2012年4月9日月曜日

“萌え”のルーツは「源氏物語」にあり!?― 【私の論評】"かわいい"のルーツは、「枕草子」にあり!?私たちは、未だに日本人の古(いにしえ)の情念を受け継いでいる存在!?

“萌え”のルーツは「源氏物語」にあり!?

http://journal.mycom.co.jp/c_cobs/jijinews/trend/2012/04/0810pt1.html



【私の論評】"かわいい"のルーツは、「枕草子」にあり!?私たちは、未だに日本人の古(いにしえ)の情念を受け継いでいる存在!?

上記の記事では、萌えに関する、核心部分は、以下のようなものだと思います。

「『萌え』というのは、一言でいうと未熟なものを愛でる気持ちのことです。本来、『萌える』というのは草木の芽が出る様を指す言葉であり、今はまだ未熟な状態を指しています。人はこれから大きく育っていくものに、心ひかれるのだと思います。アホ毛やツインテールが「萌え」の対象になるのは、子どもっぽい女の子の象徴だからではないでしょうか。そうした子どもっぽい女の子を見ると、男性は自分が守ってあげたいという気持ちになるのです。そうした気持ちは、あの『源氏物語』にも描かれています。主人公・光源氏が18歳ぐらいのとき、10歳ほどに見える幼い紫の上を見初めたのも、そうした『自分が育ててあげたい』という気持ちから。考えてみると『萌え』のルーツは『源氏物語』にあったのかもしれませんね」(内藤先生)(写真上は、いわゆる、アホ毛、下は、ツインテール)

"萌え"に関しては、多くの人々が知っているとおもいますが、その本来正しい定義とか、いつからいまのように盛んに遣われるようになったかは、知らない人もいると思いますので、以下に掲載しておきます。
萌え(もえ)とは本来の日本語では、草木の芽が出る(伸びる)様を言う。
  1. 一方でオタク文化におけるスラングとしては、主にアニメ・漫画・ゲームソフトなどにおける、登場キャラクターなどへのある種の強い好意などの感情を表す言葉として使用されている。また、そこから転じた若者言葉では、同様のニュアンスがより広い対象に対して用いられる。
  2. スラングとしての萌え(もえ)とは、一部文化において、アニメ・漫画・ゲームソフト等様々な媒体における、対象(主として登場キャラクター)への好意・恋慕・傾倒・執着・興奮等のある種の感情を表す言葉である。「対象物に対する狭くて深い感情」という意味を含み、それよりは浅くて広い同種の感情を表す「好き」という言葉を使うのにふさわしくない場合に用いられる。最大公約数的には架空の人物、アイドル、無機物といった現実的には恋愛対象になりえない対象に対する、自覚的な「擬似恋愛」といった定義でくくることもできるが、必ずしも恋愛感情とは同一視されない。
  3. 原初は異性・小動物等の愛玩的対象に対して熱烈にのめり込み、恋愛感情や性的欲求に近い感情が「燃え上がる」という意味のスラングから来たものであるとみられている。元はパソコンでの「燃える」の誤変換から発生したと見られる。また、愛玩的対象に対して、恋愛感情ではない何かが感情として現れることを、萌え元来の意味である芽が出ることから何かに芽生えるという意味の俗語として使われていったとされる。「心に春を感じる」といった語感で用いられる。
  4. 日本にて1980年代後半から1990年代初頭頃に成立した説が有力だが、その成立の経緯は不明な点が多い。また現在は様々な分野で使用されているが、元々がそれまで適切な表現のなかった、興味の対象によって喚起される様々な感情を一括りにした表現であるために、使用法や解釈を巡る議論は絶えない。当初は専らフィクションの美少女キャラクターを形容する表現として使われたが、後年になって当初の定義を離れて対象が多様化している。幅広い概念を含むゆえに共通言語として多用されている面もある。
  5. 当初はおたくの間で使われる俗語であったが、2000年頃からおたく用語としてマスメディアを中心に取り上げられるようになる。認知度が上がったことにより大衆に浸透するようになり、やがて日本語本来の「萌え」の用法よりも一般的となっていく。2005年にはユーキャン流行語大賞に選出された。若者言葉として定義される場合もある。

このような、"萌え"について、内藤先生は、源氏物語に源流があるとしているわけです。源氏物語の価値観など、やはり日本人の潜在意識に深く刻み込まれています。この萌え、最近では、海外でも真似されているようではありますが、まだまだ、珍しいと思います。日本でも従来はおたく系のものだったと思いますが、最近でしっかりと市民権を得たようで、あまり珍奇な現象とは受けとられなくなっています。だから、源氏物語が源流とう見方は正しいのかもしれません。

それれから、いわゆる「かわいい系」のフアッションは、いまだに日本に根付いています。これは、上の記事でも『萌え文化が日本で花開いた理由には、そんな文化的な背景があったんですね。大人になってもリボンやピンク、フリルの洋服を好む女性が多いのも、自分の中に失いかけた「子どもらしさ」をどこかで追い求めているのかもしれませんね』としています。私は、このブログでは、"萌え"については、掲載したことがないのですが、「かわいい」については、掲載したことがあります。詳細は、当該記事をみていただくものとして、下にその核心部分のみを掲載しておきます。

・・・・・・・・・・ でも、この「かわいい」という表現、それもありとあらゆるシーンで、「かわわいい」と遣うということ、何かを思い出しませんか?

そうです。あの清少納言による古典「枕草子」にでてくる、「をかし」とか、「いとをかし」の表現です。
春は、あけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは 少し明りて紫だちたる雲の細くたなびきたる。
夏は、夜。月の頃はさらなり。闇もなほ。螢の多く飛び違ひたる。また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くもをかし。雨など降るもをかし。
秋は、夕暮。夕日のさして、山の端(は)いと近うなりたるに、烏の寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど、飛び急ぐさへあはれなり。まいて雁などの列ねたるがいと小さく見ゆるは、いとをかし。日入り果てて、風の音、虫の音など、はたいふべきにあらず。
冬は、つとめて。雪の降りたるはいふべきにもあらず。霜のいと白きも、またさらでも、いと寒きに、火など急ぎ熾して、炭もて渡るも、いとつきづきし。昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火も、白き灰がちになりて、わろし。(下の写真は、枕草子原本)


(現代語訳)
春は、あけぼのの頃がよい。だんだんに白くなっていく山際が、少し明るくなり、紫がかった雲が細くたなびいているのがよい。
夏は、夜がよい。満月の時期はなおさらだ。闇夜もなおよい。蛍が多く飛びかっているのがよい。一方、ただひとつふたつなどと、かすかに光ながら蛍が飛んでいくのも面白い。雨など降るのも趣がある。
秋は、夕暮れの時刻がよい。夕日が差して、山の端がとても近く見えているところに、からすが寝どころへ帰ろうとして、三羽四羽、二羽三羽などと、飛び急ぐ様子さえしみじみとものを感じさせる。ましてや雁などが連なって飛んでいるのが小さく見えている様は、とても趣深い。日が沈みきって、風の音、虫の音など、聞こえてくるさまは、またいいようがない。
冬は、朝早い頃がよい。雪の降ったのはいうまでもない。霜のとても白いのも、またそうでなくても、とても寒いのに、火を急いでつけて、炭をもって通っていくのも、とても似つかわしい。昼になって、寒いのがゆるくなってくる頃には、火桶の火も、白く灰が多くなってしまい、よい感じがしない。

枕草子には、この「をかし」「いとをかし」が、これでもか、これでもかという勢いで連発されます。
この「をかし」だって、特に限定された言葉ではなく、いろいろな場面で使われおり。とにかく「よいこと」の意味程度で用いられています。そうして、この「をかし」は、随筆「枕草子」のなかでは清少納言自身の多様な価値観を表した言葉だと思います。

最近の女の子たちや女性が用いる「かわいい」も同じことで、現代女性の価値観を現す言葉として
用いられているのだと思います。本質は、あの古典の「枕草子」とちっとも変わりません。まさに、「かわいい」は、現代版「をかし」「いとおかし」なのだと思います。それに、清少納言が「枕草子」を書いたのは、30歳台だあったと推定されています。だから、清少納言もアラサーだったということであり、本日の話題にピッタリだと思います。
こうして、考えてみると、「かわいい」は、「萌え」と不可分ではないということです。そうして、このブログ記事にでも書いていたように、「やはり私たち日本人は、清少納言から連綿と続く"言霊"の威力が精神に刻まれているのだと思います。だからこそ、別に宗教心がないと思わる人も、初詣をしたり、ゲンかつぎをしたり、お正月には晴れ着を着たりするのだと思います」ということなのだと思います。(下の写真は、TokyoかわいいTVに出演した、田井中茉莉亜さんのブログに掲載されている写真。ブログはこちらから!)

