2010年11月23日火曜日

新たな日中摩擦 鉄道技術“盗用”の中国が各国に売り込み攻勢 ―【私の論評】中国は鉄道事故が多すぎ!!こんな国の鉄道など、まともに考えれば、誰も買わない?

新たな日中摩擦 鉄道技術“盗用”の中国が各国に売り込み攻勢 


今年5月上海発 桂林行き、K859が江西付近で土砂崩れに巻き込まれ、

20人ほど死亡とされているが、その後実際は100人ほど死亡したらしい


中国の国有企業が日本の高速鉄道技術を基礎に日本製より速度の高い高速列車を作り、中国独自の製品として諸外国に売り込もうとしていることについて、日本側から「約束違反」との抗議が起き、新たな日中摩擦となりつつある。米紙ウォールストリート・ジャーナルが18日、報じた。

同紙は「(各国の)列車製造者たちは中国の高速のデザインに非難の声を高めている」との見出しの記事を掲載。その中で、日本の川崎重工業やドイツのシーメンス、カナダのボンバルディアなど鉄道建設各社がここ数年、中国に高速鉄道の列車や技術を売り込んできたものの、中国企業が外国製より速い列車を開発して米国やサウジアラビア、ブラジルなどに売り込もうとし、外国企業が不満を高めている、と指摘した。

青島に拠点をおく中国の国有企業「中国南車」(CSR)は最高時速約380キロの列車「CRH380A」を完成させ、開発は中国独自の技術の結果だと主張。ただ、CSRは2004年に川崎重工と契約を結び、新幹線の「はやて」9両編成分を輸入、中国領内で日本の技術を利用して計51両を製造した。川崎重工は中国側の「独自技術を開発した」との主張には明確に異論を唱えているという。

中国の国有鉄道関連企業は高速鉄道の売り込みを国際的に広げ、ベネズエラやトルコでのプロジェクトに参入し、日本企業の強力な競争相手となっているが、川崎重工は、中国に提供した技術は中国国内だけで使うとの約束があったと主張しているという。

同記事は一方、日本や欧州企業には中国が高速鉄道でも知的所有権を違法に取得したとの見方が多いとし、中国側の今回の出方を予測して、新幹線の対中輸出を拒んだJR東海の葛西敬之会長が「中国はすべての技術を無料で移転しようとした」と話したことを“先見の明”があったと指摘している。

中国は鉄道事故が多すぎ!!こんな国の鉄道など、まともに考えれば、誰も買わない?
中国の鉄道といえば、古くは、上海列車事故(しゃんはいれっしゃじこ)がまだ、記憶にも生々しいとろです。この事故は、1988年(昭和63年)3月24日に中国上海郊外で発生した急行列車同士による列車衝突脱線転覆事故です。修学旅行のため乗車していた日本の高校生が事故に巻き込まれ、多数の死亡者を出しました。

中国の鉄道の表向きの発展ぶりは、目覚しいものがあります。


今年7月には上海と南京を結ぶ高速鉄道、2010年10月には上海と杭州を結ぶ高速鉄道が開通しました。いずれも時速300キロ以上の速度を目指しており、さらに2011年には開通する上海-北京の高速鉄道では、時速350キロを目指すといわれています。

実現すれば、上海-北京1318キロが約4時間程度で結ばれることになります。一度に開通する高速鉄道としては世界で最も長い距離の高速鉄道となります。総投資額は2209億元と発表されています。

これにあわせて、CRH3型の時速380キロ対応の列車の製造を始めており、まもなく上海-南京間で試運転が行われていました。今回の展覧会でも、その車輌の模型が公開されていました。

すでに、天津-北京の高速鉄道で時速394.3キロを出した車輌とほぼ同じだ。16両編成で、総定員は1026人。世界で営業速度が最も速く、高密度な輸送をめざすそうです。

ところが、そんな中国で、鉄道事故が絶えません。今年5月には、上海発 桂林行き、K859が江西付近で土砂崩れに巻き込まれ、20人ほど死亡とされていますが、実際には、その後の死亡者も含めて、100人は亡くなったものと思われます。

上の動画を見ていたたげれば、その惨劇を理解できる事と思います。

表面上では、世界一のスピードを出す高速鉄道を自力で国産化としていますが、上記の記事でも明らかなように、。日本車両技術を習得してコピーしたというのが、実体です。中国のコピー文化ここに極まれりというところです。

しかしこうした鉄道を支える線路などのインフラも、中国ではかなりの突貫工事が慣例となっています。本当に乗客の命を考えて、工事をしているのか不安なとこがあります。、

中国の公共事業は、朝夜完全24時間体制で行われるというのが通例ですが、労働者の管理は不十分なのが当たり前です。先の脱線事故は、こうした手抜きが原因と考えられます。

中国の鉄道工事は、いつも短時間で突貫工事をするので、24時間労働で朝から晩までやるのが、当たり前です。それでも間に合わなければ、手抜きでカバーをする。 この様な悪循環連鎖反応が、これが中国の昔からの実体で、今も変わらないです。

このような実体が分かれば、中国の鉄道などどの国も導入しないと思います。少しくらい速くても危険であれば、何にもなりません。まあ、どこかの国で極端に人命が安いような国は別でしょうが、まともな国であれば、導入しないでしょう。

それに、鉄道のレールなど、日本の鉄鋼技術はずば抜けていて、世界の鉄道のレールのほとんどが日本製です。日本でないと、現在の摩耗の少ないレールはつくれないのです。中国が、レアアースを禁輸するというのなら、日本もレールを禁輸したらいいのではないでしょうか?_

少しのあいだは、動くでしょうが、摩耗すれば、取り替えなければならないです。そのとき、大変でしょうね。これに限らず、鉄道といえば、インフラのかなりの部分、どこの国でも日本に頼らなければならない部分が多いです。

あっ、そうか、中国は人命は安いですから、レールなんぞは、すぐに摩耗して、列車が脱線してもかまわないので、いいのか?(笑)


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3 件のコメント:

たかの さんのコメント...

こんばんは。まともに考えれば誰も買わないんですが、中国は餌をぶら下げますからね。。。

匿名 さんのコメント...

北朝鮮は、破れかぶれになれば、国家崩壊と同時に、核ミサイルを日本に撃ち込んでくる可能性が高いです。

スパイ防止法案と憲法9条の改正(希望は憲法の作り直しがベスト)と先制攻撃可能な軍備が必要不可欠でしょう。

日本の報道規制に関しては、弊ブログの
『国民を洗脳するマスコミの実態』をご参照ください。

http://ochimusya.at.webry.info/201011/article_14.html

山田 豊 さんのコメント...

たかの様、おっしゃる通りですね。でも、それが外交というもので、日本などもっともっと旨く立ち回ることができるはずなんですが、本当に日本は下手ですね。

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