2013年4月18日木曜日

安倍首相日本テレビ「スッキリ!」に出演―【私の論評】安倍総理は大人の対応、テリーも遅ればせながら大人の対応、テレビもそろそろ、戦後体制にどっぷり浸っていることが身を滅ぼすことになることに気づきはじめているのかもしれない?

安倍首相日本テレビ「スッキリ!」に出演

昨日、安倍総理のFBに以下のようなコメントが掲載されていました。



【私の論評】安倍総理は大人の対応、テリーも遅ればせながら大人の対応、テレビもそろそろ、戦後体制にどっぷり浸っていることが身を滅ぼすことになることに気づきはじめているのかもしれない?

さて、このFBのコメントを見て、本日は休みだったので、この番組を見ようと思ったのですが、すっかり忘れていて、テレビをつけて、チャンネルをかえたら、安倍総理が出ているのに気づいたという感じで一部だけ見ました。見ている限りでは、特に普通でありきたりという感じのものでした。印象に残ったのは、安倍総理は、huluで、メンタリストやウォーキング・デッドをご覧になっているそうです。以前は、DVDを見ていたようですが、最近はhuluです。一日一本しか見ないそうです。全く異次元の世界に浸ることで、リフレッシュされているようです。

この番組で一番気になるのは、テリー伊藤が出ているということです。テリー伊藤は、この番組ではないですが、昨年の総選挙直前のときに、ある番組で、強烈な安倍批判を行なっていました。その動画が以下のものです。


このテリー伊藤の発言は、全くの嘘であるため、これに対して青山繁晴氏が、真っ向から否定し、テリー伊藤批判をしています。それが、以下の動画です。



青山氏の発言は、全く正しいものです。前の安倍政権の時には、わずか1年くらいの間にかなりの法案を成立させています。その幅と奥行きを考えると、3年以上続いた民主党政権よりも、仕事をやっていたといえると思います。

テリー伊藤の発言は、こうした事実を無視するか、全くの勉強不足による誤ったものでした。職業的コメンテーターとしては、全く失格だと思います。

買い物をする安倍総理
こんなこともあったので、テリー伊藤もコメンテーターとして出演している本日の番組どういうことになるのかと思っていましたが、普通のバラエティー番組でした。安倍総理も大人の対応で、テリー伊藤に苦言を呈するわけでもなく、無論テリー伊藤のほうも、謝罪するわけでも、さらに追求するわけでもなく、当たり前の対応をしていました。

日テレの意図としては、テリー伊藤も出演している「スッキリ」に安倍総理に出演していただき、日テレとしては、偏向報道をしていないことを印象づけるという意図があったものと思います。特に、最近では、安倍総理や、安倍自民党に対する支持率が高いこともあり、従来のように安倍総理や、安倍自民党政権に対して、批判ばかりしていれば、違和感が生じるという懸念があったので、このような番組を企画したのだと思います。


安倍総理としては、このような番組に出ることにより、マスコミとの関係を修復したいという意図もあったものと思います。マスコミは、最近ではマスゴミともいわれネット上では揶揄され馬鹿にされ軽蔑される存在となってはいますが、未だ家庭の主婦層、高齢者層などには絶大な影響があります。先の民主党の政権交代選挙でもマスコミは、絶大な影響力を発揮しました。その意味でもまだまだ侮ることのできない存在です。

とにかく、日本のマスコミのほとんどは戦後利得者ですから、戦後の体制が大きく崩れては、自分たちの立場が崩れる可能性もあるので、戦後体制を壊そうといしている安倍晋三氏は憎くて、憎くてしょうがないわけです。そうして、戦後体制が余りにも長い間続いたため、多くの日本人と同じく、マスコミも自分たちが異常な戦後体制にいることを忘れしまってそれが常態になってしまっています。

終戦ははるか遠い昔なのに、未だ日本は戦後体制の枠組の中にある
このことについては、このブログでも、以前掲載したことがあります。その記事のURLを以下に掲載します。

クルーグマン氏:アベノミクス「結果的に完全に正しい」(毎日JP)―【私の論評あまりに長く続いた戦後体制により真意がわからなくなってしまった日本のメディア!!

この記事では、経済学者クルーグマン氏のアベノミクス評価について、結果的には完全に正しいとはいいながら、なにやら煮え切らない論評の背景について述べました。結局は、クルーグマン氏も、善良なアメリカ人であり、アメリカの国益である日本の戦後体制維持の立場から述べると、アベノミクスは経済理論的には全く正しいのですが、アメリカの国益から見た場合一概には、全部正しいとはいえないので、煮え切らない表現になっていることを掲載しました。
詳細は、この記事をごご覧いただくものとして、以下にこの記事の締めくくりの部分だけ掲載させていただきます。
安倍総理のように真っ向から「戦後体制」からの脱却を打ち出せば、戦勝国のアメリカ側からは、批判されるのが当たり前のことです。私たちは、「戦後体制」から脱却を旨とする安倍総理の主張を是として、国内外からこのような批判にさらされることを認識し、それでも、脱却を推進する安倍総理を応援していくべきと思います。そうして、安倍総理が主張する「美しい国日本」とは、抽象的な意味ではなく、その前提として、戦後レジームから脱却した日本であることはいうまでもありません。私は、いずれ日本人は、必ず戦後体制から脱却するとは思いますが、今回安倍政権が駄目なれば、その機会は遠のき、さらに50年後くらいになることを覚悟すべきと思っています。

多くの人にとって、安倍政権が続けば、おそらく生きているうちに、戦後体制から脱却した日本をみることができ、その中で過ごすことができるでしょう。しかし、安倍政権が任期をまっとうできず、途中で倒れた場合には、その限りではなくなることを覚悟しなければなくなると思います。そんな日本のままで、戦後60年以上もたつというのに、多くの人が一生を終えても良いのでしょうか?そんなことは、とても許容できるものではありません。もういい加減、この長い戦後は、終焉させるべきです。
だからこそ、テリー伊藤のような非常識なコメントが、テレビでも平然として流されるようなことが許容されてきたのです。しかし、戦後60年以上もたっているわけですから、そろそろ、戦後体制にただどっぷりと浸かっているという姿勢は、奇異にみられるし、反発も買うようになってきています。
今はまさに、端境期ということだと思います。 テリー伊藤も、自分の頭で考えて論評しているようにみえまずか、こうした大きな戦後体制の枠組の流れの中で発言していたわけであり、彼自身も、自分では、戦後体制の申し子であること、その流れが普通であると思いこんでいることに気づいていないのだと思います。

テリー伊藤は、自らが戦後体制にどっぷりと漬かってるということを認識してない?

しかし、今回の安倍総理の、「スッキリ」への出演は、単なる時の総理のバラエティー番組の出演ということにとどまらず、後から見て、重大な転換点にあたっている可能性も大きいと思います。そうして、転換点とは無論のこと「戦後体制からの脱却」に向けての転換点です。テレビも、そろそろ、戦後体制にどっぷり漬かって、戦後利得者の道を歩み続けることが、身を滅ぼすことになることに気づきつつあるのかもしれません。テレビの世界も、戦後体制から脱却を目指して、スッキリしてほしいものです。私は、そう思います。というより、これは、私の期待かもしれまん。皆さんは、どう思いますか?

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2013年4月17日水曜日

【きょうの名言】ミス埼玉大「外見を磨かないのは傲慢」―【私の論評】身の丈を高めるためにも、外見も磨け!!