多くの現代人は、源氏物語や、枕草子などの古典と現代とは、全く関係ないと思っているようですが、潜在意識には、この日本の文化がしっかりと刻み込まれているということなのだと思います。これは、なぜかといえば、学問や、産業などの世界では、技術革新などがあって、それが、知識として受け継がれ、それに伴ういわゆる、日々のライフスタイルなどは、数百年も昔と現在では、考え方やあり様が全く異なるのですが、恋愛とか、親子の情とか、恨みや、憎しみの情とか、根底での価値観など、いわゆる理屈ではない、情念の世界は、人の寿命は、限られているため、年を経て蓄積されていくものではなく、自分生きている間に感じ取らなければならないということで、時代が変わってもあまり変わらないのだと思います。

実際、源氏物語の世界や、枕草子の世界でも、情念の世界ということでは、本当に理解しやすいです。いろいろ、時代背景が変わっていても、人を思う気持ちなど変わりないことが良く理解できます。これは、本当にそう思います。なにもこれらの古典でなくても、たとえば、鴨長明の「方丈記」、など読めば、吉田兼好の「徒然草」など読むと情念では良く理解できます。これらと、枕草子は、日本三代随筆ともいわれるもので、日本人の心が良く描かれています。これら、随筆に限らず、たとば、万葉集の防人の歌など、読むと、情念の世界では、時代をのりこえて、様々な人間の心、情感が良く理解できます。(下の写真は、"おとなかわいい"がテーマである雑誌『Sweet』の表紙)


まさに、私たちは、未だに日本人の古(いにしえ)の情念を受け継いでいる存在であり、根底では、このような情念でつながっており、過去からこれを受け継ぎ、未来にこれを引き継いでいく存在なのだと思います。なにがあっても、この世界は、潰すことなど、できないのだと思います。若い人たちの萌えの心も、現代のライフスタイルにあわせてはいるものの、情念の世界では同じなのだと思います。



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2012年4月8日日曜日

原発再稼働、6割が「何らかの形で賛成」。ネットリサーチ調査で明らかに。−【私の論評】超低脳民主党政権には、スタグフレーションの危機がみえていない!!

原発再稼働、6割が「何らかの形で賛成」。ネットリサーチ調査で明らかに。:


ネットリサーチ会社の株式会社マーシュは、関東圏だけでなく関西圏も含めた男女500人を対象に「震災後の生活に関するアンケート」を実施した。原子力発電所に関する質問では、回答者の約6割が「なんらかの稼働について賛成」の意向を示しているという結果が出た。

【私の論評】超低脳民主党政権には、スタグフレーションの危機がみえていない!!



上の結果、妥当なものだと思います。多くの国民が、実態をよく理解していると思います。絶対反対という人々は、少数派だということです。少数派の人々は、自分たちが何を言っているのか、よく見えていないのだと思います。(上は、福島原発の航空写真)

私自身は、無論将来的に、代替エネルギーがでてくれば、それに変えるということには、やぶさかではありません。しかし、すぐに原発を全廃ということには、賛成しかねます。上のアンケートで、どんな状況でも原子力発電には絶対反対という意見には、賛同できません。少なくとも、20年くらいみておいて、代替エネルギーに変えて行くべきでしょう。既存の原発の安全性を確保しつつ、稼働させ、古いタイプの原発からじょじょに廃止していくというやりかたが、最も適したやりかただと思います。

すぐに、全廃ということになれば、電力不足になることは明らかであり、そうなると、電気料金が値上がりします。すでに、東電では、電気料金を値上げを予定しています。いずれ他の会社も追随することでしょう。(下の写真は、バイオマスエネルギーによって点灯する街路灯)


そういうことになれば、どういうことになるかといえば、ほとんどすべての製商品をつくったり、物流などでも、電気を使っていますから、すべての製商品の値段があがるということになります。さらに、そうなると、いわゆるコストプッシュインフレという、非常にやっかいなことになります。日本が、さらに大量の原油や天然ガスなど、輸入するということなれば、日本の経済はかなり大きいですし、エネルギーのない国ですから、さらに、原油・天然ガスの値段があがり、これも、様々な製商品の原材料となっていますから、これも、さらにコストプッシュインフレを助長し、さらに、インフレを助長することになります。

そうなると、どういうことになるかといえば、現状では、デフレ状況が続いており、その状況が改善されない限り、インフレで物価は上昇しながら、景気後退というスタグフレーションという状況に陥ってしまいます。

さらに、懸念されるのは、増税です。もし、コストプッシュインフレが起こっているさなかに、増税されると、確実にスタグフレーションに陥ります。そうなると、かなり難しいことになると思います。

何が難しくなるかといえば、スタグフレーションのもとで、景気を浮揚させようとして「金利を下げて通貨供給量を増やす」と、さらに物価上昇を推し進めてしまいます。逆に、物価を安定させようとして「金利を上げて通貨供給量を減らす」と、企業の資金繰りが悪くなり、さらに景気後退を推し進めてしまいます。

一方をよくしようとすると、もう一方が悪化してしまうというジレンマ(二重苦)に陥ってしまうのがスタグフレーションの特徴です。したがって、スタグフレーションのもとでは、どのタイミングで通貨供給量を調整するかという金融の舵取りが非常に難しくなります。いまだと、増税はやめて、財源など、国債などをあてて、すぐにデフレ対策を行えば、GDPも増え(まさに、GDPを増やすことが、デフレ対策)、対策功を奏すれば税収も増えることになります。デフレの今なら、対策は至って簡潔明瞭です。

先日、日銀が、インフレ目処1%などをだしましたが、コストプッシュインフレになれば、1%の物価上昇などだまっていても、達成できます。そうして、現状は、その可能性が高いですから、要するに日銀は、このようなことになっても、何もしませんと言っているようなものです。要するにデフレ政策を堅持するということです。無論、スタグフレーションになっても、デフレ対策を打ち続けるということです。私は、もし、スタグフレーションになれば、いっときインフレを甘受しても、景気を浮揚させる必要があると思います。そのときは、物価上昇が、現状では上限ともみられている4%を超えて、5%、6%に設定する必要があると思いますが、日銀は、絶対にそんなことはしないでしょう。こうして、スタグフレーションになれば、その罠からかなり長い間抜け出すことができず、失われた10年が、20年になっている今日、さらに、失われた30年になる可能性が大です。



今の超低脳政府では、こんなことも何も考えていないのだと思います。だからこそ、ちょうどスタグフレーションかおこりそうな時期、2015年を目指して増税なんてことを考えているのだと思います。全く困ったものです。しかも、その頃には、間違いなく政権の座にありません。なのに、このような馬鹿げた置き土産をしていき、後々に禍根を残し、政権が瓦解したあとまで、多くの人たちに忌み嫌われるようになるわけです。そうなれば、過去に民主党議員だったというだけて、あいつは駄目なやつだと、多くの人たちにレッテル貼りをされることになると思います。それも、致し方ないことだと思います。なにせ、支持団体も上の画像のように酷すぎます。亀井さんなどは、連立政党でもある国民新党から離脱して、かえって良かったということになると思います。

ここしばらくは、とにかくデフレ対策(政府による積極財政、日銀による金融緩和)をうち、緩やかなインフレ状況(3%から4%の物価上昇)にしておき、景気を浮揚させ、雇用を拡大して、スタグフレーションの芽を摘んでおくべきだと思うのは私だけでしょうか?スタグフレーションになどなれば、ろくなことはありません。雇用はますます落ち込み、自殺者は増え、孤独死も増え、日本国は、これだけ豊だというのに、景気がかなり後退しつつ、物価があがるという異常な事態に巻き込まれしなくても良い苦労をしなければならなくなるのは、必定です。デフレから、さらにスタグフレーションということになれば、本当にに大変なことになります、こんなときには、企業も個人も頑張ようがなくなります。こういう、奇禍は、頑張ればなんとかなというものではなく、災いは、根元から絶たなければなりません。溢れ出る水を掻き出すというのではなく、水道の元栓を閉めなければなりません。本来は、いまから、元栓を開けないようしなければならないはずです。


とにかく、今の政府は、超低脳なので、経済は、経済、それも、目の前だけしか考えない、だから、増税などと馬鹿なことを考える、エネルギー行政は、エネルギー行政と、これも、目の前のことしか考えないということで、エネルギー行政と、経済対策なども、多いに関わり合いがあるということなど、さっぱり見えないのだと思います。ちなみに、あの鳩山さん民主党からとめられたにもかかわらず、意気揚々と、イランに行ったそうですが、一体なにをしに行ったんですかね。イラン側から、宇宙人が侵略してきたと間違われて攻撃されてしまうのが、おちだと思いますが? もう、末期症状です。


特に、エネルギー政策などに関しては、東電を矢面にたたせ、みずからは、その陰に隠れて、やり過ごそうという腹がみえみえです。私自身は、無論東電に責任はあることは、間違いないことですが、だからといって、政府に責任がないというこ とはあり得ないと思います。これについて、本日は本題ではないので、ここでは、詳細をのべることはしません。ただし、私の考えに近い記事が掲載されているのを見つけましたので、これに関して詳細を知りたい方は、以下のURLを参照して下さい。

http://diamond.jp/articles/-/16979?page=4

こんな超低脳政権には、もう何もできません。ただただ、日本国を引っ掻き回し、問題を次から次へと作り出すばかりです。もうすでに、次の選挙では大敗するのは目にみえていますが、一分一秒でも早く瓦解していただきたいものです。野党の方々も、寸暇を惜しんで、追い詰めて粉砕していただきたいものです。


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2012年4月6日金曜日

【今日の名言】ツイッターはじめておいてよかったな−【私の論評】確かによかった!! 特に経済記事にだまされないですむ!!

【今日の名言】ツイッターはじめておいてよかったな

 

日本国内のツイッターアカウントは2990万件で世界3位。みなさんが、ツイッターをしていて良かったことは何だろうか。

 @KREVA_DrK_dj908さんがツイートする。


 ツイート主は言うまでもなく、人気HIPHOPアーティストのKREVAさん。  「【その9】(しかし、ツイッターはじめといてよかったな…)」 これは、4月3日の深夜から9つの連続ツイート投稿ラスト。なぜかと言うと、ツアー最終公演のチケットがまったく売れていないということをスタッフから聞かされたのだという。それを正直に打ち明け、深夜の9連発投稿となった。 恥をしのんでの「土下座」ツイートに、裏方も申し訳なく思い、次のツイートがなされた。 その後には「所属事務所社長の野村です。この度お客様の事を考えきれなかった最終公演開催の決定と宣伝展開を猛省しております。KREVAのツイッターに頼り直接、私達からの説明も遅く大変申し訳ありません。ツアーの完成形、新曲による新しいKREVAを可能性を見に来て頂けたら幸いです」(原文ママ)とのツイートがある。 ツイッターが、早くて安い宣伝ツールだということが再認識させられる。

【私の論評】確かによかった!!特に経済記事にだまされないですむ!!

