2014年5月4日日曜日

【歴史戦】プロパガンダを分析 外務省内部文書 中国はメディア活用 韓国は地方から展開―【私の論評】中韓のプロパガンダに対抗するためには、官僚だけが考えてもまともなシステムはできない、民間から公募すれば効率も良くしかも効果的な中韓反プロパガンダ集団を形成することができる(゚д゚)!

【歴史戦】プロパガンダを分析 外務省内部文書 中国はメディア活用 韓国は地方から展開

歴史戦はすでに随分前から始まっている

歴史認識や尖閣諸島(沖縄県石垣市)、竹島(島根県隠岐の島町)の問題で中国と韓国が繰り広げるプロパガンダ(政治宣伝活動)について外務省が分析した内部文書を3日、入手した。それによると、中韓は「官民一体」で重層的に情報戦略を行っているとした。また、中国は国際機関や主要メディアを積極的に活用、韓国は地方から展開する特徴があると挙げた。

外務省の内部文書によると、中国による宣伝活動について「独自の主張に基づき、歴史認識を焦点とした全面的な対日批判を展開している」と指摘した。具体的には、国連総会や首脳会談といった国際会議を活用しているほか、海外メディアやシンクタンクを通じて宣伝活動を繰り広げているとした。

欧米などの第三国に対しては「政府よりも学者、有識者、記者による発信」を積極的に利用、欧米主要メディアに「中国の発信に影響を受けた報道がある」という。さらに、国営中国中央テレビ(CCTV)の多言語チャンネルや、世界120カ国で1086校に及ぶ中国語・文化教育拠点「孔子学院・課堂」が「独自の主張を重層的に発信している」と記した。中国は2020年までに孔子学院・課堂を全世界に配置する構えだ。



韓国の動きについては「地方自治体、民間団体、個人による積極的な活動」がみられ、慰安婦や竹島、日本海の「東海」呼称で「強い働きかけ」を展開しているという。米国内では在米韓国人が活発に動いていることを指摘した。

竹島に関する情報戦略については「領土問題ではなく歴史問題と主張し、竹島の歴史を自国の主張に沿うように解釈している」と分析した。

・・・・・・・・・・・・・・・・<中略>・・・・・・・・・・・・・・

ただ、政府関係者は「中韓は官民一体での一致団結した活動を完璧に行っている」と驚きを隠さない。逆に日本の場合、「官民一体」には程遠く、「政府が前面に出る情報発信は先進民主国として世界の共感が得られない。相手の土俵に乗らないことだ」(外務省幹部)という消極姿勢も聞こえる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

このニュースの続きはこちらから(゚д゚)!

【私の論評】中韓のプロパガンダに対抗するためには、官僚だけが考えてもまともなシステムはできない、民間から公募すれば効率も良くしかも効果的な中韓反プロパガンダ集団を形成することができる(゚д゚)!

上の記事では、政府関係者が、「中韓は官民一体での一致した活動を完璧に行っている」と驚きを隠さないなどとしていますが、この見方は間違えています。中韓においては、政府からお金がでていて、それを活動資金として動いている連中が実行しているのであって、純然たる民間人が無償でそのようなことをしているかといえば、そのようなことはありません。

中国も、韓国も普通の人は、自分の日々の生活を送っていくことが精一杯で、金になることならしますが、金をもらっていなければ、こんな運動に見向きもしません。

それに、中韓両国ともプロパガンダをしていますが、その内容たるやもともな歴史の事実を無視した、幼稚な虚構にすぎません。特に、韓国のブロパガンダなど、幼稚すぎて、単なるファンタジーです。

これに比較すると、日本の場合はこのような活動を政府が、民間にもやらせるようなことはしてきませんてしたが、自主的に活動する民間人はかなり存在します。

それは、中国側の報道でも明らかです。これに関しては、このブログでも過去に紹介したことがあるので、その記事のURLを以下に掲載します。
人民日報「ネトウヨ300万人説」の信ぴょう性 「中韓の記事には罵倒ばかり書き込まれる」―【私の論評】日本には、300万人もの中国スパイを自主的に迎え撃つ集団がいると人民日報は報道している(゚д゚)!

詳細はこの記事をご覧いただくものとして、以下にこの記事の一部をコピペさせていただきます。

さて、中国のスパイが5万人も日本の中で暗躍しているわけです。この5万人の中には、プロのスパイもいますが、かなりの部分は、自分が全くスパイなどとは認識していないにもかかわらず、スパイの手伝いをさせられている、中国人や日本人など多数存在すると思います。 
これらの人間が、日本国内で、いくら隠密裏に動いたにしても、どうしても不自然な動きが出てくるのは当然のことです。私は、こうしたことに気づきはじめて、ネットなどに書き込みをする人々のことを、人民日報は「ネトウヨ」と呼んでいるのではないかと思います。
日本には、300万人もの、中国スパイを迎え撃つ集団がいると人民日報は報道している
こういう人が、すでに日本では300万人を超えて、日々中国のおかしな動きに目を配り、そのおかしな動きに関してなにかしら、書き込みをしています。これは、きっと、日々膨大な数に違いありません。 
そうして、こういう人達の存在は、最初はたいしたことはなかったのでしょうが、増えるにしたがって、中国スパイの動きにも支障がでるようになっているだと思います。 
その苛立ちの一環が、人民日報に「ネトウヨ」という形ででてきたのですないかと思います。スパイにもいろいろあります。技術情報を盗むものもいれば、日本国内の世論形成などをする連中もいると思います。たとえば、オスプレイ配備反対の世論づくりも当然していると思います。 
このオスプレイ配備反対運動に関しては、明らかに少し前とは変わっています。少し前なら、ネットにオスプレイ配備反対と書いても、あまり目立たなかったでしょうが、現在ネットでは、オスプレイ配備反対に対する反対意見のほうがはるかに多く、単なる反対運動に関する書き込みなどかえって目立つくらいです。そうして、そういう書き込みがあれば、これらに対して非難の声が寄せられることでしょう。 
パソコン女子部も、迎撃集団予備軍か?
一昔前だと中国スパイは、沖縄でのごく一部の反対運動が、沖縄の反日地方紙などにより、あたかも沖縄県民のほとんどが、反対しており、それを日本のマスコミがとりあげ、あたかも、日本全体でほとんどの人が反対しているかのような印象を与えることに成功したのだと思いますが、もうそうではなくなりつつあるということだと思います。 
要するに、中国スパイの活動が以前からすると、あまりはかばしくないのだと思います。そりゃ、そうです。中国スパイ5万人に対して、これの60倍もの人たちが、5万人の動きを見ていて、それこそ、いわゆるネトウヨと呼ばれる人たちや、そうでない人も日々ネットに書き込みをするわけです。 
こういう人たちの中には、いわゆるネトウヨと呼ばれる人もいるのでしょうが、私はそれだけではなくもっと多くの人が、こうしたことに参加をしていて、それらの総計が300万人以上にもなっているのだと思います。 
それにしても、凄い数だと思います。これだけの人数を雇い、中国のスパイを監視させ、何かあれば、ネットに書き込ませるなどのことをしたら、かなりの経費がかかるものと思います。そうして、こうした人々に対抗して、中国スパイ網を強化するということなれば、中国側も大変なのだと思います。 
所詮日本など、国民も、政治家も、マスコミも、中国スパイの扇動などに弱い馬鹿の集まりだから、手のひらでころころ転がせば、なんとかなるなどと思っていたら。いつの間にか、日本国内にこうした集団が多数形成されるようになり、以前からすると、簡単に制御や扇動などできなくなってきているものと推察します。そうして、気がついてみれば、日本には、安倍政権が誕生し、安倍政権は、外交で着々と中国包囲網を構築しており、しかも、安倍政権が、アベノミクスを打ち出したとたん、ほんの3ヶ月くらいで、中国の経済が大混乱してしまいました。韓国も同じことです。 
中韓を翻弄する安倍総理 
今まで、実質的な損失など被ったことのなかった、中国が、経済的にも追い詰められ、国内は混乱のちまたにあります。その焦りや脅威が、「ネトウヨ300万」などというように、人民日報の記事に表現されたのだと思います。
日本には、小数のネトウヨも含めて、中韓を監視し、おかしげなことがあれば、SNSやその他でそれに対して反論する集団が形成されているということです。