【きょうの名言】ミス埼玉大「外見を磨かないのは傲慢」

小久保寛子さん

ミスコンはとかく、表向きは単なる美女コンテストではなく、内面も重視すると言いがちだ。しかし、両立してこそのミスコンだ。

@hxlsweetlxkさんがツイートする。

「外見なんて磨かなくても中身が良ければ十分!なんて言ってる人はただの傲慢にすぎないと思うの。努力しない人の言い訳にすぎない。そもそも中身は外見に出るわよ? 海外では太ってる=自己管理のできない人、ってレッテル貼られるわ。外見も中身も磨かなきゃ」

 ミス埼玉大学2012の小久保寛子さん(理学部数学科)によるツイート。ミスという発言しにくい立場ながら、本質を言い切った。



この記事の続きは、こちらから!! 

【私の論評】 身の丈を高めるためにも、外見も磨け!!


上の記事の小久保さんの、「外見なんて磨かなくても中身が良ければ十分!なんて言ってる人はただの傲慢にすぎないと思うの。努力しない人の言い訳にすぎない。そもそも中身は外見に出るわよ? 海外では太ってる=自己管理のできない人、ってレッテル貼られるわ。外見も中身も磨かなきゃ」まさしくその通りだと思います。

全く、外見に気を使わない人は、そもそもズボラです。周りの視線が全く気にならないのだと思います。会社でも、新人の女性は周りの目を気にすれば、 どんどん変貌を遂げて、美しくなっていきます。女性の場合は、化粧もありますから、男性と比較すれば、これは本当に凄いです。



一度会社に出社すれば、顔つきや外見だって、業務の一環です。会社で、調子が悪いからといって、調子の悪い顔つきをするのは良くないことです。悲しくても、悲しい顔や動作をしたり、元気がなくても、元気のない顔つき動作をするわけにはいきません。 まずは、業務用の顔つき、動作ができるようになること、これが、一人前になるための最初の最低条件です。これをクリアできないうちは、まだ幼いといわれても仕方ないです。

最近の多くの日本人は、「身の丈」ということを忘れがちです。「身の丈」とは、身長という意味のほかに、『(多く「身の丈に合った」の形で)無理をせず、力相応に対処すること。分相応。「―に合った経営」「―に合わせた生活を送る」「―を超える過大な投資」「―外交」』という意味があります。そうして、ここでいう『身の丈』とは、無論のこと身長ではなく、後者のほうの意味です。


この『身の丈』 という言葉、最近ではあまりこのブログに掲載していませんでしたが、以前は良く掲載していたことがあります。その記事の一つのURLを以下に掲載します。

秋葉原通り魔殺人事件の犯人から学べること-その時々で自分の身の丈を知る努力をせよ!

この記事では、あの秋葉原通り魔事件の犯人について、掲載し、この犯人は「身の丈」を理解していなかったのではないかということを掲載しました。詳細は、この記事をご覧いただくものとして、以下に「身の丈」に関する部分のみコピペさせていただきます。、

人間の身の丈は、その時々できちんと把握しておく必要があると思います。勿論、身の丈が一生そのままというわけではありません。努力すれば、伸びることもあります。人間の身長と違って、ここでいうところの「人の身の丈」は年をとってからでも本人の努力によりかなり伸びる余地があります。特に得意分野に関してはそうだと思います。しかし、自分の得意な分野であろうとなんであろうと、その時々で自分の身の丈を把握しておくことは重要なことだと思います。これは、簡単なようでいて難しいことです。不当に高く評価してもいけませんし、不当に低く評価してもいけません。それに、身の丈を図る評価軸はなるべくたくさん持っておいたほうが良いと思います。いくつたくさんある評価軸で評価した、多くのものを総合したものが「身の丈」というものだと思います。そのためには、ある程度世間を知らなくてはなりません。自分ひとりだけで考えていたとしても、評価はできません。いろいろな人とコミュニケーションを図ったり、情報を集めることも必要になると思います 
プライベートでは、この『身の丈』は、あまり気にしなくても良いのかもしれません。しかし、パブリックでは、この『身の丈』を意識できないとか、認識できない人は社会にうまく適用できません。

上の記事のようミスコンにでるということになれば、当該ミスコンの『身の丈』というものがあります。当該ミスコンの『身の丈』に合わせて、ある程度のファツション、お化粧も必要になってくるのは当然のことです。


そうして、これは、ミスコンにかぎらず、会社勤めをしたり、他の人々とつきあっていく上で重要なことです。 「身の丈」を認識できないとか、意識できないということになれば、社会生活をまともに営んでいくことはできません。会社で「身の丈」を理解できないということは、完璧に序列無視ということになります。これでは、組織人としてはやっていけません。

さて、小久保さんの言いたいことを一枚に凝縮したような写真がありますので、以下に掲載します。


これは、アグリーベティーという日本では、NHKで放映されている海外ドラマのスチル写真ですが、カラーの小さい写真が、アグリー・ベティーです。モノクロの大きい方の写真がベティーを演じている女優の写真です。タイトルにもあるように"アグリー"つまり、醜いベティが主役のドラマです。醜いという表現は随分直裁的です。しかし、演じてるアメリカ・フェレーラさんは、上の写真でもわかるように、普段はアグリーではありません。

この写真でみてわかるように、アメリカ・フェレーラさんは、番組に出演するため、手間暇をかけて、アグリーにしているわけです。こうしてみると、アグリーにするためにも努力が必要なわけです。このようなものを見ていると、外見に無頓着な人は、本当は傲慢なのではないかと思えてきます。

上の記事の、小久保さんは、上記のような言葉で、言い方は異なりますが、「身の丈」について語っていると思います。「身の丈」を高めることは重要なことですが、それは何も内面だけに限ったことではなく、外面、内面ともに必要だということです。外面に関して、全く無頓着であるとか、過度に敏感すぎるような人に、内面を磨くことはできないと思います。それに、そのような人は、小久保さんが言っているように、自分ではそうは思っていなくても、周りに傲慢であるとみられてしまいます。社会的な立場に応じて、内面、外面ともに、整えて少しでも高めることが、「身の丈」を高めることにつながることになると思います。私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

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日本のネット社会は実名化するのか―【私の論評】いつまでも、匿名を前提としていては、身の丈にあった情報からは断絶されるだけ!!

 

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2013年4月16日火曜日

中国の横暴許すな! バナナでフィリピン支援  片山さつき氏が訴え―【私の論評】中国自滅は仕方ないが、他国にまで影響をおよぼすのはおかど違い!!バナナを食べて中国を懲らしめようぜ!!

中国の横暴許すな! バナナでフィリピン支援  片山さつき氏が訴え

南沙諸島への展開を想定した訓練を行う中国船

  片山さつき総務大臣政務官が「中国の横暴を許してはならない。バナナを食べてフィリピンを応援しましょう」と訴えている。日本とフィリピンは東シナ海と南シナ海でそれぞれ、軍事・経済大国となった中国の覇権主義に立ち向かう同志ともいえるが、「バナナを食べて…」とは一体どういうことなのか。

フィリピンは今年1月、南シナ海の領有権を争う中国を、国連海洋法条約に基づき仲裁裁判所に単独提訴した。中国は司法の場に出ようとしないが、その場合、中国に代わり国際海洋法裁判所長(柳井俊二元駐米大使)が仲裁人を選定し、裁判が開始される可能性が高まっている。

片山さつき議員

中国はこれに反発しており、先月末、東南アジア諸国連合(ASEAN)に対し、提訴取り下げをフィリピンに働きかけるよう圧力をかけていたことが発覚している。

中国によるフィリピンへの“脅し”は初めてではない。昨年5月、両国が南シナ海のスカボロー礁をめぐって関係が悪化した際、中国は「害虫駆除のため」として、フィリピンの主要輸出物であるバナナなど果物の検疫を強化し、事実上の「禁輸」措置を取ったのだ。

世界最高品質のフィリピンバナナ

2010年の尖閣沖中国漁船衝突事件の際、中国がレアアースの対日輸出を規制したが、「相手国の弱みを攻撃する」思考はまったく同じだ。

この記事の続きはこちらから!!


