2012年10月2日火曜日

【尖閣国有化】「日本が譲歩すれば、中国のさらなる侵略招く」 米軍事専門家―【私の論評】安全保障のためにも、まずは財政・金融政策をまともにせよ!!

【尖閣国有化】「日本が譲歩すれば、中国のさらなる侵略招く」 米軍事専門家:

尖閣諸島
【ワシントン=古森義久】中国の軍事戦略を専門に研究する米有力研究機関「国際評価戦略センター」主任研究員のリチャード・フィッシャー氏は1日までに産経新聞と会見し、尖閣諸島に対する中国の攻勢と米国への意味について、「領有権紛争での中立という公式な立場は別として、どの米国政権にとっても中国による尖閣支配は台湾喪失にも近い重大な戦略的マイナスとなる」と語った。

この記事の続きは、こちらから!!


【私の論評】安全保障のためにも、まずは財政・金融政策をまともにせよ!!

上の記事全くその通りです。尖閣を失うことは、アメリカにとっても大きな損失です。ただし、アメリカにとっては、中国は市場として非常に魅力があるには、違いなく、できうれば中国も韓国のように米国の経済植民地にしたいという野望があると思います。

韓国が米国の経済植民地になっている状況については、以前もこのブログに詳細を述べましたので、ここでは、本題ではないので、述べません。詳細は、以下のURLを参照してください。

本当は、アメリカ側も中国に対して徹底的に圧力をかけたいところなのでしょうが、背後に中国経済植民地化という野望があるので、尖閣に関しても本心はつつみかくして、「他国の領土問題」には、立ち入らない旨を公表してみたり、尖閣諸島は、日米安全保障条約の対象であると表明したりで、煮え切らない態度を示しています。しかし、本心は、上の記事の軍事評論家の意見と同じなのだと思います。


中国の国家戦略においては、このブログにも以前掲載した通り、日本の西半分は、中国東海省、東半分は、日本自治区にすることを目論んでいます。日本自治にするというのは、完璧に中国の領土にしてしまえば、日本全部が、中国化してしまい、日本の良さが失われ、経済的にも、中国と同水準になってしまうおそれがあるからです。ですから、東半分は、自治区にして、日本の経済発展や、技術水準を温存して、それを中国のために活用しようという腹だと思います。

実際、以前、オーストラリアを訪れた、中国李鵬が、「もう20年もすれば、日本という国はなくなる」と発言しています。これを語った中国高官の頭の中には、中国の長期国家戦略戦略があったことは確かだと思います。


ただし、長期国家戦略など、絵に描いた餅になる可能性が高いです。たとえば、第二次世界大戦中のドイツは、あの大失敗をした、ソビエト進行のバルバロッサ作戦の末期の、あの実現しなかったモスクワ侵攻を目前に控えた時期に、ソビエト侵攻後の青写真を描いていたそうです。モスクワ侵攻後さらに、東へのシベリア侵攻や、ソビエト統治のことまで、思い描いていたそうです。しかし、これらは、全部無駄になったということは歴史上の事実が示している通りです。


中国は、長期国家戦略戦略を基本にして、物事を考えています。だから、長期では、尖閣列島を手中に収めること、次には、沖縄を手中に収めること、その次の段階では、日本の西半分をその次には、日本の東半分を手中に収めようとしているわけですから、尖閣列島を日本が手放てしまえば、この国家戦略を最終目的を達成するまで継続し続けるものと思います。

だから、第二次世界大戦中に、当時のソ連がモスクワ(ナポレオンが侵攻したときは、モスクワは陥落した)は、占領させずに直前で、反攻に転じたように、尖閣諸島に関しては、軍事力を使ってでも、絶対に譲らないという考え方が必要です。また、本当に必要なら、軍事力を行使すべきです。その覚悟を持つべきです。

モスクワ市内を行進するナポレオン軍
こういうと、多くの人は、戦争の脅威を感じるかもしれまん。でも、それは避けて通れないことかもしれません。戦争を恐れて何もしなければ、いずれ、中国は、日本国そのものを手中に収めようとします。そうして、それを許せば、いずれ、現在のチベットや新疆ウイグル自治区のようになるかもしれません。そうなってからでは遅すぎます。

そうして、冒頭の記事でも理解できるように、尖閣問題については、アメリカが前面にでることなく、日本自身になんとかしてもらいたいという願いがあるのだと思います。そうであれば、日本は、近いうちに憲法を改正して、軍隊持つべきですし、核兵器の配備も考えるべきです。

日本の軍備に関しては、多くの人びとが、中国の軍拡に関して脅威を抱き、日本の自衛隊など、中国の人民解放軍には、全く歯が立たないなどと信じ込んでいるようですが、そんなことはありません。今のところ、忠吾人民解放軍が、日本に攻め込もうと思っても、現実には、なかなかできません。

日本の対潜哨戒機
まずは、制海権を得ることはできません。なぜなら、このブログにも掲載したように、日本国の対潜哨戒能力は世界一ですし、さらに、日本の潜水艦の能力も中国をはるかにしのいでおり原潜のように、長期間潜水し続けることができない以外は、世界一といっても良い状況にあります。

現在のところ、中国側は、日本の潜水艦を補足することすらできません。さらに、驚異的な能力を持つイージス艦や、中国よりも優れた航空自衛隊もありますから、これらが連携すれば、中国艦艇や、潜水艦は、尖閣諸島領域に近づくことができません。近づけば、いつどこから攻撃されるかわからない状況になります。全く相手に気づかないうちに、次々と撃沈されるという事態におちいります。そうなると、彼らは、自国の港から一歩もでることができなるということすら考えられます。

日本のイージス艦
しかし、これもあくまで、現在を標準として語っていることです。従来は、なぜか、日本の国防費は、GDPの1%以内などされ、最近では、それすら厳格に守られることなく、日本の国防費は毎年削減されつつあます。これに対して、中国は毎年増加しています。このままでは、いずれ中国と、日本の軍事バランスは反転します。そうなってからはて遅れです。日本もできれば、原潜を4つくらいはもつべきです。原潜以外の潜水艦もあと何隻かは必要です。それに、空母も持つ必要があります。そうして、最終的には、核兵器も必要です。

中国の潜水艦、彼らは今日本とまともに戦えば生きて帰れない
そうして、このようなことをするためには、今の経済の癌であるデフレ・円高政策を放置することなく、なるべく早く解消すべきです。そのためには、すぐにも、まともな財政政策・金融政策を実施すべきです。特にに、金融政策に関しては、このブログでも、再三にわたって掲載してきたことですが、今の日銀は、まるで中国人民銀行東京支店であるかのよに、かたくなに、増刷拒否の姿勢を崩さず、金融引き締め政策ばかり続行して、デフレ・円高路線を頑なに守り続けています。この姿勢では、間接的ではあれ、中国の軍備増強にも手を貸しているようなものです。

日本は私達が守る!!

