アップルのiPhone 4(写真はブラック)
ソフトバンクモバイルは、6月24日の発売に先立ち、6月15日から開始したアップル製のスマートフォン「iPhone 4」の予約注文の受け付けを、6月18日の閉店時間をもっていったん停止すると発表した。
理由は、これまでに予測をはるかに超える、同社としては過去最大の予約が入ったため。今後については、できる限り早く再開できるよう努力する、とコメントしている。
なお、一部の大型量販店とソフトバンク表参道、ソフトバンク渋谷、ソフトバンク六本木、全国に7店舗あるアップルの直営店「Apple Store」では、数に限りはあるものの、予約なしで購入できる当日販売分を用意する。
当日販売を行う量販店は、ビックカメラ 池袋本店/ビックカメラ 新宿西口店/ビックカメラ 有楽町店本館/ヤマダ電機LABI1日本総本店 池袋/ヤマダ電機LABI1池袋モバイルドリーム館/ヤマダ電機LABI1なんば/ヤマダ電機LABI渋谷/ヤマダ電機LABI新宿東口館/ヨドバシカメラ新宿西口本店/ヨドバシカメラマルチメディアAkiba/ヨドバシカメラマルチメディア梅田/ヨドバシカメラマルチメディア横浜。
日本でも受け入れられたタッチ型スマートフォン、iPhone
iPadも売り切れになりましたが、iPhone4もはやばやと予約いったん停止になりました。iPhoneに関しては、いまでは、売れるのが当たり前というように受け取られますが、わずか、1年ほどまえまで、世界の中で日本だけが、売れず、他国の人々がいぶかしんでいたというのが実体でした。
昨年は、本当にiPhoneがあまり売れなく、海外でのヒットと比べると人気は今ひとつでした。その折に、『どうして、日本人はiPhoneが嫌いなのか?』という海外コラムが掲載されたのですが、「あまり売れないので0円にしたけれどやっぱり売れていない」「日本人がiPhoneをどう見ているか」「日本人の携帯電話のあり方」といった内容です。
海外サイトではこの記事を受けて、不思議な日本市場の話題で大いに盛り上がっていました。このサイトに限らず、当時海外ではiPhoneを使わない不思議な日本人に対して、様々に揶揄する内容のブログやサイトで溢れていました。
日本では、ガラパゴス携帯といわれていたように、日本の携帯電話のほとんどは、他国では使うことができなかったりしたため、日本独自の発展を遂げていました。そもそも、スマートフォンが出てくるまえは、日本の携帯電話が、インターネットを見ることができましたが、海外のものは、見れなかったりしたものです。どちらかといえば、日本の携帯電話の邦画、技術的に優れていたのではないかと思います。
iPhoneの一番最初の型が日本国内で発売される直前(2008年6月)にあるサイトに以下のような記事がけいさいされていました。これは、その当時の人からみれば当然のことだったと思います。
iPhoneには日本で流行している「着うた」「ワンセグ」「お財布ケータイ」などの機能がありません。 機能・価格・操作、その全ての面でiPhoneは日本に向いてないのです。ネット上での話題性は凄いでしょうが、現実にはソフトバンクのユーザ数がちょこっと増えるぐらいでしょう。数値にしてもおそらく携帯ユーザ全体の1%も移動はおきません。若者はどうか?「iPhoneいいですよ、iPodの機能もついてますし、どこでもネットが見られます。カメラも撮れますよ」。これで魅力を感じて貰えるかと言うと、ノーです。まずiPodはもうみんな持ってます。わざわざ携帯電話を買い換えてまで1つにまとめようという人はいません。そしてネットやカメラは今の携帯電話でも可能です。iPhoneにはウリと言える部分の魅力が弱いのです。
とは、いいながら、やはり、iPhoneに限らず多くのスマートフォンがでてきてから、状況は変わりました。私自身は、昨年11月あたりにiPhoneG3を購入しました。その時でも、やはり、iPhoneは少数派だったように思います。購入の際に、iPhoneでは、いわゆる携帯向けのインターネットサイトを見られないということが言われました、私自身は携帯電話のサイトどほとんど見たことがなかったので、何のためらいもありませんでした。また、「着うた」「ワンセグ」「お財布ケータイ」などの機能など、何も使っていませんでしたし、たいした興味もありませんでした。