【私の論評】 中国自滅仕方ないが、他国にまで影響をおよぼすのはおかど違い!!バナナを食べて中国を懲らしめようぜ!!
なにやら、昨日掲載したばかりなのに、本日もまた中国の話題となってしまいました。独楽(コマ)は、勢い良く回っているときは、安定していますが、勢いが衰えてくると、不安定になります。中国でおこるこのような頻々とした出来事を見ていると中国も不安定な独楽の用になっているのだと思います。


フィリピンでバナナの輸出ができないでお困りというのなら、片山議員がおっしゃる通り、日本に輸入して、皆で食べて、中国を懲らしめるべきと思います。 普段あまり食べない人が、食べたり、食べてるいる人でも、頻度を増やしたり、食べる本数を少し増やせば、すぐに消化できると思います。

それにしても、本日少し見ているだけでも、中国異常ぶり、散見されます。少し例をあげてみます。

 中国GDPに粉飾疑惑 「減速」どころか実態深刻か 水増し報告当たり前…

こんなことは、前回のブログにも書きましたが、このブログでも随分前から何度も指摘していることです。その記事のURLを以下に掲載します。

<中国人の本音> 日本の対中ODA削減に、「GDP粉飾の結果」―【私の論評】中国には元借款を要求せよ!!


 詳細は、この記事をご覧いただくものとして、以下にこの記事の締めくくりの部分だけ掲載させていただきます。
日本として、尖閣の問題もあるし、いわれのない反日運動や、教育などしてきとこともあるし、中国が世界の第二の経済大国になったというのなら、円借款ならぬ、元借款を要求すべぎではないでしょうか?無論借りた金は、全部日本政府が自由に使うということで実施すべきでしょう。戦後数十年にもわたって、円借款をしてきた日本としては、当然の事だと思います。中国幻想に酔っているマスコミ諸氏の方々は、こういう報道をすべきと思います。そう思うのは、私だけでしょうか?
とにかく、中国のGDP粉飾は、何も最近のことではなく、昔からのことです。なにせ、過去には、GDPが大幅に伸びているのに、鉱工業生産が減少しているというかなり矛盾する統計資料を発表していました。最近、アメリカでは、中国のGDPは全く信用できないので、宇宙からみた夜の電気のつき具合で、GDPを測る尺度を開発しようとしています。確かに、景気が良ければ、工場なども夜中まで操業しますから、ある程度正確な読みができるかもしれません。いずれにせよ、中国が出す統計資料よりは正確でしょう。


それから、以下のような異常な中国の記事もありました。


詳細は、上の記事をご覧いただくものとして、ベトナム戦争当時ならまだしも、それ以後、特に最近では、アジアの緊張を高めたのは中国以外にはないです。あれだけ緊張を高めたのに、全くそれを反省するどころか、アメリカを責めるというその感覚が私たち日本人には全く理解できません。

次に極めつけは、以下のものです。

これも、詳細は上の記事をご覧いただくものとして、こうなると、もう私たち日本人にはついていけません。日本政府の公式な見解は、中国と日本の間には、そもそも、尖閣問題なる領土問題はないというものです。歴史的に言っても、これは、間違いありません。


中国、昨日も、大変な状況にあることはわかりますが、それも自ら招いたことです。こんなことで、他国にしわ寄せをするような国は絶対に許すことはできません。こんな身勝手な隣人、まともにつきあいなどできません。フイリピンのバナナ、日本に輸入されることがあれば、中国を懲らしめるためにも、私もバナナを食べようと思います。皆さんは、どう思われますか?

【関連記事】 

 <中国人の本音> 日本の対中ODA削減に、「GDP粉飾の結果」―【私の論評】中国には元借款を要求せよ!!

 

中国が公式文書で「癌症村」の存在認める、環境保護省が化学品の汚染リスクで報告―【私の論評】社会の変革を後回しにしたつけが効いてきた中国、習近平はラストエンペラーになる!!

 


【40×40】河添恵子 日本欺くダブルスタンダード―【私の論評】社会の変革を後回しにしたつけが効いてきた中国、習近平はラストエンペラーになる!!【3】

 

【正論】習新政権が軍を御しきれぬ理由 防衛大学校教授・村井友秀―【私の論評】社会の変革を後回しにしたつけが効いてきた中国、習近平はラストエンペラーになる!!【4】 

【国際情勢分析 矢板明夫の目】成果得られなかった習氏「夢の旅」【私の論評】 習の外交ベタ露呈か、安倍総裁の外交とは比べものにならないほど?習近平はラストエンペラーになる!!【5】 

 

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2013年4月15日月曜日

【国際情勢分析 矢板明夫の目】成果得られなかった習氏「夢の旅」【私の論評】 習の外交ベタ露呈か、安倍総裁の外交とは比べものにならないほど?習近平はラストエンペラーになる!!【5】

【国際情勢分析 矢板明夫の目】成果得られなかった習氏「夢の旅」
 
習近平と彭麗媛


  中国の習(しゅう)近(きん)平(ぺい)国家主席(59)は3月22日から30日まで、ロシアとアフリカ諸国を歴訪し、中国の最高指導者として外交デビューを果たした。国内メディアは「中国外交の新局面を切り開いた」「希望に満ちた夢の旅」などと称賛している。しかし、中国外務省内部では「期待された成果を得られなかった」といった冷ややかな評価もある。「話すこと、やることがすべて冷戦時代の発想で、中国のイメージを低下させた」と酷評する欧米の外交筋もいた。

■ロシアでの冷遇 

習主席が初の外遊先に、米英仏などの主要国ではなく、ロシアとアフリカを選んだのは、米国主導の現在の世界秩序に挑戦する狙いがあると指摘される。最初にロシアに行った背景には、日本と対立する尖閣諸島と北方領土問題で中露の共闘関係を確認し、軍事面での提携を強化する目的があり、日米安保と対抗する思惑があったといわれている。

しかし、ウラジーミル・プーチン露大統領(60)との会談後に発表した共同声明で、中国側が事前交渉で強く求めていた「反ファシスト戦争の勝利成果を守ることを確認」の部分が盛り込まれず、「主権、領土保全、安全保障など核心的利益で協力」という曖昧な表現に留まった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・中略>・・・・・・・・・・・・・・・・・

また、中国国営中央テレビ(CCTV)は3月25日、習主席が訪露の成果として、中国がロシアから新世代の「ラーダ級」潜水艦4隻と戦闘機スホイ35を24機購入する合意文書に署名したと伝えたが、ロシアのタス通信はこの報道をただちに否定した。双方の軍事協力の交渉もうまくいっていないことをうかがわせた。

■アフリカでバラマキ

ロシアの後に訪れた南アフリカ、タンザニア、コンゴの3カ国で、習主席は経済支援と引き換えに国連などで中国への支持を求める、毛沢東(もうたくとう)時代の古い外交手法を積極的に用いた。

タンザニアで建設費100億ドル(約1兆円)の港建設を承諾し、コンゴに対しても都市整備の支援など包括的な経済協力で合意した。習主席はさらに、今後3年間でアフリカに200億ドルの借款を提供すると言及した。このバラマキは中国国内のインターネットで「サンタクロースのようだ」と一部批判されている。

・・・・・・・・・・・・・・・・・<中略>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

習主席はタンザニアで、毛沢東(1893~1976年)の呼びかけに応じてアフリカ支援に出向いた中国人技術者らの共同墓地へ献花した。中国とアフリカの友好の歴史を強調することで、自身が毛沢東の後継者であることを中国国内の保守派にアピールする狙いがあると指摘される。