こんなことはすぐにも、やめさせ、今後は、中国のためではなく、日本のための金融政策を実施させるべきです。そうして、財政政策もまともにさせて、デフレを克服して、軍備が増強できるようにすべきです。

そう思うのはわたしだけでしょうか?皆さんは、どう思われますか?

     


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2012年10月1日月曜日

「あえてボーッとする」時間を作るとひらめきが生まれる~反・完全主義の教え―【私の論評】波にのまれようとしないものは、完全主義者になる?!



「完全主義」という言葉のイメージは、日本では必ずしも否定的ではないでしょう。しかし英語での完全主義(「perfectionist」)は、「自分自身や周囲を評価するときに、過剰なまでに完全性を求めること」という解釈。あまりいい意味では用いられないのだと、『今の働きが「しんどい」と思ったときの がんばらない技術』(西多昌規著、ダイヤモンド社)では説明しています。

【私の論評】波にのまれようとしないものは、完全主義者になる?!


さて上の書籍、私はまだ読んだことがないのですが、上の記事では、時間計測の重要性を述べており、以下のような記載があります。
Step 1 自分の1日の行動を書き出してみる。 
Step 2 その中で、ルーティンワークに費やしている時間をマーカーで色づけしてみる。 
Step 3 自分の一日がいかにルーティンワークで占められているか、視覚化する。 
Step 4 スケジュール帳の中に、1週間に1回、それが無理なら1カ月に1回、30分程度の「予定のない予定」を組み込んでおく。 
Step 5 その時間は、カフェなどでボーッとする「ひらめきの時間」にあてる。 
『今の働きが「しんどい」と思ったときの がんばらない技術』(108ページ)
このような時間計測に関しては、何もこの書籍が最初ではなく、あまたの書籍に掲載されていることです。このブログでも、掲載していました。いくつか、掲載されていますが、たとえば、以下の記事です。

多くの人が気づく前にやめている、ライフログの本当のメリット - ライフログの達人が教える本当に役立つ3つの「記録活用法」【奥野宣之×五藤隆介対談】―【私の論評】ライフログは仕事の役に立つ!!仕事を記録しなければ、人生大きな部分の記録が欠落する!!


詳細は、上記のURLをご覧いただくものとして、以下に時間計測に関する部分をコピペしておきます。
ドラッカーは次のように述べています。

使える時間には、「こまぎれの時間」と「まとまった時間」があります。できるだけ時間をまとめようとしても、どうしても「こまぎれの時間」は残ります。 
「まとまった時間」を有効に使うには、「こまぎれの時間」にできることはそこで終わらせておいて、「まとまった時間」に持ち込まないようにしないといけないのだと思います。
ところがそれがなかなか実践できず、「こまぎれの時間」に終わらせておけばいいようなことがはみ出してしまって、「まとまった時間」を奪っていく、そのために「まとまった時間」に本来やりたかった一番大事な作業が十分にできない、僕がよく陥ることです。
上の図で2番目に挙げた「やる必要のないことをやめる」をもっと進めないとダメだなーと思っています。 
成果につながらないのに時間がかかっていること。
これを見つけて削らないといけないのですが、それを見つけるには図で1番目に挙げた「何に使っているか時間を記録」しないとですね。

そうして、この記事では、現在では、時間を計測するなら、スマホで、ライフログ・アプリを使うことを提唱しました。今なら、スマホを持っている人なら、誰でもこうしたアプリが使えますし、それに、最近のアプリでは、実際にインプットすると、集計も即座にやってくれるので、簡単このうえないことを掲載しました。ドラッカーも現代に生きていたらスマホでの計測を推奨したと思います。

それに、現在なら、スマホでどんどん写真を撮影して、Google+のインスタントアップロードで、容量などきにせずに、どんどん写真を送ることができます。 そうして、撮影場所とか、時間も蓄積できます。忙しいときなど、仕事の内容など、どんどん写真撮影し、後から、作業の時間を見て、スマホのライフログアプリに登録することもできます。とにかく、自覚測定する方法は、ここ数年でかなり発達しました。このようなシステムを活用すれば、今では、誰でも確実に時間を測定できます。


そうして、なぜこのようなことをしなければならないのかも、この記事に掲載しました。詳細は、当該記事をみていただくものとして、上の冒頭の記事では、完全主義主義の誤りについて述べていました。だから、以下でなぜ「完全主義」ではいけないのかを中心に述べていきます。


ドラッカーは、以下のようにも述べています。
優れた者ほど間違いは多い。それだけ新しいことを試みるからである。一度も間違いをしたことのない者、それも大きな間違いをしたことのない者を、トップレベルの地位に就かしてはならない。 
間違いをしたことのない者は凡庸である。そのうえ、いかにして間違いを発見し、いかにしてそれを早く直すかを知らない。 
                                           〜P.F.ドラッカー「現代の経営」

完全主義者とは、間違うことを恐れて自分の枠から出ない人のことであり、、大きな決断を下すことができない人なのだと思います。私達は、すべて社会の中で生きています。社会とは、多くの人で成り立っています。

いろいろな社会の変化があるからこそ、その変化を活用したり利用したりして、事業を営むことができます。仕事とは、それが、会社外部のお客様や、会社内部の上司・同僚、部下であれ、とにかく多くの人びとで構成された社会を変えることです。

完璧主義者は、社会を変えることが仕事の本質であるということを理解できず、仕事そのものに重きをおき、意思決定することなく、いつまでも、仕事のための作業である、計算や、素晴らしい報告書づくり、企画書づくりなどに時間を費やすことに意義を見出す人たちなのだと思います。

私が社会人になった時、当時のある会社のトップから次のようなアドバイスをしていただいたことがありました。

「うまく波にのってスムーズに社会人生活を過ごそうとするな。怖がらずに波にのまれなさい。のまれたら、今のうちはちゃんと周りが救ってくれる。

しかし、波にのまれた経験がないままの企業人は後になってのまれた人は悲惨である。誰も助けてはくれないし、自分で脱出する術も持っていないから」

多分この経営者は波にのまれ、溺れたものの、助けられたり、自分で脱出したりしてきたのでしょう。また、多くの人を波から救ったのでしょう。そうして、この方からは、ご自身の成果などではなく、失敗談の話を良くうかがいました。

その方は、当時、企業体力が落ちた自分の会社を立派に立て直し、ある年に、上場されたことを知りました。

完全主義者は、うまくいった仕事の成果ばかりを話したがるようですが、そのような話を聞くのではなく、失敗談を聞くと、その人の人となりが見えてくるものです。

私は、そう思います。皆さんは、どう思いますか?



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2012年9月30日日曜日

日銀総裁を公募で選ぼう―【私の論評】次の日銀総裁人事は、自民党総裁すなわち安部新総裁が大きく関われるようになっていなければならない!!