外務省官僚は、日本国内にこのような集団が育っていることを理解していないのだと思います。

中韓に反論するのはネトウヨだけではない(゚д゚)!


このような集団に対して、有益な情報を提供し支援をすれば、中韓などよりはるかに強力な中韓反プロパガンダ集団を形成することは容易だと思います。

しかし、官僚にはこのような柔軟な考え方ができないのだと思います。

こうしたことの事例として、「予告in」があります。

「予告in」とは、秋葉原無差別大量殺人が起こった後に、秋葉原の事件のように、犯人による予告がサイトに流された場合、それを察知し未然に防ぐことを目的に作成されたサイトです。

これは、当時の総務相が、この種のサイトをつくるために「予算数億、1年程度」という発言していたのを聴いた矢野さとるさんが、個人で予算ゼロ円、開発時間2時間で作成したサイトです。今でも稼働しています。

詳細は、以下にこれに関する当ブログの紹介記事のURLを掲載しておきますで、是非ご覧になって下さい。
秋葉原通り魔事件が暴くお役所仕事の実体とは?-やはりNPOに任せるべきか?
当時の総務相など、おそらく官僚の意見などを聴いてこのような結論を出したのでしょうが、これを矢野さんが、2時間で、しかも自分の労力のみで作成してしてしまったということです。

中韓のブロパガンダに対抗するための活動なども、おそらく官僚が考えても、まともなものは出てこないと思います。かといって、有識者会議など実施しても、このような会議が結局過去においては、せいぜいガス抜き程度か、ほとんど役に立たなかったということから、これも無理です。

中韓プロパガンダに対抗するためには、相手が何かを言い出せばこちら側から、反論を出して相手を完全に打ち負かす必要などありません。反論をして、結局水掛け論になれば、言い出した側が負けです。これが、国際常識です。彼奴らのプロパガンダに反論をだし、ことごとく水掛け論に持っていくことは、さほど難しいことではありません。何しろ、彼奴らのプロパガンダは、もともと、歴史的裏付けが薄弱でからです。

中韓に反論するのはネトウヨだけではない2


であれば、予算・期間など決定して民間から公募することにすれば良いと思います。民間なら、サイトはもちろんのこと、他のシステムなど作成して、かなり効率的に中韓のプロパガンダに対抗できる素晴らしいシステム体系(いわゆるITシステムだけでなく、人を含めたシステムの体系)、それも上記のような中韓反プロパガンダ集団をつくりあげることができると思います。

私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

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2014年5月3日土曜日

反日外交のシッペ返しに苦しむ韓国産業 GW日本人観光客が激減…―【私の論評】隣国、同盟国など仲が悪いのが当たり前だか、露骨な反日をする韓国に対して“仲良くしなきゃ病”になる必要などなし、つきあわなければそれで良し(゚д゚)!

反日外交のシッペ返しに苦しむ韓国産業 GW日本人観光客が激減…



 朴槿恵(パク・クネ)大統領による「反日」外交が続くなか、韓国産業が手痛いシッペ返しに苦しんでいる。特に「観光」「マッコリ」「K-POP」の3分野は、日本人を対象とした売り上げが大幅に減少している。韓国は官民挙げて巻き返しに必死だが、日本国民の対韓感情は悪くなるばかりだ。特に、観光分野では、珍島(チンド)沖の旅客船「セウォル号」沈没事故が追い打ちをかける事態もありそうだ。

 セウォル号事故を受け、韓国国内は自粛ムードが続いている。

 韓国紙・中央日報によると、国内のお祭りは80件以上が中止・延期に追い込まれ、百貨店の売り上げも減少した。ソウル市内有数の繁華街、南大門(ナムデムン)市場は「日本人と中国人の観光客がいなかったなら通りには誰もいない」(同紙)という惨状だ。

【私の論評】隣国、同盟国など仲が悪いのが当たり前だか、露骨な反日をする韓国に対して“仲良くしなきゃ病”になる必要などなし、つきあわなければそれで良し(゚д゚)!

韓国に対して、日本人がしっぺ返しをするというか、嫌韓になってしまうのはやむを得ないところもあります。上の記事など箇条書きにまとめると、以下のようになります。
①インフラの不信感
②食品の信頼性
③天皇陛下への謝罪発言
④日本メディアへの工作活動
⑤靖国神社への内政干渉
⑥竹島問題
⑦軍人慰安婦
⑧反日教育
⑨仏像未返却
⑩在日問題
これだけあると、日本人が韓国に観光になど行きたくなくなるのも、無理からぬところだと思います。こんな国に行くくらいなら、反日ではない東南アジア諸国にでも行ったほうがずっと良いです。



韓国との関係については、倉山満氏は以下のように語っています。
韓国では8月15日を日帝との戦いに勝利した日と教える。しかし、満州で抗日運動をしていたのは、初代大統領・李承晩ではなく、スターリンに指導された金日成です。李承晩は連合国に参加したわけでも自力でソウルを奪還したわけでもありません。つまり、朝鮮半島において『抗日の英雄は金日成』という矛盾を抱えながら、建国の出発点を『反日』にしなければならなかったのです。韓国では反日を言えば言うほど、親北になってしまう。教科書でそう教えているようなものです。でも反日は、ある意味健全な感覚です。国際社会では、隣国同士の仲が悪いのは当然。それを前提に考えなければならない。
韓国に対応する基本姿勢は、つきあわなければいいということです。安倍晋三首相のように、中韓が首脳外交に応じないなら、2国を無視して周辺外交を積極的にやる。日本人の悪いところは相手とわかり合おうとすることです。嫌われたくない、だけど、好きになってくれないから嫌という“仲良くしなきゃ病”は捨てたほうがいい。こういうと、ネットで反韓・嫌韓論に喝采する層には肩すかしを食わされたように感じられるかもしれません。ネットの反韓は自分から相手の土俵に降りているので、よけいナショナリズムがゆがんでしまう。高みに立って、韓国が困ってすり寄ってきたら、そこではじめて手を打てばいい。

倉山満氏と、上念司氏

それにしても、韓国が反日プロパガンダを世界中で繰り広げるなどということも考えられますが、そのときには、経済評論家の上念司氏は以下のように語っています。
韓国側が反日プロパガンダを始めたら、それに対してはいちいち反論をするべき。反論して水掛け論になった場合は、言い始めたほうが負けになる。だから、どこまでもしつこく反論し、韓国側が諦めるくらいまで、反論すべき。


私たちも、韓国が馬鹿げた反日キャンペーンをすれば、SNSなどで反論したり、反論の英語ツイートをリツイートしたり、その他韓国に行くくらいなら、他のまともな親日国へ行く、韓国の物品・食料品を買うくらいなら、他の親日国から購入する、KPOPを視聴するくらいなら他国の親日国のPOPを聴くとか、とにかく反日ブロパガンダや、キャンペーンには断固反論姿勢をつらぬき、あとは韓国のことを頭中から消して、日常生活を送るべきと思います。

私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

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韓国民から大バッシングを受ける女性ダイバーの正体は?―【私の論評】こんな酷いなりすましは、日本では考えられない! こんな報道を平気でする韓国のテレビは問題がありすぎ(゚д゚)!




