2009年8月27日木曜日

大阪、小学国語B“健闘”…学テ公表・・・橋下知事激怒!!-応用力のテストは問題か?

大阪、小学国語B“健闘”…学テ公表・・・橋下知事激怒!!(この内容すでにご存知の方は、この項は読み飛ばしてください)

ワッチャラ通商代表と握手を交わすタイ訪問中の橋下知事

 文部科学省は27日、第3回全国学力テストの結果を公表した。

 小学6年、中学3年の計約222万8000人が対象。
 市町村別の成績公表など橋下徹知事のもとで対策を講じてきた大阪府は、小学国語Bが昨年の45位から34位に上昇した。

 上位グループは中学生の国語・数学とも、秋田、福井、富山の3県が昨年に続いてベスト3に入った。

 小学生の下位グループは沖縄県、北海道など昨年と同じ自治体が目立ち、地域差が埋まらない傾向がうかがえた。

 テストは小学生が国語・算数、中学生は国語・数学。いずれも基礎知識を試すA問題と応用力をみるB問題があり、4月21日、全国一斉に実施された。

 都道府県別では、秋田県が小学生の国語B(平均正答率60・4%)、算数B(同63・7%)でいずれもトップ。同県は第1回のテスト以来、両科とも3年連続で1位となった。福井も3年連続でベスト3入り。

 大阪府は昨年2月に就任した橋下知事が、市町村別成績の公表に踏み切ったほか、学習塾講師による放課後学習など様々な改革に取り組んだ。

 小学生は国語Bに加え、算数Bも昨年の34位から27位にアップしたが、中学生は国語・数学とも下位グループを抜け出せなかった。中学生の国語、数学は、大阪府とともに、沖縄、高知県が昨年に続いてワースト3だった。

 この結果に対し、タイ訪問中の橋下 徹大阪府知事は「こんな、3年連続、中学校45位という、こういう現状を放置してきた自治体の長は、やっぱりみんな責任を取って、いっぺん、全員入れ替わるくらいのそういう姿勢を示さないと」と怒りをあらわにした。

 橋下府知事が、訪問先のタイで、低迷し続けている学力に府の教育委員会などの責任を言及した。
橋下府知事は「しっかりと教育委員会と、基礎自治体の長のみなさんや市町村教員、誰が責任を取るのか? どういう形で、責任を取るのか? これは、はっきりさせないといけないと思いますね」と述べた。


 学力テストでは、今年も生活習慣などに関する調査を実施。今年は初めて携帯電話の使用と正答率の関係を調べた。それによると、使い方について家の人と約束をし、それを守っている児童・生徒ほど、得点が高いことがわかった。最も得点差があったのは算数Bで、「きちんと守っている」子供の正答率が56%だったのに対し、「守っていない」子供の正答率は34%で22ポイントの開きがあった。

応用力のテストは問題か?
さて今回のテスト、基礎的な問題はまあまあだが、応用力に問題があるというようなことが言われています。しかし、いわゆる応用力の算数Bなどの問題、テレビでも放映されていましたが、ある意味で、自動車教習の問題の引っ掛け問題のようなところもあります。だから、素直な子供だと引っかかりやすい部分もあって、低くなっているところもあると思います。

というより、小学校や中学くらいまでなら、基礎問題が十分できていれば問題はないと思います。へんにひねくり回した応用問題ができるより、基礎が一番だと思います。

特に小学校や、中学校では、俗に言うところ読み書き算盤がキチンとできていれば、あまり問題はなく、これがおろそかになっていれば、そちらのほうがかなり問題だと思いますので、今回のテストの結果はそれなりに評価できたのではないかと思います。

小学校・中学校の学習内容のうち基礎的なものは、本当に重要だと思います。これがおろそかになっていれば、その後いくら積み上げようと思っても砂上の楼閣のように崩れてしまいます。私は、この時期には、基礎的なことを徹底的に教えることが重要だと思います。そうして、この時期になるべく多くのことを徹底的に叩き込むことが重要だと思います。あのアインシュタインですら、私の業績は、99%過去の人の努力によるものだ、私がつけ加えたは残りの1%に過ぎないといっています。