日銀総裁を公募で選ぼう:

イギリスの中央銀行、イングランド銀行
2012年09月30日(日)

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[ ドクターZは知っている ]日銀総裁を公募で選ぼう 

[ドクターZ]

イギリスの中央銀行であるイングランド銀行は、1694年創設で300年以上の伝統がある。現在のキング総裁は来年6月に2期10年間の任期を終えるが、その後任選びでイングランド銀行の長い歴史の中で初めて公募による選考が行われる。

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【私の論評】次の日銀総裁人事は、自民党総裁すなわち安部新総裁が大きく関われるようになっていなければならない!!

イギリスでは、この記事にも掲載したように、2010年に付加価値税を大幅にあげて、その後大不況になり、イングランド銀行は、大増刷を含む大々的な金融緩和を行いました。そのせいか、しばらく間、インフレ率が、4%前後の状態が続き、これが、反リフレ論者の不況期にお札を大量に擦り増しすれば、ハイパーインフレになるという説の有力な根拠とされたいましたが、最近では、2%前後に落ちついています。

イギリスでは、国旗をビキニのデサインにして、それを着用することにあまり抵抗がないようです
これによって、反リフレ派による、不況時増刷は、ハイパーインフレを招くという珍説・奇説は、そもそも最初からあてはまらないことは、マクロ経済学的にはっきりしていたのですが、完璧に敗北しました。とはいいなが、イギリスの景気は、この第金融緩和によっても、回復せず、付加価値税導入の目的でもあった、財政赤字削減は未だ全く目処がたたない状況です。

この事例は、日本がいわゆる三党合意で、成立した、消費税増税法案により、デフレの最中に増税しても、全く効果がないばかりか、かえって税収が減り、増税した後で大幅に金融緩和してもほとんど効き目かないという、マクロ経済学上では、当たり前の真ん中であり、高校生あたりでも、優秀な人であれば、簡単にわかる理論を裏付けるものです。

日本では、国旗をビキニして着用するということはないようです
日本では、なぜかマスコミは、なぜかこのことをほとんど報道しません。日本のマスコミが報道するのは、オリンピックと、ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)の不正操作に関係する事柄程度です。実際日本ではは、いわゆる識者といわれる人々でさえ、イギリスの経済の真相を知らない人も多いようです。

さて、上の記事にも掲載されている、イングランド銀行の総裁公選に関するニュースは、日本ではおそらく、ほとんど報道されないか、報道しても正しくは、報道されないし、さらにその意味合いについてもほとんど報道しない限りと思います。これは、私の予測です。何しろ、マスコミは、過去においても、イギリスの経済の真相をほとんど報道しないようにして、情報統制をして、不況時の増税が全く意味がないことの実例を日本国内では封印してしまったという動かし難い実績があるからです。

国旗をビキニの柄にして、それを身につけるというのは、
国旗が嫌いだとできないです。報国の一環なのでしょうか?
それともう一つは、今年来日したときの公演で、「一国の中央銀行の独立性とは、政府の金融政策に従い、専門家的な立場から、政府の金融政策を実行するときに、手法を選べる自由があるというのが、せかいの常識である」との趣旨を述べたように、日本銀行といえども、本来政府の金融政策に従う必要があるのです。日銀ができるのは、実行方法を専門家的立場から、選ぶことができるということです。

しかし、なぜか、この中央銀行の独立性に関して日本では勘違いが横行していて、「日本国の金融政策を日銀がどこからも干渉されずに、政策を定めるのが、日銀の独立性」とされています。これは、平成10年に日銀法が、改悪されてから、横行している間違いです。

天皇陛下万歳!!
そうして、マスコミは、たとえば、自民党政権が、白川総裁を選ぶときに、最初は、白川総裁以外の人物を選ぼうとしましたが、それに当時野党の民主党が反対し、人事が二転三転、しましたが、これに関してマスコミは、全く問題にせず、報道はしましたが民主党に対して日銀の独立性をおかしているなどの報道は一切ありませんでした。

しかし、民主党政権になってからは、自民党や、自民党の政治家が、日銀や白川総裁のやり方を批判したりすると、「日銀の独立性を無視した、とんでもない行為」などとした、馬鹿な報道を繰り返しました。しかし、これって、いかがなものでしょうか?民主的な国家においては、政府や中央銀行や、それらの誰かが、明らかに間違った政策を遂行すれば、批判されるのが当たり前です。どの部署でも人物でも、全く批判をしていはいけないということにでもなれぱ、それは、最早民主国家とはいえません。

日本をさらに弱らせれば、英霊の方々にもうし
ひらきができるか!!反日勢力をのさばらせて良いのか!!
そうして、日本では、デフレ・円高・雇用悪化と日銀の金融政策が不味くても、マスコミは、ほとんど日銀の不始末を報道することなくスルーしています。特に、日銀の円高誘導が、結果として、中国人民銀行東京支店のように、固定相場制の中国が、大規模な元刷りましを安心して実行できるよう担保してきたことなど報道しません。以上のようなおろかな報道の仕方をするから、私は特に最近マスコミのことを「売国5流薄バカ低脳KYマスコミ」と表現して厳しく批判しているのです。

上の記事では、「NHKニュースでは、中央銀行のトップを公募で選ぶのは世界的にも異例の措置であると報じていたが、実はそうでもない。ニュージーランドの中央銀行総裁も公募だった。なぜ公募で選べるのかというと、中央銀行の仕事は他の官庁と比べて明確な成果目標を設定しやすいからだ。簡単にいえば、どこの国の中央銀行も物価の安定を目標としており、消費者物価で何%と数値目標を設定しやすい。これを制度化したものが各国で採用されている「インフレ目標」というもので、中央銀行の総裁の仕事は、極言すれば設定されたインフレ目標を達成することに尽きる。端的にいえば、インフレ目標を達成してくれる人なら誰でもいいのだ」と掲載しています。

トリンプの「なでしこブラ」、ボトムは、半日の丸の模様。二つあわて日の丸になることで、絆を表現
やはり、正確ではないし、その意味合いも報道されていません。他のマスコミも、これに右ならえをするか、全くもしくは、本当に軽い扱いでしか報道しないことでしょう。

これから、日銀を巡っては、マスコミを首班とする売国勢力と、一国の中央銀行のとして日銀をまともにしようすとる報国勢力との熾烈な戦いが繰り広げられることになります。日銀をまともにしない限り、日本は、いつまでも足をすくわれるばかりの繰り返しになります。実際過去20年近くずっとすくわれっぱなしでした。財務省においては、勝栄二郎財務次官が退官に追い込まれ、報国勢力が勝利はしました。だから、増税一辺倒ではなくなりつつありますが、まだまだ、実際に増税される可能性は十分あります。

なでしこジャパン優勝の直後。日本のマスコミは、日の丸が大嫌いなので、こういうシーンはスルー
そうして、現在特に日銀を巡っての、戦いの報国側の筆頭は、言うまでもなく自民党安部新総裁です。どうしても、日銀をいつまでも、中国人民銀行東京支店のような行動をさせ、日本を弱らせることを旨とする売国勢力まだまだ侮ることはできません。そうして、いずれ、マスコミは、日銀の行動を変えさせないために、ありとあらゆる手段を駆使すると思います。その中には、当然のことながら、いわゆる安倍叩き報道もあることでしょう。

この決戦に報国側が勝利するためには、安部新総裁が、どのような形であろうと、日銀新総裁を選ぶ際にに大きく関われるようになっている必要があります。もしこのようなことがなければ、私たちは、失われた20年を通り越して、失われた30年を覚悟しなければならなくなるかもしれません。

帆船に掲げられた日章旗
そう思うのは、私だけでしょうか?皆さんは、どう思われますか?