ツイッターをやっていて、本当に良かったと思えることは、私もあります。その最たる例は、やはり、経済記事にだまされないですむということです。 現在の新聞記事も、テレビ報道もなぜか、経済に関するるものは、酷いです。

 

このブログでも、過去に紹介したことがありますが、特に日本の新聞のこの20年間の劣化ぶりは、ひどいです。それも、どんどん崩れて行っています。トンデも理論などが、まことしやかに掲載されています。根本から、現実とは遊離したり、離反しています。

 

だからこそ、このブログにも掲載したように、海外赴任からしばらくぶりに戻ってきた人が、日本の新聞記事読んだり、日本のテレビをみていると、日本の経済のことが良く判らなくなると語っているようなことがあります。これに関しては、経済たけではないのですが、特に経済記事の劣化は凄まじいものがあります。


日本国が、経済破綻の淵にあるとか、貿易赤字がいっときでると大騒ぎというような、というような、とんでもない報道が平気でなされています。その他でも、とくにかく、統計数値や、その他をみれば、すぐにも判るような嘘八百がまことしやかに報道されています。

日本国が、財政破綻しない理解を以下に簡単に掲載しておきます。


日本はお金を印刷できる

 日本政府の発行する国債は、ほぼ100%円建てです。ということは、いざというときはお金を印刷して借金を返済できます。これが、外貨建てだと、日本国(日本銀行)は、お金を刷って返済にあてることはできません。お金を刷れば、インフレになるなどの意見もありますが、現状は、デフレです。現在日本は、震災の復興のため、円の需要が増しています。にもかかわらず、増刷しないため、円の需要がさらに増して円高傾向にあります。これは、米国が、かなり増刷していることから、さらに顕著になっています。


世界一の対外債権国である

 日本は、世界一の金額である240兆円もの対外純債権を持っています

  →これは国全体で見ると、世界一(240兆円)、資産のほうが多いことを意味します。

    このグラフの「合計」の「資産と負債の差額」が240兆円で、それが世界一ということです。

日本国の資産と負債

現在、いわゆる日本国の借金といわれているのは、実は上記のグラフでいうところの、一般政府の借金ということで、確かに1000兆円超と大きくは、ありますが、政府の資産が、4百数十兆円もあることを見逃しています。これは、世界一といっても良いくらいで、これだけ政府が金融資産を持っている国は他にありません。今のマスコミはこうしたことを完全に無視しており、企業の決算をみるときに、連結決算で全体を正しくみるのではなく、いわば、本社の負債(上でいうところの、一般政府)だけをみて、危ないといっているのと同じ状況にあります。


経常収支が黒字である

経常収支が、黒字であるということにも注目すべきです。特に、所得収支が大きいことに注目すべきです。これは、海外で投資した結果のあがりに相当するものです。特に、最近では、所得収支が大きい、貿易収支が小さいことに注目すべきです。


このような事実があるにもかかわらず、マスコミはなぜ、あやまった報道をつつけるのか?その背景は、以下の動画などみていただければ、良くお分かりになると思います。これは、"AJER"という団体が、作成して、YouTubeで配信んしているものです。このシリーズをご覧いただき、自分で、財務省や、日銀、その他の統計資料など、ご覧いただきご自分の頭で判断されるようにすれば、いかに、新聞やテレビの経済報道が虚偽に満ちたものであるかおわかりになると思います。

 

それも、日銀や、財務省が出すパンフレットなどに書いてあることを鵜呑みにするのではなく、統計資料そのものにあたってください。さすがに、日銀や、財務省では、統計資料そのものは、中国のようにデタラメを掲載することはありません。統計資料については、さすがに、あとからでも、出鱈目ということが発覚すれば、かなりの責任問題になるので、できないないのだと思います。

 

特に、下の二本の動画は、『続・経済ニュースのウソをみ抜け! 3.4」というタイトルで、このあたりの、背景について、かなりわかりやすい内容となっていますので、経済記事しました。是非ご覧になって下さい。特の、YouTubeでは、動画を提供している、団体のチャンネル登録もできるようになっていますから、下の動画など、チャンネル登録をして、他の動画や、これから掲載されるものも、ご覧になり、それなりに、自分でデータなどあたってみれば、いかに、新聞の経済報道が出鱈目であるかよくお分かりになると思います。

 

 

 

さて、上の番組にもでてきた、いくつかの、経済関係のツイッターのアドレスなど、ツイート主の情報とともにまとめておきます。

 

まずは、この番組にでている当のお二人です。

 

■上念 司 氏

●本人によるプロフィール

経済評論家 著作:『経済ニュースのウソを見抜け http://t.co/h3CVddxF 』 『売国経済論の正体(徳間書店)』『日本は破産しない! (宝島社)』 『「日銀貴族」が国を滅ぼす(光文社新書)』『デフレと円高の何が「悪」か(光文社新書)』 他

ツイッターのアドレスは以下です。

@smith796000

■倉山満 氏

●本人のブログでの挨拶

さて、現在の我が国は滅亡の危機にあります。今この瞬間に何とかしなければ、二十年後には日本国は地球上で文明国として生存できていないでしょう。感受性の鋭い方々なら、内憂外患を思い起こす時、恐怖感すら感じるかもしれません。・・・・・・・・

この方は、twitterの他にブログも運営していますので、そちらのアドレスを掲載します。

http://www.kurayama.jp/

それと、次のお二方です。民主党議員ということで、私自身は、かなり胡散臭さを感じていまうのですが、残念ながら、与党であることから、現在の政権がどのような考えや行動をとっているかが、上の動画でも示されていたように、手に取るようにわかるということでは、情報源としては悪くはありません。経済のみということで、なら情報源として加えても実害は、ないものと思います。

■金子洋一

●本人によるプロフィール

私は、経済企画庁やOECDでエコノミストとして勤務してきました。その間、白書の執筆や経済政策のとりまとめなどをしてまいりましたが、平成15年に民主党の理念に共鳴し霞ヶ関の官僚支配に反対すべく、内閣府を退官し、民主党での政治活動を開始しました。

 現在は、参議院議員としての公職と、消費者団体理事長としての仕事を受け持ちつつ、景気の問題、食品安全などの消費者問題、地域の中小企業支援のための金融政策、子育て支援のための給付つき税額控除制度などについて研究しております。


ツイッターのアドレスは以下です。

@Y_Kaneko


■宮崎岳

●本人によるプロフィール

【国会の役職】

厚生労働委員会委員

決算・行政監視委員会委員

【党内の役職】

民主党群馬県第1区総支部長

適切な医療費を考える議員連盟 幹事

デフレから脱却し景気回復を目指す議員連盟 事務局長

【略歴】

1970年 群馬県前橋生まれ、前橋育ち。

1982年 前橋市立桃井小学校卒業

1985年 前橋市立第一中学校卒業

1988年 群馬県立前橋高校卒業

1993年 中央大学法学部卒業

  大学では弁論部(中央大学辞達学会)に所属。

  早大・大隈杯、東大・総長杯の両弁論大会で準優勝など。

1993年 上毛新聞社入社

2007年 上毛新聞社退社、民主党群馬県第1区総支部長に就任

2009年 衆議院選挙群馬1区で当選

15年間記者をつとめた上毛新聞では、社会部県警キャップとして後輩記者を統率し、事件・事故報道の中心記者として活躍。殺人や強盗、災害取材のほか、汚職や不正の追及に力を振るった。

沼田支局では、利根・沼田の地域ニュースを担当。沼田に2年間居住。

このほか、新潟県中越地震や長野五輪、甲子園、全国高校サッカー選手権などの取材に、主力記者としてたずさわる。中心となって手がけた財界人連続インタビューは、『素顔の企業人――県内財界トップ69人が語る経営理念と戦略』(上毛新聞社)として書籍化されている。

医療問題に深い関心を持ち、記者時代は医療をテーマにした連載を数多く手がけたほか、群馬県医師会・総合政策研究機構(群医総研)の委員を2年余りつとめる。

衆議院議員当選後は、厚生労働委員会に所属。

ツイッターのアドレスは以下です。

https://twitter.com/miyazaki_takesh

ついでですから、別の動画も掲載いしておきます。これは、チャンネル桜という団体の動画です。この団体は、経済に限らず、かなり広範囲にわたって、いわゆる反反日的な、番組を提供しています。これも、YouTubeから、チャンネル登録できますから、是非ご覧になってください。

 

さて、上記の動画では、三橋貴明という人が解説していますが、この方、もともとは経済畑の人ではなく、自分が疑問をもって、2ちやんねるなどで、投稿などしていましたが、今では、ご自分のブログももって、おられて、それにいろいろと経済のことを投稿されています。この方の場合他にも、サイトで経済記事など掲載されています。

 

さて、いろいろ、掲載しましたが、最後にまとめておきます。

現在、新聞や、テレビなど、偏向報道が多過ぎです。それも、国の存亡に関わるような、重要な報道がそのような状況になっています。しかし、これが、一昔前で、情報が、大手メディアに限られてならどうしようもありません。

しかし、現在では、ツイッターのような、SNSで、それこそ、リアルタイムで経済の情報が得られたりします。さらには、サイトをあたえれば、様々なものがあります。また、動画でも各種配信されています。今の世の中、これらを自分で探して、自分で判断して、情報を集めなければ、日本正しい姿がみえてきません。テレビや、新聞だけだと、かなり偏り、しかも、過ちを本当であるかの錯覚してしまうことになりかねません。また、ネットだからといって、信頼できるかといえば、そうでないものが、多数流れているのも事実です。その中には、虚偽どころか、カルト的なものも流されています。たとえば、世界の悪いことは、なんでもかんでも、"ユダヤ人"のせいというものもあります。だから、やはり、自分の頭で考えるという過程をはずせば、とんでもないことになりかねません。

いずれにせよ、このようなサイトにあたり、さらに、そのサイトでいわれていることの真偽など、自ら、データにあたって、理解して、納得して、情報収集にあたるしか、今の日本では、まともな情報を集めることはできません。しかし、いったん自分で納得すれば、それは信頼できるということです。いずれにしても、新聞、テレビだけでは、日本の経済が本当にわからなくなってしまうことは、必定であることを最後に強調しておきたいです。

 

 

 

【関連記事】

『財政破綻論』というキーワードが含まれる過去のこのブログの記事はこちらから!!

