2010年7月19日月曜日

海兵隊不要論/米議会で高まる機運 好機生かし普天間返還を―海兵隊不要論は設立以来何回もあったこと、学ぶとすれば自己変革力だ!!

海兵隊不要論/米議会で高まる機運 好機生かし普天間返還を(この内容すでにご存じの方は、この項は読み飛ばしてください)

普天間基地の地図
大きな地図で見る

米国内で、在沖海兵隊の不要論が急浮上している。

米下院民主党の有力議員バーニー・フランク氏が「米国が世界の警察だという見解は冷戦の遺物で時代遅れだ。沖縄に海兵隊がいる必要はない」と主張し、大きな波紋を広げている。
米国内での不要論の広がりは沖縄にとって好機到来である。日本側から在沖海兵隊の撤退や普天間飛行場の県内移設なき返還を要求すれば、許容する米国内の空気が醸成される可能性が出てきた。

軍事費と覇権に異議


過重な基地負担の連鎖を断つことを求める沖縄の民意を反映することは民主主義の王道だ。海兵隊撤退の流れが米国内で強まることを期待したい。

これまで、米上下院議員の中で在沖米軍基地の大幅縮小を求める議員はいたものの、下院歳出委員長を務めるフランク氏の影響力は別格だ。連邦議員を30年務め、政策立案能力が高く評価されている。

オバマ大統領が最重要懸案の一つと位置付ける米金融規制改革法案が上院で歴史的可決に至ったが、上下両院の一本化作業を担った。その重鎮が放った海兵隊不要論は、瞬く間に主要メディアがこぞって取り上げる事態となった。

同氏の主張は二点で注目される。一点目は、米国の厳しい財政赤字を踏まえて膨張の一途にある軍事費に果敢にメスを入れる考えを示し、二点目は米国の覇権主義と決別すべきだと唱えている。
フランク氏は共和党下院議員と共同で、オンライン政治誌に論文を寄せ、国防費削減を提唱した。大きな反響を呼び、大手メディアの番組に相次いで出演した際、真っ先に閉鎖すべき基地として普天間飛行場を挙げ、こう語った。

「海兵隊がいまだに沖縄にいる意味が分からない。台湾と対じする中国を野放しにしたくはないが、沖縄にいる1万5千人の海兵隊員が何百万人もの中国軍と戦うなどとだれも思わない。海兵隊は65年前にあった戦争の遺物だ。沖縄の海兵隊は要らない。将来的にも活用する機会はない」

軍事費を増大させる中国と核開発を進める北朝鮮をにらみ、日米両政府は、沖縄の地理的優位性や疑問だらけの抑止力を振りかざし、沖縄に海兵隊を置く根拠にしてきた。フランク氏の問題提起はその矛盾を端的に突いている。

米政府は6月に「軍事費を2012会計年度から5年間で1兆ドル削減する」という方針を出した。イラク、アフガンの戦争で膨らんだ戦費を大幅削減しないと、財政が立ちいかなくなっていることを示す。
軍事による平和構築には限界があり、国家財政を破たんさせかねないことを自覚した対処方針であり、海外で大規模展開する米軍基地を縮小する流れは、押しとどめることはできないだろう。

日本政府が提起を

東アジアを見ると、米国と中国の経済的結び付きがどんどん深まっている。

2009年の米側統計によると、米中間の貿易額は約3660億ドルとなり、日米間の約1470億ドルの2・5倍となった。昨年来日した米国人は70万人だが、訪中した米国人は171万人だった。
米中間の緊密さが日米よりずっと強まる中、日米同盟と在沖米軍の抑止力によって、中国ににらみを利かす軍事優先的な思考はもはや時代にそぐわなくなっている。
米国の安全保障政策が大きな分岐点を迎える中、日本との関係で考えると警戒が必要な面がある。

米軍の駐留経費を「思いやり予算」の名目で、世界一気前よく負担しているのが日本である。米軍の駐留経費の約7割も負担しているのは日本だけで、ドイツや韓国などに比べその突出ぶりが際立っている。

財政に窮する米国にとってみれば、日本に基地を置き続けることほど楽なことはないだろう。
海外の米軍基地縮小の必要性と一線を画し、在日米軍基地だけは維持する選択をしかねないだけに、日本側の姿勢が問われる。

普天間飛行場の県内移設は、沖縄の大多数の反対世論と先の参議院選の民主党惨敗で、菅政権の“推進力”が乏しくなった。

過重負担にあえぐ沖縄がとげとなり、日米安保が不安定化することを避けたいのであれば、日本政府は戦略的に米国と向き合い、県内移設なき在沖海兵隊の撤収を堂々と提起すべきである。(琉球新聞より)

海兵隊不要論は設立以来何回もあったこと、学ぶとすれば自己変革力だ!!
さて上の記事では、米下院民主党の有力議員バーニー・フランク氏が「米国が世界の警察だという見解は冷戦の遺物で時代遅れだ。沖縄に海兵隊がいる必要はない」と主張したことをあげている。そうして、それを論拠として、普天間基地の変換させるべきことを説いている。

ことの是非は、ここでは述べないが、琉球新聞が掲載しない事実を掲載しておきます。そもそも、海兵隊不要論は、アメリカではいままでも、数えきれないほど言われてきたことです。これに、関してはアメリカ海兵隊の創立の頃からの歴史を振り返ってみる必要があります。

1775年に英国を模して創設されたアメリカ合衆国海兵隊は、独立戦争以来、2度の世界大戦、朝鮮・ベトナム・湾岸戦争などで重要な任務を遂行し、遂にはアメリカの国家意志を示威するエリート集団へと成長しまた。はじめは海軍内でとるに足りなかったならず者たちが自らの存立を懸けて新たな戦術を考案し、組織の自己革新をなしとげたのです。

海兵隊は設立当初は、海軍艦艇の警護を行っていました。艦艇の警護というと、不思議な感じをうけますが、当時は、今と違って、艦艇には軍隊とともに、金で雇われている水夫が多数乗艦していました。当時の水夫というと、いわゆる荒くれ者の集まりで、しかも、金で雇われているということから忠誠心も低く、長い航海などで反乱をおこすものも現れるということもあったくらいです。だから、海兵隊がこの警備を一手にひきうけていたわけです。

この設立のときの役割だけを担うだけだったら、海兵隊などとっくに姿を消していたことでしょう。海兵隊に関しては、無論設立の頃から、毎年のように不要論がいわていました。海兵隊は、設立の当初から存立の危機にさらされ続けていたのです。