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2012年9月29日土曜日

【きょうの名言】3500円カレーで日本経済動かしすぎ−【私の論評】「売国5流薄バカ低脳KYマスコミ」も期せずして、日本経済を浮揚!!安部総裁が総理になれば、この動きは加速する!!

【きょうの名言】3500円カレーで日本経済動かしすぎ:

 

自民党総裁選の直前に安倍晋三新総裁が、3500円のカツカレーを食べた件は、いつものように「庶民感覚がない」との報道に始まったが、多くの人をカレー食べようかという気持ちにさせたことは否定できない。その破壊力たるやばかにはできない。

@rabbitter77XXさんがツイートする。

「安倍氏高級カツカレー食べる→『庶民感覚がない!』との報道→ネットでは報道に対する批判的な意見が騒がれる→ソーシャルがカツカレーだらけになり食べに行く人多数→CoCo壱の株が値上がり これはどう見ても功績だろ たかが3500円でどんだけ日本の経済動かしてんだこの人」

ソーシャルメディア上は、「カレー」だらけとなり、これは株価にも反映し、壱番屋の株価は25日の引けあたりから上昇が続いている。

この話題は、とにかくカレーが食べたくなる衝動を揺り起こす。


【私の論評】「売国5流薄バカ低脳KYマスコミ」も期せずして、日本経済を浮揚!!安部総裁が総理になれば、この動きは加速する!!


さて、このカツカレーの話題つい先日も取り上げたばかりですが、上記の記事、なかなか良いネタだとおもいましたので、本日も取り上げることとしました。それにしても、安部新総裁は凄いですね。カツカレーを食べただけで、壱番屋の株価をつりあげたということです。こんな、総裁過去にいたでしょうか?

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「売国5流薄バカ低脳KYマスコミ」もびっくりですね。自分たが、報道したことが、期せずして、こんな結果を生むとは!!最近では、多くのマスコミ(中には、まともな組織や、個人の方もいらっしゃるので、全部という意味ではないです)が、多くの国民を不安に陥れたり、日本はダメ国家、個人もダメ人間であるかのような報道ばかりして、経済に寄与するどころか、多くの人たちが、閉塞感を抱ような誘導ばかりしていました。


しかし、マスコミの意図とは、裏腹に安部新総裁「庶民感覚欠如」キャンペーンんは思わぬ方向に向かい、わずかながら、経済を上向きのほうに導いたということです。

潰瘍性大腸炎が、治っていなければ、カツカレーなど食べられない!!

さて、安部新総裁キャンペーンは、カツカレーだけに及ばず、以下のようなものもあります。

上の動画で、無責任に揶揄している、安部新総裁の病名は、難病の潰瘍性大腸炎というものです。厚生省指定の難病"潰瘍性大腸炎"とは、"潰瘍性大腸炎"は、日本で10万人を超える患者が発症しています。厚生労働省指定の特定疾患です。特定疾患とは、単に難病とも呼ばれる病気のことを指します。
原因不明で治療方法が確立しておらず、後遺症を残す可能性のある病気や、症状によって、患者や家族に経済的・精神的負担が大きくかかる疾病を難病と呼んでいます。安倍新総裁が過去40年間苦しめつづけられてきた"潰瘍性大腸炎"は、大腸に潰瘍ができる炎症性疾患です。発症する原因は不明とされていますが、過度なストレスが原因なのではないかとも言われています。
症状は、出血を伴うこともある下痢、頻繁に起こる腹痛など。結膜炎、虹彩炎など目の病気との合併症も多く報告され、重症の潰瘍性大腸炎になると肝炎や肝硬変といった内臓の病気を併発することもあるそうです。水や栄養を取り込むために必要な大腸に潰瘍ができてしまうので、栄養を取り込むことが難しくなります。
ただでさえ体力が低下している時に食事による栄養補給が困難なため、点滴による栄養の投与もおおくなされます。食事制限も多く、おかゆや煮込みうどん、火を通した芋類や野菜類、赤みの多い肉、白身魚あたりは良いそうですが、脂っぽいもの、乳製品、果物、お菓子類は摂取してはいけないそうです。
とくダネメインキャスター小倉智昭
この難病をフジテレビ『とくダネ!』のコメンテーター田中雅子氏が「1年でお腹が痛くてやめちゃった」 と言うと、メインキャスターの小倉智昭氏もこれに合わせて「子どもみたいだったもんね」と発言するなど、 病気の実情に対して認識の甘さが見受けられた。
また田中氏は「病気でやめるなんて二度と言ってもらいたくない」と続けた。
 さて、難病の人をいくら、相手が公人であるにしても、ここまで叩くというのは、いくらマスコミであっても、何かがとち狂っているとしか思えません。今後どこかがとち狂ったマスコミまた、このような安部叩きを繰り返すのでしょうか?
安倍新総裁叩きニュース。ツイッターをみてみたが、「庶民感覚」について、
3500円のカレーを食べたからといって、それがどうしたという意見が多かった。

それにしても、安部新総裁の病気、先日奥様がテレビにでておられ、病気のことを「完治したと思われますか」と尋ねられて、「薬を飲んで治っている状態なので、完治したというわけではないと思う」という旨をお話しされていました。それにしても、薬によって治っているということです。安部総裁自身も、最近は薬もできたので、健康には問題がないと思うという旨を話されていました。これは、考えてみると素晴らしい話です。

難病といわれていて、現実に多数の患者さんが悩まされている病気が、新たな薬によって、少なくとも安部新総裁は、克服しているということです。安部総裁が、病気を克服して、総裁の仕事を全うされ、もし、総理大臣にもなることができたら、これは、同じ難病を抱えている人たちにとって大いなる希望になると思います。

そうなると、これはカツカレーどころの話ではなくなるかもしれません。多くの人たちに希望を与え、さらに、ひよっとしたら、カツカレー効果のような経済効果すら現れるかもしれません。そうです。一国の総理大臣になるかもしれない人物を救った薬ということになれば、この薬を製造販売している会社の株はとてつもなくあがるかもしれません。

