2009年5月4日月曜日

「小沢氏進退論」大合唱 思惑外れた民主党の有識者会議―小沢氏擁護のはずが追及の会議に?

「小沢氏進退論」大合唱 思惑外れた民主党の有識者会議(この内容すでにご存知の方は、この項は読み飛ばしてください)2009.5.3 22:20(産経ニュース)
 西松建設の違法献金事件を受け、民主党自らが立ち上げた「有識者会議」(座長・飯尾潤政策研究大学院大教授)の論議が、事件の法解釈上の問題点などを検討するという鳩山由紀夫幹事長らの思惑を外れ「小沢氏の進退論」に集中、党幹部を慌てさせている。説明責任のための会議が小沢氏に「引導」を渡すことにもなりかねない。(左は産経新聞の当該記事、クリックすると拡大画像をご覧になることができます)

 会議は、小沢氏の事件への説明が不十分との批判があることを踏まえ、鳩山氏主導で設置した。「議論を公開して批判をかわす」(周辺)狙いだった。

 検討テーマは、事件の法解釈上の問題点のほか、(1)小沢氏の政治資金収支や他の国会議員との比較(2)民主党や小沢氏の説明責任-などで、4月11日に初会合が開かれ、5月中旬にも報告書を取りまとめる方針だ。

 だが、これまでの会議では、議論は小沢氏の進退問題ばかりで、4月24日の会合ではジェラルド・カーティス米コロンビア大教授が「国民とのコミュニケーション能力に欠ける人は首相になる資格がない」とバッサリ切り捨てた。

 座長の飯尾氏も難しいかじ取りを迫られている。委員の発言に対して「『自由にものを言うなぁ』とうらやましく思ったり『困ったなぁ』と思ったり、というのが正直なところ」と苦しい胸の内を語っている。

 民主党内からも「小沢氏を擁護するための会議なのに、辞任を迫るような流れになっている」(幹部)と不安視する声も出始めた。

 大型連休明けの7日にも小沢氏が会議で説明する起死回生策があるが、出欠自体が流動的で、出席しても会議の雰囲気を変えられるかどうかは微妙。小沢氏と距離を置く中堅議員は「会議など設置せず、最初から自分で説明すれば済んだこと」と冷淡な見方をしている。

小沢氏擁護のはずが追及の会議に?

小沢さん、完全に自分の墓穴を掘ったような形ですね。やはり、このような会議を開催するまでもなく、普段から何回も自ら説明すべきだったと思います。小沢さんは以前から、コミュニケーション能力に劣るところは、多くの人から指摘されています。私もそう思います。大事なときにあまり説明しないとか、説明を嫌がるというところがありますから、こうしたことが今回のような事態を招いたのだと思います。普段から説明していれば、このような会議でも擁護論が多く出てきたと思います。

さて、一方、自民党は先月22日、歴代衆院大蔵委員長・財務金融委員長による会合を都内の日本料理屋で開きました。出席した小泉純一郎元首相は民主党の小沢一郎代表について「衆院解散直後に代表を辞任する。代表選をやらずに後継指名するだろう、後継は鳩山氏」との見通しを示しました。 小沢氏は公設秘書が逮捕された西松建設巨額献金事件を受けた自身の進退に関して次期衆院選への影響を判断基準とする考えを表明しています。小泉氏は「彼の性格からして代表辞任後も影響力を残そうとするのではないか」とも語ったといいます。

この小泉さんの見通し、あくまで小泉さんのものではありますが、かなり現実味があると思います。もともと、小沢氏は総理大臣などになるのはあまり好きではない性格です。小泉氏は代表辞任後も影響力を残そうとするでは、という憶測を述べていますが、私自身は、もともは小沢氏は実を取るのが好きな性格なので、十分ありえることだと思います。

本来的には、小沢氏は、親分の金丸氏のように、表には出ずに、裏からフィクサー的なことを実施して、実をとることの法が好きなタイプです。

さて、衆議院選挙はいつになるのか、公明党としては東京都議会議員とはなるべく重複してもらいたくない意向です。麻生さんは「都議会議員選挙と、衆議院議員選挙はどちらか重要かと聴かれれば、当然衆議院議員選挙です」とインタビューで答えていましたが、これはあくまでも建前論だと思います。今の自民党いくら、麻生さんや政権の支持率が上がっているとはいえ、公明党の助けがなければなかなか選挙は戦えません。

公明党の指名という下駄がなければ、各候補も水面から顔を出すことができず、息もできません。公明党の下駄があって始めて、水面から顔を出して十分息ができるようになり選挙戦を戦えるようになります。

そうすると、選挙はやはり9月ですか。そうして、8月たりに、小沢氏は辞任して、後任を鳩山氏に指名して、選挙戦に突入という構図になると思います。

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