アメリカ海兵隊といえば、我々にとっては「太平洋戦争当時にガダルカナルや硫黄島で日本軍と激闘を交えた米軍の水陸両用戦部隊」というイメージが強いです。でも太平洋戦争開始前に米海兵隊がどういった存在なのか。彼らがどのような歴史的経緯を経て現在の姿になったのか。それらについては意外と知られていません。

先程述べたように、艦上における警察官としての役割からその歴史が始まった米海兵隊は、やがて前進基地防御という新しい任務を獲得し、さらに日本の脅威が顕在化してくると「水陸両用作戦」という新しい任務を創出していきました。そして太平洋戦争における日本軍との激闘は、その概念をより発展させることになりました。 アメリカ海兵隊は、南の島で、日本と一回交戦するたびに、その内容を反省し、現場にフィードバックをしたり、武器の改良・改善を行いました。特に上陸用舟艇の改変は特筆すべきものがあります。興味のあるかたは、調べてみてください。

当時の米国に関しては、日本では物量ばかり強調され、こうした地道な活動など顧みられるはありません。しかし、1回交戦するごとに、日本軍を研究し、組織や武器、軍事オペレーションを改善したため、そんなことをしない日本軍とは、戦争末期には圧倒的な差異となり、完璧な勝利という形になりました。

その後朝鮮、ベトナムの戦いを経た米海兵隊は「海兵・空・陸機動部隊」(MAGTF)という概念を生み出し、それを具現化するためにV/STOL攻撃機、海上事前集積艦(MPS)、揚陸戦強襲艦(LHA)等を開発していきました。そして今日、米海兵隊は緊急展開部隊の中核として、戦場に真っ先に投入されて敵と戦う役割を担っています。

海兵隊の中核的能力は、独自の集中的な機能配置という考え方に象徴されます。これは、武器や軍隊を組織の使命の遂行にもっとも適合するようにすべての機能が相互に影響しあって全体として統一体のように行動できる関係を構築する配置であり、その際、あらゆる要素を平等に扱うのではなく、中心的機能を明確にして、ダイナミックな集中が生れるように有機的な関係を形成するという考え方です。

海兵隊の中心機能は歩兵(ライフルマン)です。海兵隊の全ての機能は「歩兵」を支援することに徹しています。

たとえば、海兵隊の航空パイロットは飛行任務に志願できるまでの2年間、陸上士官として陸上部隊について働きながら学びます。その後も現役期間を通じ、陸上勤務者と同じ技術学校で学ぶことになります。歩兵の動きがわかるから、どこに爆弾を投下すれば味方が傷つかないかもわかるのです。

また、海兵隊員の中核技能(コアスキル)である「ワン ショット・ワン キル(一発一殺)」の射撃技術を「訓練で汗を流せば、それだけ戦場で流す血が少なくてすむ」という哲学にしたがって、みっちりたたき込まれます。11週間にわたる新兵訓練「ブーツ・キャンプ」は、厳しい訓練だからこそ海兵隊の中核価値と中核技能が何かを徹底的に体感でき、しかも同期生同士あるいは全隊員が共有できる経験なのです。経理だろうとパイロットだろうと、皆が「ブーツ・キャンプ」など厳しい歩兵訓練を共体験した仲間となります。また、海兵隊では、どんなに戦況が厳しかろうと、仲間を置き去りするということはしません。多少の犠牲は厭わず、救出することが慣例となっています。たとえ、死亡したとしても、遺体でも、原則として必ず回収して、遺族のもとに届けます。

こうしたことが、強い今日の強い海兵隊を築く基となっているのです。

さて、こうしたアメリカ海兵隊が、さしたる理由もなく、沖縄に基地を配置するでしょうか、鳩山さんや、菅さんなどは思いつきで基地を配置するかもしれませんが、海兵隊、特に自己変革、組織変革を推進してきた上層部は絶対にそんなことはありません。


上の記事では、フランク氏は「沖縄にいる1万5千人の海兵隊員が何百万人もの中国軍と戦うなどとだれも思わない」などとしていますが、私もそう思います。ただし、フランク氏や上の記事を書いた、琉球新聞の思っているような意味においてではないと思います。

彼らは、海兵隊の任務が何であるかをすっかり忘れています。海兵隊の主要な任務は、もともと敵の軍隊と本格的に戦ったり戦線を長期間にわたって維持することではありません。それであれば、わずか1万5千人の軍隊では何の役にもたちません。しかし、その任務は、太平洋戦争の頃から変わらず、橋頭堡をつくり、それを陸軍などに引き継ぐことです。橋頭堡を築くということであれば、何も、膨大な数の軍隊は必要ありません。それよりも、少数精鋭のほうが役にたちます。

敵の手の届かぬところ、弱いところに集中的に短期的に攻めこみ、制圧し、後続部隊を待つというのであれば、かえって、大部隊ではやりずらいです。そうして、まさにこのために海兵隊が沖縄に駐屯しているのです。地図で沖縄の位置を良くみていただきたいものです。南北を入れ替えてみると、わかると思いますが、沖縄は地政学的にいって絶好の位置にあることがはつきりみてとれます。

沖縄がなければ、中国は何の障壁もなく、太平洋に出てくることがありますが、その前に、沖縄列島が立ちはだかっています。さらに、コンパスを持っている方、沖縄にコンパスの針をおいて、いくつかの円を描いてみてください。台湾にも近いし、いざというときには、中国本土にもヘリコプターで橋頭堡を築くことができることに気づくに違いありません。ちなみにヘリコプターの航続距離は、長いもので1000km程度です。生き帰りも想定すると、500kmくらいです。これを知って良く地図をみれば、沖縄なら何とかなりますが、社民党などか提唱しているテニアンでは到底無理なことがわかります。

それと、中国とアメリカの関係最近必ずしも良好とはいえませんね、それから、最近非常に気になることがあります。それは、尖閣列島の危機です。

来年6月17日に中国人(在外華僑)が100隻余の漁船で大挙して尖閣諸島侵略を計画している模様です。そのための決起集会とも考えられる 「2010年9月18日ロサンゼルス全世界華人釣魚台回復旗揚げ大会」 をアメリカで挙行するそうです。同時に尖閣を自国のものとアピールするための文化宣伝活動の一環としてドキュメンタリー映画を作成し全世界に配信するそうです。

要は、アメリカや世界は中国人の行動に干渉するなということでしょう。ちなみに、尖閣の領有権についてアメリカ国防総省のセドニー次官補代理は米は中立の立場をとると言明しているので、安保は発動されない可能性もあります。では、自力でといっても、海保も自衛隊も政治決断がはっきりしなければ動けません。

