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| 世界に類をみない奇妙奇天烈な祝日分散化 |
同日開いた第２回休暇改革国民会議で、「全国に取引先のある企業は、分散化でかえって休めなくなる」などの反対意見が相次いだ。このため、昨年のシルバーウイークのような秋の大型連休をつくることを柱に、制度を再検討する方向だ。
三村明夫座長（新日本製鉄会長）は会議後、記者団に対し、「反対論も大きく、当初の原案通りに進めるのは難しい」として、５地域での分散化に否定的な見方を示した。
来年３月の次回会議までに、観光庁が新しい案を提示する。５地域での分散は撤回し、それより少ない地域か、別の分散案を模索する見通しだ。
（2010年12月16日12時43分 読売新聞）
【私の論評】議論をすり替える奇々怪々な、マスコミ報道と、休暇改革国民会議??祝日の分散化など世界のどの国でも実施してない!!
休暇分散化の実体は、祝日の分散化であり、祝日の分散化取得など、世界のどの国でも実施されておらず、過去においても実施されていないということはこのブログでも再三にわたって、掲載してきました。
ドイツでも、フランスでも、確かに休暇は分散化して取得しています。しかし、祝日の分散化などしていません。これは、本当です。世界のいかなる国でも、過去においても、現在でも国民の祝日を分散化して取得するような国はありません。
ドイツでも、フランスでも、いや、世界中にあらゆる国で、祝日を分散化して取得するところはありません。ドイツ、フランスでも、祝日は全国一律で同じ日に休みにします。休暇とは関係ありません。休暇は、休暇で取得しますが、そのなかに祝日がたまたま入っていれば、その祝日も含めて休暇をとっているというだけの話であって、祝日と休暇は全く別の話です。これに関しては、過去のブログでも何回か掲載したので、詳細は改めてここでは掲載しません。下の【関連記事】のところに、該当する記事のURLを掲載しますので、まだご覧になっていない方は、是非そちらもご覧になってください。
でも、驚いたことに、上記の読売新聞の記事でも、休暇改革国民会議でも、そのことは一切報道もしないし、報告もしません。私は、休日の分散化に関しては、何か良い方法があれば、実施しても構わないと思いますが、わざわざ不自然で、奇妙奇天烈な、世界に類を見ない、もし導入するとすれば、日本が世界で唯一になる「祝日の分散取得」には何が何でも反対です。
多くの人が反対であるにもかかわらず、休暇改革国民会議は、５地域での分散は撤回し、それより少ない地域か、別の分散案を模索する見通しだそうです。一体どうなっているんでしょう。何がなんでも、祝日を分散させるつもりでしょうか?
国民の祝日とは、国民国家特有のものです。国民国家にとって、記念すべきこと、長い間国民国家の国民に覚えてもらっておくべき歴史上の事実などを記念して祝日とするものです。それを分散化して取得する国民国家など聴いたこともないし、見たこともありません。
これに、似たようなことがありました。そうです、日本国解体法案です。今年参院選では、国民国家にとっては、かなり重要なことなのに、外国人参政権法案、夫婦別姓法案、人権擁護法案の問題などは、マスコミも報道せず、選挙の争点にもなりませんでした。これは、異常というほかありません。
休暇の分散化に名を借りた、「祝日分散化」も巧妙な争点隠しです。祝日の分散化により、国民国家意識を希薄にすることが裏の真の狙いだと思います。
これだけ反対があるということは、多くの国民もこの裏の意味合いについて、気づいているということだと思います。観光庁は今回、休暇分散化を撤回したようですが、何らかの方法で蒸し返すに違いありません。その時の、見極め方として、祝日を分散するものなら絶対反対ですね。そうでないなら、もう完全に裏の意図はあきらめたという事だと思います。
民主党、もう、落ち目で、次の選挙では勝てないことははっきりしてきました。しかし、衆議院議員の任期はまだまだあります。この期間のうちに、祝日の分散化や、日本国解体法案など絶対に阻止すべきです。まずは、祝日の分散化など世界中でどこの国でも実施していないという事実を多くの人々に拡散して頂きたいと思います。よろしくお願いします。
【関連記事】
11 件のコメント:
お早う御座います＾＾
何と申しましょうか、この手の手練手管を使うのはお上手というか
しかもマスコミまで追従している始末；
恐ろしいとしか言いようがありません＞＜
情けない話ではありますが日本国解体法案も今知ったくらいです＞＜
私もまだまだ情報収集不足というか；政治関連書きだしてまだ２カ月くらいですので＾＾；
と、いうのは言い訳ですね；自分の国の事ですもの、もっとしっかり調べておかないとな～と；
しかし、本当に恐ろしい連中だ＞＜
普段の報道から抜けっぷりやら無能ぶりしか伝えられないのが何とも歯がゆいというか
マスコミも腐っているなと改めて思いました；
日本国解体法、少し調べたいと思います