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2014年5月2日金曜日

成功は対立の中にある。自分と違う意見の人を見つけて、あえて議論をする価値―【私の論評】ドラッカーも昔から主張する意思決定のための意見の不一致!増税決定の意思決定のように、皆が賛成する意思決定にはろくなものがない(゚д゚)!

成功は対立の中にある。自分と違う意見の人を見つけて、あえて議論をする価値



自分のことを常に応援してくれたり、自分と性格が似ている人に囲まれながら過ごすのは気持ちの良いことです。気のいい仲間と一緒にいると自信が高まり、リラックスできます。こうして、多くの人は一緒に働きたい仲間の輪を築いていきます。それは、快適で居心地のよい環境です。互いに心地よいペースを簡単につくれますし、仕事もうまく進むでしょう。ですが一方で、そこまで心地よい環境では、事業やキャリアを成長させるのに必要な学びやイノベーションが阻害されることもあります。

自分の意見に同調してくれる仲間がいるのは素敵なことですが、健全な対立、異なる視点というのも、時には必要です。特に、集団思考(集団の中で愚かな決定をしてしまうこと)や理想の中から真実を見つけ出すためには必要です。グループのメンバー全員が同じような視点を持っていたら、仕事は確証バイアスに陥り、型にはまった考え方から抜け出せず、起こるはずではなかった失敗が起きるようになります。

あなたの人脈について、考えてみてください。その顔ぶれは何年も変わっておらず、同業界の人ばかりではないですか? 同じ話題について、あなたと似た視点を持っていますか? そうだとしたら、今こそ変化を起こし、居心地の悪い環境を作るべきです。組織のリーダーにとっては、周囲の人があなたの意見に同意せず、議論をもちかけてくるような環境をつくるのは、ハードルの高いことかもしれません。ですが、私の良き友人であり同僚でもあるAmilya Antonettiは「対立からこそ、素晴らしいアイデアがうまれる」と言います。

今回紹介するのは、あなたの視点を広げ、成功のチャンスを高めるために、周囲の人を巻き込む5つのヒントです。


1. 自分の考え方が古くなっている分野を見つける

2. 対立が存在する場所に行く

3. 友好的な議論に参加する

4. 定期的に相手の状況をチェックする

5. 議論の成果を共有し、互いに感謝する

Want Success? Surround Yourself With People Who Challenge Your Thinking|Inc.

Kevin Daum(訳:佐藤ゆき)

この記事の詳細はこちらから(゚д゚)!

【私の論評】ドラッカーも昔から主張する意思決定のための意見の不一致!増税決定の意思決定のように、皆が賛成する意思決定にはろくなものがない(゚д゚)!

意見の不一致は、会社の意思決定以外にも生じるのが
普通。しょうじないというのなら、何かがおかしい(゚д゚)!


ドラッカーは、上記のようなことをすでに数十年も前から主張しています。
 成果をあげる者は、意図的に意見の不一致をつくりあげる。そのようにして、もっともらしいが間違っている意見や、不完全な意見によってだまされることを防ぐ」(ドラッカー名著集(1)『経営者の条件』)
ドラッカーは、意思決定の過程では意見の不一致が必要だといいます。理由は三つあります。
 第一に、組織の囚人になることを防ぐためです。組織では、あらゆる者が、あらゆる決定から何かを得ようとします。特別のものを欲し、善意の下に、都合のよい決定を得ようとします。 
 そのようなことでは、小さな利害だけで決定が行なわれます。問題の理解抜きでのそのような決定の仕方は、きわめて危険です。
 第二に、選択肢、つまり代案を得るためです。決定には、常に間違う危険が伴います。 
 最初から間違っていることもあれば、状況の変化によって間違うこともあります。決定のプロセスにおいて他の選択肢を考えてあれば、次に頼るべきものとして、十分に考えたもの、検討ずみのもの、理解ずみのものを持つことができます。 
 逆に、全員一致で決めていたのでは、その決められたものしか案がないことになります。
 第三に、想像力を刺激するためです。理論づけられ、検討し尽くされ、かつ裏づけられている反対意見こそ、想像力にとって最も効果的な刺激剤となります。すばらしい案も生まれます。 
 明らかに間違った結論に達している者は、自分とは違う現実を見て、違う問題に気づいているに違いないと考えなければなりません。 
 もし、彼の意見が知的かつ合理的であるとするならば、彼はどのような現実を見ているのかを考えなければなりません。意見の不一致こそが宝の山です。意見の不一致が問題への理解をもたらしてくれます。 
 いかなる問題であれ、意見の不一致が皆無などということは、奇跡です。いわんや、四六時中奇跡を起こしているなどありえないと心得るべきです。それでは、社長が一人いればよいことになります。 
 後で不祥事となった行動の多くが、ろくに議論もされずに決められていることは偶然ではありません 
 「成果をあげる者は、何よりも問題の理解に関心をもつ」(『経営者の条件』)
 意見の不一致のない、意思決定は非常に危険です。それは企業内の意思決定についても同じです。無論、企業などの組織では、職位の高い人の意見が優先するのは当たり前のことです。しかし、職位の一番高い社長や会長の意見と、それ以下の人たちの意見がいつも一致するというようなことがあれば、それは全く異常なことです。何かが間違えています。

最終的に職位の最も高い人の意見に従うということにはなりますが、それでも職位の低い人も意見は述べるべきでしょう。上の事例では、意見の不一致があったときに、相手がどのような現実を見ているのかを知るべきとしています。

この場合、無論全く異なる現実を見ている場合もありますが、実は同じ現実みているにもかかわらよず、意見の不一致があるという場合もあります。

それにしても、意見の不一致、対立がほとんどなかった事例として、昨年の増税論議があります。自民党の中では、ごく少数派の人々が増税に反対していましたが、大勢は増税賛成というより、増税は当前で、やらなければならないものという意見でした。

脚の長さの違いに着目(゚д゚)! こんな不一致は意味なし!