しかし、その政府は謂わば盗賊の引き込み役そのものですよ。だから、あっという間に尖閣は取られる可能性が大です。そうなると、さすがの日本国国民も覚醒してデモだの何だので全国的規模で騒ぎだすでしょうが、その時は尖閣諸島は中国人だらけになっているはずです。もう遅い。あの北京五輪聖火リレーの長野騒乱以上の大規模なシナ人暴動が待っていたとばかりに一斉に火を噴いて、日本人は排斥されるでしょう。

とは、いいながら、アメリカの海兵隊がすぐ近くの沖縄に常駐しているということは、華人たちにもかなり大きなプレッシャーになっていると考えられます。だからこそ、わざわざアメリカで華人大会など開催してアピールするのだと思います。

アメリカの海兵隊は、戦争だけではなく、反乱などの鎮圧なども実施します。大量に押し寄せてきた、華人など、蹴散らすことはもとより、正規軍との交戦でも、はるかに優位にたつことができるでしょう。

このような、動きから沖縄のアメリカ海兵隊は、鳩山さんのように学ぶまでもなく、ますます、重要になってきているのは明らかです。

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2010年7月18日日曜日

宮崎駿「iPadは自慰行為そのもの」 「iナントカじゃ大切なものは手に入らない」―日本解体を頑なに信じる妄想老人の仲間か?

宮崎駿「iPadは自慰行為そのもの」 「iナントカじゃ大切なものは手に入らない」(この内容すでにご存じの方は、この項は読み飛ばしてください)


宮崎駿監督

   映画監督の宮崎駿さんが、アップルのタブレット型端末iPadにダメ出しをしたとネットで話題になっている。iPadを使っている人は新製品にとびついて得意になっているだけの「自慰行為」そのもので嫌悪感すら覚える。誰もがiPadで入手できる程度の情報はたいしたものじゃない、というのだ。

   宮崎さんのこの発言はスタジオジブリが発行しているフリーマガジン「熱風」(2010年7月発行)の7号に掲載されている。同誌の編集部が宮崎さんにインタビューをし、それを元に宮崎さん自身が新たに書き起こしたものだ。
仕事で使うものは鉛筆と紙で充分

   宮崎さんはインタビューでiPadに何の関心も感動も持てない。人がそれを触っている様は気色悪いだけで嫌悪すら感じる、とし

「その内に電車の中でその妙な手つきで自慰行為のようにさすっている人間が増えるんでしょうね」
と話した。質問者がiPadは欲しい情報が居ながらにして手に入るなど、先進技術や利便性を説明すると、

「あのね、誰でも手に入るものは、たいしたものじゃないという事なんです。本当に大切なものは、iナントカじゃ手に入らないんです」

と切り捨てた。宮崎さんは仕事で使うものは鉛筆と紙、わずかな絵具があれば充分だという。

   宮崎さんはiPadで得られない大切な情報として、「安宅(あたけ)型軍船」を挙げた。欲しい情報はこの軍船の漕座の雰囲気や、漕手の生活や心理状態。こうしたことはiPadを使っても探し出すのは不可能。「安宅型軍船」の情報は、様々な記録から自分で推測するしかないし、大切な情報は自分でその場に出かけていって想像力を注ぎ込んで初めて得られるものだという。

説教臭いのは年寄りの特徴?
   iPadをありがたがっている人達は、1960年代に大きなラジカセを買ってどこへ行くのにも誇らしげに持ち歩いた人たちと同じで、新製品を手に入れると得意になるただの消費者だとしている。そして宮崎さんは最後に、
「あなたは消費者になってはいけない。生産するものになりなさい」
という言葉で結んでいる。

   ITジャーナリストの佐々木俊尚さんはこの記事についてツイッターで、宮崎さんの今回のインタビューは強烈な内容で、これを掲載した「熱風」編集部は凄い、とし、「あなたは消費者になってはいけない。生産するものになりなさい」の言葉には共鳴したとつぶやいている。一方で、

「iPadが消費しかできないデバイスかどうかは別問題だけどね」

と疑問を投げ掛けた。ネットの掲示板やブログでも相当な話題になっていて、

「一理ある言葉だがiPadで幸福感に浸っている人にわざわざ言わんでもいいこと。説教臭く口にしてしまうのは年寄りの特徴」

「文明の否定ではなく、生きる事が物主体で道具に使われ、あなた方は死んでいますよ!(精神的な意味で)生き返りなさい、と(宮崎さんに)言われているんだよ」

「(アルプスの少女)ハイジ描くためにわざわざスイスの山に登ってヤギの鈴の音を録音していた人だ。言い分も理解できるさ」
などの書き込みが出ている。

日本解体を頑なに信じる妄想老人の仲間か?
さて、宮崎駿監督、現在69歳です。ギリギリ60歳台ですが、団塊の世代の世代より少しはずれています。しかし、この世代とも共通点があります。それは、大学に入り、大学で学生運動の洗礼をうけたといことです。

これに関しては、以前のブログ、「日本赤軍・重信被告の懲役20年判決確定へ―妄想60歳台?少数派妄想老人の野望を阻もう!!」にも書きました。最近の特に60歳台あたりの老人は昔の老人とはメンタリティーが明らかに異なり、それ以降の70歳台とも、それ以前の50歳台とも明らかに異なることを書きました。この世代のメンタリティーなどについての、詳細は、以前のこの記事をご覧になってください。まあ、簡単にいうと、その当時の平等で政府の規制が網の目のようにめぐらされていて、まるで共産主義の体制の中にあったような日本の中で、今にも共産主義革命がおこるという妄想を信じ込んでいたというメンタリティーです。

さて、宮崎氏のメンタリティーを示す事柄として以下のようなできごとがありました。これは、「ハウルの動く城」のアメリカ興行の直前のインタビューに宮崎氏が答えたものです。

宮崎監督、毛語録引用し若手に助言 MoMAで会見


「若いこと、貧乏であること、無名であることは、創造的な仕事をする三つの条件だ。そう言ったのは毛沢東です」。宮崎駿監督(64)は、ニューヨーク近代美術館(MoMA)で6日にあった「ハウルの動く城」の北米初上映前、米国の記者に「若いアニメ作家へのアドバイスを」と聞かれ、とにかくいいものを描き続けること、と強調した。

宮崎監督の作品を全部みたというネイサン・カーン君(12)は、ネットに記事を書くように誘われて、記者団の中であこがれの監督と対面した。「米国での監督の作品の興行成績はどうでしょうか」と質問し、監督は「興行的には、米国での成績は日本に比べればとても小さいでしょう」と説明した。
「ハウルの動く城」は10日、米国の一般劇場での公開が始まった。(2005年06月11日asahi.com)