■注目された夫人

習主席の初外遊に同行した「ファーストレディー」の彭麗媛(ほうれいえん)夫人(50)を中国メディアは大きく取り上げ、歌手出身で華やかさがある夫人を「中国のソフトパワーを世界中に広めた」などと絶賛した。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・<中略>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 
北京駐在のある欧州の外交官は、「国際社会は習近平政権に対し、中国をより開かれた、より民主的な国にしてほしいと期待している。しかし、初外遊を見る限り、民族主義を訴え、欧米と対抗する冷戦時代の古い外交手法が目立った。逆の方向に行っているようだ」と話している。(中国総局 矢板明夫)


【私の論評】 習の外交ベタ露呈か、安倍総裁外交とは比べものにならないほど?習近平はラストエンペラーになる!!【5

若い頃の彭麗媛

 の初外遊は、目ぼしい成果はなかったようです。彭麗媛だけが目立ってしまったようです。それにしても、最近、外交で成果をあげつつある日本の安倍首相とは、全く異なります。安倍、首相には、外遊でも、全く無駄な動きがありません。この差は、歴然としています。

これについては、以前このブログでも、掲載しましたので、以下のそのURLを掲載します。

首相外遊、5カ国目はモンゴル 対中戦略、外堀から着々―【私の論評】安倍首相は、すでに情報戦を開始していた!!

この記事は、先月3月30日からのモンゴル訪問について掲載したものですが、中国を意識した、外堀を埋める意図、そうして、その前の外遊にも触れて、かなり熟慮に重ねたものであったことを強調しました。特に、オバマ大統領との会談に関しては、日本国内では、なぜかあまり評価されていませんが、オバマ大統領の言質をとることに大成功した旨掲載しました。

これに比較すると、の外交は、ロシアのプーチン大統領との会談に失敗するなど、最初から失点ばかりが目立ちます。これは、何を意味するのでしょうか?私は、これにはの外交ベタ以外にも背景があると思います。

もはや小国のロシアのプーチン大統領

いくつかありますが、第一のものとしては、やはり、ロシアの中国に対する警戒感の現れであると思います。このブログにもそれに関しては、以前掲載したことがあります。

旧ソ連と同じ罠にはまった中国、米国の仕掛けた軍拡競争で体力消耗―露メディア―【私の論評】ロシアの弱体化を吐露する記事、中国を封じ込めることと引き換えにロシアとの領土交渉を!!


 詳細は、この記事をご覧いただくものとして、この記事では、日本人が意外に感じる、ロシアの小国ぶりを掲載しました。その部分を以下に掲載させていただきます。
実は一作昨年、ロシアのGDPは、とうとうブラジルとインドに抜かれてしまい、世界10以内から滑り落ちてしまいました。

現在、ロシアのGDPは日本の3分の1以下なのです。日露戦争の頃は、ロシアのGDPは日本の8倍でした。100年間(正確には80年間)で日露の国力は大逆転したのです。

 2010年各国のGDP
    1、アメリカ
    2、中国
    3.日本   5兆4500億ドル
    4、ドイツ
    5、フランス
    6、イギリス
    7、ブラジル
    8、イタリア
    9、カナダ
    10、インド
    ・
    ・ ロシア  1兆4650億ドル

こんな国が、アメリカなみの、ミサイル防衛網など、構築できるわけがありません。それから、中国が世界第二位の経済大国になったのは、日本のおかげでもあります。それは、このブログに、何回か掲載してきたことですが、日銀が、いつまでも、執拗に増刷拒否など金融引締めをするものですから、固定相場制の中国は、自国の元を好きなだけ、擦りまししても、日本の円が担保となり、インフレを免れてきたということです。しかし、それも、最近では、効き目がなくなりつつあります。日本銀行がまともになったら、中国は、あっという間に、経済大国の座からすべり落ちることでしょう。

ロシアの弱体化は明らかです。現状の小国ロシアに、領土問題などで譲歩する必要など全くありません。日本は、日本銀行に金融引締めをやめさせ、円高誘導をやめさせ、また、世界第二位の経済大国に返り咲くべきです。それに、いますぐするしないは、別にして、核武装の論議をはじめるべきです。それだけで、ロシア、中国、北朝鮮はかなり脅威に感じることでしょう。
 中国の統計は、そもそも出鱈目なので、多くの日本人が、中国に抜かれたなどと思っているようですが、実は、鉱工業生産からみると、中国のGDPは、未だ世界三位であるという調査結果あります。それは、とりあえず、置いておくものとして、そうはいっても、ロシアと比較すれば、中国はかなり経済発展しました。それに比較すると、ロシアの経済は世界10位の座からも落ちてしまったように、かなりジリ貧です。

このジリ貧に追い打ちをかけているのが、中国と比較すると、人口の少なさです。領土だけみれば、ロシアは、今でも世界最大の大国ですが、その実人口は、何と、1億4千万人しかいません。これは、わずかに日本よりも、2千万人多いくらいです。あの広大な領土に、これだけしか人がいません。そうして、ロシアの支配階層である、ロシア人は、日本人の人口よりも少ないです。

こんな状況なのに、国境を接している中国の人口は、13億人であり、経済もロシアよりかなり大きいのです。優っているのは、軍事力くらいなものです。それも、アメリカから比較すれば、かつての勢いはなく、

 こんなことを考えれば、ロシアのプーチンは、そんなことはおくびにも出しませんが、中国の軍事力ならびに、経済力にかなりの脅威を感じていることは容易に想像がつきます。

だからこそ、中国に対しても、以前のような同じ共産主義の同胞などという意識はさらさらなく、今回のに対する冷遇へとつながっているものと思います。

海賊化する中国

それに、最近では、上の記事にもみられるように、中国は、アフリカ等他の国々に対するバラマキなどを通じて、資源獲得に力を注いでいます。その貪欲さが、酷すぎるため、海賊などとの異名をとっています。これについては、以下の記事をご覧になって下さい。

「衣食足りても礼節を欠く」中国 食料・エネ略奪へ、国家挙げて“海賊”化  

詳細は、この記事をご覧いただくものとして、その海賊ぶりを示すこの記事の最後の締めくくりのみ以下に掲載させていただきます。
  ところで、冒頭「衣食足りて礼節を知る」の出典は、当の中国における「法家(ほうか)」の書物「菅子(かんし)」。法家とは、「徳」による政(まつりごと)=徳治を説く「儒家」に対し、「法」による政=法治を唱える中国戦国時代(紀元前403~紀元前221年)の学派を指す。ただし、今も中国は「法」とも「徳」とも無縁の国。国際の資源を貪り喰らい、無くなれば他国領を侵す「衣食足りても足らざるとも傲岸(ごうがん)無礼」な国。

「漁」を「了」とすれば「領」を盗られることになる。
 さて、中国のこうした海外進出、世界各国から当然のことながら、嫌われています。日本人の多くは、尖閣問題などで、日本に対する変態ぶりのみ了解しているようですが、そんなことは、ありません。世界中で嫌われています。その動画を以下に掲載します。





この動画でもわかるように、これだけ中国は日本だけではなく、世界で嫌われているわけです。こんな国ですから、アフリカ諸国は今のうちは、中国のバラマキに期待していますが、いずれ、中国人がアフリカに多数進出していけば、その強欲ぶりに嫌気をさすことでしょう。

ロシアからすれば、中国よりは、日本のほうが、安心なのはいうまでもありません。だからこそ、プーチンは、習を冷遇したという背景があると思います。さらに、アフリカ諸国も金目当てなのであり、特に中国を歓迎しているわけでもありません。

それと、最近の中国は、バブルも崩壊し、経済も停滞しています。この停滞は長く続きそうです。これに関しては、以前のこのブログにも掲載したことがあります。

これが実力だぁ 中国・韓国 経済が大失速アベクロ相場でニッポン圧勝―【私の論評】白川によって中国と韓国の大富豪に大奉仕させらてきた日本人!!もう二度とあんなバカ真似はさせまじ!!