 

『増税』というキーワードを含間れる過去のこのブログの記事はこちらから!!

 

 

2012年4月5日木曜日

Googleが本気で仕掛けるARプロジェクト『Project Glass』が凄そう!…かな? −【私の論評】このプロダクトの戦略は、すでに決まっている!?

Googleが本気で仕掛けるARプロジェクト『Project Glass』が凄そう!…かな?

一瞬、4/1ネタかと思ったらガチでした。GoogleがAR系メガネを研究中とのこと。

Glass photos

↑ 装着時のイメージ。

Glass photos5

↑ もう一つ。


↑ 紹介ビデオ。インパクトありますが、ひとりごと言いすぎじゃね?と思わないでもない。

どれだけ現実的かわからないですし、問題もありそうですが(事故が多発しそうとか、メガネで写真撮れたらまずいだろうとか)、未来的でわくわくしますね。でもまぁ、こういうのはGoogleよりもAppleに(ry

というわけでプロジェクトの詳細は以下のGoogle+からどうぞ。

» Project Glass – Google+


【私の論評】このプロダクトの戦略は、すでに決まっている!?

Google+のページをみてみると、他にも画像が掲載されていたので、以下に掲載します。

 




    このグラスのことについては、以前もこのブログに掲載したことがあります。ただし、以前は、情報がほんどとなかったので、推測あるいは妄想の範囲をでませんでしたが、今回はある程度明らかにされているので、いろいろ指摘することができます。

     

    さて、上の動画の事例、皆さんはどう思われたでしょうか? 私自身は、あまり良い使い方とは思えませんでした。この種のメガネをかけて、街中を歩くということは、携帯をしながら、歩くということと同程度に危険なようにも思われます。

     

    スマホ歩きは、すでに多くの人たちから、その危険性が指摘されているところです。これに関しては、Naverまとめに、詳しく掲載されているものがありましたので、下にそのURLをコピペしておきますので、興味のある方は、是非ご覧になって下さい。

     

    http://matome.naver.jp/odai/2132367484708292401

     

    無論、片目は開いている、画像が映し出される右目の部分も、スクリーンで全部ふさがるというわけではないようですから、スマホ歩きよりは、安全のような気もしますが、それにしても、一部分は、ふさがれるわけで、危険性があると思います。動画の事例では、短いメッセージばかりでしたので、さほど問題ではないようにも思われますが、これが、長いメッセージや、大きめの画像や、動画であった場合はどうなるのでしょうか?

     

    私自身は、このようなグラスは、他の用途に用いたほうが、良いと思います。動画の事例のような使い方であれば、現在のスマホで十分だと思います。

     

    私が、パッと思いついたのは、最近、ドッグポリスという映画をみたばかりなので、あの映画の中の爆弾処理です。無論、あの映画の中では、そのようなことはできなかったのですが、たとえば、爆弾処理班が現場にかけつけられなかった場合、普通の警察官などが、 処理を行うものとして、このグラスをかけて、専門家に爆弾処理の動画をリアルタイムで送りつつ、アドバイスを受けながら、処理を行うというものです。この方法をとれば、インターネットでつながっている限り、最高の専門家から、アドバイスをうけながら、処理できるわけです。

     

    これは、軍事的にも利用できます。戦闘の場合、最近では、音声は当たり前ですが、小隊レベルで、このグラスを装着するようにして、音声だけではなく、地図や、レーダー画像など、全員で共有するということも考えられます。

     

    また、脳外科手術とか、心臓手術など、かなり高度で難しい手術をするときに、メガネのスクリーンに、患者のレントゲン写真や、CTなどの画像、および患者の情報を適宜映し出し、さらに、施術者が、あまり経験がない場合、それだけでなく、リアルタイムで、専門家のアドバイスを長いということも考えられます。(上の写真は、光学顕微鏡をみながら、カテーテルを挿入する外科医、こうした画像をグラスに映し出し、さらに、カテーテルの挿入口を同時にみるようなことができれば、かなりやりやすくなるだろう)

     

    また、原発や、大規模な工場などで、工事現場などで、複雑な作業をするときに、文書、画像、動画を含めた、マニュアルや、場合によっては、専門家のアドバイスが流れるようにするということも考えられます。

     

    また、博物館や、美術館で、参観者にこのグラスをかけてもらい、展示物などの解説をするなどのことも考えられます。学習などでも、たとえば、英語のテキストを読んでいるときに、わからない、単語や、文法が、あれば、すぐその場で、その意味をグラスに文字で表示したり、文字だけではなく、画像や、動画で見せるなどということもできると思います。

     

    また、学校の体育などの授業や、アスリートたちが、練習するときに、このグラスを装着してもらい、プレイなどをした直後に、実際に自分の動きをすぐみえるようにして、どこが悪かったかを確認できるようにします。それを確認したうえで、次に実際にプレイをするときに、ここぞというところに、丁度よいところで、「脚伸ばせ!!」などの指示が文字や、音声で、流れるようにすることなどが考えられます。こうして、短期間に習熟させることが可能になります。

     

    ただし、こんなことは、私が思いつくことですから、Google側では、とっくにこのようなことを目指して、戦略を立案しているのだと思います。すでに、数年間にわたる具体的ビジョンを描いていると思います。だからこそ、こうし、このプロダクトの概要を発表できるのだと思います。そうして、その戦略のなかには、このプロダクトをもちいて、さらに、Googleへのアクセスのトラフィックを増すことが盛り込まれているいることでしょう。なにせ、Googleの収益の9割以上は、未だに広告ですから、当然のことと思います。

     

    そういわれてみれば、あのAppleのMac Book Airは、実に発売の1年前から、詳細なスペックをYouTubeで掲載していました。だからでしょうか、実際に発売される2〜3ヶ月ほど前から、中国でニセモノが出回っていました。しかし、Appleには、それなりの戦略があってのことなので、ニセモノが出回ったとしても、ほとんど影響がなかったと思います。このグラスもそのようになるかもしれません。

     

     

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    2012年4月4日水曜日

    どんどんとクリエイターは失敗すればいい... ジェームズ・ダイソン、苦労と成功の人生を語る!−【私の論評】確かに、ダイソン氏の言うとおり!!だが、一つだけ満たしておかなければならない、条件がある!!

    どんどんとクリエイターは失敗すればいい... ジェームズ・ダイソン、苦労と成功の人生を語る!


    【私の論評】確かに、ダイソン氏の言うとおり!!だが、一つだけ満たしておかなければならない、条件がある!!

    詳細は、上の記事をご覧いただくものとして、ダイソン氏は、以下のような結論を出しています。

    いまでも私は常に失敗していますね。物事とは失敗を繰り返さねば進まないものなのです。だからこそ、失敗しても構わないという寛容な環境を作り出しておくことが大切であり、たとえ社会に出て何年も過ぎた大人であっても、やはり失敗を犯せる自由度が許容されねばならないと私は信じていますよ。
    私は、この結論に関して全く反論するわけではないし、全くその通りだとは、思うのですが、ただしというのがあります。多くの人々が、ダイソン氏の上記でいうことを無邪気に信じ込んで、開発現場などに参集し、次から次へと失敗を重ねたら大変なことになるかもしれません。個人にとっても、不幸になる場合もあるかもしれません。そもそも、会社自体が潰れてしまうかもしれません。


    そのようなことにならないために、一つだけ、満たしておかなければならないことがあります。それは、いわゆる、"社会性"というやつです。これに関しては、当然ダイソン氏も、あのエジソンも満たしていたことと思います。そうして、あのスティーブ・ジョブスもそうでしょう。彼らも、"社会性"というやつが、あったから、あのような素晴らしいことを成し遂げたのだと思います。(写真上は、エジソン、下は、スティーブ・ジョブズ)


    もし、社会性が低ければ、かれらは、あのような偉業を達成することはできなかったでしょうし、さらに、社会性の低い人がが、ダイソン氏やエジソンのように、失敗に失敗を重ねたらとしたら、それこそ、惨憺たる結果を招くと思います。


    そうして、無論、ダイソン社の開発の人々も、社会性が低いということはないでしょう。あまり、高くない人もいるかもしれません。社会性がかなり低いという人は、いないと思います。これは、断言できます。そうして、ダイソン社も、他の部署には、多少社会性が低い人をまわしても、開発には、全く低い人を回すようなことはしていないと思います。