宮崎駿氏と毛沢東を繋ぐ線をご存知ない方は、不思議に思うかもしれませんが、宮崎氏は以前から共産党支持者で、「トトロ」くらいまでは共産党のアピールによく名を連ねていました。ところが「世界のミヤザキ」になるにつれて、取り巻きが押さえたのかだんだん日本共産党と距離を置くようになって、いましたが、この時は、アメリカには取り巻きがどうこうしなかったのかもしれず、思わず本音が出てしまったのだと思います。
宮崎がなぜ共産党支持者になったのかはオタキング岡田斗司夫氏の「オタク学入門」(大田出版→新潮OH文庫)の記事に的確にまとめられている。そこから該当部分を引用します。
●赤旗でマンガ連載開始
宮崎駿の父は、戦争中は戦闘機を作る下請け工場の工場長だった。社長は伯父さんで、つまり彼はお金持ち一家に生まれた坊ちゃんだったのだ。
空襲のさなか、
無一文で空襲を逃れて避難する人たちの中を、宮崎一家は自家用車で移動したというのだから相当なブルジョアだ。その当時の彼は、戦車や飛行機が大好きで、手塚治虫のマンガが大好きだった。勉強もよくするいい子として成長した。
高校生の頃、思春期を迎えた彼は好きだった兵器関係の洋書を庭で燃やした。生まれ育った環境から、何の疑問も持たないままに、大好きだった戦車や戦闘機といったメカを「戦争の道具」として初めて認識し、これではいけないと思った、というのが彼の弁だ。当時盛んになり始めた学生運動の影響で「虐げられた人民が無理矢理行かされる戦争」というイメージも大きかった。
高校卒業後、彼は典型的なおぼっちゃまコース・学習院大学に進学する。ここで彼はマンガ家を志し、マンガの連載を始めた。それも、よりによって赤旗で、だ。『砂漠の民』というSFとマルクス主義を合体したようなマンガだった。しかししばらくして、彼は連載をやめてしまった。どうしても手塚治虫を越えられない、というのが理由だったという。
彼は悩んだ末、あっさりマンガ家を断念してしまう。

●米帝ディズニーに対抗できる人民アニメの拠点
学習院大学卒業後、宮崎駿は東映に入社し、アニメーターとなる。その理由が凄い。
「米帝ディズニーに対抗するアニメの拠点を日本で作る」
というのが、青年・宮崎駿の志望動機だった。
何のことか判らない人も多いだろうと思うので説明する。「米帝」というのはアメリカ帝国主義のことで、つまり植民地主義のことだ。
貧しい国の国民を低賃金で働かせて、アメリカばかりが豊かになるような政策といったような意味。学生運動が盛んだった60年安保の頃にはアメリカ批判としてよく使われた言葉だ。
確かにディズニーはアメリカンな考え方全面肯定の映画ばかり作るし、戦争中は戦意高揚映画もいっぱい作ったりもしている。それにしても「米帝ディズニー」と熟語みたいに言い切るところがスゴい。
その「米帝ディズニー」に対抗する東映で彼は、高畑勲という先輩に出会う。高畑勲は東大仏文科を卒業してヤクザ映画会社東映に入社した、という変わり者だ。仏文科なんか選んでサルトルを読むような奴は、マトモに就職する気なんかなく、もちろん屈折しまくっている。
その高畑勲に、宮崎駿はモロに思想的な影響を受ける。思想の根幹は共産主義だ。裕福な自分の生い立ちに疑問のあった宮崎駿は、そういったことに見識の深い高畑勲にイチコロでまいってしまった。
僕にはなんだか、素直に育ったムーミンが、ひねくれ者のスナフキンに人生の裏を教えられてるイメージを投影してしまう。
(大田出版版「オタク学入門」P.209-210)
先程の毛語録からの引用は、米帝ディズニーに自分の映画を配給させた得意絶頂にあって出た言葉なのでしょうか?

ただ、氏のご子息である宮﨑 吾朗氏などは別にして、スタジオ・ジブリから
才能ある若手がぜんぜん出て来ないあたり、私は宮崎氏が若手を単なる労働者として搾取しているようにしか見えないのですが、手塚治虫氏などとは対照的だと思います。手塚氏などは、年齢的にもずっと上ですから、メンタリティー的には宮崎氏とは異なるノだと思います。

同世代にあたる、鳩山さんや、菅さん、小沢さんなどが、若い頃の妄想を現在なって、日本国解体法案の導入などによって実現しようとしているのですが、宮崎さんのiPadに対する発言も、これ似たようなもので、思わず本音が出たという事だと思います。

彼らとの違いといえば、宮崎さんは、政界などには入らず、若い頃からの妄想をまったく異なる方面に出すことができたという事だと思います。考えてみると、宮崎駿監督のアニメ作品は、どれも現実世界のことではなく、すべてが妄想といえば妄想です。

妄想が、今日のネガティブな政治家のようにとんでもない方向に出てしまったのとは対照的にせっかく、良い方面である漫画の創造性などで開花したわけですから、iPadに対する発言など慎んでいただきたいものだと思います。

氏のiPadに対する発言等、単純なもので、これが米アップル社から出されているからあのような発言になったのであり、あれが、中国や韓国などで最初に開発されていたものであれば、あのような発言にはならなかったのではないかと思います。


かの経営学の大家ドラッカー氏は、「偉大な人物の召使ほどかわいそうなものはない、その人物を偉大たらしめている、属性とは全く関係のない他の属性を毎日みせつけられるのだから」と語っていました。まさしく至言だと思います。宮崎さん、おしゃべり召使が外部にご主人さまのことをばらすような行為を自分でしてしまったということだと思います。

iPadなど、単なる道具に過ぎないと思います。使うものにとっては、それが、アメリカ発祥であろが、中国発祥であろうが、韓国のものであろうがかまいません。たとえば、カンナは大工の道具です。カンナで電動カンナがでてきたり、あるいはもっとすごいような、ミクロン単位まで制御するようなカンナが出てきたとしても、カンナはカンナに過ぎないと思います。iPadはたまたま、最初に開発して、最初に世の中に出したのが、アップルというアメリカの会社だったというにすぎません。それに対して、使っている人などに説教口調でものを言ってしまっては、ただの老害だといわれても仕方ないと思います。

iPadは、直感的に操作できるので女性にも人気だ

iPadに関しては、すべての旧来メディアはiPadに集まると、News Corpのマードック氏が予言しているように、iPadに限らず、これから販売される他社の似たような製品でも、旧来のメディアが集まるようになるのだと思います。すなわち、従来のテレビ、映画、書籍、漫画など全部集約されるようになるわけです。iPadを否定するということは、旧来メディアをも否定することになると思います。