 この記事では、結局日本が、白川日銀により、デフレ・円高政策を続けてきたため、中韓両国にとっては、円高、元安、ウォン安で、まるでぬるま湯に浸かってでもいるような、経済環境を提供してきたことを掲載しました。以下に、一部分のみコピペさせていただきます。
 それにしても、私たち日本人の過去の20年のデフレは何だったのでしょうか?デフレで、低賃金や雇用悪化を招いて得たものは、中国・韓国の社会が良くなるどころかますます、悪化させ、一部の富裕層に奉仕しただけです。

こんなことは、もう二度とごめんです。今後は、これらの国に奉仕することなく、これらの国々には、経済的に独立して、自分で良くする方法を学ばせるべきです。そうして、それは、本当は簡単なことです。中国の場合は、社会構造を変革して、中間層を増やせば良いのです。そのためには、民主化、政治と経済の分離、法治国家化は必要不可欠です。韓国の場合は、米国の経済植民地から脱却して、これもやはり社会構造の変革をして、中間層を増やし、さらに日本のまともなパートナーになることです。

両政府とも、こんなことには全く気づかず、従来歩んできた道をそのまま踏襲しようとしています。このままでは、中国は世界第二の経済大国(本当はまだ3位、ただし本日は本題ではないので詳細は解説しません)から滑り落ちて、かなり低下していくことでしょう。韓国の場合は、経済が破綻する恐れがあります。

両国とも、日本の金融政策が変わることを契機にまともな道を歩んで頂きたいものです。そうして、自分たちの努力が足りないことを日本のせいにするというバカ真似だけはやめていただきたいです。もう私たちはは、あなた方に十二分に大奉仕させていただきました。その間に、自国をまともにできなかったのは一重にあなた方の国の官僚や政治家に能力がなかっただけで、断じて日本国の責任ではありません。そう思うのは、私だけでしようか?皆さんは、どう思われますか?
こんな状況から、中国国内経済は、しばらく回復しそうにもありません。中国共産党政府もそのようなことは、十分承知で、しばらく国内には見込みがないので、海賊と呼ばれても、海外進出を精力的に行なってきたし、これからも行おうとしているのです。

この中国、今月4日中国の各メディアは海外移民に関する一つのニュースを報じました。2012年の1年間、中国からカナダへ移民した人の数が3万2900人にのぼり、中国は、カナダへの最大の「移民輸出国家」となったのです。



中国富裕層
実は今、中国で大規模な移民ブームが起きています。今年1月に発表された「中国国際移民報告(2012)」によると、中国現代史上3回目の「移民潮(ブーム)」が起きているといいます。過去2回の移民ブームと比べれば、今回は富裕層と企業家が主力です。報告によれば、1千万人民元(約1億6千万円)以上の資産を持つ中国国民の6割はすでに海外へ移民してしまったり、あるいは移民を検討しています。さらに、個人資産1億元以上の富豪企業家では27%が移民済みで、47%が検討中であるといわれています。

さて、これは、日本も例外というわけではありません。六本木や赤坂の数億円するマンションが今、飛ぶように売れてます。買い手の大半は中国人です。日本人でも手が出せない物件を、易々と買っていく彼ら。

人口比で言った場合、中国に良質な中間層など、ほとんどいません。ごく少数の特権階級と圧倒的多数の貧民が住んでいる国が中国です。もちろん東京・都心の不動産を買い漁ってるのは特権階級の中国人です。

特権階級と言っても、自らの努力で事業を興したわけでもありません。たいていは中国共産党か、人民解放軍の幹部で、利権によって豊かになった人たちがほとんどです。無論、彼らは、中国にも世界にもましてや、日本になど何の貢献もしてません。



悪さをして当局に逮捕された裸官


そんな特権階級が中国脱出を始めています。官僚の中でも、家族や資産を海外に移し、自分だけ中国にいる状態の人が増えています。そういう人たちを称して「裸官」(らかん)といいます。

水も空気も、どうしようもなく汚れ、まともな生活ができない環境の中国。社会的には格差が激しく、暴動が日常茶飯事。人民の憤怒のマグマは、大噴火の寸前です。中国では、建国以来毎年平均2万件の暴動が会ったそうですが、今でもそれが下火になる気配は全くありません。

平和に営業してるまともな日系企業に暴力的な焼き打ちを行う国民性。裏でそれを操り、国民の怒りを逸らそうとする当局。それに最近の、酷い大気汚染さらに、安全性が確保されていない食物、水質汚染。こんな国には、いられないと特権階級が自ら見切ってるわけです。官僚の九割が「裸官」だと言われています。

口では愛国的なことを言い、何かあればすぐに反日を言いながら、人民の怒りの矛先を自分たちから日本にそらし、実際には家族も資産も海外に逃し、利権獲得のためだけに、自分は中国にいる裸官。もちろん彼ら自身も何かあれば、すぐに出国できる態勢にあります。これが中国の現状です。

中国ウォッチャーやネットでは習近平は「ラスト・エンペラー」と囁かれてます。私も中国は10年は、もたないと見てます。富裕層や官僚が国を捨てて出て行きたいと思ってる国に未来などありません。

裸官たちの行き先はもちろん日本だけではありません。場所はアメリカ、カナダ、オーストラリア、欧州。行った先々で上記の動画のように、顰蹙(ひんしゅく)を買ってます。習自身も、上で述べたような、事実を当然知っています。そんな状況で、外国に行ったとしても、外交にも身が入らないのも当然のことだと思います。習の外交の失敗は、外交ベタというより、こうしたことが背景にあるのかもしれません。




中国は、最早国家の体裁をなしてません。大きな変動が近いと見るべきです。その時、自分がどうするかのシミュレーションも、心のどこかでしておくべきでしょう。日本人にとって無関係な話ではありません。私は、そう思います。皆さんは、どう思いますか?

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2013年4月14日日曜日

浅田真央、来季限りでの引退表明「五輪を集大成として…」―【私の論評】浅田真央は他国の国威発揚のために潰されるのか?私たちと国は何もしなくても良いのか?!!

浅田真央、来季限りでの引退表明「五輪を集大成として…」:



  フィギュアスケート女子の浅田真央選手(22)=中京大=が13日、ソチ冬季五輪シーズンとなる来季限りで現役を引退する意向を明らかにした。東京・国立代々木競技場で行われている世界国別対抗戦のフリー演技後、「五輪を集大成としていい演技ができるようにしたい」と語った。

表彰式の後に報道陣の取材に応じた浅田は「今はそういう(ソチ五輪で引退)気持ちです」と話した。2大会連続出場を目指しているソチ五輪に出場した場合、最後の五輪となる。

日本女子のエース、浅田はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を武器に世界の第一線で活躍。15歳で初出場した2005年のグランプリファイナルで優勝。年齢規定で06年トリノ五輪には出場できなかったが、10年バンクーバー五輪で銀メダルを獲得。08年、10年と世界選手権も2度制している。

【私の論評】浅田真央は他国の国威発揚のために潰されるのか?私たちと国は何もしなくても良いのか?!!