そうして、増税をするとせっかく昨年4月から実施し始めたアベノミクスの第一矢である、異次元の包括的金融緩和の腰を折り、景気の腰折れを起こすので、追加財政措置で5.5兆円を財政出動するということまでほとんど意見が一致したようです。

このような予算に群がる寄生虫ネットワークの住人たち(政治家など)にとっては、消費税増税対策の補正予算は、甘い蜜以外のなにものでもありません。むしろこの甘い蜜をほしいために、消費税増税をすすめたり黙認しているでしょう。

特に自民党内では、増税をすすめたり黙認する人々が大勢を占め、結果として内閣参与の中のそれも一部の人たちは別として、自民党内では増税すべきという意見が、大勢を占め、安部総理や菅官房長官、その他のごく一部の人たちが増税に反対でした。石破幹事長などは、はやい時期から「自民党内は増税で固まっている」と語っていました。

まともに議論もされず、意見の不一致も認識されないまま、自民党大勢派に押し切られた形で安部総理は増税の決断をしなければなりませんでした。結局、安部総理としては、せっかくアベノミクスの第一の矢である包括的金融緩和によって、景気がよくなり、デフレから脱客できる可能性が高まったのにもかかわらず、増税してしまえば、デフレ脱却が遠のくことを懸念していたため、忸怩たる思いだったでしょう。

しかし、あの時点で、増税見送りをしてしまえば、党内のほとんどが反対派にまわり、安倍長期政権も得に描いた餅におわってしまうため、やむを得ず増税の決定をしたものです。

増税などの重要な意思決定をするには、意見の不一致があるのが当然であり、この不一致の中で検討を重ねることにより、まともな考えが醸成され、まともな意思決定ができるようになります。

晩年のアルフレッド・スローン

ドラッカーの著書にもGMの会長だったアルフレッド・スローンが、会議で反対意見が全くなかった場合は、この議論はまだまだ醸成されらおらず、よって次の機会にまた話し合うことにするとして、反対意見がでることを助長していました。

いつも会議で満場一致のようになる企業・政府などの組織、全くおかしいです。こんなことになるのは、独裁的であるか、あるいは無責任な経営者の・政治家の集まりの組織以外にあり得ません。

意思決定において、反対意見が全くないとか、反対意見を言えるような雰囲気ではないという状況は最悪です。この面からみても、自民党の増税の意思決定は大失敗だったと思います。

憲法改正などの意思決定においても、たとえば、民主党、社民党、共産党の反対意見は、重要です。彼らのお花畑的な考えで、憲法解釈などしていたら、この日本というという国がとんでもないことになってしまうことが、目に見えるように理解できるので、ますます自信を深めることができます。

とにかく、どのようなことにでも、意思決定においては、意見の不一致は重要です。意見不一致が表面化しないような意思決定はまともなものではありません。私たちは、これを前提として、重要な意思決定をすべきです。

私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

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2014年5月1日木曜日

韓国大ピンチ!オバマの慰安婦発言を捏造したことを上念司が暴露!逆にアメリカが河野談話検証の後押しして・・・―【私の論評】日本のマスコミは、恥を捨て、ウソをつき、地べたを這いつくばってでも何をしてでも日本国弱体化のため日々努力してます(゚д゚)!

韓国大ピンチ!オバマの慰安婦発言を捏造したことを上念司が暴露!逆にアメリカが河野談話検証の後押しして・・・


この動画では、上念司さんが、訪韓したオバマが日本の慰安婦問題を責める発言をしたことに対し、完全­に捏造だったことを暴露しています。アメリカは「歴史認識をはっきりさせろ」と言って­おり、これは河野談話検証を認める発言でもあります。

韓国船沈没事故で崩壊寸前の韓国は世界に醜態を晒し、無理矢理オバマを訪韓させ、その­上でアメリカ大統領の発言を捏造したことがばれたら非常に危ないとわかっているんでしょうかね。

韓国の実態に世界が気づき始めており、捏造はもう通用しないでしょう。

【私の論評】日本のマスコミは、恥を捨て、ウソをつき、地べたを這いつくばってでも何をしてでも日本国弱体化のため日々努力してます(゚д゚)!



最近オバマは特に外交はやる気がないようなので、韓国に行ってもやる気がなく、馬鹿なリップサービスをして、お茶を濁しているのかとおもいきや、これは韓国による捏造であり、それを日本のマスコミが増幅していたということ、いまさらながら知りました。

私自身も、もう少しで日本のメディアに騙されるところでした。要注意です。確かにオバマ大統領は、公正な調査をしろと言っているだけで、慰安婦問題を責めているわけではありません。

結局、日本のマスコミの体質は変わっていないということです。日本のマスコミは、やはり鵜呑みにできないです。

それにしても、火種は韓国です。このようなどうしようもない韓国のプロパガンダに対抗する必要があります。その対抗の仕方をこれまた上念司さんが、動画で語っています。その動画を以下に掲載します。


経済評論家の上念司は、韓国がアングレーム国際漫画祭で行った慰安婦プロパガンダが大失敗したと分析しています。 
地元フランスの報道によると韓国がフランスのアングレーム国際漫画祭を政治的に利用して従軍慰安婦問題を広げようとしたことに批判が起きているとのこと。 
また、アングレームの国際アニメフェスティバルでは韓国だけの主張を展示が許されて、日本の反論が許されなかったことも問題視されているようです。 
最終的には主催者側も韓国政府を批判するコメントを出していますww 
上念司氏は、この問題が水掛け論になった事で事実上韓国が負けたと分析しています。 
中韓の反日プロパガンダへは逐一反論することが大事だと改めて認識させられました。
中韓のプロパガンダについては、水掛け論に持っていけば、言い出したほうが負けということになることから、私たちとしては、英語などの外国語の反論などSNSで大きく拡散すれば、水掛け論になる確率を高めることができます。

上念さんが言っているように、リック・フレアーのようにしつこく徹底的に拡散していくべぎです。以下に、リック・フレアーの画像と動画を掲載しておきます。

リック・フレアー




韓国の人口は、6000万人程度です。GDPは日本でいえば、東京都と同じ程度しかありません。人口も、GDPも少ない韓国のプロパガンダに日本がいつもでもやられているわけがありません。

皆さん、反論をSNSでどんどん拡散していきましょう。

それによって、私たち自身も中韓プロパガンダへの対抗勢力となり得るわけです。

私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

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日本メディア、情報戦の手先 垂れ流される海外論調 大阪大学大学院国際公共政策研究科長・星野俊也―【私の論評】日本のメディアは英文サイトで情報戦の反日先兵ともなっている!!この状況は日本のマスコミは戦後体制利得者であることを如実に示している(゚д゚)!

NYタイムズの「英語の正義」ー【私の論評】朝日新聞などによる、変態英語ニュースによる、ソースロンダリングに備えるためには、保守も英語を多いに遣うべし!!





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2014年4月30日水曜日

全国民必読 安倍を操る「財務省7人のワル」をご存じか 消費税増税のウラで高笑い―【私の論評】増税は国民にとっても、政府にとっても何も良いことはない、財務省のワルを討て(゚д゚)!