現在では、「着うた」に関しては、以前ほどには人気はなくなってきました。逆に「うるさい」という言って使わない人もかなり増えてきているそうです。さらに、ワンセグ、お財布ケータイなども思ったようには普及しませんでした。
最近では、いわゆるスマートフォンと、従来の携帯電話の2台を所有する人もいるそうですが、これはも過渡的なことになると思います。世の中、すべてがいわゆるスマートフォンが当たり前になり、いわゆる従来の携帯電話のほとんどはいずれこの世の中から姿を消すことでしょう。それに、何よりも、女性の所有者が増えてきていることなど、これは、一時のトレンドではなく、定着しつつある証だと思います。
この変化どうしておきたのでしょうか?ドラッカリアン(ドラッカーのファン)の一人でもある私は、やはり、ドラッカーの考え方から、これを分析して見たいと思います。iPhoneや、iPadなど、イノベーションであることには変りないと思います。日本人は、技術的なイノベーションにばかり目が向きがちでずか、ドラッカーは社会を変化されることがイノベーションの本質だといっています。
ドラッカーは、『イノベーションと企業家精神』という著書のなかで、「企業家は、イノベーションを行う。イノベーション企業家に特有の道具である。イノベーションは、富を創造する能力を資源に与える。それどころか、イノベーションが資源を創造する」と述べています。
そうして、イノベーションの三つの心得を提唱しています。
それは、まず第一に、集中しなければならないといっています。そういわれてみれば、iPhoneや、iPadなど、本当にかなり集中しています。日本の携帯電話など、デザイン、カラーまで含めて、ありとあらゆる形式の携帯電話をつくっています。さらに、ある種類の携帯電話には、こうした機能、また別の携帯電話に関しては、また、別の機能を盛り込むなどして、いくつもの特徴のある携帯電話を製造しています。
iPhoneは基本的に、色は黒と、白のみです。iPadも同じことです。そうして、機能としては、単一のものしかありません。いくつか種類はありますが、それは、メモリの量が異なるとか、wifiiしか使えないモデルと、wifiと3Gという携帯電話回線が使えるモデルという違いがあるだけで、根本的な機能は変わりません。これだけ差別化が叫ばれ、携帯電話でも何でも、様々なバリエーションがある現在の製品などからみると本当に絞り込んで、集中しています。
第二に強みを基礎としなければならないといっています。あらゆる人、あらゆる組織に、得意と不得意があるとしています。まさに、この点でも、iPhoneや、iPadに関しては、本当アップルという組織の強みを完全に活かしきっていると思います。これは、当然といえば、当然ですが、アップル側は、強みである企画を主に行い、その企画などにもとづき、ほとんどの部分を別の企業に作らせています。最終的な組立工程は、最近自殺者が多数でたことでも有名になった中国の企業にやらせています。また、アプリ開発に関しては、自ら手がけるのではなく、様々な開発に関するリソースをアップルの会員にさえなれば、ダウンロードできる体制を整えました。まさに、強みの部分は徹底して、自らが行い、他のことは他社や、個人に任せるという方式を貫いています。
iPadゃ、iPhoneなどのアプリを検索してみると、その数の膨大さに驚きます。iPadや、iPhone自体の機能は、ある程度のことがてぎる基本的なものにしておき、あとは、アプリで実行できるようにするというアイディアも素晴らしいものです。こんな、アプリがないかなと、思って検索するとたいていあったりします。さらに、価格がかなり低かったりしてお値打ち感もかなりまあります。
最近、書籍など自分のパソコンや、iPhoneなどにPDFフアイル方式で取り込めたら良いのにと、思い、スキャナーをアマゾンで調べてみたら、一番安いので、8000円くらいでした。もしやと思い、iPhoneのアプリを調べてみたところ、DocSccanerというアプリがありました。これで、書籍をカメラで写すと、スキャンができて、OCRソフト(ただし、名刺を認識するのがせいぜいという程度)も添付されています。それに、価格も800円ということで、御手頃なので、購入してしまいました。
日本の携帯のお家芸だった、「着うた」「ワンセグ」「お財布ケータイ」もこれを実施するための、アプリなどおそらくすぐできるのだと思います。確か、ワンセグ関しては、実質上同じようなものがみえるようなアプリがありました。iPhoneをはじめとする、スマートフォンでは、ある機能のついた携帯を購入すると、他の機能はつかえないなどということはほとんどなくなり、アプリさえ購入すれば、様々な機能が使えという方式に先鞭をつけたアップルは素晴らしいです。
