2010年12月21日火曜日

マックの大ヒットバーガー“Big America”シリーズの第2弾、来年発売!―【私の論評】次々と日本人にあった手を打つマクドナルドは不況知らず?

マックの大ヒットバーガー“Big America”シリーズの第2弾、来年発売!


今年の1月に登場するや否や、大ヒットを飛ばしたマクドナルドの“Big America”シリーズ。来年月つい
に第2弾「テキサス2バーガー」「アイダホバーガー」「マイアミバーガー」「マンハッタンバーガー」が登場

今年の1月に登場するや否や、大ヒットとなったマクドナルドの“Big America”キャンペーン。本場・アメリカの味をイメージした贅沢なハンバーガー4種が登場して話題になったが、2011年1月、ついに第2弾の実施が決定! 今度の“Big America2”も、2011年1月7日(金)から発売となる「テキサス2バーガー」をはじめ、「アイダホバーガー」「マイアミバーガー」「マンハッタンバーガー」と、アメリカ各地域の味を彷彿とさせる、こだわりバーガーばかりだ。

■テキサス2バーガー(単品400~420円)/2011年1月7日(金)~1月下旬(予定)

今年大ヒットした「テキサスバーガー」がよりワイルドな味わいに進化! 今回は、3段バンズにトッピングされた粉チーズと、刺激的な香りが食欲をそそるホットなチリビーンズがポイント。サンドされている、オニオン・ベーコン・粒マスタードレリッシュも、ジューシーでボリュームあるビーフパティの味わいを引き立てている。香り立つ、スパイシーな味わいを楽しみたい人にオススメのボリューミーなバーガーだ。

■アイダホバーガー(単品400~420円)/2011年1月下旬(予定)~2月中旬(予定)

外はカリカリ、中はホクホクのハッシュポテトの食感がインパクト大の「アイダホバーガー」。ハッシュポテトと、ジューシーなビーフパティのコラボは、一度食べたらヤミツキになるとか。コクのあるペッパーソースに加え、ベーコン、チーズ、粒マスタードソースらが、ポテトとビーフのコンビネーションをより引き立てた、アメリカの大地の恵みが感じられるバーガーだ。オニオンの香りがするバンズも見逃さないで!

■マイアミバーガー(単品400円~420円)/2011年2月中旬(予定)~3月上旬(予定)

今回4つの新作の中で、最も個性的なのがこの「マイアミバーガー」。アメリカ南部で愛される「タコス」がそのままハンバーガーになったような一品で、中には、チーズ・トルティアチップス・シュレッドレタス・タコスミートが入っている。ソースは、もちろんトマトチリソース! スパイシーなトマトチリソースが、ジューシーなビーフと、具材をうまくまとめ上げているのも見事だ。思わず陽気な気分になれる新感覚が新しい!

■マンハッタンバーガー(単品400円~420円)/2011年3月上旬(予定)~3月下旬(予定)

パストラミビーフを使った、スタイリッシュなデリサンドイッチを思わせる「マンハッタンバーガー」は、“マンハッタン”らしいオシャレ感漂うバーガー。パストラミビーフと、ジューシーなビーフパティの2つの異なるビーフが入っており、ボリュームも文句ナシ! モツァレラチーズや、爽やかなレタスとオニオン、サワークリームソースが、全体をうまくまとめ上げた、モダンで洗練されたバーガーだ。

いずれも、“アメリカの風”を感じさせながらも日本で愛される繊細さも持ち合わせた“Big America2”の4種。いずれも期間限定発売とあり、前回同様、今回も“ビッグ”な話題になることは間違いなさそうだ。 【東京ウォーカー】

※価格は地域により異なります。一部店舗を除く。

【私の論評】次々と日本人にあった手を打つマクドナルドは不況知らず?

日本マクドナルドホールディングス(2702)は16日、2010年12月期の連結業績予想を上方修正しまし。経常利益は前期比14%増の265億円となる見通しです。従来予想は244億円でした。チキンを使った新商品や「テキサスバーガー」が好調で、全店売上高が期初の予定を上回りました。

売上高は11%減の3220億円(従来予想は3130億円)、純利益は41%減の76億円(同58億円)になる見通しです。不採算店の閉鎖に伴い特別損失を計上いますが、店舗の収益性は大幅に向上するといわれています。

マクドナルドは、以前好調ですね。しかし、マクドナルドというと大企業であり磐石であるように思われているようですが、決してそうではありません。

もともと、マクドナルドはアメリカの会社であり、日本マクドナルドは、アメリカのマクドナルドから日本での営業許可をもらって日本で運営しているというのが実情です。今は、そんなことはなくなりましたが、昔は、アメリカ国内と全く同一商品を全く同一の販売方法で販売しなければならない時期もありました。

しかし、今でも、日本マクドナルドは日本国内でしか販売できません。中国、韓国、東南アジア、ロシアなど日本近隣にある国のマクドナルドは日本マクドナルドとは直接関係ありません。