全国民必読 安倍を操る「財務省7人のワル」をご存じか 消費税増税のウラで高笑い

映画「7人の愚連隊」のポスター、7人のワルもこんなのだったら素敵なのですが・・・・・・・・・この映画、
フランク・シナトラ、ディーン・マーチン、サミー・デイビス・ジュニア、ビング・クロスビーが出演しています。


時の首相を騙すのはいとも簡単とばかりに、東大卒のエリート集団が悪知恵の数々を企み始めた。増税させた奴が一番偉い奴。我先にと「工作」に走る財務官僚たちの目に、国民の姿は映っていない。

「さあ、次は10%へ増税だ」

さっそく「増税関連倒産」第一号が出てしまった。

「新潟県のスーパー河治屋です。'55年創業の老舗ですが、ここ数年は大型スーパーの台頭で苦しんでいた。そこへきて増税となり、新税率に対応する新型レジの設備投資ができない状況にも追い込まれ、最終的に資金繰りに行き詰まって新潟地裁から破産手続きの開始決定を受けた」(同社関係者)

ほら、言わんこっちゃない。そう感じた人は少なくないだろう。

4月1日から消費税が5%から8%に増税され、全国で悲鳴が止まらない。「4月1日~6日までの国内18店における売り上げが前年同日対比でマイナス21・8%になりました」(高島屋広報・IR室)、「4月第1週の週末の売り上げは前年比1割減でした」(関西の大手量販店の広報担当者)というように、各地の店から客がゴソっと消えた。

企業各社は顧客をつなぎとめる防衛策に必死で、日本マクドナルド、牛丼チェーンのすき家など「値下げ」に踏み切る会社が続出。安値競争で企業が消耗戦を繰り広げるデフレ不況の光景が蘇ってきた形だ。

「その最中、安倍晋三首相は5日の土曜日に日本橋三越本店を訪れた。つくだ煮、靴など合計約4万円(内消費税分は約3000円)の買い物をして消費する姿勢をアピールするつもりだったが、『消費税がだいぶ高くなったんだという実感があった』と暢気なことを言ったため、『いまさら言うな』とか『庶民は三越に行かない』などと猛批判を受けています」(首相担当記者)

そもそも消費増税については、デフレから脱却しかけた日本経済に冷や水を浴びせかけると懸念する声が噴出。それを押し切って昨年10月1日に安倍首相が増税宣言をしたが、「予想通り」に経済が大ダメージを受けているというわけだ。

そうした中にあって、いま、ある財務省OBの衝撃発言が波紋を広げている。

「前事務次官の真砂靖氏('78年入省、以下同)が、2月末に地元の和歌山県内で講演した際に、消費税の10%への引き上げについて『経済がよほどのことにならない限り、やらないといけない』と語った。和歌山での講演なのでほとんど注目されていないが、10%への増税は政権でさえ慎重な構えを見せている中で、かなり踏み込んだ発言だった」(全国紙経済部記者)

8%への増税でさえ日本全体にパニックを引き起こしているというのに、「10%にして当然」と言わんばかりの発言は、世間の感覚と大きくズレている。

「しかも真砂氏は講演会でさらに踏み込んで、『専門的集団である官僚が、政治や国民に対して選択肢を示す必要がある』とも語った。政治家より自分たちのほうが優れているのだから従うべきだ、とも聞こえる強気な発言です。自身が官房長を務めていた当時の民主党政権についても、『政治が非現実的』『大衆迎合的に感じた』と上から目線でこき下ろしていた」(同前)

実はいま、今冬に安倍政権が決断を下す「消費税の10%増税」をにらんで、財務省が動きを活発化。さらなる増税に向けて、水面下で工作を開始している。

その中心と目される「7人のワル」(最終ページの表)は前出の真砂氏のほかに、主税局長を務める田中一穂氏('79年)。最近、周囲にこんな持論を披露している。

「ポイントは来年1月の通常国会。安倍首相は年末までに10%増税の可否を判断するが、仮に『否』と判断を下せば、消費増税法案改正のための『消費税国会』と化す。しかし、この国会は集団的自衛権関連の改正案を通す国会にもなる可能性があるので、『消費税国会』にしてしまうと、安倍首相がやりたい憲法改正が大きく後退することになりかねない。だから首相は10%を容認するはずだ」

・・・・・・・・・・・・・・・・<中略>・・・・・・・・・・・・・・・・・・

増税のためなら何でもやる

財務省主計局長の香川俊介氏('79年)が各省庁の官房長宛に、「平成25年度補正予算の早期実施について」と題された文書を配ったのは今年2月のこと。「公共工事についての早期実施」「公共工事以外の予算措置についての早期実施」の2項目からなる文書だが、要は消費増税による景気低迷を回避するために、安倍政権が決めた5・5兆円の補正予算を、道路からボールペンの発注に至るまですぐさまに実行しろという指示書だ。産経新聞特別記者・編集委員の田村秀男氏が言う。

「7~9月期の景気指標が落ち込めば消費増税がやれなくなるため、公共事業などを早期に集中執行することで、見せかけの経済成長を作ろうとしている。昨年も4~6月期に予算を集中執行させて、そのまやかしの景気回復が8%増税の根拠とされた。同じことを繰り返そうとしているのです」

国は年金などの社会保障に回すための財源がないから消費増税をすると説明してきたが、実はそのカネが公共事業などに回り、再び「増税」の材料に使われようとしているのだ。東京新聞・中日新聞論説副主幹の長谷川幸洋氏も言う。


「消費増税は社会保障に使うというロジックは'99年の予算総則に初めて打ち出され、'07年11月の財政審で方針としてまとめられた。しかし、カネに色はないわけだから、当時からこれは増税のためのロジックだとわかっていた。案の定、消費増税はいま公共事業にばらまかれることになったわけです」

しかし、財務省のやりたい放題はこれだけにとどまらない。景気浮揚のために株価を上げる策まで講じているという。

「財務官の古澤満宏氏('79年)が3月6日にニューヨークで開かれた日本証券サミットに参加し、アベノミクスの第三の矢である成長戦略をアピールしていた。実は日銀総裁の黒田東彦氏('67年)も増税賛成派で、公共事業で景気浮揚ができないとわかれば、再び黒田サプライズ緩和に打って出るとの観測がある。さらに、財務省が厚生労働省と結託して、年金資産120兆円を運用するGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)を動かして、日本株買いに走らせるというシナリオも語られている」(前出・経済部記者)

とはいえ、成長戦略はすでに腰砕けだし、追加緩和もGPIF発動もカネを金融市場にばらまくだけで、「まやかしの一手」であることに違いはない。

ちなみに、財務省は田中一穂氏が安倍首相から切られるような事態に備えてもいる。キーマンは首相秘書官の中江元哉氏('84年)。安倍官房長官時代の秘書官を務めた人物で、第二次安倍政権誕生時に首相から再抜擢された。持論を声高に政治家に主張するだけではない冷静沈着なタイプで、安倍首相からはその「財務官僚っぽくなさ」が買われていると評判である。

「財務省としては、田中がこけても中江がいるというわけです」(前出・財務省OB)
「日本の中枢」の視界にあるのは増税の二文字ばかり。庶民の生活には目もくれていないところに、この国の悲劇がある。

「週刊現代」2014年4月26号より


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【私の論評】増税は国民にとっても、政府にとっても何も良いことはない、財務省のワルを討て(゚д゚)!

赤い木下元帥閣下、ジーク・ハイル(゚д゚)!

過去二回の増税では、増税前と比較して増税後は一回も政府の税収はあがっていません。今回の増税も余程のことがない限り同じような結果を招くと思います。ましてや、10%増税をしてしまえば、税収はかなり減ることでしょう。

それに、デフレからの脱却はまたかなり遠退きます。失われた20年が、30年、いや失われた40年になる可能性もあります。

政府の税収が減り、国民が塗炭の苦しみを味わうことになる増税は何も良いことはありません。

もう、15年以上も経済の癌ともいわれるデフレが続く日本、いい加減政治家も、国民も目覚めるべきです。

日本は、過去にデフレから脱却した経験があります。それは、デフレが原因であった世界恐慌(日本では昭和恐慌)のとき高橋是清による金融緩和政策と、積極財政によるものです。これにより、日本は世界で一番先に恐慌から抜け出すことができました。

高橋是清が生きていたら財務省ワル7人を国賊と呼んだに違いない(゚д゚)!