    このような条件を満たす人、あるいは、満たす会社が、はじめて、ダイソン氏の語っている、繰り返し失敗ということを許されるのです。そうして、ダイソン社の開発をしている人々も、おそらく、その条件は、クリアした人々でしょう。ちなみに、あの電話という当時としては、画期的な発明をしたグラハム・ベルは、事業家としては、失敗して、その後を聾者の救済ということに捧げました。これに関しては、私自身は、ベル氏は、他の成功者と比較すると、社会性があまり高くはなかったことが背景にあるのではないかと思っています。それから、エジソンは確かに大発明家であるには、違いありませんが、彼も、事業家としては、思いのほか成功していません。これも、背景には社会性があるのだと思います。

    ただし、社会性とは、いってもかなり茫漠としています。ただ、社会性とは、いっても、つきあいの多いと人々が、社会性が高いとか、KYでない人が、社会性が高いとする人もいるかもしれません。そのため、以下にまた、マインドマップで、その定義のようなものを掲載しておきます。

    このマインドマップ、このブログでも過去に紹介したように、「なたもだ」でまとめてあります。これは、「なぜ」、「たとえば」、「もし」、「だから」の頭文字であり、論文など書くときに非常に役にたつものです。これに関しては、以前このブログに掲載したことがあります。それか、マップは、今回は、以前ブログにも書いたように、縦長にしてみました。クリックすれば、大きな画面でごらんいただけます。
    さて、マップだけだと理解しにくいところもあると思いますので、多少説明を加えます。社会性といっても、範囲をはじめ、いろいろあります。まずは、近い社会があります。これは、本当に身の回りの社会のことをいいます。それから、遠い社会があります。これは、世界とか、日本とか、身の回りからは、かなり遠い社会という意味です。そうして、これらの社会の丁度真ん中くらいの、中の社会があります。

    そうして、中の社会が、最も重要だということです。この社会に対して、関心があり、興味があり、対策を考え、対策を打つことにより、私たちは、はじて実務家になる得るということです。そりゃそうです。遠い社会のことばかり考えていては、ただの、夢想家、夢見る人にすぎないわけです。近い社会ばかり考えているような人は、その日暮らしで、大きな流れが見えなくなります。だからこそ、この中くらいの社会に対して感受性が高いとか、その単位でものを考えて実行する人が社会性が高いということになります。

    これに関しては、下の写真の書籍『"かかわり"の知能指数 Social Quotient』の、巻末についている、SQのセルフチェック用紙がはいっていたので、それを用いてうちの会社の人をチェックしてみたところ、その設計思想(書籍には、そこまでは掲載していなかった)を良く理解することができたので、それを私なりにまとめたものです。マインドマップを見て、良く理解できないとか、質問があるかたは、是非コメントをお寄せください。また、SQは、社会性を図る尺度として、十分機能するものであることが理解できました。


    それと、マップの中の、「マクドナルドのコーヒー、コンビニのコーヒー」とは、マックでプレミアム・ローストコーヒーを2008年に導入して以来、コーヒーもマックの主力商品となっていること、これについで、コンビニでも、いわゆる、いれたてコーヒーを販売するようになったことを示しています。これは、中くらいの社会、要するに、マックのある地域の顧客など注目したからこそ、このようなことができたというケーススタディーとして掲載したものです。なお、このケーススタディーは、このブログに過去に掲載したものです。詳細をお知りになりたいかたは、そちらをご覧になってください。


    さて、社会性について、述べてきましたが、最初に述べたようにやはり、社会性が欠如する人が、失敗しても、それは、ただの無駄になってしまう確率が高いと思います。逆に、社会性がある程度以上ある人は、失敗を糧としながら、挑戦し続け、最後には、成功を収めるのだと思います。まあ、クリエーターは、社会性が高くないとなれないとまではいえないまでも、社会性が低くては、なれないでしょう。それに、社会性が低い人は、いくら頭が良くても社会では、なかなか成功できないことでしょう。

    特に、イノベーションともなれば、社会性の低い人は、技術やアイディアにばかり、目が向いてしまい、肝心要の、イノベーションとは、社会の変化に対応したり、社会変革そのものをおこさない限り、最終的に成功はしないということを理解できずに、失敗を繰り返すこととなることでしょう。イノベーションに関わる失敗のほとんどは、これが原因だと思います。


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    2012年4月3日火曜日

    Facebookタイムラインを活用したコミュニケーション活性化事例まとめ−【私の論評】社史はFBでこうつくれ!?

    Facebookタイムラインを活用したコミュニケーション活性化事例まとめ:


    0402_societa01
     

    3月30日を迎え、Facebook社のアナウンス通りすべてのFacebookページが正式にタイムライン化されました。


    しかし、ひとまずカバー写真のみ設定したくらいで、タイムラインそのものの有効利用の手段を確立できていない企業も多いかと思います。そんななか、既にいくつかの企業がその企業ならではのタイムラインを活用したコミュニケーション活性化事例を展開しています。 


    Spotify

    0402_societa02
     

    Spotifyが展開するのは、タイムラインを利用して西暦1000年からの音楽の歴史を振り返るというもの。

    (一時期話題になったFacebookタイムラインが1800年までしか遡れないという仕様は修正されたようです。)


    注目すべきは、普通なら企業のタイムラインがその企業の歴史のみを記録しているのに対して、Spotifyのタイムラインでは音楽そのものの歴史を記録しているところです。

     
    ホワイトハウス

    0402_societa03
     

    公的な機関であるホワイトハウスもしっかりとタイムラインに対応しています。1789年の設立からその歴史を記録していっています。


    オバマ大統領のFacebookページも一ヶ月ほど前にタイムライン対応していることからも、Facebookがアメリカでいかに影響力を持っているサービスかということが伺えますね。今の日本ではちょっと考えられないことです。


    またオバマ大統領は今話題のPinterestの活用にも乗り出しましています。ソーシャルメディアの影響力を認識してどんどん活用していく姿勢には感心させられます。


    ファンタ

    0402_societa04

     

    少し前から話題になっていたアメリカのファンタのタイムライン。


    時間を遡ることができるタイムラインの特性とカバー写真を活用してユーザー参加型の仕組みを提供しています。


    カバー写真に欠けているキャラクターを過去のタイムラインの中から探し出し、現在に連れ戻してあげるという仕掛け。「現在に連れ戻すにはみんなのいいね!が必要です」などユーザーが参加することによってカバーやタイムラインが変化するという仕組みは、双方向のコミュニケーションを形成していく上で大変参考になるでしょう。

     
    考察

    Facebookページがタイムライン化したことによって、これまで主流であったウェルカムページタブや診断コンテンツに代表されるFacebookアプリを活用したものよりも、よりユーザーとのコミュニケーションを重視する方向へと動いていると言えます。そのなかでタイムラインという新たな仕組みを活かして、これまで以上にファンとのコミュニケーションを活性化させていくかを考えていかなければなりません。


    また、まだまだ始まったばかりの企業のタイムライン活用に関しては、これからユニークな事例がどんどん増えていくでしょう。


    国内のカバー写真事例をまとめたものを見る限りではカバーだけでも海外のものとは違った色を見せていると言えます。個人的に海外とは違った日本ならではのユニークなタイムラインの活用法がたくさんでてくるのではと、期待を持っています。


    [Spotify Facebookページvia THE VERGE]

    [WhiteHouse Facebookページ via THE VERGE]

    [Fanta Facebookページ]

    [Photo by http://www.flickr.com/photos/dylan20/]


    Social Media Account Planners

    江川昂志(@social_ouji

     

    【私の論評】社史はFBでこうつくれ!?

    さて、以前も、facebookが、Timelineになるという記事がInfobahnに掲載されていました。今回の記事は、Timeline化の実施が完了したことのお知らせととともに、これに対応した企業のFBの事例をまとめています。


    私は、前回のお知らせの記事の論評で、これは、社史を作成するのに、最適であることを述べました。いまでも、そう思っています。それに、上のspotifyの事例は、西暦1000年からの音楽の歴史を振り返るものですから、当然社史などもつくれるはずです。


    ただし、今回も社史の事例は存在せず、これは、少しがっかりしました。私は、いずれどこかの会社がかならず、社史をFBでつくるものと期待しています。書籍による、社史、歴史的資料として残すのには、良いですが、たいてい、分厚くて、重くて、どうしようもありません。多くの会社で、作成は、されているものの、ほとんど参照されていないというのが実情ではないでしょうか。


    私は、社史なるもの、いくつか実物をみたことがありますが、中小企業はともかく、大企業のものとなると、本当に、分厚くて、本当に読みたい部分を探すのも大変です。それに、紙ベースですから、あまり頻繁に更新されるものではないので、すっかり、時代から取り残されていて、あるには、ある程度のものになっているものも多いです。これじゃ歴史的資料というだけで、誰も参照しないと思います。それでは、本来の社史の意味がなくなると思います。(下の写真は、ある会社のサイトでの会社案内。FBでの社史は、このような単純なものではなく、はるかに高機能で、ユーザーコメントも可能になり、さらには、それ自他いがプロモーションツールになる)


    この記事で以前単に「社史」作成にも向いているくらいのことしか掲載していなかったので、本日は、FBでの、社史がどのうようなものになるのか、簡単に掲載してみます。


    今回は、マインド・マップを作成してみましたので、以下にそれを掲載します。以前、あるSNSで、マインドマップのコミュニティーを主催していたことがあります。コミュニティーメンバーも数百人にまでなったのですが、ある時点から私もサポートしてないので、開店休業状態になってしまっています。これだと、マインドマップを非常に書きやすいので、再開してみょうかな、なんて思ったりもしています。それにしても、マインドマップだと、複雑な概念でも、結構短時間で描けますから、これから、このブログでもマインドマップを多様してみようとも考えています。本日のマップは、横長ですが、縦長にすれば、もっと大きく表示できます。次に掲載するときは、縦長にしてみます。

