2022年7月25日月曜日

安倍晋三元首相の国際的評価から学ぶべきこと―【私の論評】将来世代が迷い無く歩けるように、美しい日本を愛する心を大人のわたしたちも引き継いでいこう(T_T)

安倍晋三元首相の国際的評価から学ぶべきこと

岡崎研究所

 7月9日付の英フィナンシャル・タイムズ紙(FT)が、社説で、安倍晋三は日本を再び世界の舞台に押し上げ、長期政権の総理は経済と外交において並外れたレガシーを残したと称賛している。


 このFTの社説は、
①安倍は長年の経済、外交の停滞から日本を国際舞台に引き戻した。
②そのレガシーは政策にあり、安倍の名前は常に「アベノミクス」との関連で記憶されるだろう。
③ナショナリスト的な、時には修正主義的な歴史の理解は特に韓国との間で問題となった。
④自己主張を強める中国への懸念と相俟って、安倍の安保政策は「先見の明があった」。
⑤安倍の名前は日本を超えて世界に生き続けるだろう。
と述べる。社説は、アベノミクスを前向きに評価する。道半ばでコロナ禍に遭遇し、「安倍の大胆な政策をもっと続ける必要があったが、それが齎(もたら)した成果は日本の利益になった」という。

 安倍晋三論の議論は他でも続いている。7月8日付の米ウォール・ストリート・ジャーナル紙(WSJ)の社説は、「戦後の日本の総理で、安倍ほど重要な指導者はそういない」という。最大の賛辞だろう。7月11日付のワシントン・ポスト紙(WP)社説は、「安倍は余りに早く逝ってしまった」と書く。これ程まで世界から評価される総理は少なくとも中曽根総理以来であろう。

 世界から寄せられる弔意を見れば、安倍元総理が如何に大きな評価と信頼を得ていたかが分かる。弔意を表した世界の指導者達のうち注目したのは、バイデン米国大統領、トランプ前米国大統領、インドのモディ首相、マクロン仏大統領、台湾の蔡英文総統、韓国の尹錫悦大統領などである。ウクライナ戦争で日本と対立するプーチンも弔電を送った。

 主要20カ国・地域(G20)外相会議に出席中の中国の王毅は元総理の容態を気遣い、その後中国外務省は「安倍元首相は生前、日中関係改善と発展のために貢献した」と哀悼の意を表した。99歳のキッシンジャーもニューヨーク総領事館に弔問し、その際「安倍元総理は日本を米国にとって掛替えのない同盟国に、そしてアジアの体制の不可欠な柱に育て上げた」と述べた。

 バイデンは3日間の半旗掲揚を命じるとともに、G20会議でインドネシアにいたブリンケン国務長官を弔意表明のために急遽日本に派遣した。7月15日には、マレーシアのマハティール元首相が、安倍元総理の自宅を弔問した。

 安倍外交は世界に強い印象を残した。日米同盟の強化、自由で開かれたインド太平洋とクワッド(日米豪印)の立ち上げ、環太平洋連携に関する包括的および先進的な協定(TPP11)の発効、警戒と現実主義の対中姿勢等が特筆される。

 安倍外交には、強い世界観と戦略性があった。更に日本外交に新たな力とスタイルを吹き込んだ。恐らく元総理の最大の心残りは、対露関係であったのではないか。責任はプーチンに有るのだが、ウクライナ戦争により一層見通しがつかなくなった。

日本外交の損失を最小限にしなければならない

 安倍元総理の死は、日本外交にとり少なくとも一時的には大きな損失になろうが、その影響を最小化せねばならない。7月11日、岸田文雄首相は安倍元首相の「思い」を受け継いで行く旨述べている。日本外交を引き続き力強く、積極的に推進していくこが重要だ。特に来年は主要7カ国(G7)議長国になり、重責を担うことになる。

 このように安倍元首相は、最近国際社会で最も評価、信頼される日本の総理だった。それは日本にとり幸運なことだった。一つ気になることがあるとすれば、内外評価の乖離である。この乖離により、日本は何か重要な機会を逸しているような感がする。

 世界は現実的に評価する。われわれももう少し有りのままに指導者や政策を見るべきではないだろうか。更に自己や自国にもっと楽観的になるべきではないか。過度の悲観主義や完璧主義は良いことではない。

【私の論評】将来世代が迷い無く歩けるように、美しい日本を愛する心を大人のわたしたちも引き継いでいこう😭

安倍晋三氏の国会での演説で一番記憶に残っているのは、以下施政方針演説の動画での言葉です。

これは、全くそのとおりです。安倍晋三氏がこの話をしたのは、  2015年の施政方針演説においてでした。

その後安倍晋三氏はこの言葉通りに、安保法制の改正に取り組み、インド太平洋戦略を推進し、世界が安定し、日米が近年最も輝いていた時代が、トランプ・安倍政権時であったと思います。特に、日本は「失われた時代」が続き、多くの国民が意気消沈していましたが、安倍総理が登場し、雇用を劇的に改善させ、世界での日本のプレゼンスを高め、日本は輝きを放っていました。

インドやフィリピンを訪問した安倍総理が、現地で大歓迎を受け、その当時も漠然とそ思っていましたが、今になって振り返るとまさに、そうだったと思います。

これは、安倍総理がいなければ、なかったことだと思います。日本を輝かせてくれた、安倍総理に感謝です。

安倍晋三氏の御母堂の94歳の誕生日を祝う安倍ファミリー 午後7:54 · 2022年6月14日

安倍総理があんな形で亡くなられてしまい、反対派は亡くなってなお安倍総理を批判し侮辱し続けています。安倍総理が兇弾に斃れたあの日から、安倍総理について思わない日はありません。 同時に、いわれなき批判を浴びせ続けた朝日新聞をはじめとする無責任なメディアに腹が立ちます。

安倍総理のご逝去直後から各国の首脳が日本大使館に足を運んで記帳して下さる様子が報じられました。訪日して弔問したいという問い合わせが多いと聞いており、内閣が弔問の場を用意することは必要であると考えます。

安倍総理の国葬は、正式には『国葬儀』です。あくまでも、国が催行する葬いの儀式であり、無宗教で行われる典礼です。既に宗教上の葬儀告別式は家族葬として、浄土宗の仕来りにより終わっています。

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"安倍総理国葬に対する『国葬上めろ』『あべ正治』など、小学生レベルの漢字が書けない左翼の皆さん、義務教育を日本国で受けていないか、IQが著しく低い、あるいはその両方疑い
周囲も「これおかしいよ」と指摘し修正しないのだから参加者全員そのレベルってこと"と、くつざわ元豊島区議が語っておられました。確かに日本人なら絶対書かないようなプラカードが散見されます。

安倍総理の国葬が営まれると世界各国の要人が東京に集まり、安倍元総理の偉業が再確認され世界中に広まることになります。

それと共に中共の包囲網が再確認されることになります。これに一番困るのが中共の習近平です。

そして我が国で、大反対しているのがアレなメディア野党とその仲間達です。もう、最初からお里が知れているのです。

これは、本当に悲しいことですが、安倍総理は死して永遠に語り継がれる伝説となりました。献花台に並ぶ多数の若者や子どもたちを見て、私は彼らが日本を支える保守の流れを作ると確信しました。将来世代が迷い無く歩けるように、美しい日本を愛する心を大人のわたしたちも引き継いでいこうではありませんか。

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