それに、マクロ経済学においては、不況のとき、ましてやデフレのときには、金融緩和と、積極財政をしないさいと教えています。過去15年にわたり、日本銀行は金融引締め政策を続けてきましたが、昨年の4月より、白川体制から黒田体制にかわり、黒田日銀総裁は、黒田バズーカという異名をとった、異次元の包括的金融緩和を実施しました。

あーやれやれ、これで日本も変わると思っていたところに、今年の4月からの増税です。

私たちは、その当時の人々の末裔です。その末裔である私たちや、私たちの政府が、なぜこのように、デフレや税収減すなわち財政難にあえがなくてはいけないのでしょうか。全く理解に苦しみます。

昨日は、財政審議会が全くお馬鹿な試算を出していることを掲載しました。その記事のURLを以下に掲載します。

国の借金 2060年度に1京円超! 財政審試算―【私の論評】お馬鹿な財政審試算!!経済は破綻するか均衡するかだけ、そんなことは血圧を考えてみてもわかる簡単な理屈(゚д゚)!

外国人を雇っても大々的に公共工事をやれという声もあるが、それで本当に景気は良くなる?

詳細は、この記事をご覧いただくものとして、この記事では、国の借金が1京円にもなるという話には、全く根拠がなく、まずはこのようなことにはなり得ないことを掲載しました。

しかし、増税に次ぐ増税ということで、10%増税をやってしまえば、政府の税収が、デフレによる国民所得減により、減ることになりますから、減ることになります。税収が減ったからといって、また増税するようなことを繰り返せば、本当にそうなってしまいかねません。

全く無意味です。さらに、上の記事では、産経新聞特別記者・編集委員の田村秀男氏が、
「7~9月期の景気指標が落ち込めば消費増税がやれなくなるため、公共事業などを早期に集中執行することで、見せかけの経済成長を作ろうとしている。昨年も4~6月期に予算を集中執行させて、そのまやかしの景気回復が8%増税の根拠とされた。同じことを繰り返そうとしているのです」と語っていますが、これも、昨日の記事に書いたように、公共工事の供給制約により、いくら政府が公共工事を増やしたにしても、工事の担い手がいなければ、有効な景気対策にはなり得ません。

昨年とは、全く状況が違います。7人のワルたちは、これをすっかり忘れています。今年は、増税をしているわ、オリンピックが決まったり、東日本震災の復興が民主党の馬鹿共によりかなり遅れたこともあり、これらの工事があることから、公共工事を増やすことはなかなか難しいです。

そうなれば、必ず4月~6月の時点から、公共工事はあまり出来ない状況に落ち込みます。それに、7人のワルたちは、現場の状況の知らなさすぎです。実際、現場は大変な状況になっています。本当に人手不足で、工事があってもできない状況になっています。

これについては、以前にもこのブログで説明したことがありますので、その記事のURLを掲載します。


これも詳細は、この記事をご覧いただくものとして、この記事では秋田の工事現場が大変なことになっていることを掲載しました。秋田県の建設会社勤務の方より切実な訴えです。供給制約を無視することでなんと公共事業潰しが行われています。皆さん、是非耳を傾けてください!

現場は、人手不足、建築資材の高騰でたいへんなことになっています。工期を圧迫されて休日や夜間の突貫工事になってしまうと益々労務費が嵩んでいるそうです。はっきり言って建設業の供給能力を把握しないで無尽蔵に公共事業を発注したとしか思えないそうです。

公共工事は現状では、明らかに景気対策としてはかなり効率が悪い

これは、何も秋田ばかりではなく、全国的にこの傾向があり、国が発注しても、なかなか業者が決まらず、結局流れてしまうてというケースが相次いでいました。東京でも、最近はたとえば、国家資格の必要な電気工事技術者が不足しており、何と日当が8万円にもなっているそうです。

こんな状況では、そうおいそれと、公共工事を増やすなんてことはできないです。

そうなれば、どういうことになるでしょう。おそらく、7人のワルたちが、増税の下地づくりのため、公共工事を増やして、景気を良くして、とにかく10%増税に走ろうという目論見は崩れるおそれが十分にあります。

補正予算5.5兆円がありますが、ワル7人は、この補正予算を前倒しにして、どんどんばら撒こうと考えているに違いありません。このような予算に群がる寄生虫ネットワークの住人たち(政治家など)にとっては、消費税増税対策の補正予算は、甘い蜜以外のなにものでもありません。むしろこの甘い蜜をほしいために、消費税増税をすすめたり黙認しているでしょう。

こういう人たちが、自民党内にも大勢いて、昨年は、これらの人たちが周りを巻き込んで増税を後押しし、安部総理に圧力をかけたということです。安部総理としては、金融緩和の効果を削ぐ増税は、死んでもしたくなかったでしょうが、党内の大勢がこの有り様であり、ここで増税を決めなければ、党内での立場はなくなり、安倍総裁が目指す、安倍長期政権もついえさることを懸念して、やむなく増税を決めたのだと思います。

ワル7人は、本年もこれら寄生虫ネットワークに気前よく金をバラマキ、早期に公共工事をやらせ、今年も昨年と同じく:景気を良くさせ、これをもって10%増税を必ず成功させようと目論でいるのでしょうが、そんなにうまくいくでしょうか?

何しろ、現状では、先に述べた公共工事の提供制約ということがあります。いくら工事を発注したとしても、なかなか工事は実行されません。そうなば、当然景気は落ち込むことになります。

そうなれば、寄生虫ネットワークに人々も、現実には何の利権もないことと同じことになります。そうなれば、財務省のワル7人の言うことなど聴いても仕方なくなります。

景気が落ち込んだときが、決戦の時です、私たち国民としては、景気の落ち込みを招いた、増税を徹底的に糾弾すべきでしょう。そうして、その矛先は7人のワルにもっていくべぎてす。間違っても、安部総理に向けるべぎではありません。

ワル7人は俺たちが成敗する(゚д゚)!

ついでに、ワル7人が約束した、バラマキでも利権が得られなくなった政治家もワル7人を糾弾する仲間に引きずりこむべぎてす。最近では、SNSなどやっている政治家など珍しくありません。直接間接に訴える手段はいくらでもあると思います。

ワル7人の思うがままにさせておけば、日本はいつまでたっても、デフレから脱却できません。そうなれば、せっかく12年度から減った自殺者数がまたぞろ増えるなんてことにもなりかねません。それに、就職氷河期がさらに続き、若者はほとんど就職出来ないということになります。

さら、高齢者だって、福祉予算が削られて大変なことになりかねません。

白川氏が討たれたように、財務ワル7人も討つべきです。

私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

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【関連図書】

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2014年4月29日火曜日

国の借金 2060年度に1京円超! 財政審試算―【私の論評】お馬鹿な財政審試算!!経済は破綻するか均衡するかだけ、そんなことは血圧を考えてみてもわかる簡単な理屈(゚д゚)!