日本マクドナルドは、最初から日本国内でしか商売ができないのです。日本以外では事業を展開できないという制約の中でこのように業績を伸ばしているのです。ここしばらく、日本の景気は、失われた20年ともいわれる時代が続き全く良くありません。このような時代背景にも関わらず、マクドナルドは絶好調です。

現在日本国内では、多くの企業の業績が悪いです。特に、飲食業はマックをのぞけばどの企業も最盛期からみれば、業績があまりよくありません。これは、飲食業ばかりではなく、他の業種も似たようなものです。多くの企業が、大企業から、中小企業まで、業績の悪化を不況や、円高のせいにしているようです。また、一部の企業は、中国の市場をあてにしているようです。

年初にはユニクロも業績は良かったのですが、いろいろ読み違いがあったためか、最近業績を落としています。そのユニクロの柳井正会長兼社長は今年10月の会見で、中国・成都で16日に反日デモが起きた際、1店を一時閉店したことを明らかにしました。日本政府の対応については「中国に進出した企業は自己責任でやって下さいというのはどうかと思う。ビジネスがやりやすいようにするのが国としての義務」と述べていました。しかし、日本マクドナルドなど、もともと中国でビジネスなどできないのですから、何をかいわんやというところです。

これれらの、企業を尻目に日本国内だけで営業しているマクドナルドがこうして、好業績をあげているということは、注目に値する事だと思います。

どうして好業績なのかというところを私なりに分析してみます。まずは、日本国内に特化して事業をしているということが良いことの理由にもなっていると思います。なぜなら、今は、円高ですから、日本国内のみで事業をするマクドナルドにとっては、食材をほとんど輸入しているので、まさに追い風です。

しかし、これだけであれば、どの飲食業にとっても、条件はほぼ同じですから、マクドナルドの好業績の説明はつきません。

やはり、こうした円高の追い風とともに、マクドナルドによる企業努力が大きいと思います。これがなければ、円高という追い風を最大限に利用することもできなかったでしょう。

マクドナルドは、以前からメイド・フォー・ユー、地方と都市部での価格を変えるなどはじめ、かなりいろいろ努力をしてきていますが、ここ1年、2年でも、かなりいろいろことを実施してきています。百円マックは今でもやっていますし、多くの店が無線ランを導入していて、私もその恩恵にあずかっている一人です。昨年は、日本バラ色キャンペーンを実施し、その後ビッグアメリカキャンペーンをしました。その後、日本キャンペーンを実施しています。それに、トライブースルー型の店舗をかなり出店していますし、さらには、宅配も始めます。また、新たなチキンの販売も記憶に新しいところです。

このブログにも掲載しましたが、ビッグアメリカと銘打ちながら、これは日本人を相当意識したキャンペーンです。味から、限定販売というやりかたといい、日本人を相当意識したものです。これら、キャンペーンの内容については以前にもブログに掲載したので、ここには詳細を掲載しません。それについては、下の【関連記事】のところに掲載しましたので、御覧になっていない方は、是非御覧ください。

次から、次へといろいろな手を講じています。やはり、こうした果敢な行動が今日のマクドナルドの好業績を支えているのだと思います。業績が良くないとか、中国の内需ばかりあてにしている企業はマクドナルドのこうした姿勢を見習うべきだと思います。

このようなマクドナルドの姿勢をみていると、このブログにも以前掲載した、あの経済学者のシュンペーターの語っていたことを思い出します。その言葉を以下にコピペします。
資本主義はダイナミズムに満ちています。イノベーション(革新、新機軸、新結合)が生まれ、やがてそれが普及します。その過程で好況・不況といった景気循環が発生します。この好・不況こそ資本主義が生きていることの現われであり、たとえ不況といえども、それは経済がむしろ「正常に」機能していることの証拠だといいます。そのイノベーションの担い手が企業者であり、リスクに挑戦しその中でチャンスを見出し創造的破壊を敢行する能動的な人間です。
現在の日本は、失われた20年とも言われる状況が続いており、確かに、デフレギャップなるものが存在しており、さらには、歴代の政府のこれに対する対処がまずかったこともあり、これは、なかなか解消しそうもありません。

しかし、日本の大多数の企業がさらに、日本国内に着目して、マクドナルドのように創造的破壊を繰り返すようになれば、多くの国民にっとっても、さらに優れたサービスや商品を享受できるようになり、たとえ政府の手立てがまずくても、やがて経済も回復するのではないかと思います。

そうして、現在の世界を見回してみれば、どこも、景気が良いところはなく、どちらかといえば、アメリカをはじめ多くの国が自国通貨を低くして、他国への輸出を多くして、それを克服しようと目論んでいるようです。そんなご時世である現在では、政府による景気回復策を期待してばかりいたり、海外の需要をあてにしているよりも、本気でマクドナルドのようにイノベーションに立ち向い自らを変えて行く道を選んだほうがはるかに確実なような気がします。そう思うのは、私だけでしょうか?

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