- トランプは1月6日の事件前に、安全確保のため州兵または国防軍の派遣を要請していたが、国防総省はこれを無視し、逆に州兵の出動を制限した。
- 1月6日の議事堂襲撃時、州兵の派遣が大幅に遅れ、事態対応が遅れた。マッカーシー陸軍長官の不可解な行動(出動命令の遅れ、電話応答の拒否)が指摘されている。
- 公開された議事堂内の監視カメラ映像では、トランプ支持者の暴力的な行動はほとんど見られなかった。
- 多くのトランプ支持者は、議事堂警察の誘導に従って議事堂内を平和的に見学していたことが明らかになった。
- これらの事実から、トランプが意図的に陥れられた可能性や、反トランプ派が事件を仕組んだ可能性が示唆されている。
議事堂内を見学するトランプ支持者 左は「Qアノン・シャーマン」とも呼ばれたジェイコブ・チャンスリー |
トランプは事前に国防総省高官と会い、州兵または国防軍の派遣を要請していたことが明らかになった。しかし、この要請は無視され、さらに1月5日にマッカーシー陸軍長官が州兵の出動を制限する異例の命令を出した。
1月6日の時系列は以下の通り:
- 午後0:53: 暴徒が議事堂に侵入
- 午後3:04: ミラー国防長官代理が州兵の即時配備を承認
- 午後5:08: マッカーシー陸軍長官が出動命令を出す
- 午後5:53頃: 州兵が議事堂に到着
さらに、ワシントンDC州兵の副司令官アーロン・ディーンの証言によると、州兵の司令官ウォーカー少将が午後2:30から5:00の間にマッカーシー陸軍長官に3回電話をかけたが、すべて留守番電話になったという。
これらの事実から、反トランプ派がトランプを陥れるために事件を仕組んだという仮説が浮上している。この仮説では、反トランプ派が暴力的な行動を起こし、トランプ支持者を議事堂内に誘導したとされる。
この仮説を支持する要素として、議事堂内の監視カメラ映像が2022年秋の中間選挙後まで公開されなかったこと、公開された映像にはトランプ支持者の暴力的な行動がほとんど見られないことが挙げられる。
公開された動画から、多くのトランプ支持者は議事堂内を平和的に見学していたことが判明した。これにより、トランプ側が議事堂襲撃を起こしたという主張は誤りである可能性が高まった。むしろ、トランプを陥れようとする勢力が計画的に事件を引き起こした可能性が示唆される。
アメリカでトランプが依然として大きな支持を得ている理由は、この構図に気づく国民が増えているためと考えられる。主流メディアがトランプを批判し続ける中、そうした報道を信用しない層が分厚くなっているのが今のアメリカであると理解すべき。
- トランプ氏は2020年の大統領選に敗北し法的問題に直面、高市氏も自民党総裁選で敗れ、党内での支持基盤が課題となっている。
- メディアの影響: 高市氏は保守的な政策が過度に強調され、ネガティブなイメージを持たれた。また、トランプ氏も「フェイクニュース」としてメディアを批判しており、両者のメディアとの関係に類似性が見られる。
- 高市氏は保守層からの強い支持を受けており、トランプ氏も熱心な支持者が存在する。両者は共通の支持基盤を持っているようだ。
- トランプ氏と高市氏は、国民の不満に応えつつ解決策を提示する点で、ポピュリズム的な側面を持っているが、その解釈には注意が必要。この米国英語の本来の意味は、「中産階級の代弁者」
- 高市氏は党内改革を目指し、トランプ氏はエスタブリッシュメントに挑戦しており、両者は異なる背景ながら共通の挑戦を抱えている。
トランプ氏 |
高市早苗氏 |
高市早苗氏とドナルド・トランプ氏の現状には、いくつかの共通点が見られます。まず、両者は政治的逆境に直面しています。高市氏は自民党総裁選で敗北し、党内での支持基盤に課題を抱えており、トランプ氏は2020年の大統領選に敗れた後も法的な問題に苦しんでいます。
また、彼らはメディアとの関係においても似たような立場にあります。高市報道は高市氏のイメージに悪影響を及ぼしており、トランプ氏もメディアを「フェイクニュース」として批判しています。どちらも特定の支持層から強い支持を受けており、高市氏は保守層からの支持を得ており、トランプ氏も熱心な支持者がいます。
さらに、彼らの政治的アプローチにはポピュリズム的な側面があり、国民の不満に応えつつ解決策を提示しています。ただし、ここでいうポピュリズムとは、本来の意味のそれです。
「ポピュリズム」の対義語は「エスタブリッシュメント」です。エスタブリッシュメントは支配階級・上流階級の意味ですが、分かりやすく現在の日本で例えるなら朝日新聞のような自称インテリ、朝日岩波文化人を指します。
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