国の借金 2060年度に1京円超! 財政審試算


財政制度等審議会(財務相の諮問機関)の財政制度分科会は28日、国と地方を合わせた財政の長期試算を公表した。財政再建に取り組まず、税収などで政策経費をどれだけ賄えるかを示す基礎的財政収支の黒字化も達成できなかった場合、2060(平成72)年度の国の借金は国内総生産(GDP)比約5・6倍の約1京1400兆円に膨らむとの試算を示した。実質経済成長率が2%で、60年度のGDPが約2053兆円の想定。

政府は20年度の基礎的財政収支の黒字化を目指しているが、達成のめどは立っていない。仮に目標を達成した場合でも、その後も収支改善に取り組まなければ、60年度の借金はGDPの約4倍に当たる約8150兆円に達するとした。

分科会では、経済再生や労働力人口の改善だけでなく、歳出と歳入両面の抜本改革が不可欠としている。

60年度の借金を国内総生産(GDP)と同規模に抑えるためには、21~26年度の計6年間で12.71%(約81兆円)~6.98%(約45兆円)の収支改善が必要になるとも指摘した。

試算は、実質経済成長率2%と1%の2つのパターンで、それぞれ国際公約である20年度の収支黒字化を達成できる場合と、できなかった場合の計4つのケースを推計。消費税率については来年10月に現行の8%から10%へ引き上げる前提とした。借金が最も膨らむ最悪ケースは、成長率2%で、黒字化が達成できない場合だった。

【私の論評】お馬鹿な財政審試算!!経済は破綻するか均衡するかだけ、そんなことは血圧を考えてみてもわかるだろがー!!今必要なのは、金融緩和の継続と、減税・給付だ(゚д゚)!

上の記事、何やら本当におかしいです。これじゃまるで、増税キャンペーンみたいじゃないですか。いや、「みたい」じゃなくて、増税キャンペーンそのものですね。はっきりいって、「いやらしぃー」の一言です。

国の借金が、増え続けて1京円にもなるなんて、いい加減にしろよといいたいです。そんなことにはならないことは、素人にだってわかります。たとえば、人の血圧を考えても判ると思います。

たとえば、人の血圧いくらあがったとしても、250とか、それくらいが最大であり、それ以上にはなりません。上の記事の国の借金1京円などという与太話、ハイパーインフレにでもなれば、わからぬでもないですが、借りにハイパーインフレになっていっとき国の借金が1京円になったとしても、いずれハイパーインフレはどこかで収束しますから、長続きはしません。

ハイパーインフレにならないで、国の借金が1京円ということはあり得ないです。そうなる前に、経済が破綻するから、どこかで均衡して借金が増え続けることはありません。それは、実際に破綻した国などをみていてもわかることです。

1000まで測れる血圧計はない

それは、人体でいえば、血圧があがり続け、血圧が1,000とか、10,000になるなどということはないのと同じです。人の血圧はどんなに高くても、数百以上にはなりません。数百を超えたら、死ぬか、また元の正常な血圧に戻るかの二通りであり、永続的に血圧が上がり続けることなどないです。だから血圧計の測定できる範囲は決まっています。1000まで測れるようなものはありません。

血圧と、国の借金は比較の対象にはならないですが、どちらも天井がないなどというのは、馬鹿げた妄想にすぎません。

そもそも、日本国自体には借金などありません。このブログでも何度か掲載してきたように、日本国は、世界に一番お金を貸し付けている金満国家です。

これについては、以前もこのブログで、説明したことがあるので、その記事のURLを以下に掲載します。
対外純資産、過去最大の296兆円 2位中国の2倍、22年連続「世界一の債権国」―【私の論評】対外金融資産が世界一の国日本が、財政破綻すると思い込むのは狂気の沙汰、そんなことをいい触れ回る輩は大馬鹿かスパイに決まり(゚д゚)!
これは、昨年5月度の記事です。2012年度の対外金融純資産(日本が外国に貸し付けている金から、借りている金を控除したもの)が296兆円だったというものです。これは、世界一です。これだけの金満国家が借金だらけなどということはあり得ません。

来月になれば、対外金融純資産の13年度分が発表されることになりますが、今回もおそらく似たような結果になると考えられます。

上の記事の間違いは、国の借金としていることです。正しくは、政府の借金としなければなりません。政府=国家ではありません。特にマクロ経済的にはそうではありません。

政府の借金、即国の借金ではありません。日本には、政府のほかに、家計、民間企業、金融機関など他の経済主体もあります。

国そのものが借金しているというのなら、対外金融純資産はマイナスになるはずです。

では、国そのものでは、世界で外国に一番お金を貸し付けるような金満国家の政府が大赤字で借金をしているかといえば、それはデフレだからです。

デフレになれば、国民の所得は減り、税収も減ります。デフレも20年近くになれば、税収はどんどん減り、政府は借金せさるをえなくなったのです。

しかしながら、日本では家計、金融機関、民間企業など政府以外の経済主体にはお金があるので、政府は外国から借金をせず、日本国内で借金するだけで、まかなうことかできます。だから、外国から借金などしなくても何とかなってきたのです。

このような状況は、そもそも、国自体が真っ赤かのギリシャなどとは根本的に違うのです。

だから、日本では何をさておいても、デフレから脱却しなければならないのです。デフレから脱却できれば、政府の借金も相当減ります。政府の借金を減らすには、まずは何か何でもデフレから脱却するべきなのです。

デフレにある現在は、これを克服するために実施すべきは、金融緩和と財政政策です。金融緩和に関しては、昨年4月よりすでに実施していますから、あまり問題はないのですが、問題は財政政策です。

財政政策として、すぐに頭に浮かぶのは、公共工事です。しかし、公共工事は、ここ20年近くも政府が公共工事を減らし続けてきたので、公共工事などの携わる事ができる人々、すなわち、建築・土木関連の企業数や、携わる人々が減ったしまったのでおのずと、工事のできる範囲は決まってしまいます。

これは、公共工事の供給制約という言葉で広く知られています。これに関しては、このブログでも過去に掲載したことがあるので、以下にそのURLを掲載させていただきます。
【日本の解き方】高く評価できる黒田日銀の1年目 懸念は増税による成長率下振れ―【私の論評】財政政策にも限りが、追加財政政策をしたとしても、公共工事の供給制約がある(゚д゚)!
公共工事を多めに実施すれば、確かに積極財政となるはずですが、残念ながら現状ではそれも、公共工事の供給制限によってできないということです。

では、外国人労働者でも大量に雇い入れて、国債を大量に発行して、どんどん公共工事をやってしまえば良いではないかという極端な意見もありますが、これにも限界があります。これも、やりすぎれば、クラウディングアウトのような状況を招く危険があります。

クラウディングアウト(英: crowding out)とは、行政府が資金需要をまかなうために大量の国債を発行すると、それによって市中の金利が上昇するため、民間の資金需要が抑制されることを意味します。「クラウディングアウト」(crowding out)の字義は「押し出す」という意味です。IT関係のクラウドとは直接関係はありません。

一般には、クラウディングアウト効果としてつかわれます。典型は失業対策などのために国債を発行して公共事業や福祉政策を拡充させようとする際、大量に発行した新発国債が意図せず市中金利を高騰させ、民間の経済活動(投資のための資金調達や住宅購入などの消費行動)に抑制的な影響を与えてしまう場合です。