もしかしたらYutaka Yamadaさんの記事にリンク貼らせて頂くかもしれませんが宜しいでしょうか？
連続投稿スイマセン
日本国解体法案
なるほど、永住外国人参政権を主とした合計4つの、あれだったのですな；
確かに日本という国を他国に、しかも明らかに一部の国に明け渡すような法案ですからね；
あれは何としても阻止せねばなりませんね
だいたい、何故に家賃も払わない店子に大家が追い出されそうな法案を作るのか
悪い意味で流石としか言いようが無い民主党ですね；
DESTINY様 コメント有難うございます。昨日WBSで休暇分散化の報道もしていました。斎藤精一郎さんが、休暇分散化について意見を求められて「休暇分散化論議で、祝日の分散化が論議されている。祝日とはもともと、国民のための祝日で一律でとるべきもの、休暇取得のために分散化するなどは趣旨に反するもの」という趣旨の発言をされていました。さすがと、思いましたが、コメントの時間は30秒にも満たない程度でした。あまり、はっきりと、この問題について、話をしすぎると、干されるなどのことがあるのだと思います。とにかく、祝日分散化について、その意味も含めて、まともに論議されないうちに、なしくずしで導入されてしまうことだけは避けたいものだと思います。
もし、祝日分散化など本当に導入されれば、、世界中の国々から奇異な目でみられてしまい、また「JAPAN NOTHING」などといわれてしまいかねないと思います。祝日分散化について、その背景をなるべく多くの人が、なるべく多くの人に拡散して欲しいと願っています。
よろしくお願いします。
DESTINY様 追伸です。うっかり忘れていましたが、このブログはリンクフリーですから、ご自由にお貼りください。それによって、多くの人に祝日分散化、日本国解体法案などに関することが、拡散することができるので、私にとっては嬉しいことです。
祝日の意味を不明確にする祝日の分散化には
断固反対です。
観光事業の活性化、渋滞の緩和を目的にしてますが、
論点の違いも甚だしいです。
一刻も早く民主党には解散総選挙に打って
出てもらいたいものです。
民主党政権になったら本当に売国的な政策ばかりになるよと、去年の総選挙前からブログで言っていましたが、マスコミの偏向報道のため国民が踊らされてしまったのを歯がゆく見ていました。
現在はあまりの無能ッぷりに国民も気がついてきたようですが、ともあれ現在の腐ったマスコミと広告代理店は何とか解体したいものです。
無力ながらも地道にやっていきたいと思っています。
ねこまた 様 いつもコメント有難うございます。もう、おっしゃるとおり解散総選挙をすべきですね。
Ｄｒ．シンシア 様 コメント有難うございます。マスコミも、広告代理店も、中国資本がかなり入っています。しかし、現在では、インターネットなどのメディアがありますから、彼らも、特最近では日本の世論がまともになりつつあることに脅威を感じているかもしれません。尖閣問題などでは、中国の異質ぶりが多くの国民と知るところとなりました。尖閣問題は、ある意味では国民にとって刺激になって
良かったかもしれないと思っています。
これからもお気軽にお立ち寄りください！！
「祝日」＝国家として行なうお祝いの日。
昭和2年以降は，四方拝（1月1日）・新年宴会（1月5日）・紀元節（2月11日）・天長節（4月29日）・明治節（11月3日）の5つ。
「祭日」＝皇室の行事として行なう祭典の日。
昭和2年以降は，元始祭（1月3日）・春季皇霊祭（春分日）・神武天皇祭（4月3日）・秋季皇霊祭（秋分日）・神嘗祭（10月17日）・新嘗祭（11月23日）・大正天皇祭（12月25日）の7つ。
戦後GHQによりことごとく名称が変えられてしまいましたが、祝祭日はそれぞれに由来があり、日本人にとっても非常に意義深いものです。
祝日分散化を目論む連中は、日本人全てが一つになってお祝いをする日を失くして、最終的には「天皇制の否定」「日本国解体」を目指しているに違いありません！！
分散化に断固反対します！！
中年の星様 コメント有難うございます。全くおっしゃる通りです。日本から天皇制を取り除いてしまえば、全く普通の国になってしまいます。歌舞伎などのサブ・カルチャーなと場合によっては、無くなっても良いとは思いますが、天皇制を頂点とする日本独自のメイン・カルチャーは決して失ってはならないと思います。
日本のマスコミも、海老蔵のことばかり報道していないで、こうした危機の淵にある日本国に関して、報道していただきたいものです。
中年の星様 コメント有難うございます。全くおっしゃる通りです。日本から天皇制を取り除いてしまえば、全く普通の国になってしまいます。歌舞伎などのサブ・カルチャーなと場合によっては、無くなっても良いとは思いますが、天皇制を頂点とする日本独自のメイン・カルチャーは決して失ってはならないと思います。
日本のマスコミも、海老蔵のことばかり報道していないで、こうした危機の淵にある日本国に関して、報道していただきたいものです。
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