳しく知りたいかたは、昨日の私のブログを読んでください。

昨日に引き続き、似たような内容をかいてしまいしましたが、本日は、まるで昨日の記事にあわせたかのように、財務省から税収のレポートがありましたので、作日のブロク゛記事の信ぴょう性をさらに増すためにも本日の内容を記載させていただきました。

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