私は、以前にもこのブログで書いたように、iPhoneでの読書しますが、読書しているときには、あくまで、作家の著作を読んでいるのであって、iPhoneは単なる道具にすぎません。著書へ橋渡ししてくれる便利な道具にすぎません。iPadだって、同じことだと思います。ただし、iPadやスマート・フォンやパソコンなどのデジタル機器は、いろいろ汎用的に使えるので、人によって異なることはいうまでもありません。これは、使う人の能力や個性の問題なのであって、それをとやかく言う必要はないと思います。


それに、書籍など将来的に電子出版でかなり安くそれも、短期間で出版できるようになるとか、ポジティブな面がたくさんあります。これは、たまたま出版の世界のことをいいましたが、これはほんの一例にすぎません。アートの世界でも、変革を起こせるかもしれません。漫画の世界だって、劇場公開などの前に、動画で安くはやく配信できるようになるでしょう。

まあ、宮崎さん、どうせ、社会一般には疎いでしょから、妄想癖をポジティブなほうに使い、漫画の世界で頑張ってください。余計なことに口を出して、自らを貶めるような行為は慎むべきと思います。それに、これからの時代は、もう、宮崎さんたちの妄想世界ではなく、現代の若者たちの新しい世界です。宮崎さんのこの発言は、私にとっては、宮崎さん自身の自慰行為にも等しいようなもので、みにくいとしか受け取れません。このような、メンタリティーの妄想老人には、妄想をやめて現実に立ち返れないというのなら、後進に道を譲り政界からも、漫画の世界からも早く消え去っていただきいと思います。そのほうが世の中のためです。

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2010年7月17日土曜日

「主人は不器用でも嘘はつかなかった」故中川元財務相夫人、郁子氏―皆で中川さんの遺志をひき継ごう!!

「主人は不器用でも嘘はつかなかった」故中川元財務相夫人、郁子氏(この内容すでにご存じの方は、この項は読み飛ばしてください)

故中川元財務相夫人の郁子氏

11日投開票の参院選では、昨年10月に急逝した中川昭一元財務相=享年56=の家族や親族が3つの党に分かれて戦った。おじの中川義雄氏(73)はたちあがれ日本の比例代表候補、いとこで義雄氏の長男、中川賢一氏(43)はみんなの党の北海道選挙区候補としてそれぞれ出馬した。そして、昭一氏の妻、郁子(ゆうこ)氏(51)は自民党候補の応援に飛び回った。昭一氏の後継者といわれている郁子氏。どのような思いで参院選に臨んだのか。昭一氏への思いは。近況も含めて語ってもらった。(田中靖人)

--昭一氏の急逝から9カ月が経過した
「主人が元気でいたらどういうふうにしていたかな、と考えながら過ごしてきました。私の一番の仕事は2人の子供たちを支えていくことです。しかし一方で、主人は本当に皆様方にいろいろと迷惑をかけたこともありましたが、少し不器用なところがあるくらいまじめで正直に56年間の人生を貫いたと思います。特に、今注目されている財政問題や食糧問題、水資源問題、これらは日本にも来る問題だと熱心に勉強して訴えていましたが、昨年の衆院選では皆さんの心に届かず当選できなかった。その主人の気持ちをどうやって皆様方にお伝えしたらいいのか、ということであると思います」

--参院選で自民党候補を応援したのは
「長谷川岳さん(39)にお目にかかったのは、参院選公示から1カ月ほど前でした。主人が初めて国政に出たのが30歳の時でした。主人はその当時、長谷川さんほど雄弁ではなかったですし、もちろん長谷川さんのようなイケメン青年でもありませんでした。けれども、何か思い出が重なり、応援をさせていただきたいという思いになりました」

「長谷川さんは、主人が常々言っていた食糧、水資源、エネルギーの3つに絞って話していました。主人が、十勝への思いや、十勝の農業の発展が日本を守り、日本人を守るんだという話を常々していたのを思いだしました。主人の思いを少しでも実現してくれる人に当選してほしいと思いましたし、選挙戦が進むにつれ、長谷川さんの話の中に『国益』という言葉も出てくるようになり、うれしく思って、ますます応援してしまいました」

--長谷川氏が昭一氏と同じ自民党の候補だったということだけが応援の理由ではなかったと
「自民党や日本全体のことを言うのは、思い上がりになるので申し上げにくいですが、(昭一氏の地盤だった)十勝地方に限って考えると、十勝の保守勢力がバラバラになっては困るという思いがありました」

「実は、主人は26年間の政治生活の中で『自民党を辞めるかもしれないけどもいいか』ということを私に2回言ったことがありました。私は、どういう立場になろうと、自民党を辞めようと、政治家を辞めようと、主人が信念を持って行動することだったら何でも応援していきたいと思っているから、という答えを常にしていました。で、自民党を辞めるのかな、と思いましたら、結局のところはやっぱり自民党に残ってがんばりました」

「ここは想像でしかありませんが、主人は落選中でも自民党を離党することはなかったと思います。なので、お世話になった自民党を支える立場を変えなかったと思います」

「話は飛びますが、息子は高校でアメリカンフットボールをやっています。地味なオフェンスライン(が担当)ですが、試合を見に行って、幼なじみでスター選手のクオーターバックの写真を撮って気づきました。息子や仲間がものすごい形相で必死に道をつくってるんですよ。あ、それがあって初めてクオーターバックはパスが投げられるんだな、と」

「主人がきっと今までしてきた仕事は、(農水相や経済産業相の時代に)WTO(世界貿易機関)交渉なんかでがんばっている間に、『日本の農業、ちゃんと育ってよ』って思って、歯を食いしばってやってたんじゃないかって。安倍さん(晋三元首相)、麻生さん(太郎元首相)、小泉(純一郎・元)首相らにお仕えしてきましたが、マウスピースをぐっとかみしめて必死に守っていたのが中川昭一の人生なんじゃないかと思います」

「いつも思いだすことがあります。経産相時代、カンボジアに行ったときに、子供たちの施設を視察したそうです。そのときの印象を『日本の子供たちの目はキラキラと輝いてないね。どうしてだろう』と話していました。その言葉に、主人が亡くなってからも気になっていましたが、テレビでふと、隣町の幕別(まくべつ)町出身のスピードスケート選手、高木美帆さん(16)が、主人も建設に尽力した全天候型スケートリンクを背景にインタビューを受けているのを見ました。その高木さんの目がキラキラと輝いていて、主人に見てもらいたかった。何かを目指している子供は、すごく目が輝いている」