    このマインドマップ、iPad用のアプリ"Simple mind+"で書いています。とても使いやすいです、これを使いはじめてから、最初は、なんでもマップ化してしまうマップ魔になってしまいました。詳細は、上の画像をドロップしていただければ、拡大画像でご覧になることができます。以下の四つの柱から構成されています。


    ◆未来を作って行く社史

    ◆シャしそのものをプロモーションツールとする

    ◆SNSの利用促進(これは、特に社内の促進を意図しています)

    ◆FBで作成のメリット・デメリット

    詳細は、マインドマップをご覧になってください。(下の写真は、ある会社のサイトでの会社案内の入り口画面。FBでの社史は、これにTimelineが付加されたようなものになるかもしれない)


    FBなら、おそらく、紙の出版よりも、かなり安くあがると思います。それに、従来の社史などと異なり、多くの人に実際に読んでもらえるでしようし、さらに、これ自体がプロモーションツールになります。


    これは、いいことづくめだと思うのですが、皆さんは、どう思われますか。こんなところに、こんな記事を掲載しているより、うちの会社あたりで、さっさと作ってみたほうがよいかもしれません。そうして、実物をご覧いただければ、その良さが理解しやすいのかもしれません。でも、作るのは大変そうです。でも、紙でつくるよりは、はるかに楽だと思います。

     

     

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    2012年4月2日月曜日

    枝野経産相が参院予算委「不規則発言」で退席−【私の論評】今日の短期的政治課題を単純明解にしてしまった、罪深い民主党は、攻めて責めて、徹底的に追い込もう!!

    枝野経産相が参院予算委「不規則発言」で退席:

     

     

    枝野幸男経産相は2日の参院予算委で、指名されていないにも関わらずに自席から不規則な発言を繰り返したとして、途中退席となった。

     

    【私の論評】今日の短期的政治課題を単純明解にしてしまった、罪深い民主党は、攻めて責めて、徹底的に追い込もう!!

    枝野といえば、いわゆる、過激派との関係が、取りざたされているとか、野党時代にも、数々の議事進行妨害を行ってきたことで有名です。たとえば、以下のような動画もあります。

     

    野党時代の枝野の悪行。
    枝野幸男激怒 原稿グチャグチャにして審議妨害 (2:38)

     

    どうしようもない奴です。それにしても、一番腹が立つのは、原発事故があったときに、デタラメ情報を出し続け、被害があたかも、小さいかのように発表し続け、結局あとから、かなり大掛かりな事故であることがわかったという事実です。

     

    にもかかわらず、野田政権では、経済産業省大臣に指名され、そうして、今日の愚挙です。それにしても、上の動画もおかしいです。おそらく、上の動画で、音が出なくなった部分がありますが、あれは、おそらく、かなり野党側の罵声が飛んだのだと思います。音が出たと思ったら、いきなり、議長の退席発言です。

     

    この音がでていなかったときの、やりとりの模様は、現場にいた、他の議員のツイートから明らかになています。以下に、それを掲載します。

    この前代未聞の退席劇、きちんと、前後関係も含めて、全部報道すべきだと思います。結局この動画の元は、NHKです。いくら中断したとしても、予算委員会会議場で実施されたものです。やはり、会議場外でのやりとりまで、写す必要はないですが、やはり、きちんと報道すべきだったでしょう。

     

    従来は、民主党を避難する内容をこのブログにもかなり掲載してきましたが、それも、何回も書くと、いい加減辟易としてきましたが、本日は、さすがに、こうした愚挙をみたこと、さらには、チャンネル桜で、以下のような、動画も掲載されていたので、多いに勇気づけられため、このような内容を掲載することにしました。

     

     

     

     

    この動画、『日本に、新しい潮流が生まれたか?』というタイトルで、全部で、三つの動画から構成されています。一つの動画の長さが、約一時間です。そのため、全部では、3時間にも及ぶものです。この番組、最近のテレビ報道などとは、異なり、最初から、最後まで、いっさい、省略していません。すべての人のすべての会話が省略されていません。

     

    チャンネル桜は、前から、しばしば、見させていただいているのですが、毎回毎回、言っては、悪いですが、60歳代の水島さん(動画の司会者)が一番若いくらいの高齢者ばかりがでていて、40歳代だとかなり若いくらいなので、何回も見ていると、気が滅入ってくることもありました。なぜなら、高齢者ということもあってか、多くの人たちが、過去の歴史などに基づく話ばかりします。私は、これを否定するわけではないのですが、こんなことばかり多いと、だんだん飽きてきます。やはり、現在を語る人、未来を語る人、もっとはっきり言ってしまえば、これからの未来に生きていく人々ももっと登場させるべきです。無論、高齢者が悪いと言っているわけではありません。

     

    ただし、今の世の中、いくら少子高齢化とは、いっても世の中すべてが、高齢者ばかりではありません。であれば、番組にでる人も、世の中にあわせて、もっと若い人たちも、だすべきと思います。しかし、今回、珍しく30代、20代ということで、斬新に感じられました。こういう機会をもっと増やしていただきたいと想います。

     

    民主党政権のていたらくから、今の政治・経済・社会の課題は、特に短期の政治課題はまことに残念ながら、専門家を必要としないほどに、誰でも理解できる、単純なものとなってしまいました。誰でも、きちんと、説明を受ければ、理解できるほどに、単純になってしまいました。簡単に言ってしまえば、政治では、まずは、何をさておいても、震災の復興です。経済では、デフレ克服です。社会では、雇用の確保です。そうして、これは、経済課題と密接に関わっています。この三点がきちんとできないということが、大きな問題です。そうして、この短期的課題を解消しないかぎり、何をやっても、単なるモグラたたきになるだけです。民主党は、永遠にモグラ叩きを繰り返すだけです。

     

    ここまで、短期政治課題が単純明解になってしまったのは、史上はじまって以来かもしれません。逆に政治課題が難しかった時代の例をあげます。それは、たとえば、バブル直後しばらく続いた不況の本質である、バランスシート不況です。これは、あの野村総合研究所の首席研究員リチャード・クー氏が、当時の不況がそれまでの不況とは、全くの性質が異なることを解明し、そう命名したものです。これは、大多数の企業が、不良債権処理に走り、それにばかり集中してしまい、銀行からお金を借りることをしなくなったため、設備投資などをしなくなったために、発生したものです。

     

    これを理解していなかった、あのノーベル経済学賞を受賞した、クルーグマン氏が、日本の経済回復のモタツキを厳しく批判していましたが、後にアメリカも一時バランスシート不況に近い状況に陥ったとき、それを理解し、自分の非を素直に認めていました。これに関しては、今回の本題からずれるので詳細は、他のサイトをご覧になってください。いずれにせよ、これに関しては一級の経済学者も、見過ごすほど、特異な現象だったということです。

     

    これに関して、クー氏は、当時の主だった政治家にその話をしてみたそうですが、当時その本質を理解した人は、麻生太郎氏、亀井静香氏、それにあの中曽根氏の三名だけだったそうです。私も、当時「バランスシート不況」について、クー氏の主張を聴いたことがありましたが、にわかには、理解できませんでした。その後も、頭では、わかったつもりでも、本当に理解するのには、1〜2年かかりました。実際そんなに難しいことではないのですが、それまでに例のない、特異な現象であったため、その本質は理解しにくいものでした。だからこそ、この時代には、若者も政治に関心を持つことができなかったのだと思います。しかし、あれから、ずいぶん時もたって、いまや経済の短期的課題はデフレの解消という誰にでも理解できる単純なことになりました。

     

    こうしたことも、マスコミは報道しません。この単純さ、西田議員など、かなり平易に説明しているので、下に、その代表的な動画を掲載します。

     

     

    西田議員といえば、参議院で、吠えまくっている人というイメージが強いのではないかと思いますが、どうして、政治家として、平易に現時点での政治課題など誰にでも、理解できるように語る能力に長けています。このような政治家、現在では、いそうでなかなかいません。結局、先ほども掲載したように、現在民主党のあまりにも低劣な政治運営能力のためか、現在の政治課題は、本当に、誰にでも理解できるように単純になってしまったにもかかわらず、西田議員のように、きちんと、物事を理解していないのだと思います。そうして、末端議員から、総理大臣に至るまで、目の前の政局にしか、関心がないのだと思います。だからこそ、震災の復興も遅れているのだと思います。そもそも、政治がなんたるかを理解していません。本当にに困ったものです。

     

    だから、この種の番組には、もっと若い人々も積極的に登場させるべきと思います。高齢者ばかりだと、やはり、政治は、若者に縁遠い、一般の人にも縁遠いものと受け取られかねません。それに、民主党の低劣な政治運営能力により、当面の政治課題が、あまりにも単純明解になった、今日、この種の番組も、それに対応する必要があると思います。無論、長期にわたる課題に関しては、専門家も必要です。だから、そこに、高齢者にでていただくという意味は、あります。しかし、いつもいつも、高齢者の専門家ということであれば、今日の時代に対応しているとはいえません。

     

    最近、反反日デモがかなりさかんに、行われるようになりました。そうして、こうした、若者が、政治活動として、デモも頻繁に行うようになっています。水島さんも、動画の中でも語っておられるように、このようなことは、実に二十数年ぶりのことだそうです。こんな特異な現象であるにもかかわらず、テレビは、ほとんど報道しません。まるで、無きが如しの扱いです。

     