外国人労働者でも雇って、大々的に公共工事をやれば良いというものでもない

こんなこともあるので、現下で行うべき財政政策は、減税もしくは、何らかの給付です。公共工事は、徐々に増やして供給制約による悪影響や、クラウディングアウトを避けつつ行うべきであって、ただ直線的にドンと増やせば良いというものではありません。

しかし、財政制度審議会は上記のような頓珍漢、奇妙奇天烈な長期試算を発表して、国民を幻惑するばかりです。これでは、単純に読めば、歳入を増やすため、増税し、歳出を減らすために、節約するべきであると言っているようにしかみえません。こんなことをすれば、ますます、デフレの深みにはまるばかりです。

こんな馬鹿な話はありません。デフレを是正する王道は、金融緩和と積極財政しかありません。積極財政に関しては、公共工事は増やすにしても、当面増やせそうもないので、大規模な減税(所得税減税)と、大規模な給付です。

8%増税は、すでにスタートしてしまったので、とりかえしがつきませんが、10%増税は何が何でも阻止です。

増税キャンペーンのような試算結果を発表する財政審は、どこか狂っています。やはり、増税派の木下大元帥閣下のご意向にそっているということなのでしょうか。


このデフレからまだ抜けきっていない、現状をいったい木下や、その他増税賛成派の人々はどう捉えているのでしょうか。これに関しは、田中秀臣先生が興味深い記事を書いています。その記事のURLを以下に掲載します。
国民の重税を喜ぶ人たちの経済学ー消費税増税8%時代の開幕ー
詳細は、この記事をご覧いただくものとして、田中氏は、この記事の中で以下のように述べています。
おそらくこのような予算に群がる寄生虫ネットワークの住人たちにとっては、消費税増税対策の補正予算は、甘い蜜以外のなにものでもない。むしろこの甘い蜜をほしいために、消費税増税をすすめたり黙認しているのだろう。
甘い蜂蜜には利権亡者たちが集まる

要するに、デフレで国民や国がどうなっても良い人たち、消費税増税対策の補正予算という甘い密が欲しい人たちが消費税増税をすすめたり黙認しているのです。

そうして、その中心には木下財務次官や、その取り巻きがいて、大増税キャンペーンを実施し、8%増税を成立させ、次の10%増税を狙っているのです。

しかし、こんなことをやられては、国民がさらにデフレによる塗炭の苦しみを味わうだけで、何も良いことはありません。政府の税収も減ります。とにかく、デフレは経済の正常な状態から逸脱した状態です。人体でいえば、癌と同じです。このまま放置しておけば、利権を貪りたい人にもその機会がなくなります。

デフレ脱却は、実は今この日本に住んでいる、日本人にとっては共通の利益になるものです。日本のデフレで一番喜ぶのは、中国であるということをお忘れなく。

私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

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【日本の解き方】高く評価できる黒田日銀の1年目 懸念は増税による成長率下振れ―【私の論評】財政政策にも限りが、追加財政政策をしたとしても、公共工事の供給制約がある(゚д゚)!



国の借金983兆円=国民1人771万円―9月末―【私の論評】財務省の陳腐なキャンペーン、マスコミスルーに惑わされることなく、正しい世論形成を!!

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2014年4月28日月曜日

中国の対日“歴史戦”欧州巻き込みさらに 外国元首で初、デンマーク女王「南京大虐殺記念館」訪問―【私の論評】理解しかねるデンマーク女王の奇行、無知ほど恐ろしいものはない(゚д゚)!

中国の対日“歴史戦”欧州巻き込みさらに 外国元首で初、デンマーク女王「南京大虐殺記念館」訪問

習近平主席、デンマークのマルグレーテ2世女王と会談

中国国営新華社通信は27日、訪中しているデンマークのマルグレーテ2世女王が江蘇省南京市の「南京大虐殺記念館」を参観したと伝えた。外国の国家元首が同館を訪れるのは初めて。

同館での女王の発言は伝えられていない。参観は約20分間。女王の中国訪問は35年ぶりで、24日には北京で習近平国家主席と会談した。

このニュースの詳細はこちらから(゚д゚)!

【私の論評】理解しかねるデンマーク女王の奇行、無知ほど恐ろしいものはない(゚д゚)!

上の記事について、石平氏が以下のようなツイートをしています。
まさに、石平氏のおっしゃる通りです。デンマークといえば、チーズなどの乳製品の産地です。これこからは、デンマーク製はやめて、ノルウェー産などに切り替えようと思います。

それにしても、マルグレーテ女王は日本のことをあまり理解していないようです。結果として、日本国民の神経を逆なでしています。

日本がどのような国かといえば、倫理観も高く、霊を重んじる国柄です。これについては、先日のこのブログに掲載したばかりです。そのURLを以下に掲載します。
韓国首相が辞任へ 客船沈没事故で引責―【私の論評】ローマ法王も指摘する倫理観の欠如は誰が責任をとるべきか?やはり、朴槿恵大統領がとるべき! そうして霊を重んじるには・・・・・・・(゚д゚)!
フランシスコ法王(右)とユ・フンシク主教(写真=天主教大田教区) 24日(現地時間) 

詳細は、この記事をご覧いただくものとして、この記事では、韓国首相が辞任したことにつけ加えてローマ法王が、「韓国民がこの事件をきっかけに倫理的・霊的に生まれ変わることを望む」と発言したこと。さらに、バチカンには、昭和の殉難者1068柱の霊が祀られていることも掲載しました。

昭和の殉難者とは、連合国の手で「戦犯」として裁かれたABC級すべての日本人「法務死」者のことです。その霊が、世界のキリスト教カトリックの総本山ヴァチカンに、他ならぬローマ法王によって祀られていたのです。

キリスト教国である、デンマークの王妃はこのようなことも知らないのだと思います。いかがわしく、汚らしい、汚辱にまみれた、中国および「南京虐殺記念館」を訪問するくらいなら、まずは、バチカンを訪問して、この事実を知るべきでしょう。

それに、この王女日本の天皇陛下の位置づけも良く知らないし、そもそも、日本の歴史も知らないのだと思います。これについても、以前のブログに掲載したことがありますので、そのURLを以下に掲載します。
「中韓」とは異質な日本人の「精神世界」…仏作家は「21世紀は霊性の時代。日本は神話が生きる唯一の国」と予言した―【私の論評】日本は特異な国だが、その特異さが本当に世界の人々に認められ理解されたとき世界は変る。いや、変わらざるをえない(゚д゚)!
式年遷宮「遷御の儀」で現正殿から新正殿に向かう渡御行列。
伊勢神宮は日本人と心のふるさと、未来への道しるべだ
=平成25年10月2日夜、三重県伊勢市の伊勢神宮

これも詳細は、この記事をご覧いただくものとして、この記事では、日本が神話が生きる唯一の国家であり、霊を重んじる国家であることを掲載しました。また、天皇陛下は、英語でいえばエンペラーであり、他に皇帝が存在しない現在最高身分ということになることも掲載しました。デンマーク王女はこんなことも知らないのだと思います。

外務省あたりも、この王女のトンデモ行動に関しては、徹底的に抗議をすべきと思います。

人間にとって、無知ほど怖いものはないと思います。

私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

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