「そこで、なぜ子供の目が輝いていないのか、ということですが、正義を貫く勇気を社会が子供に教えていないからではないでしょうか。主人は本当にばか正直で不器用でしたが、うそをつくことが決してなかった。社会で生きていくにはうそもつかなくちゃいけないかもしれないけれど、せめて政治家はうそをつかないでほしい」

「鳩山由紀夫前首相が(実母から)毎月1500万円ももらっていて『知らなかった』と責任を取らなかったような国にしないでほしい。菅直人首相も、言っていることがコロコロ変わる。変わるのは、うそをついてるからですよね。こんな単純なこと、子供でも気が付きます。だから子供の目が輝いてないんだと思います」
--参院選で義雄氏はたちあがれ、賢一氏はみんなから出馬した。「中川」が事実上3分裂の格好となった

「親戚(しんせき)であっても、国やふるさとを思う気持ちはそれぞれ違って構わないと思います。お付き合いも続くと思います。主人が元気だったらこういう形にはならなかったと思いますが、もし今、急に降りてきて何かを言うとしたら、口癖だった『まあいいじゃないか。みんなそれぞれ大変なんだから』と言うと思います」

--昭一氏の後継者として郁子氏を衆院北海道11区から擁立する声がある
「そう言っていただくのはありがたいが、とても出過ぎたことです。ただ、やはり…うーん。今はとにかく、十勝の保守がバラバラにならないように、ということが唯一の願いですし、バラバラにならないでほしいという気持ちを十勝の皆様にお伝えするのが仕事だと思っています」(産経新聞)

皆で中川さんの遺志をひき継ごう!!




中川氏は、自由民主党の衆議院議員として、中選挙区制下では北海道第5区、小選挙区比例代表並立制導入後は北海道第11区から出馬し、2009年の第45回衆議院議員総選挙で落選するまで連続8期務めました。

公職としては農林水産大臣、経済産業大臣、財務大臣、内閣府特命担当大臣(金融担当)を務め、また、安倍晋三総裁の下で自由民主党政務調査会長に就任しました。また、北朝鮮日本人拉致事件に関しては超党派でつくる北朝鮮拉致疑惑日本人救済議員連盟の会長代行を務め、自民党内では拉致問題特命委員長を務めました。防衛問題に関しては安倍晋三総裁の下で集団的自衛権に関する自由民主党特命委員長に任命され、麻生内閣に入閣する前まで務めました。

農林水産大臣、科学技術庁長官を務めた中川一郎は父。参議院議員中川義雄は叔父。


死後、2009年10月3日付で正三位に叙され、旭日大綬章を受章を受賞しました。


信条・政策を共有する安倍晋三、麻生太郎のいわゆる・AA(ダブルエー)に中川を加えた3人はANAとも称された。さらに、平沼赳夫を加えHANA(または「花の会」)、中川、麻生に菅義偉、甘利明を加えNASAとも呼ばれました。

農政を中心に、郵政、電波、文教など幅広く政策に通じていました。民主党にこれだけ、政治に通暁したひとはいません。

このブログにも、以前掲載したように、政治首主導に関しては、何か今では民主党の専売特許のように言われていますが、中川氏が最初に言い出したことです。その中でも、財務官僚による、政府の特別会計に関して、言い出したのは中川さんが最初でした。


以下のことは以前のブログにも書いたことですが、もう一度掲載します。

国の会計は、非常に複雑で理解しにくいものです。特に、一般会計と、特別会計の区分けが良くわかりません。しかし、昨年出版された、『亡国予算-闇に消えた「特別会計」』(北沢 栄著 2009.5.8 実業之日本社)、により、概要が分かりました。それによると、08年度の予算は一般会計で歳入総額83.1兆円、特別会計は 368.4兆円に上ります。特別会計は一般会計の約4.5倍になっています。


ところが、一般会計と特別会計の間では資金が行き来し重複計上されているために、本当の姿はこの重複計上を除いた純計ベースで見なければならないというのです。そうすると、一般会計の歳入純計が81.0兆円、特別会計が155.6兆円、歳出純計は一般会計で34.2兆円、特別会計が178.3兆円です。特別会計の規模は一般会計の5.2倍にもなる巨大な金額なのです。
 
その特別会計がこの1世紀の間、国民(国会)の監視なしに、官僚の意ままに使われてきたのです。しかも特別会計には予算が ありますが、決算はありません。予算取りはするが、最終的にいくら使ったかが報告されていないのです。そこで特別会計から事業費用以上の交付金(余剰資金)を受 けて、余った金が「埋蔵金」になっているのです。こんなに金融資産を持っている政府は世界宏といえども日本だけです。
 
これに関しては、不可思議な窃盗容疑を起こし、表舞台から去った元東洋大の高橋洋一さんが発掘し、の中川さんが「埋蔵金がある」と騒ぎ、問題が明るみに出て、政府、財務省も隠しきれなくなったのです。この件に絡む二人が、このように表舞台から消えてしまうことは本当に不可思議です。特に、中川さんの酩酊会見も未だに納得できません。私は、中川さんにこそ、この特別会計のなくすか、低減するような改革をやって欲しかったし、本人もそのつもりだったと思います。その途上で、あのようなことになってしまって、本人もさぞ無念だったのではないかと思います。

現在民主党が政治主導などと言っていろいろやっているように見せかけていますが、結局は能力不足と、閣僚の頭の悪さで、結局はいいように財務官僚の手のひらで弄ばれているというのが実体です。

もし役人の無駄遣いを発見して、それを明るみに出すことが事業仕分けというなら、枝野氏も蓮紡さんも、とても、中川さんには及ばないと思います。今の民主党の事業仕分けなど、単なる見世物に過ぎません。小泉さんが総理大臣にやったときの劇場型政治と変わりませんが、スケールや奥行きといった点では、まったく及ばない小粒なものです。こんなことで、有権者のご機嫌とり程度のことしかできない頭だから、今回の選挙でも惨敗したのだと思います。

それから、中川さんタカ派ともいわれていましたし、北朝鮮の拉致家族を取り戻すときにも活躍したという経歴もありますから、日本国解体法案には絶対に反対したと思います。

本日は、実は鳩山さんが、次の衆議院選挙での不出馬を翻意したニュースがあり、まったく性懲りもせずに、どうなっているのだろうと憤を感じたり、民主党の枝野幸男幹事長が平成8年の衆院選に立候補した際、警察当局が左翼過激派の革マル派幹部と判断している人物との間で、「推薦に関する覚書」を交わしていたと報道されていましたので、その話でも掲載しようとおもったのですが、鳩山さんの無責任振りや、枝野の育ちの悪さなど今更書かなくても、周知の事実なので掲載しませんせんでした。