    政治・経済・社会のことに、若者も関心を持ちはじめたということでしょうか?であれば、本当に喜ばしいことです。そうして、これがこのブログにもしばしば掲載する、ドラッカーの「すでに起こった未来」になれば、良いと思います。そうして、今の若者が、政治に関心を持ちはじめたのは、民主党の低劣な政治運営能力により、現在の政治課題が誰にでも、理解できるように、単純になってしまったことも関係していると思います。誰もが、複雑で理解できないものには、関心の持ちようがありません。今の若者、このような単純化してしまった政治の危うさ、脆さに気づき、相当の危機感を感じているのだと思います。だから、デモなどの実行動を起こす人も増えているのだと思います。

     

    さて、民主党に関しては、もう次の選挙では、惨敗することは目に見えています。おそらく、閣僚経験者であっても、議員にすらなれないという人が大勢でてくるに違いありません。若者を含む、多くの人々の地道な努力が、いずれ、民主党政権を瓦解させるのは、必定だと思います。マスコミも、一般の人も、もうすでに、ポスト民主党の時代のことを考えていかなくてはならないと思います。

     

    しかし、政治主導のもとに、まともな官僚からも、離反され、まともな政治ができない民主党、デフレ時期の増税という愚挙で、日本の経済を破壊する民主党、日本国解体法案で、日本の社会を破壊する民主党。こんな、愚かで馬鹿な政権に、政権を担わせ、その間に日本を少しでも破壊させるようなことは、一分一秒でも、はやくやめさせなければなりません。この目的のために、若者も含めて、皆で、攻めて、責めて、徹底的に追い込みましょう!!

     

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    政府有識者会議の議事録なし 秘密保全法案を提言ー【私の論評】民主党は、記録をとるということは、歴史を紡ぐという簡単な理屈を知らない!!

     

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    東京都人口は平成32年ピークに減少、港区のみ減少なし−【私の論評】自分の考えを時折ふりかえってみよう!!

    東京都人口は平成32年ピークに減少、港区のみ減少なし:




    東京都は、平成47年までの「東京都区市町村別人口の予測」の調査結果を発表し、総人口は平成32年がピークで人口は1335万人となった。市部、島しょなどはさらに減少時期が早くなる。


    【私の論評】自分の考えを時折ふりかえってみよう!!

    東京の少子化は、思ったほどではないです。やはり、他の地方からの転入が多いからだと思います。そうして、震災などの影響もあって、ここしばらくは、さらに転入が増えるのではないかと思います。だから、東京では、しばらくは少子化の影響からまぬがれると思います。地方からみると、ここだけは、羨ましいところです。北海道など、すでに、超少子化減少の先進地です。私が現在住んでいる函館市など、まだよいほうで、さらに地方にいくと、本当に高齢者ばかりで、子どもがほとんどいないです。(下の写真は、東京のマンモス小学校での運動会の様子)




    さて、それは、さておき、少子高齢化というと、ドラッカー氏は、20年程まえから警告していました。だからも私も、その頃、少子高齢化の話などしたことがあります。その頃は、マスコミでも、ほとんどそのようなことは、報道しておらず、私がそのような話をすると、「針穴棒大」といわれたこともあります。しかし、最近ではマスコミも報道しはじめるにおよび、私の言っていたのことも信じてもらえるようになりました。(写真下は、北海道新冠(ニイカップ)町の廃校となった、太陽小学校の最後の卒業式)


    そこで、本日は、少子化について、2005年当時どのように考えていたかを掲載し。その頃から現在にかけて、どのように考えが、変わったか、変わっていないかを掲載してみようと思います。私は、2005年当時、まだ、ブログは、書いてはいませんでしたが、SNSには投稿しており、その当時の投稿内容も残っていますので、それを下に引用します。

    ◆2005年の私の予想

    おそらく半年ほど前の政府予想では、2007年から人口減少が始まるとされていた記憶があるのですが、先日閣議決定された平成十七年版「少子化社会白書」では、来年にも人口減少が始まるとの見方が示されました。ところが川崎二郎厚労相は「今年は人口が減る年になりそうだ」と、白書の予想をも上回るスピードで人口減が進行していることを指摘しました。政府予想より早く人口減少・少子化が進むことは大方予想していましたが、とうとう本格的に「超少子化社会」が到来した模様です。


    (1)移民問題は…
    少子化が進行すれば労働力人口が減少するため、経済・産業を維持するために海外からの移民を受け入れて労働力を確保すべきだという主張が当然出てきます。個人的には、一定の移民を受け入れることは覚悟をしなければならないとは思いますが、移民に依存しすぎることはできないと思っています。しかも、「一定の移民」もそれほど多数にはならないでしょう。移民の受け入れは、日本の経済的な要求を満たすというより、国際社会からの政治的な要求に答える程度にしかならないように思います。
    移民を受け入れることは、現在のように外国人労働者を受け入れることとは意味合いが全く異なります。日本には移民を受け入れる体制が整っていません。そして、その体制を築くには、何十年もかかることが予想されます。移民受入が、日本経済復活の起爆剤になる可能性は低そうです。何十年もかかる長期戦になるのならば、まず最初に子どもを増加させるための方策を戦略的に考えることの方が優先されるべきであり、はるかに意義があることだと思います。

    (2)子どもを増やすためには?
    子どもを生まない理由は(身体的、生理的な要因を除いて)大きく二つあると考えられます。一つは、子育てをすることが経済的に厳しい、仕事との兼ね合いを考慮すると子育てが困難であるといった消極的な理由であり、もう一つは自分のライフスタイルを優先するために子どもをつくらないという積極的な理由です。

    前者に対しては、政府、自治体、地域が一体となった支援サービスを行うことが有効であり、実際に各種の支援策が実施、検討されているところです。今後の課題は、ばらばらになっている各種支援策を一貫した支援へと構築し、利用者の認知度と利便性を高めることでしょう。

    一方、後者に対する解決策は難題です。後者を理由にする人が増加すれば、事態はかなり深刻になります。人は国家の現在のみでなく、国家の将来に対しても責任を有しており、子どもをもうけることによってその基盤を築くことが重要な責務である、と言って説得することができるならば簡単なのですが、責任論を振りかざして子育てを強要するような真似が正当化されるとも思えません。後者の理由に対してはどのように向き合えば良いのか、私は解りません。

    (3)高齢者に引退はなくなった

    少子化は高齢者を支える人口の減少を意味します。10年ほど前であれば、「現在は1人の高齢者を4人の若者で支えているが、将来は2人の若者で支えなければならない」という説明がイラストつきで紹介されたものですが、今となってはそれは絵空事ではなく現実です。もっとも、高齢者が社会保障に全面的に依存するのにも限界があります。子どもが増え、人口が増えればいいのですが、実現するとしてもかなり先のことになりそうです。

    高齢者が生きがいや第二の人生を求めて退職後も働き続けることが、「頑張る高齢者」の理想的な姿として報道で大きく取り上げられますが、何十年後にはこれが当然のことになると思われます。しかも、自己実現のためといった聞こえのいい理由ではなく、もっと差し迫った理由、つまり社会保障だけでは賄い切れない生活費を稼ぐためという現実的な理由で働くようになります。少子高齢社会は、高齢者に引退がなくなる社会の到来をも意味しているようです。高齢者、あるいは数十年後に高齢者となる人たちは、働き続けることができるように自己をマネジメントする必要がありそうです。

    ◆今の私の考え

    さて、当時は、自民党政権の時代で、政権交代に関してはまだ、大方の人が、起こるとは思っていなかったと思います。それから、実際に人口が減少しはじめたのは、2007年からです。それから、出生率は、2005年から、2010年までは、何とあがっています。よく、民主党政権になってから、こども手当がでて、間違いなく出生率をあげているという珍説をのたまう人がいますが、これは、全くの間違いです。なにせ、多少でこぼこがあるものの、出生率は、2005年からあがっているのです。そのグラフを下に掲載します。


    ただし、傾向がまだ続くかどうかはわかりませんし、さらに、多少出生率が増えたからといって、出生率が2で現状を維持できるのであり、これから、少子化になるのは、確実です。

    こんなデータを踏まえつつ2005年の私の予想を振り返るとともに、現在の私の考えを述べます。

    (1)移民問題
    移民問題に関しては、ほぼ私の予測通りだと思います。実際ほとんど受け入れていません。

    (2)子どもを増やすためには
    2005年当時、私は、あまりに長い間デフレが続いていたので、あまり認識していなかったのですが、ご存知のようにその後もデフレは深化していきました。要するに、さらに景気が悪くなったわけです。そうして、麻生政権時にいっとき大規模な、財政出動を行って、景気がよくなりかけてた時期があります。そのときには、出生率がいっときさがって、いました。ここで、思い出すのは、世界的には、一人あたりのGDPが低いと、出生率が高くなる傾向があるということです。やはり、不景気なれば、出生率は逆にあがるのかもしれません。昔から貧乏人の子沢山といわれていましたから、景気を悪くするというのも、子どもを増やすということにつながるのかもしれません。
    そうなると、最近野田政権が、増税を目論んでいますが、デフレ期に増税すると、確実にデフレスパイラルにおちこみ、景気が悪くなり、さらに、デフレスパイラル落ち込むのは、必定ですから、そうなると、出生率は増えるかもしれません。それで、徹底的に景気がおちこみ、一人当たりGDPが落ち込めば、かなり出生率が増え、これからも、日銀や、政府が徹底的にデフレ政策をうち続けば、完璧におちこみ、さらに出生率があがるかもしれません。さて、これは、どうなるのか、興味のつきないところです。ここしばらく、増税しなければ、復興などで、どうしても、普段よりは、お金が市中にでまわるため、景気はよくなります。増税すれば、出生率があがり、いずれ、人口増となり、内需が増えます。こう考えると、景気が悪くなることも、一概には、悪くはないのかもしれません。
    しかし、私として、やはり、景気は良くしておいて、子ども増やす対策をいろいろ打ったほうが、良いように思います。あるいは、出生率が低くなっても、さらに、発展していける、体制を築いたほうが、良いと思います。そうして、アメリカなど、出生率が比較的高い国ですら、全人口の就労人口の1/5以下でも十分やっていけるのに、日本は、まだその水準に達していません。だから、できる余地は、まだまだあります。その体制を築くことができたら、今は、フランスなど一部をのぞき先進国や、新興国では、少子化が顕著ですから、日本は、少子化という新しい社会のトップランナーになれるかもしれません。