安部新総裁は、総裁になって、壱番館の株価をあげ、もしかすると、製薬会社の株価もあげてしまうかもしれません。それにしても、総裁になったばかりで、まだ何もしていないうちから、このような経済効果を出してしまう安部氏、やはり只者ではないです。他の人であれば、こんなことはなかったでしよう。


そうして、この安部新総裁もし、総理になれば、さらに経済を上向きにすることは間違いないと思います。なぜなら、以前にもこのブログに掲載したように、今回の総裁選の候補者のうち、安部新総裁のみが、唯一まともな、財政・金融政策を打ち出しているからです。

以前書いたブログから、以下にその部分をコピペしておきます。
現状では、多くの国民も、政治家も官僚も、まるで、デフレが当たり前のようになってしまい、デフレを前提としてものを考えているようです。デフレの状況とは、人にたとえれば、癌のようなものです。癌を患っている人が、癌治療に専念せずに、先のことを考えてもあまり意味のないことは、どなたも理解できるものと思います。
今の日本もまさにそのような状況であり、先のことを全く考えるなとはいいませんが、まずは、デフレ退治が最優先課題ですし、それに、デフレは必ず回避することができます。人間でいえば、癌になっていたとしても、日本は人にたとえれば、まだまだ、初期の段階であり、基礎体力が強いので、十分治療可能です。もう、ホスピスに入る以外はないというような、重篤な状況ではありません。
今は、こうしたからくりを本当に理解していて、かつ日本のリーダーになれるのは、現状では残念ながら、安倍新総裁のみです。そうして、是非安倍総理になっていただき、思ったとおりの政策を実行していただきたいです。
この機会を失えば、また、私たちは、失われた20年を30年か、それ以上になることを覚悟しなければなりません。失われた30年の後にも、また、安倍氏のような人が出てくる可能性は大きいですが、そんなことよりも、今が大事です。
わたしたちは、今まさに、重大な岐路にあるのだと思います。私は、今回の総裁選で、安部氏が総裁になれなかった可能性はかなり大きかったと思います。そうなれば、私たちは、失われた30年を覚悟しなければならなかったかもしれません。安部氏が、今回新総裁になられたことは、僥倖中の僥倖とみるべきです。

今、日本ではさまざまな問題が山積しています。しかし、今の安部氏以外の政治家は、ほとんどがなぜか、今の異常なデフレ状態を前提にして物事を考えています。そんなことでは、いつまでたっても、何もできません。他国とは違い今の日本は、デフレとはいっても、世界で一番世界にお金を貸し付けている豊な国であり、外国から全く借金をしているわけでもありません。ただ、政府の財政政策、日銀の金融政策があまりに稚拙で、どうしようもなく、失われた20年間を無為に過ごしてしまったということです。

 これを元にもどすことは、さほど難しいことではありません。そうして、山積している問題も、10個あったとすれば、デフレが解消されれば、10個のうち、5個〜6個までは、解消の目処が十分たちます。多少時間をかければ、解消できるでしょう。それだけでも、十分に国や社会が安定します。これが、できれば、後の問題だって、十分解消できる目処がたちます。しかし、デフレを克服しない限り、10個全部が解消できません。

 しかし、空気の読めないマスコミはそんなことには、全くそんなことはお構いなしに、またぞろ、馬鹿な安部叩きをしようとしています。しかし、安部氏このようなことで、挫かれることはないと思います。しかし、それにしても、上記のカツカレーや、病気を揶揄する連中、国賊といっても良いと思います。安部氏病気は克服しましたし、それに、一度総理を中途で降板しながらも約1年間経験しました。その間一度も失政はありませんでした。この経験を十分に活かすことができるでしょうし、今の安部氏は、マスコミなどで叩かれたとしても、それが、かえって上記のカツカレーや薬のように、安部氏の活躍をかえって助け、日本を再度まともにする端緒をつくることになることでしょう。いずれにせよ、今回は、安部氏の応援団、かなり層が厚いので、マスコミも太刀打ちできないでしょう。


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2012年9月28日金曜日

【動画あり】天使のような歌声で『君が代』を歌う女子高生 / 視聴者「神々しい歌唱力。涙が出る。」−【私の論評】ニッポン人が忘れたアメリカのゲーミフィケーション活用サイトにみる「大義」


【動画あり】天使のような歌声で『君が代』を歌う女子高生 / 視聴者「神々しい歌唱力。涙が出る。」

『君が代』といえば、学校の入学式、卒業式などの行事やワールドカップやプロ野球の開幕戦などで歌われる、言わずと知れた日本の国歌だ。

有名なスポーツの試合でプロの歌手が君が代を歌い話題になることはよくあるが、2010年に開催された第82回選抜高校野球大会で野々村彩乃さん(当時広島音楽高校3年)が歌った君が代の独唱があまりに美しすぎると、現在でも話題になっている。

野々村さんの歌声を聴いた視聴者は「世界一の国歌である。是非もない。聞くだけで涙が出る。」や「神々しい歌唱力。涙が出る。」などのコメントを残し、大絶賛の嵐。

現在野々村さんは声楽家として活躍しており、東日本大震災チャリティーコンサートを開催するなど幅広い活躍をしているようだ。しかしこんなにも美しい歌声で国歌を聴くと、本当に心へ響くものだと実感した。

参照元:Youtube kyuu38
この記事の続きこちらから?

【私の論評】ニッポン人が忘れかけたアメリカのゲーミフィケーション活用サイトにみる「大義」


この動画素晴らしいです。ニッポン人(日本の伝統文化を継承していない日本人という意味)は、別として、日本人なら誰もが感動するものだと思います。今回は、ニッポン人が忘れた、「大義」に関して掲載します。そうして、最近脚光を浴びているアメリカのゲーミィフィケーションの要素を取り入れた、サイトであるStackOverflowというサイトにおける「大義」についても掲載します。

「君が代」は、国民国歌であり、国という一つの日本人のまとまりに対する 気持ちや忠誠心を表現している歌です。これに対してなぜ、上の記事のように感動している人が多数存在するのか、私たちは、今一度考えてみる必要があります。私は、このブログにいく度か、「大義」に関して掲載したことがあります。大義というと、今のニッポン人は、ほとんど忘れていて、何か軍国主義の断片か、それとも、単なる懐古趣味の産物であるかのように思っているようです。しかし、そんなことはありません。

「大義」は、どのような社会にも、コミュニティーにでもあるものです。会社や、学校、役所など、どこにでもあるものです。国家が一つにまとまっているのなら、その国家にも、「大義」は存在します。この「大義」がなければ、どのコミュニティーも、組織もいずれ瓦解します。どのような組織も社会にしても、そもそも「大義」があるから成り立っているのです。

三島由紀夫氏
では、大義とは何でしょうか?これを思い起こすには、やはり、三島由紀夫氏が生前に語っていた言葉を思い起こすべきと思います。その言葉とは以下のようなものです。