よく、個性や創造性などということをいう人がいますが、それは、間違いです。個性というものは、もともとどんな人にも備わっていることですから、この時期に必要なのは、それよりも、一般に通用すること普遍的なものを重点に教えるべきです。創造性に関しても同じことです。創造性というのは、空っぽの頭からは絶対に生まれてきません。先人が開発して誰にも知識化したものを徹底的に仕込む必要があります。科目によっても、いろいろ違いがありますが、一般に非常に間違っていて無責任な考えがあります。

それは、数学や、理科の中でも物理のようなものに関しては、応用力で、社会などは暗記だというものです。これは、間逆です。数学や、物理のようなものは暗記の要素がかなり多いです。分数など、ピザが半分だから1/2とか、そんなことをして教えるよりも暗記で良いと思います。特に数学に関しては、数学の対大家も、数学に重要なのは暗記ということを言っていました。私も、そう思います。逆に社会など暗記科目としてとらえられがちですが、これこそ創造性を養うべきものだと思います。歴史や、政治・経済などを学んで、そのままであれば、記憶にも定着しないとおもいますが、それを現代の世界におきかえてみたり、新たな政治や社会の仕組みなど考えてみるということまで、進めていけば限りなく創造性が養成されると思います。

私が中学校の時の最後の模擬テストが終わったときに、担任の先生が「希望の人だけに、君たちの今後入れる大学を教えてあげます。希望の人は後で職員室に来てください」といわれたことがあります。それで、先生のところに言ってみると、「○○君は、東大医学部」「△△さんは、早稲田文系」「■■君は、一流私大理系、東京理科大学か、○○」「××君は、一流国立理系」「▲▲君は、国立文系」「○○さんは、私大英文科」と先生がよどみなく教えていました。

5~6人ほど行って聞いていたのですが、なんと後から判ったのですが、自分も含めてこのときの人ほんどが的中して、そのとおりの大学に進学していました。これは、進路指導の先生の能力も優れているとは思いますが、今から考えてみると、まずは、中学までの学力がいかに大事でその後の学力を決定づけてしまうか、それに、人生の方向を示すのではなく、どこの大学に入れるかということ示すだけですから、ある程度経験を積めば判るのだと思います。

それに、もうこの時期には、成績にも個々人の特徴が色濃く現れていて、全科目が満遍なくできるとか、特定の科目がずば抜けているとか、将来的にどこの大学に入りやすいかということが見えてくるのだと思います。

大学だけが人生を決めるものではありませんが、やはりこの時期に培った学力が将来にかなり影響を与えるのは間違いないものと思います。

だから、こそ、この時期の教育の使命は、特に基礎的なことは、暗記の次元を超えて考えるまでもなく、すぐに思い出したり、使えたりするように、体で覚えるくらい徹底的に仕込むことだと思います。これができていないと、とんでもないことになります。私は、最近ある函館市内の私立大学の1年生の教材を見て、飛び上がらんばかりにびっくりしたことがあります。それは、あまりにも基礎的なものだったからです。大学教育をするには、本当に基礎的なことができていなれば、積み上げはできない。しかし、多くの学生がそこまでの学力がないのでやむを得ないことなのでしょうが、私自身は、あんなことをやっていては、本当の大学教育はできないだろうと思いました。

橋下知事の言うことは当然の事だと思います。大阪出身の子供たちは、残念ながら、将来非常に困ることになるからです。もう時代はかわりつつあります。昔は、勉強ができないことは、生徒本人の責任だったのでずか、今の新しい時代は、少なくとも義務教育に関しては教える側に責任があるということです。最近、企業では研修ばやりですが、背景にはこうした教育、それも教える側の能力の低下ということもあると思います。

もう少しで衆院選ですが、もし今回民主党が政権をとったとして、しばらくすると、橋下知事からきっと、「うそつき政党」とかなり言われるんでしょうね。橋本知事とその仲間、もし、どの党が政権をとったとしても、とてつもないことをしないように、徹底的にいびりまくってください。私も、そのようなことがあれば、このブログで徹底的にいびり倒したいと思います。

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