    事実、少子化がかなり進んでいる、北海道には、これに対応している企業が増えてきました。たとば、北海道でコンビニといえば、セイコーマートといわれるほど、北海道内では、数も多く、先進的な試みを次々行っている会社があります。このコンビニ本当に、過疎地にも多く立地して、それでも、業績をあげています。本日は、本題からそれるので詳細は、掲載しませんが、興味のあるかた、是非他のサイトなどにあたってみてください。(下は、真冬のセイコーマートの写真)



    (3)高齢者に引退はなくなった
    これに関しては、外れたようです。アメリカでは、すでに、1970年代に定年は、70歳と定められました。ただし、州によってことなるところがあり、確か1978年にカリフォルニア州が、70歳と定め、それで、アメリカ全州で70歳となました。その後、いろいろ、調べてみましが、州によっては、定年そのものがないという州もあります。ただし、法律でそう決まっているというわけですから、すべての人が70歳あるいは、それ以上まで、務めるというわけではありません。アメリカにも日本とは、ずいぶん制度が異なりはしますが、年金制度があり、その平均受給開始時の年齢を調べてみたところ、平均は65歳でした。
    実際、私の知っているアメリカの知人は、毎年、メールで、来年こそは、リタイヤするとして、リタイヤしたら、日本で長旅をするという内容を送ってきたにも、かかわらず、また、次の年も働いていて、来年こそはと、メールを送ってきました。そんなことが、6年くらい続き、ようやっと本当にリタイヤしました。そのときは、70歳を少し超えていました。



    日本の場合、特に大企業の場合、定年というと、65歳なら65歳と決まっていて、ほとんどの人がその日まで、勤めて、その日が来ると全員が辞めるという形式が多いですが、アメリカは、全く違い本人が決めるようです。本人が、70歳まで勤めたいというのなら、勤められるし、早く辞めたいなら、辞めて、年金を受け取るという具合で、本人の意志に任せるというのが実態のようです。70歳定年は当たり前になり、今では、そもそも、定年をもうけていない州まででてきています。


    これも、アメリカの場合、職務給のところが、多いし、さらに、労働の流動性も確保されていことから、可能なのだと思います。職務給というのは、たとえば、バスの運転手として雇用ということであれば、バス運転手という職務で雇用しているのですから、何十年働いても、バスの運転手です。何年勤めたから、能力があるからといって、バス会社の経営者になれるわけではありません。経営職なら、経営職というその職務について、その職務に対して給料をもらっているということです。日本のように、最初は現場からなどということは、ありません、最初から経営職ということになります。
    それに、アメリカでも、職務給がほとんどであるということもあり、職務記述書といって、個々の職務に関しては、かなり厳密に正確に記述されているのが普通です。だから、職務遂行能力があるかいなかは、かなり厳密に調べることができます。ですから、高齢者であっても、職務遂行能力のあるなしはかなり容易に判定できます。また、この記述書にもとづき、職務遂行能力がないと判定されてしまえば、年齢が低い高いにかかわらず、退職しなければならないことはいうまでもありません。
    それに、そもそも、アメリカというより世界には、新卒という考えはありません。必要になったら、雇うということで、日本のように、4月にまとめて、新卒を大量雇用するなどという考えはありません。こんな雇用環境があるからこそ、所定の仕事が所定通りできる限り高齢者に強制引退は、実質的にないということも可能なのです。しかし、こういう社会では、本当の意味での、リストラもあるということも忘れてはならないと思います。
    また、アメリカでは、面接のときの履歴書に、年齢、性別、人種など書く欄がありません。これで、区別してはならないということも、意外と知られていないことです。しかし、このような社会では、不景気になると、いわゆる、経験も能力もない、いわゆる新卒の若者が割を食う社会でもあります。
    日本ては、まずは、デフレであり、若者ですら、就職口を見つけることが困難ということと、さらには、雇用環境が全くの異なることから、なかなか、アメリカのようにすることは、難しいと思います。しかし、これも、いずれ何とかしかなければ、日本社会も、行き詰まって行くことでしょう。これに関しても、これから、追跡していき、何か変化があれば、掲載します。

    さて、2005年当時の私の少子化に関する考えと、今日のそれを比較してみました。このような比較をすることにより、自らの考えを良く整理できると思います。みなさんも、是非このようなこと、たまに実行してみてはいかがでしょうか。また、新しい発見などがあり、ためになると思います。


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    2012年4月1日日曜日

    睡眠効率99.9%も夢じゃない! 考えグセを断ち切る禅の教えと最新ツールで、眠りの悩みを解消!−【私の論評】iPadで読書しながら、音楽を聴くのが一番効果がある?

    睡眠効率99.9%も夢じゃない! 考えグセを断ち切る禅の教えと最新ツールで、眠りの悩みを解消!:


    「熟睡できない」「寝覚めが悪い」といった、働く女性が抱える眠りの悩み。じつはちょっとした意識で“考えグセ”を直せば、解決できるかも! そんな興味深いお話が聞けたのが、先日東京・渋谷のFabCafeで開
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    【私の論評】iPadで読書しながら、音楽を聴くのが一番効果がある?

    睡眠に関する詳細は私は専門家でもないので、上の記事を読んでいただくものとして、これに関して私の経験を掲載してみます。


    上の記事で、特に興味を持ったのは、以下の部分です。

    「自宅のドアを開けたら仕事のことを忘れる、ベッドに入る前は静かな音楽を聞いたり本を読んだりしてリラックスすることが大切です。すると、脳内から幸福感をもたらすセロトニンという物質が分泌され、心と体が落ち着いて寝付きがよくなります」

    私自身は、深い睡眠をとっているかどうかは、わかりませんが、昔から眠れないということはほとんどありません。どうしても、寝付けないときには、本を読むようにしています。そうすると、何時の間にか眠くなって寝てしまうのがほとんどでした。


    だから、上の引用文の内容は、正しいと思います。それから、最近ですが、眠る少し前には、iPadを使うようにしています。

    どのように使っているかというと、眠る小一時間くらい前に、まずは、iPadでVimeoなどの動画をみます。動画の種類としては、あまり刺激の強いものではなく、美しいい風景のものとか、宇宙の美しい動画です。これは、言葉よりも、実物をごらんいただくほうが良いと思いますので、下にその動画を貼り付けておきます。



    これを見て、気分が落ち着いてきたころに、今度は、音楽を聴きます。音楽も、あまり刺激の強いものは避けて、静かなものを聴きます。最近は、モーツァルトの音楽が多いです。

    次に、iPadで、音楽を聴きながら、kIndleの電子書籍を読みます。この時点では、すでにベッドに入っています。電気も消してしまいます。電気を消しても、iPadでなら、書籍を読むことができます。少し眠気がさしてきたら、今度は、音楽をとめます。音楽をとめて、読書に集中するようにしています。そうすると、どんどん眠くなってきます。そうなると、iPadを枕元において、寝てしまいます。そうすると、もう、ぐっすり朝まで寝てしまいます。

    そうして、ここで、iPadを用いることの、良さがあります。その良さとは、パソコンなどと違い、電源を落とす必要がないからです、枕元においておけば、そのまま、スリープしてしまうので、何も気にする必要もありません。これが、良いところだと思います。それに、電灯を消したままでも、読めるというところが、これも良いところだと思います。書籍だと電灯をつけないと読めません、とすると、電灯を消すということをしなければなりません。これが、結構面倒だったりします。


    電子書籍の内容としては、これも、あまり刺激の強いものではなく、なんというか、自分の価値観にあった書籍を読みます。たとえば、ドラッカーの書籍など、自分の価値観にあったものを意図的に選びます。最近では、このブログでも、紹介したことのある"Spend Shift"を読んでいます。

    これは、最近は完璧に習慣になっているので、これをやるとだいたいかなりぐっすり眠ることができます。

    以前は、テレビを見た直後に寝たりしていましたが、これは、あまり良くないです。何かの記事で、眠る直前の動画は良くないということがいわれていましたが、まさにそうだと思います。それから、寝酒ということがいわけていますが、これも良くないと思います。全く飲まないか、飲んだにしても、少しでしょう。間違っても、酔っ払うまでは、飲まないほうが良いです。


    またものの本によると、寝付きの悪い人は、毎晩寝る直前に同じような行動をして、習慣化して、一の儀式のようにしてしまうと良いということも書かれていました。要するにある夜は、テレビを見た直後に寝て、またあるときは、読書をした直後に寝るといのではなく、眠る直前は同じようにするということです。

    私の場合、寝る直前にIPadで音楽を聴きながら、読書をするということで、眠れないということはないのですが、眠りの深さは、どうなのかわかりません。これに関しては、iPhoneで睡眠を記録するアプリが各種あるようなので、今度試してみようと思っています。エスエス製薬から無料のアプリ、『ぐっすりニャー/睡眠記録』というので、まずは、試してみようと思います。Android版も似たようものもあります。今度試してみたら、ブログに掲載します。



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