「人間は、自分のためにだけ、生きていけるほど強くはない。自分以外のために生きるということが大義であります」

大義の本当の意味は、「自分以外のために生きる」ということです。そうして、三島氏はわざわざ付け加えませんでしたが、「人間は、自分のためだけに死ねるほど強くはな。自分以外のために死ぬということが大義でもあります」ということもその裏返して定義の中に含めていると思います。

三島由紀夫氏
無論後者のほうは、普段は、なかなかあり得ないことですが、平和な日本でも、緊急災害時には、起こり得ることです。こんなときに、多くの人が、自分のためだけに生きている人であれば、大変なことになることは十分予想できます。この大義を多くのニッポン人が忘れています。試みにサイトで「大義」を検索してみたところ、どの内容も上の三島由紀夫氏が語っていたような内容を掲載していませんでした。

いくか調べてみたのです、調べた中には、本来の意味での大義は掲載されていませんでした。以下は、Goo国語辞書の内容です。
1 人として守るべき道義。国家・君主への忠義、親への孝行など。「―に殉じる」
2 重要な意義。大切な事柄。「自由平等の―を説く」
このうち、1のほうの定義は、三島氏の定義に近いですが、全く同じではありません。これは、ごく狭い範囲の定義にすぎません。それともっと、驚いたことには、私が調べたいくつかのいわゆる「和英」のサイト辞書を調べでは、「自分のために生きるのではなく他のために生きる」という三島氏の定義は、掲載されていません。ちなみに下は、weblioというサイトの「大義」の英語訳です。
〈正義〉 justice; 【形式ばった表現】 righteousness
〈目的〉 a (great) cause
平和の大義のために
【形式ばった表現】 in [for] the noble cause of peace.
明らかに、正義、目的とは、三島由紀夫氏の言う「大義」は異なります。正義、目的とは、大義よりももっと、下の概念です。このこと一つとっても、日本では、「大義」の元々の意味か忘れされていると思います。ちなみに、三島氏の本来の定義を英語で記せば以下のようになると思います。

"Taigi" means that person is not strong so as to live in for only oneself, but strong enough for othrs, and person is not storong so as to die in for only oneself, but strong enought for others.

このこと一つとっても、日本では、この大義という言葉の本来の本来の意味は、ほとんど忘れ去られているのだと思います。しかし、自分のためにだけ生きるニッポン人は、どんなに努力しても、頭が良くても、人気があっても、強くは生きられないのです。そうして、上の記事で、「君が代」を歌う少女に多くの人たちが、感動してしまうのは、こうした本来の意味での「大義」のために生きるということを無意識に思い起こさせるからではないかと思います。だから、きっと、日本では、まだまだこの「大義」という考えは、死滅したというわけではなく、多くの人の顕在意識ならびに、潜在意識中に残っているのだと思います。特に、潜在意識の中には強く残っているのだと思います。

乃木希典
この「大義」というと、日本では本来忘れてはいけない、人物がいるのですが、今のニッポン人は、ほとんど忘れています。それは、誰かといえば、乃木希典です。正論という思想誌に以下のようなタイトルの記事が掲載されていました。そうして、その要約が、izaといサイトに掲載されていました。そのURLを以下に掲載します。

【正論】いまの危機は「忠誠心」の喪失に 文芸批評家、都留文科大学教授 新保祐司

詳細は、『正論』をご覧いただくものとして、iZAから結論部分のみを以下にコピペしておきます。
 ≪人間として高貴な価値の実現≫
明治の批評家、北村透谷は、「想像と空想」というエッセーの中で、「吾人もし徒らに現実を軽んじて、只管(ひたすら)空理空論に耽(ふけ)ることあらば、人間として何の価値あるを知らざるべし」として、「空想に耳を傾くるは、今日を忘れ又た明日をも忘れんとするにて、人間として戦ふべき戦場を逃出でんとする卑怯(ひきょう)武士に過ぎず」といった。乃木も内村も「人間として戦ふべき戦場」で「理想」のために「痛烈」に戦った人であり、「空想」に逃げる「卑怯武士」ではなかった。  
しかし、今後の日本人が人間としての高貴な価値を実現していくためには、忠誠心を回復しなくてはならず、その対象を「空想」のうちにではなく、「純粋な痛烈な理想」のうちに見いださなくてはならない。この忠誠心の「一番純粋な痛烈な」典型が、乃木大将という人物に具現されている。没後百年の今日、現代の日本人は乃木大将の精神を小林秀雄的にいえば「上手に思い出」さなくてはならない。(しんぽ ゆうじ)
上の記事、『ニッポン人が人間として、高貴な価値を実現していくためには、忠誠心を回復しなくてはならず、その対象を「空想」のうちにではなく、「純粋な痛烈な理想」のうちに見出さなくてはならない』としています。まさにその通りです。そうして、この「忠誠心」昔でいえば「忠義」は、「大義」と同義と見て良いと思います。ただし、「大義」といった場合、「忠誠心」「忠義」よりももっと広くて、上位の位置付けになると思います。

乃木希典
やはり、戦後のニッポン人は、「大義」を見失っていたと言わざるを得ません。それに、大義は、個人が強く生きられるかどうかという次元だけではなく、もっと重要な側面があります。それは、先に述べたように大義なき、コミュニティー、組織、社会、国家はいずれ破綻するということです。

さて、この大義といったとき、私は、昔は日本のほうがはるかに、「大義」を重んじる国であったのに、今では、アメリカのほうが、大義を重んずるようになってきたのではないかと危惧してしまいます。それも、最新の分野での、ITの最新の分野でそのようなことがみられるのです。

どういうことかというと、私がこのブログにも以前述べたように、私は、Corseraというアメリカの一流大学の講義が受けられるサイトで、現在「ゲーミフィケーション」の講義を受けていますが、その中で、アメリカでももっとも成功していて、手本となるあるサイト事例を知りましたが、そのサイトがまさに、「大義」を重んじており、「大義」にもとづき、多くの人たちが協力しあうようにデザインされているのです。

その、サイトの名称は、"StackOverflow"というものです。このサイトの主な内容と、これに関する創設者の公動画など、非常にコンパクトにまとまっていたので、以下に百式というブログからコピペしておきます。