浅田真央というと、私は、以下の記事を忘れることはできません。この記事転載が許されているので、以下にすべて転載させていただきます。

■浅田真央が戦ってきたもの
(画像が見られない方は下記URLからご覧ください)
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=B1VTIEEHRDM

●1.はじめに
私 がフィギュアスケートを見るようになったのは、リレハンメル五輪のシーズンのグランプリシリーズ、NHK杯からですから、もう17年になろうとしていま す。その、フィギュア観戦生活の中で、私は今、これまでに味わったことのないような、暗澹たる思いで胸がいっぱいです。バンクーバー五輪 の女子シングルの競技を終えて、一夜明けた今、寝るに眠れず、このレポートを書いています。

果たしてそれにどんな意味があるのか。私にもわかりません。ただ、いちフィギュアスケートファンとして、この現状を諦め、口をつぐむには、あまりにも今回の出来事は悲惨すぎる。少しでも多くの人に、現状を知ってほしい。そう思って、このレポートを書くことにしました。

も ちろん、主観だらけの内容になってしまうと思います。けれども、理解していただきたいのは、そこにあるのは、フィギュアスケートに対する愛です。誰がなん と言おうと、私はこのフィギュアスケートという競技を愛しているのだと思います。どんなにつらい思いをしても、納得できなくても。

フィギュアファンとして、浅田真央のファンとして、今回の結果がどうにも納得できないと言ったら、ほとんどの人はこう思うでしょう。「ミスをしてしまったのだからしょうがない」「キムヨナは完璧だったのだから」。

敗 者は口をつぐむのが、日本では美徳とされています。私はそれを否定するつもりは全くありません。けれどもそれは、フェアに競技が行われた上での結果という のが大前提ではないでしょうか。中には、フェアではなかったとしても、それすらも納得して口をつぐんでしまう人も、日本人には少なくないと思います が・・・。

はじめに断っておきますが、私は決してキムヨナが嫌いなわけではありません。むしろ、4年前世界フィギュアで彼女の存在を認識 した時は、浅田真央という天才にライバルができ、切磋琢磨できる状況になったということを歓迎しました。彼女たちが、これからどのように戦っていくのか、 胸を躍らせたほどです。

間違えてほしくないのは、このレポートが「キムヨナ批判」ではないということです。時には、キムヨナ本人を批判す るような書き方になってしまうかもしれませんが、私にはそのような意図は全くありません。むしろ、キムヨナもある意味では被害者であるといえると思いま す。世界最高点をたたき出し、金メダリストとなったキムヨナは、素晴らしい選手だ、天才だ、と思われていることでしょう。ですが、実はフィギュアファンの 目から見れば、主観を抜きにしたとしても、稀有な才能の持ち主というには、キムヨナはあまりにも凡庸すぎる。ジャンプにしろ、ステップにしろ、スピンにし ろ、スパイラルにしろ、すべての要素において、浅田真央に迫るものですらないのです。ではなぜ、その彼女が「世界最高点」を出すに至ったのか。たゆまない 努力のたまものだから、讃えるべきだという人もいるでしょう。しかし実は、その裏には様々な理由があるのです。

あの大舞台にノーミスで滑れたこと。それくらいは讃えてもいいと思われるかもしれません。しかし、です。

前 置きが長くなってしまいましたが、私なりに、今回の出来事を分析してみようと思います。潔くないといわれてもかまいません。この腐ったフィギュアスケート 界をなんとかしたいと思っている人間は、たくさんいるのです。それを、少しでも多くの人に知ってもらいたいと思います。

●2.トリノ五輪後に4年がかりで浅田真央がされてきたこと
・ キムヨナがフリーで3回も使うダブルアクセルの基礎点が突如3.3 → 3.5点にUP。加点をつける基準が難しい3回転と同じなので、簡単なダブルアクセルの前後には工夫ができあっさり毎度トリプルループ以上の点に

・ トリプルルッツとトリプルフリップの踏みわけが厳格化され、真央が1試合3回使う得点源であり3回転で一番基礎点の高い技トリプルルッツが不正扱いで使う度平均2.3点も減点。修正しない限り組み込めなくなる

・ 真央の甘かったシットスピンの認定基準も厳格化。
しかし真央即座に対応し深いシットスピンに

・ 実はキムヨナも3回転で2番目に基礎点の高いトリプルフリップの不正があった。
ところが何故かキムヨナの不正トリプルフリップだけは見逃され続け驚異の加点
それでも真央が2008年ワールドで優勝してしまう

・ その直後、来シーズンから今度は回転不足の厳格化を発表
更にトリプルルッツを跳べないでる浅田に、浅田の得意な3回転半を除いた
3回転5種類を跳んだ場合のボーナスを出す情報が流れる

・ 予想通り真央のトリプルアクセルとトリプルループ、安藤のトリプルループ、特に二人ともセカンドトリプルループが怖いぐらい全く認められなくなる

・ ところがキムヨナの得意なセカンドトリプルトゥループだけは決して回転不足にならず初戦のアメリカ戦でトリプルフリップがまた見逃される。しかしVTRで はっきりトリプルフリップの不正が映ってしまい、2戦目からエラーではない「!」の注意がつくも、彼女だけマイナスにならず小さいながら加点がつき続け る。

・ 真央がトリプルサルコウを克服しルッツもなんとか矯正してくる。対照的にキムヨナはトリプルループが跳べなくなる
真央が文句のつけようのない演技をしてグランプリファイナル優勝
するといつの間にか5種類ボーナスの話しが立ち消えに

・ 五輪シーズン、8月に韓国でルール改正決定。真央の最大の得意技トリプルフリップも、蹴る足がつま先ではなくブレード全部で蹴ってるからと減点に。
ジャパンオープンで矯正しても不正扱いされ浅田の最後の砦トリプルフリップも減点、しかもいじっていびつになり質が悪化、ついでにトリプルトゥループも減点ジャッジが登場

・2010年度初戦で真央に回転不足4連発判定。内3つは明らかに足りてるループ
5輪シーズン、彼女のループを2回転含め全て潰す意図が明確に
キムヨナはトリプルフリップの不正は再び注意もつかなくなり、フリーではトリプルフリップを跳ばずに世界最高得点更新

いかがでしょうか。
浅 田真央は、4年もの長きにわたって、これだけの仕打ちに耐え、乗り越えてきたのです。これだけの、浅田真央に不利でキムヨナに有利なルール改正。浅田真央 が、何十年に一度の稀有な才能の持ち主でなければ、ここまで露骨なルール改正はなされなかったかもしれません。これでもか、これでもかと浅田真央をつぶし にかかり、それでもつぶれなかった浅田真央は、本当に頑張ったし、偉いと思います。

●3.浅田真央の代わりにプルシェンコが滑ったら・・・

「浅田真央の代わりにプルシェンコが滑ったら・・・」 2010年02月26日 『Nereide Design Blog』より一部転載
http://nereidedesign.jugem.jp/?eid=205

日本の皆さんは、「浅田真央がノーミスなら当然金メダルだったはず・・・」と
思っているでしょう。

違います。
浅田真央の代わりにプルシェンコが滑って、4回転ジャンプをかましても、キム・ヨナに勝つのは無理なんです。

だから浅田真央は滑る前の、気持ちの持って行き方に迷いが出たのです。
絶対勝てない、って分かってたから。

キム・ヨナのフリー競技のスコアをご覧ください。

浅田真央が戦ってきたもの
(画像が見られない方は下記URLからご覧ください)
http://px1img.getnews.jp/img/archives/asada01.jpg

キム・ヨナと浅田真央の他のスコア
▼ 浅田真央 FREE SKATING

浅田真央が戦ってきたもの
(画像が見られない方は下記URLからご覧ください)
http://px1img.getnews.jp/img/archives/asada02.jpg

▼ キム・ヨナ SHORT PROGRAM

浅田真央が戦ってきたもの
(画像が見られない方は下記URLからご覧ください)
http://px1img.getnews.jp/img/archives/asada03.jpg