本当民衆党の閣僚は、鳩山さんのように育ちが良いと思えば、無責任だし、枝野のように、一見そつがなく仕事ができそうに装うことがうまいと思えば、育ちが悪すぎるし、どうにもなりませんね。今後の選挙などでは、候補者の出自や、政治的信条など、中立的な第三者が調べて有権者に知らせるような仕組みを導入すべきですね。これって、欧米では普通のことです。民主党には、本当に政治信条が根本から狂っている人間や、育ちの悪すぎる人間が、それを表に出さず隠している例が多いです。白眞勲なんて良いほうですね。はっきり、韓国名でわかりますから。



本当に民主党毎日話題にことかかないくらい、無能ぶり、無統制ぶりが報道されますね。しか


し、選挙直前には、民主党の悪いところを徹底的にあげつらってきましたので、いささか飽きがきています。



本日は、たまたま上の記事をみつけましたので、過去に中川という素晴らしい政治家がいたこと、そうして、私たちは彼のことを忘れるべきではいなし、私たちは彼の意志をひきつぐべきであるという趣旨で掲載させていただきました。

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2010年7月16日金曜日

日本赤軍・重信被告の懲役20年判決確定へ―妄想60歳台?少数派妄想老人の野望を阻もう!!

日本赤軍・重信被告の懲役20年判決確定へ(この内容すでに、ご存じの方はこの項は読み飛ばしてください)


36年前、日本赤軍がオランダのハーグのフランス大使館を占拠した事件などをめぐり、最高裁は無罪を主張していた元最高幹部・重信房子被告(64)の上告を退けました。懲役20年とした1、2審判決が確定します。

重信被告は1974年、ハーグのフランス大使館で大使ら11人を人質に取り、警察官に発砲して重傷を負わせた殺人未遂などの罪で起訴されました。重信被告は無罪を主張したものの1、2審は懲役20年の実刑判決でした。判決を不服として弁護側が上告しましたが、最高裁は16日までにこれを退ける決定をしました。1、2審判決が確定することになります。重信被告は、1971年にレバノンに出国し、日本赤軍を結成して中東を拠点に活動していましたが、2000年に潜伏先の大阪で逮捕されました。

さて、重信房子は、60歳台であり、いわゆる団塊の世代にあたります。この世代は、若い時にはじめて、ヤングといわれるようになった世代です。この世代、若い時は、学生運動にどっぷりつかり、中堅時代は、高度成長で頭をつかわずともそれなりに給料は右肩あがりであがっていき、終身雇用制の制度があったため、企業内でも、それなりに扱われ、資産もそれなりに形成し、年金などもまともにもらえている状況でした。

私は、従来から:現在の60歳台は旧来の老人のイメージはあてはまらなくなっているのではないかと思っています。しかも、それ以前の70歳台以上や、50歳台とも異なる存在なのではないかと思っています。これと比較すると、現在の30歳台は、ものこごころついて、そうして特に社会人になってからは、景気の面では一度も恵まれたことがなく、おそらく、一度も右肩上がりの経済など体験したことがないと思います。厳しい時代をくぐり抜けてきています。自分の実力を嫌が上にも見せ付けられるような機会に何度も遭遇していると思います。おそらく、現在の60歳台は、現在の30歳台などと比較しても、精神的には成熟していないのではないかとさえ思われることがしばしばあります。

昔から、若者に対しては、KYであるとか、いろいろ負のイメージがあり、高齢者は、世間がわかっていて、温厚、保守的などのイメージがありましたが、それが崩れてきているのは事実のようです。

特に公務執行妨害の検挙件数などみているとその傾向がすでに2年ほど前から、みられていました。以下に、神戸新聞の2008年7月29日の記事を掲載しておきます。



警察官や自治体職員らへの公務執行妨害容疑で、兵庫県警に逮捕されたり任意で取り調べを受けたりした高齢者の割合が2008年、未成年者と逆転したことが分かった。感情を制御できない少年らが手を出すイメージが強かったが、人生経験豊富な高齢者にも“切れる”傾向が強まっていることがうかがえる。
今年も同様の傾向といい、今後団塊世代が高齢者層に加わるため、県警は警戒を強めている。
公務執行妨害罪は、警察官や市職員のほか、民間の駐車監視員ら「みなし公務員」の業務を、脅迫や暴行によって妨害した場合に適用される。06年5月の刑法改正で罰金刑が新たに設けられた。
県警によると、06年以降、取り調べを受けた人数は200人前後で高止まり。08年は212人で、10年前のほぼ6倍だった。大半は20~64歳の成人。
このうち65歳以上の割合は9%(19人)で、10年間で最多だった。70歳以上も10人(4・7%)いた。トラブルの仲裁に入った警察官に手を出すケースのほか、神戸市の男(76)は駐車監視員に暴行して逮捕された。1998、99年の高齢者はゼロで、急増ぶりが分かる。
一方、未成年者(14~19歳)は全体の8%(17人)で、10年間で初めて10%を下回った。全体ではここ数年、30、40代の割合が増えている。
09年に入ってもこうした傾向が続き、上半期(1~6月)に逮捕するなどした95人のうち、高齢者は10人(10・5%)で、未成年者の7人(7・4%)を上回っている。
県警は「年齢に関係なく毅然(きぜん)と対応するとともに、受傷事故防止のため資機材も活用したい」としている。

妄想60歳台?少数派妄想老人の野望を阻もう!!