『Stack Overflow』から学ぶ最近のコミュニティ構築術

 so_top
最近個人的に注目しているのがStack Overflow。エンジニアのためのQ&Aサイトですが、短期間(半年)ですでに80万投稿、月間1600万PVを達成しています。なぜこのコミュニティがうまくいっているのか、ReadWriteWebで紹介されていました。
なんとも興味深いのでかいつまんでご紹介。最近のコミュニティサイトに必要な要素がうまいことちりばめられているのではないか、と思います。かいつまんでいうとコミュニティをうまくまわしていくには次の9つの要素が必要とのことです。
9_so_strategies_may_09
↑ この9つね。
    1. 投票機能
    ユーザーに投票させる機能ですね。Stack Overflowでは質問者がベストアンサーを選べるようになっていて、2位以降は投票数でランキングされます。これはYahoo!知恵袋とかもそうかな。
    1. タグ
    この質問に関連する他の質問も読んでみたい!というときありますよね。そうしたときにタグは必須ですな。
    1. 編集機能
    個人的にはこれが一番すごいと思うのですが、Stack Overflowではユーザーが質問も回答も編集することができます。そうすることで質の高いQ&Aが出来上がる、という仕組みです。「人の回答勝手に編集するな!」となりそうですが、編集履歴が全部見れるようにしているのでうまくいっているようですね。
    1. バッジ
    これも秀逸。ユーザーにさまざまな種類のバッジを与えています。これがあることでユーザーのモチベーションもアップ、同時にユーザー同士の評価もできますね。 so_badge
    ↑ たとえばこんな感じ。うまいっすね。
    1. カルマ
    ユーザーがこのコミュニティで活動すればするほどカルマポイントがたまる、という仕組みですね。投票したり投稿したりするとたまります。なお、Spolskyさんいわく「小額の報酬は絶対うまくいかない」とのこと。 so_users ↑ ユーザーランキングも重要ですよね。
    1. プレサーチ
    これは質問を投稿するときに関連する質問を検索してくれる機能ですね。はてなの人力検索なんかでも実装されています。これによって重複する質問をおさえられますね。
    1. SEO
    Stack Overflowの質問にはすべてパーマリンクがついており、質問の内容がそのままURLになっています。検索エンジンにとってわかりやすいのだとか。まぁ、そうかもですな。日本語だとここらへん難しいですよね(Amazonみたいになっちゃいますな)。
    1. パフォーマンス
    Stack Overflowは8 Core Xenon、マイクロソフトのSQLサーバーを使い、2台で全部さばいているそうです。昨今はオープンソースで無料で、という風潮ですが、お金をかけて最小台数で構成、という戦略らしいです。
    1. 最初が大事
    こうしたコミュニティは最初が大事。閑古鳥がないているようでは誰も寄り付きません。そこですでに有名なCoding HorrorのJeffさんを誘ったとのこと。Spolksyさんのブログとあわせて初日から一定数のユーザーを確保したようです。なーるほど。
    個人的には「編集機能」「バッジ機能」が秀逸だと思っているのですがいかがでしょうかね・・・。またここでは語られていないですが、「匿名でもある程度できる」というのも重要かと。ちなみにログインにはOpenIDを使っていますね。最初の敷居が下げてあるのもなかなかですな。

スタックオーバーフローのゲーミフィケーションの手法を、コミュニティー全体がどうのように受けとめるかが非常に重要であることを示しています。コミュニティーの誰かが投稿すると、他のメンバーがその投稿を評価します。すべてのメンバーは、他のメンバーの評価を受けることができます。

このサイトでは、バッジなどのゲーミフィケーションの要素をとりいれて、コミュニティーに貢献する人には、高い評価が与えられ、それが、コミュニティー全体に周知されるようになっています。コミュニティーは、大きくなってくると、新たなメンバーとの目的のずれによって、分離する傾向があります。これに対処するために、様々なゲームの力学を用いているのです。それによって、高い評価を得た人は、他の人の投稿を編集、タグ付、改変したり消去できるようになっています。

私の表現力が足りないため、なかなか伝わらない部分があると思いますが、このサイトではとにかく、自分だけが、何かを学べるとか、ためになるというだけではなく、ゲーミフィケーションを含む様々な機能が駆使されており、とにかく、他のメンバーのために活動する人が高く評価される仕組み導入し、実際、コミュニティー全体に奉仕するように、様々な手法を用いているということです。

コミュニティー全体に奉仕するということ、これまさしく、「大義」です。こうした、自分のためだけというのではなく、他のメンバーのために活動するように仕向ける様々な工夫が、このサイトを支えているのです。そうして、このサイトは大成功しています。この根底には、やはり、人は、大義のために活動することにより、さらに動機付けされることを示しています。

このサイトでは、いわゆる「大義」を重んじるように様々な仕掛けがなされていて、このコミュニティーの価値観ともなっています。こういった、最新のサイトにも、「大義」を実現するために、最新の手法であるゲーミフィケーションの要素を取り入れているのです。そうして、まさに、このコミュニティーに大義の考え方を根付かせるのに成功しています。

さて、ゲーミフィケーションは、日本では、昨年あたりからその重要性について、いわれるようになりました。アメリカのでは、この手法がずいぶん進んでいて、しかも、サイトのコミュニティーの、大義を根付かせるというところまで、進んでいるわけです。


さて、大義を忘れたニッポン人このようなことができるのでしょうか?アメリカもともとは、個人主義的な考え方かが幅を効かせてきた国です。しかし、過去には、こうした大義を忘れた、たとえば、極端な市場原理主義や、夫婦別姓など極端なミーイズムともいわれる、大義を忘れた行動により、すっかり社会が荒廃してしまいました。

しかし、その反省の上にたって、様々な試みがされるようになってきました。それが、たとえば、大義を重んじるようようにデザインされた、ストックオーバーフローのようなサイトの興隆などにみられるわけです。そうして、消費の面では、いわゆるスペンド・シフトという動きが顕著になってきています。これに関しては、本題ではないので、このサイトの過去の記事を参照してください。

サイトも、それにアクセスする人々とのコミュニティーです。このサイトを活用する人が、それぞれ、個人の利益のためだけ、「自分のためにだけ生きる」ようにサイト使っているようでは、そのサイトは、大義を失いいずれ破綻するのです。そうして、アメリカでも、日本でも、活動を停止したり、他のサイトに飲み込まれたサイトはあまたあります。

サイトひとつとっても、「大義」が重要であり、かけがいのないものなのです。サイトで大義を実現した、アメリカ、もっと大きなことでも、「大義」に目覚めていくかもしれません。その動きは確かにあります。


かつて、大義を当たり前のように思っていた日本人、しかし、この当たり前は、戦後の誤った個人主義的教育によって、失われつつあります。しかし、今でも大義を心にとめているからこそ、このブログの冒頭の神々しい少女の「君が代」に感動する人も多いということです。アメリカでは、ITの最新の分野で、「大義」が重んじられており、それが、人々を惹きつけてやまないのです。

「大義」を忘れかけているニッポン人は、これから新しい強い産業、強い日本を再興するためにも三島氏がいう、本来の意味ででの「大儀」の考え方や、必乃木希典大将が具現していた「忠誠心」が要不可欠であることを再認識すべきです。この「大儀」「忠誠心」を現代風に再構築して、ありとあらゆる分野に活用していくべきです。そう思うのは、私だけでしょうか?皆さんは、どう思われますか?



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2012年9月27日木曜日

【きょうの名言】3500円のカレー―【私の論評】ますます劣化する売国5流薄バカ低脳KYマスコミに喝!!