▼ 浅田真央 SHORT PROGRAM

浅田真央が戦ってきたもの
(画像が見られない方は下記URLからご覧ください)
http://px1img.getnews.jp/img/archives/asada04.jpg

Judges details per skater ⇒ SHORT PROGRAM *1・FREE SKATING *2

*1:「JUDGES DETAILS PER SKATER / NOTATION DETAILLEE DES JUGES(SHORT PROGRAM)」
http://cdn31.atwikiimg.com/injustice/pub/FSW010201C77B.pdf

*2:「JUDGES DETAILS PER SKATER / NOTATION DETAILLEE DES JUGES(FREE SKATING)」
http://cdn31.atwikiimg.com/injustice/pub/FSW010101C77B.pdf

男子と同じPCS(*女子は×1.6、男子は×2.0)で計算すると、キム・ヨナはジャンプが1回少ないにもかかわ らず、ライサチェックの得点を超えます。

女子金メダル キム・ヨナ(12要素ジャンプ7回)
FS 168.00点 [TES 78.30(加点 17.40 ) PCS *89.70]

男子金メダル ライサチェック(13要素ジャンプ8回)
FS 167.37点 [TES 84.57(加点9.64) PCS 82.80]

男子銀メダル プルシェンコ(13要素ジャンプ8回)
FS 165.51点 [TES 82.71(加点7.68) PCS 82.80]

女子の身体能力(体力)は、身体組成からみて男子よりも劣るという研究結果があります。(身体組成からみた男女の体力差*1)

*1:「身体組成からみた男女の体力差(中京大学 体育学部 北川 薫) PDFデータ」
http://cdn31.atwikiimg.com/injustice/pub/110001930492.pdf

しかし、女子であるキム・ヨナは男子のライサチェックやプルシェンコを超えた。

ちなみに、PCS(Program Components Score)はプログラム全体の演技を5つの観点から評価します。5つの観点は以下の通りです。

スケート技術 (Skating Skills)
要素のつなぎ (Transitions)
実行力/遂行力 (Performance/Execution)
振り付け (Choreography)
曲の解釈 (Interpretation)

女子であるキム・ヨナが男子のプルシェンコやライサチェックよりもダイナミックでパワフルなパフォーマンスをしていましたか?

私はそうは思えません。

では、どうしてそんな差がついたのか?

一言でいうと、審判のおまけポイント
審判の気分次第で10点20点の差ができる仕様になっております。

GOE女子
1位 キム・ヨナ: 17.40
2位 浅田真央 : 8.82
3位 ロシェット : 4.42
4位 長洲未来 : 8.50
5位 安藤美姫 : 5.30

GOE男子
1位 ライサチェック: 9.64
2位 プルシェンコ: 7.68
3位 高橋大輔: 3.20
4位 ランビエール: 2.58
5位 P・チャン: 3.80

そして当日、韓国人審判とカナダ人審判が入っておりました。
だから
「オリンピックの試合だが、全く緊張しなかった」などと余裕をぶちかませたのです。

色々な感情がありますが、まずは浅田真央という選手を賞賛するべきでしょう。
スキージャンプよりも酷いルール変更の連続に苦しめられて、それをたった1、2年で修正してきて、「用意された王者」を脅かす所までいったのです。

●4.画像比較 バンクーバー五輪SPにおける浅田真央とキムヨナそれぞれの演技
浅田真央が戦ってきたもの
(画像が見られない方は下記URLからご覧ください)
http://px1img.getnews.jp/img/archives/asada05.jpg

こうやって並べて比較すると、いかにキムヨナが浅田真央に比べて体が硬く、難易度の低いポジションでしか滑れないかがわかります。
ところが、ここでの二人のポイントは、驚くべきことに、全く同じなのです。また、キムヨナはスパイラルの途中で一瞬よろけてしまいますが、そんなこともおかまいなしに加点がついています。

●5.さいごに
この四年というもの、フィギュアスケートファンが、どれほどの憤りを抱えてきたか、おそらくフィギュアを五輪でしか見ない人には想像もつかないでしょう。けれど、ここまでのまとめで少しだけでもわかっていただけたでしょうか。 それでも・・・と思われるでしょうか。

私たちが忘れてはならないのは、浅田真央は間違いなく、世界的に見ても何十年に一度の稀有な才能の持ち主であり、キムヨナは凡庸な選手でしかないということです。

凡庸な選手を、何年もかけてさもものすごい選手であるかのように仕立て上げた。五輪という大きな舞台で、世間に文句を言わせないために。

キ ムヨナの演技というのは、フィギュアをよく知らない人から見れば、パーフェクトで素晴らしいものに見えるかもしれない(点数という後押しもあり)。しか し、フィギュアを少しでも詳しく知る人間から見れば、キムヨナの行っている演技は、五輪10位の選手ともたいして変わらない、平凡なものです。ただ難易度 の低いプログラムを、自信たっぷりに滑っているから、素人目には素晴らしく見えるだけなのです。ジャンプ以外の要素・・・ステップ、スピン、スパイラル。 すべての要素について、それは言えることです。

では、自信たっぷりに滑れる彼女の精神力を讃えるべきだといわれるかもしれません。ですが、上記にあげたように、キムヨナは様々なものから守られている。採点基準・審判・マスコミ・・・。

バ ンクーバー五輪フリーにおけるキムヨナの得点はどのようなものか、簡単に言ってしまえば、あのプログラムから、3-3のコンビネーション+3回転を一回、 すっぽぬけたとしても優勝してしまえる。そのような異常な高得点なのです。ですが、コアなファンでなければ、そんなことはわかるはずもありません。1回や 2回転んでも優勝できると分かっている選手と、世界最高の技をパーフェクトに滑っても優勝できないかもしれない選手が、同じプレッシャーであるわけがあり ません。

そのような、プレッシャーのない状況ですから、キムヨナがノーミスで滑れるのは、別に驚くべきことではないのです。

フィ ギュアスケートは、芸術的要素を多分に含んではいますが、スポーツです。それなのに、難易度の低いプログラムをプレッシャーのない状況で滑った選手が勝 ち、異常なプレッシャーの中で、それでも大技に果敢に挑戦した選手が負ける・・・。そんなことがあって許されていいのでしょうか?

高得点が出るのはキムヨナのほうが、表現力に優れているからでは?と思われる方は、上にある画像をもう一度見ていただきたい。明らかに、浅田真央のほうが技術だけでなく表現力にも優れていることがよくわかるでしょう。

平 凡平凡と何度も書きましたが、それは浅田真央と比べたらの話であって、キムヨナに才能がないわけではありません。トップレベルであることは間違いない。た だ、浅田真央が天才すぎただけです。浅田真央が天才すぎなければ、ここまで念入りに、キムヨナを「世界最高」に仕立て上げる必要もなかったかもしれな い・・・とも思います。ある意味、キムヨナも被害者かもしれないというのは、そういうところにあります。

「仕立て上げられた世界王者」こ の言葉を、私はこれからもずっと忘れないでしょう。そして、浅田真央がこの四年間で何をされてきたか、そしてそれをいかにして乗り越えてきたか。それを、 私はできるだけ多くの人に伝えていきたいと思っています。冒頭にも書きましたが、私はフィギュアスケートを愛しているからです。

浅田真央は、間違いなく、もっともっと、世界的に評価されなければいけないスケーターです。私は、浅田真央とキムヨナが甲乙つけがたいと評価されるだけでも我慢がならないのです。

どうか、この思いが、少しでも多くの人に伝わりますように。

そして、フィギュアスケートの現状が少しでもいいから変わりますように。

●6.検証動画関連
ニコニコ動画は視聴者が書かれたコメントが横に流れていきます。再生中にじゃまになるようでしたら右下の「吹き出しマーク」をクリックするとコメントを非表示にできます。

また、画面下部に表示される広告は右上にある×をクリックして消すことが出来ます。

【比較検証】キム・ヨナ不可解判定:Vancouver SP


(画像が見られない方は下記URLからご覧ください)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9856855?via=thumb_watch

【比較検証】キム・ヨナ不可解判定:Vancouver FS


(画像が見られない方は下記URLからご覧ください)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9883207?via=thumb_watch

【八百長ジャンプ】キム・ヨナ 2009 GPF SP、SA、TEB、2009world
(画像が見られない方は下記URLからご覧ください)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9004600?via=thumb_watch


(画像が見られない方は下記URLからご覧ください)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9937368?via=thumb_watch

転載元:こちらは『浅田真央が戦ってきたもの』からの転載です。

転載いただいた記事は2013年03月22日時点のものです。

【私の論評】浅田真央は他国の国威発揚のために潰されるのか?私たちと国は何もしなくても良いのか?!!