日本の携帯のお家芸だった、「着うた」「ワンセグ」「お財布ケータイ」もこれを実施するための、アプリなどおそらくすぐできるのだと思います。確か、ワンセグ関しては、実質上同じようなものがみえるようなアプリがありました。iPhoneをはじめとする、スマートフォンでは、ある機能のついた携帯を購入すると、他の機能はつかえないなどということはほとんどなくなり、アプリさえ購入すれば、様々な機能が使えという方式に先鞭をつけたアップルは素晴らしいです。
第三に、世の中を大きく変えるものではなければならない。イノベーションとは、あくまでも市場志向たるべきものである。誰が買い、使ってくれなければ、イノベーションとはならないともいっています。これに関しては、確かに、電子書籍、音楽の配信、動画の配信、その他もろもろで、かなりの社会的変化、社会的インパクトがあります。iPhone、iPadに関しては、この機械がどうのこうのということではないと思います。確かに、iPhoneや、iPad用に新たな技術も開発されているのですが、基本的なものは、この世にすべてアップルが開発する前に存在していたものです。
米News Corp.会長兼CEOのルパート・マードック氏は、「音楽、本、新聞などはすべてiPadで再生できるメディアであり、さらに映画などのコンテンツも包含できる。インタラクティブ性もあり、例えばニュースでオバマ大統領の画像をクリックすれば動画で演説が始まるなど、より表現の幅が広がる。広告でも同様のものが実現されれば、より視聴者の本能に訴えることができる」と主張していることをこのブログで掲載したことがあります。
これは、まさに世の中を大きく変えることでもあります。要するにすべての旧来メディアはiPad、iPhoneに集約されるということです。それに、旧来メデイアなどすべて集約するにしても、アプリの提供という方式で行うこと自体が素晴らしいイノベーションです。日本の携帯電話などの場合、確かに無料のソフトなどが多いのですが、さりとて、携帯でこういうことをやってみたいと思っても、そのようなことができのかできないのか、ソフトなど探すのが大変なところがありますし、そもそもあまりないことが多いです。
さて、三つの心得に従って、分析してきましたが、この三つが渾然一体となって、iPadや、iPhoneのイノベーションを成功させていることは、いうまでもありません。集中といえば、アップルは、自らの強みみに集中したり、社会を大きく変えることにも集中しています。強みといえば、強みに集中して、社会を大きく変えること強みとしています。
本当に、後付でこのように説明することは簡単なことですが、これだけ、イノベーションの心得に忠実であれば、イノベーションに成功しないはずはないということです。それから、iPhoneなど、使い始めてから感じたのは、日本の携帯電話というのは、あくまで、携帯電話であり、その域からあまりはみ出ることはないのですが、iPhoneに関しては、本当に小型情報端末ということができます。情報の収拾や、配信などには、従来の携帯電話などは比較にならないくらい便利です。
それから、iPhoneは、iPadを発売するための、販促ツールにもなったと思います。いっとき、iPadは、iPhoneを大きくしただけと、からかわれたこともありますが、でも、これって実はかなり重要なことだと思います。iPhoneが普及していたからこそ、iPadに関しては、似たようなものであり、多くのユーザーに受け入れられやすくなっていた面は否めないと思います。
それに、私は、実は、ジョブスの頭の中には、最初からiPadがあり、iPhoneはその前哨戦に過ぎなかったのではないかとさえ思っています。なぜなら、アップルは昔から、パソコンのメーカーであり、携帯電話をつくるなど、多角化とさえ思えるほどの大冒険だったと思えるからです。しかし、現在のiPadの売れ行きなどみてみれば、iPhoneは決して冒険ではなく、必然でさえあったように思えてきます。
『iPad』の登場でネットブックの人気に陰り―ネットブックが売れなくなるだけだったらまだ良いのだが・・・・・・・・・!!
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