さて、重信房子は、上の動画でもわかるように、いわゆる、マルクス・レーニン主義の立場から、世界のすべての国で、いずれ階級闘争が生じ、共産主義革命がおこり、いわゆる、資本主義国はすべて瓦解するであろうとの妄想をいだいていました。

事実は、その反対でした。重信が潜伏しているうちに、ソビエト連邦は崩壊し、中国も改革により、実質的には、厳密には資本主義とはいいがたいですが、共産主義ではなく国家資本主義ともいえる政体に変化しています。こんな人本来ならば死刑になって当然と思います。

以前のブログでも、重信らが、日本赤軍でテロ活動などを盛んに実施していたころの、日本は、規制が網の目のように張り巡らされ、今の自由主義経済・社会に近い状況とはまったく異なっていました。これが、日本の経済の進歩に寄与してきたのも事実ですが、1980年代の終わりに至って、これがかえって、日本経済などに悪影響を及ぼすようになり、いわゆる、規制緩和が行われるようになり、今日に至っています。

この時代を称して、はっきり日本版共産主義の自体と呼ぶ人もいるくらいです。これに関しては、もう時代が随分過ぎ去っているため、当時の時代も知らない人がいるためと、日本では現代史がほとんど教えられていないため、あの時代の日本版共産主義といっても、ほとんどピンこないひとが増えてしまいました。

多分これに関して、40歳未満の人で言っている意味が判る人は、良い悪いは別にして、おそらく、あの堀江貴文さんではないかと思います。堀江さん、日本ではどうだったか記憶にはないですが、確か、逮捕直前のイギリスでのインタビューで、「日本は共産主義だ」と語っていたのをはっきり覚えています。

あの当時は、従来から比較すれば、日本の規制も随分緩んではいましたが、まだ、名残があったので、あのような発言になったのだと思いす。

この時代でもそうなのですから、重信が活躍した時代など、今から振り返れば、規制は激しく、平等主義的で共産主義といってもいいくらいの時代だったと思います。

実際、1991年のソビエト崩壊の直前に、ロシアの学者が、「われわれの共産主義は失敗したが、世界の中でそれに成功した国がひとつだけある。それは、日本である。われわれの目指した、理想の共産主義は、本来は、日本のような経済・社会であったはずである」と述べています。

まさに、重信房子の活躍していた時代は、日本共産主義といってもいいくらい、政府による規制が網の目のように張り巡らされ、社会も平等的で、1億総中流などといわれ、殆どの人が「あなたは、どの層に属していると思われますか」と質問されると、迷いもなく「中流」と答えていたような時代でした。おそらく、賃金的に比較しても、他の共産主義国などよりもはるかに平等であったといえます。

そんな共産主義真っ只中の日本の中に生活していて、まわりをみようとせず、現実を認識せず、今にも日本で共産主義革命が本当におこるし、おこさなければならないと固く信じていたのです。

これは、妄想以外の何モノでもないではありませんか?しかし、このような妄想は、何も重信房子に限ったことではありません。当時、学生運動に参加していた若者たち、現在の60歳台の人々の多くは、学生運動に参加していたか、参加していなくてもシンパであったことは間違いのないことです。


そうでない人は、例外的でした。いわゆる、ノンポリと呼ばれる少数派の人々や、右派、右翼とよばれる人たちでした。上の動画は、2009年4月のもので、チャンネル桜が、北朝鮮の弾道ミサイルに対応するために展開されたパトリオットミサイルに反対する市民団体の抗議活動の模様をお伝えすると共に、一般市民の方にもインタビューした内容です。抗議活動をしている市民団体の人々には、高齢者それも、60歳台とおぼしき人が多いことが見て取れると思います。それに比較して、一般市民の人たちは、意図的かたまたまなのかわかりませんが、30歳台の人が多く、双方の話にはある一定の隔たりがあることが見て取れます。

はっきりいえば、当時の若者は、かなり多くの人が妄想をいだいていたということです。当時学生というと未だエリートで、同世代の人々のうち大学まで進学した人々は全体30%程度です。だから、実際に学生運動をした人たちは、少数派ではあったものの、影響力は大きく、実際に行動は起こさなくても、シンパであった人々はかなり多いと思います。

ちなみに、あの経営学の大家である、ドラッカー氏は、あの当時の世界中で興隆した学生運動に関して、「数が多かったため」として、いわゆる人口統計学上の問題であるとしています。まあ、はっきりいえば、その価値など認めていないということです。

学生運動をしていた人たちも、その多くが就職する時期がくれば、その多くは民間企業に就職しました。そうして、その後共産主義革命などからは縁遠い存在となりました。やはり、企業に入つて現実に対峙せざるをえず、現実を見据えることになったからでしょう。

しかし、この年代思い出すことはありませんか?そうです、現在の政治の指導層です。民主党でいえば、鳩山さん、小沢さん、菅さんはすべて60歳台ではありませんか?それに、彼らは無論大卒です。まあ、日本では、政治家というと、ある一定以上の年代でないと指導層にはなかなかなれないというところがありますが、それにしても、現在の与党の指導層、60歳台の人多いですね。

この60歳台の人、特に大学まで行けた人たちは裕福な人たちです。民主党の指導層も結局そうです。菅さんなど、市民運動家で庶民をきっどっていますが、父親は医者です。大金持ちとはいえないかもしれませんが、決して貧乏ではありません。他党でも、革新政党は似たようなものです。公明党も今は違いますが、前の代表太田昭宏氏は、60歳台です。鳩山さんにしても、菅さんにしても、従来だったらあり得ないような、振る舞い、やっぱり、妄想60台ということでしょうか?

これら、独特のメンタリティーをもった人たち、青春の頃の妄想を今になって現実のものとしようとしているのかもしれません。かつての大学生が妄想で、日本で今にも共産主義革命が起こると信じて学生運動を展開していたのと変わらず、マルクス・レーニン主義により、日本国解体法案などを通じて、日本を解体したいと考えてるのだと思います。そんなことをしても、結局はソ連のように崩壊したり、ユーゴスラビアのようになり、紛争が絶えなくなるだけです。それよりも、何もよりも、実質上、中国の一つの自治区や、省になってしまうでしょう。そんなことは絶対にさせるべきではありません。

最近の選挙の結果で、民主党は惨敗しました。マスコミは未だに、今回の選挙の争点が、消費税や財政再建などとしています。しかし、皆さんもご存じのように、多くの国民は、あの民主党の強行採決の連発にノーを出したのです。そうして、そのノーの中には、いわゆる日本国解体法案の強行採決をノーとする声も相当含まれているものと思います。

現在、惨敗した民主党について、連立の話が言われています。その中でも、公明党との連立がかなり危険だと思います。なぜなら、公明党は、日本国解体法案に賛成だからです。これらが、連立を組めば、日本国解体法案などいとも簡単に強行採決で通されしまいます。

いずれにせよ、これからの日本は、現代の若者の日本ということになります。老人でも、正常な老人ならいいでが、重信房子ばりの、大妄想で、新しいの世代の日本を失うことさせてはいけません。当時は多数派であったかもしれませんが、現在では、少数派となった妄想老人の暴走をゆるすべきではありません!!すべての世代の良識派は、これに反対しましょう!!

民主党と、公明党の連立には大反対しましょう!!

日本国解体法案は真っ平御免です!!


少数派妄想老人の野望を阻もう!!

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