 以上で引用は終わりです。浅田真央が、戦ってきたものについて、上記のような詳しい、そして正確な記事はないと思います。上のようなことを言う人は、何もこの人にだけ限ったことではありません。他にも、大勢います。それに、マスコミがそもそも、浅田真央の大敵です。以下の動画を御覧ください。







マスコミで消された浅田真央選手のウィニング・ラン


以下のような外国メディアの報道もあります。
「配慮があったのは明らか」ヨナの銀メダルに中国メディアが疑問を呈す
2010年3月29日9時52分配信 サーチナ

27日にイタリア・トリノで行われたフィギュアスケート世界選手権で、2位でフリープログラムに臨んだ浅田真央選手は完璧とも言える演技で 197.58点を記録して金メダルを獲得した。一方、バンクーバー五輪で金メダルを獲得した金妍兒(キム・ヨナ)選手はショートプログラムでの出遅れがひびき、銀メダルに終わった。

これに対し、中国新聞網は「キム・ヨナの銀メダルは意外だった」とし、ジャンプの転倒と回転不足があったにもかかわらず、ほぼノーミスの浅田真央選手(129・50点)より高い130.39点という全選手中最高の得点を獲得したことに疑問を呈した。

続けて記事では、「完璧な演技を見せた浅田真央選手の点数がキム・ヨナ選手よりも低かったとき、会場からはため息が聞こえた」とし、表彰台でキム・ヨナ選手に送られた拍手は、金メダルを獲得した浅田真央選手はおろか、銅メダルのラウラ・レピスト選手よりもずっと少なかったと報じた。

また、キム・ヨナ選手が獲得した点数に対し、記事では「ジャッジから何らかの配慮があったのは明らかだ」と指摘し、「フィギュアスケートにおける悲哀と言わざるを得ない」と報道。

さらに、「ジャッジが見せた『えこひいき』はフィギュアスケートというスポーツの公平性をさらに失わせることとなった」とし、今回のような事件が今後のスポーツ競技で起きないことを希望するばかりであると報じた。

同じ演技について、英国の生放送で解説者(BritishEurosportsのコメンテーター)は「真央がどれだけ凄いか」を説明しました。

A「( 浅田は )間違いなく素晴らしい! でユナ? 誰?」
B「 ハッハッハッ 」
B「 素晴らしかった、でも残酷なシステム。 たとえば3A、今夜はもう2度と見れないのです。それほど難しいジャンプなのにコンビの点数は9.5!誰かさんの3lz+3tより低いのですよ!」
A「 おかしいよね 」
B「 本当に間違ってます!」
演技が終わり、観客はスタンディングオベーション。
実況は「Absolutely amazing!!」と称賛!

トリプルアクセル(3A)のスローVTRを観て、
A「 ごちゃごちゃ言う前に確認しましょう。。。うん、完璧。クリーンな3A! 」
「Clean!」、「Beautiful!!」

そして、彼は浅田真央の完璧なトリプルアクセル(3A)がダウングレードされると、生放送中に驚きの声を上ゲ、不平を漏らした!

点数が開示された時
A「 !? 驚きました・・・( 浅田の点が ) 低い!バッカバカしい!! ダウングレードされている…」
「This is ridiculous !」(ばかげている)
これは、おそらく韓国政府による働きかけなどがあったものと思われます。まさに、浅田真央は、韓国政府はもとより、本来は味方であるはずべき日本マスコミとも戦ってきたということです。それに、韓国というとすぐ及び腰になってきた、日本政府との戦いでもあったのです。オリンピックや国際試合ということにでもなれば、韓国のような露骨は働きかけは、問題だと思います。日本としては、韓国のような露骨な働きかけをしろともまではいいませんが、それにしても、上記のような異常なことがあれば、抗議はすべきでしょう。


そうして、浅田真央選手が引退前までには、政府は上記のようなことがないようにして、真央選手が、気持よく、そうして、精一杯実力を発揮できるような環境づくりをすべきと思います。以前、マスコミなどの不当な圧力に責め立てられた安倍元総理なら、浅田真央選手が何と戦ってきたのか、十分理解できるし、していると思います。

現在の安倍政権なら、韓国政府などの無用な働きかけに対して、抗議をするなどのことするに違いありません。


それから、日本がまともな金融緩和政策をするようになってからというもの、円安で韓国経済はズタボロです。これから、さらに、ズタボロになり、真の姿を現そうとしています。過去において韓国は、異常なウォン安と、異常な円高でぬるま湯に漬かった状態で、経済を伸ばしてきました。しかし、それもおしまいで、真の力が露呈しつつあります。

この状況が、今年から来年にかけて、さらに進行していきます。そうなると、フィギュアスケートどころではなくなります。そうなれば、あまり韓国政府もそんなことにはかまっていられなくなるので、韓国のフィギュアスケートの真の実力が見えてくるようになる可能性が高いです。

実際企業の世界においては、最近では、日本のソニー、パナソニック、シャープなどの業績が回復しており、サムスンは業績を落としており、凡庸な企業の厚化粧が剥げ落ちつつあります。スポーツの世界もそうなって欲しいものです。スポーツ界においても、政府などによる強力な後押しのあった韓国勢は今までは、ぬるま湯に漬かっていたというのが実体だと思います。いずれ、実力を垣間見ることができる時が近づいていると思います。


それから、反日マスコミに関して、浅田真央選手に対する報道姿勢も、上記のような有様です。今後、この姿勢が改まらず、おかしげな馬鹿報道をすれば、私たちは、ブログや、SNSで徹底的に糾弾していくべきです。

そんなことを思いながら、今年と来年は、浅田真央選手を応援していきたいです。 皆さんは、どう思われますか?


それから、本日は、本題ではないので、詳細は掲載しませんが、以下の様な驚くべき記事もあります。

夏目アナが番組中に涙した「異端なフィギュアスケート選手」

この記事は、ある黒人のフィギュアスケートの選手がたどった、運命を説明しています。十分実力がありながらも、不当とも思われる判定で、さしたる記録も残せず、現役生活を終えた、異端なフィギュアスケート選手のことを掲載しています。

このような、記事を読んでいると、フィギュアスケートの審判そのものに問題があるのではと思えてきます。審判に問題がないかどうかを再度チエックをすべきです。



浅田真央選手の場合は、このような悲惨な運命を辿らずにすんではいますが、それにしても、不利な扱いを受けてきたことには間違いないと思います。選手として実力を発揮する前に、このような敵と戦わなくてはならなかったということです。

いずれにせよ、真央選手がこんなことを気にせずに、十分実力を発揮できる環境を与えてあげて、心ゆくまで、フィギュアスケートを楽しんでから、引退していただきたいと思います。私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

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