【きょうの名言】3500円のカレー:


安倍晋三元首相が自民党の新総裁になったが、選挙の直前に3500円のカレーを食べて景気付けを行ったことが「庶民感覚がない」などと報道されたが、いつしか見たことがあるようなマスコミの報道姿勢が蘇る。

この記事の詳細は、こちらから!!

【私の論評】ますます劣化する売国5流薄バカ低脳KYマスコミに喝!!



さっそく、安倍晋三氏がカツカレーを食べている動画を探してみましたが、残念ながら阿部氏のものはありませんでした。上の動画では、石破氏が、カツカレーを食べているところが、放映されています。1分20秒あたりです。


上の記事まさしく、そのとおりです。安倍総裁の報道に関しても、またわけのわからない報道を開始すると思っていたら、さっそく、MBSの「ちちんぷい」で、安倍氏が、3,500円カレーを食べたことに関して「庶民感覚」がどうのこうのという報道がなされたそうです。

これに関しては、Twitterにもいろいろいと掲載されています。
http://togetter.com/li/380108


私は、日本のマスコミの劣化ぶりについては、事あるごとにこのブログに掲載してきましたが、もういい加減にしろと言いたいです。ごく少数ながら、まともな人もいるし、まともな報道機関もあるので、すべてのマスコミとはいいませんが、かなりのマスコミがどうしようもない状況にあり、ますます、劣化しつつあります。

売国
これは、わざわざ指摘するまでもないことですが、意図して意識して売国報道をしているとしか思えないことがあります。日本は、近いうちに破綻すると思い込むように誘導しています。


5流
財政、金融に関しては、全くド素人でどうしょうもなく、9割5分がた、出鱈目です。特に、日銀発表に関しては、ほとんどスルーで、間違いなど指摘しません。結果日銀の、中国人民銀行東京支店のような行動を批判することなく、後押しています。増税支援型報道のほとんどすべてが、嘘です。それに、日本でのK-POPの流行も、マスコミの後押しによるところが大きいです。


薄バカ
ほとんど勉強しないので、明らかな間違いを自信をもって報道します。たとえば、日本が貿易立国であるかのような幻想を繰り返し刷り込み、日本の貿易収支を問題にします。貿易よりも、はるかに大きい、所得収支のことなど報道しません。



低能
どの分野に関しても、勉強不足が目立ちます。中学・高校の社会科も理解できないと思われる報道が、頻繁に行われています。これも、ゆとりの教育や、受験勉強にだけ特化した教育のなせる業がもしれません。



KY
マスコミのKYぶりも、目立ちます。要するに空気が読めないということですが、そもそも、マスコミは、国民全部が馬鹿だと思っている節があります。馬鹿は簡単に誘導できると思っているようです。しかし、国民全部が馬鹿なはずはなく、たとえば、前回のいわゆる政権交代選挙においては、議席数は、圧倒的に民主党が多くこれに幻惑されましたが、投票数で比較してみると、僅差でした。これをみても、そもそも、反民主的な国民が、半数近くいるということが理解できるのに、マスコミは、何やら、日本のほとんどが、親民主であるかのようなKY報道を続けました。


さて、本日は、マスコミの低劣ぶりを改めて掲載させていただきました。今回の「庶民感覚のない阿部氏カツカレー」報道に関しては、サイトをいろいろと調べてみましたが、そのような報道をしたのは、今のところ「ちちんぷい」だけのようですが、これは、前哨戦にすぎないと思います。

いずれ、麻生氏の時のような、そうして、安倍氏が前総理大臣時代の時の辞任にも結びついたような、政策とは全く関係のない「ぶっ叩き」報道が始まるかもしれません。もうこのような報道は、たくさんです。

そうして、その後に続く、民主党絶賛報道のようなものが始まるかもしれません。私達有権者としては、このような報道に惑わされず、自らの考えで、政治に関わっていくべきと思います。

以下の動画は、自民総裁選直前のものです。



安倍さん財政・金融政策は、このブログにも再三掲載してきた高橋洋一さんの考えと同じです。高橋氏は、安倍政権時代に経済政策の立案をして、為替の安定と株価の上昇に­貢献しました。 
その成功体験が安倍さんを高橋さんの考え方に傾注させているよう­です。実際、その後も仲は良いようです。私は、安倍政権になったら、高橋さんが実務家として入ることになるのではないかと思います。 
大幅な量的金融緩和、おそらく60兆円~100兆円を実施をするのではと期待しています。 おそらく、1ドル100円前後を目指すことになります。増税は、デフレを脱却して、成長路線に入るまではしないと思います­。全部やるには、二期ぐらいはかかってしまうかもしれません。 
安倍さんは、新薬により、体も病気になってからの40年で一番調子が良いとの­ことですし。これは、かなり期待できそうです。
この20年間、安倍氏や、小泉氏も、総理大臣時代に金融緩和を実施して、それなりの成果をあげました。しかし、この金融緩和も長続きせず、結局は、日本はデフレから脱却できないままです。デフレ円高の状況で成長戦略など考えても、絵に描いた餅に過ぎません。安倍総理がそのまま続投していて、二期でもつとめあげることができていれば、今頃日本は、とっくにデフレから脱却し、アメリカ、中国、EUが経済危機の最中にあって、日本だけが、世界の経済を牽引できる唯一の希望の星となっていたかもしれません。

安倍さんが昼に食べたホテルニューオータニの高級カツ
カレー、特別メニューでお値段3500円以上するとか!
現状では、多くの国民も、政治家も官僚も、まるで、デフレが当たり前のようになってしまい、デフレを前提としてものを考えているようです。デフレの状況とは、人にたとえれば、癌のようなものです。癌を患っている人が、癌治療に専念せずに、先のことを考えてもあまり意味のないことは、どなたも理解できるものと思います。

今の日本もまさにそのような状況であり、先のことを全く考えるなとはいいませんが、まずは、デフレ退治が最優先課題ですし、それに、デフレは必ず回避することができます。人間でいえば、癌になっていたとしても、日本は人にたとえれば、まだまだ、初期の段階であり、基礎体力が強いので、十分治療可能です。もう、ホスピスに入る以外はないというような、重篤な状況ではありません。

今は、こうしたからくりを本当に理解していて、かつ日本のリーダーになれるのは、現状では残念ながら、安倍新総裁のみです。そうして、是非安倍総理になっていただき、思ったとおりの政策を実行していただきたいです。

この機会を失えば、また、私たちは、失われた20年を30年か、それ以上になることを覚悟しなければなりません。失われた30年の後にも、また、安倍氏のような人が出てくる可能性は大きいですが、そんなことよりも、今が大事です。

こういう時期にありながら、カツカレーごときで、この流れを挫かれてはたまったものではありません。私達は、今こそ「売国5流薄バカ低脳KYマスコミ」などに惑わされずに、正しい道を歩むべきです。マスコミ関係の方、反論があるなら是非コメントをお寄せください。

そう思うのは、私だけでしょうか?皆さんは、どう思われますか?





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