2012年5月10日木曜日

Facebookの光と影…便利さとトラブル背中合わせ―【私の論評】Facebookの唯一の欠点はこれか?!そうして、この欠点を克服できるのが、Google+か?

Facebookの光と影…便利さとトラブル背中合わせ





上司やビミョーな知人からの友達申請、友人のリア充ぶりにまじで凹み、家族や同僚にウソバレetc.

mixiやtwitterに続くソーシャルメディアとして、日本でも広く利用されているFacebook。友達の近況をチェックしたり、昔の友達を見つけるなど便利な半面、トラブルに見舞われることも。



この記事の続きはこちらから

【私の論評】Facebookの唯一の欠点はこれか?!そうして、この欠点を克服できるのが、Google+か?
確かに、Facebookには、上の記事のような欠点があります。上の記事では、以下のような欠点が指摘されています。


facebookは、もともとが現実社会での関係をさらに強化する意味あいでサイト上でより円滑に付き合いができるようにさまざまな機能を提供しています。もともと、現実社会をさらに拡張するという意味があります。だから、親しい人同士だけでfacebook上で付き合っているいるうちは、良いのですが、そうではない人とも付き合うようになれば、いろいろ問題が出てくるのは当たり前といえば、当たり前です。

現実社会でも、嫌な人と話をしなければならない場面は、いくらでもあります。いつも避けてばかりいるわけにはいきません。だから、多少のことは仕方がないと思います。

しかし、明らかに変態ぎみの人の場合は、例外です。ましてや、ストーカー的な人の場合は、これは、我慢する必要などないでしょう。私の場合は、いまのところ、facebookでこの種の嫌な目にあったとか、不愉快な思いをしたということはありません。


しかし、ブログや、twitterの場合は多少はあります。ブログの場合は、匿名でコメントに批判的なことばかり書いてくる輩がいます。この場合は、最初から完全無視です。それから、こういう輩であまりに酷い場合は、ブログのアクセス解析を分析すると、ほぼ確実に、相手方の素性がわかるので、相手方に対して、なんらかの手段で、「不愉快だ、実名で投稿しろ」などと、メッセージを送りつけることもあります。そうすると、相手方は、素性を隠したつもりでも、バレバレなのでギャフンとしてその後メッセージを送ってこなくなります。

これも簡単なことです。アクセス解析では、相手方が、コメントした時間や、IPアドレスなど、ログとして残っているので、これを見れば、誰がどのコメントをしたかがわかってしまいます。このIPアドレスからたどっていくと、相手が誰であるか大抵わかります。いわゆる、非常識なコメントをする人は、大抵情報弱者のようで、このような基本的なこともわからないようで、ネット上では、素性がバレバレなことを知らないようです。このような人は、電子メールなども、消去したとしても、きちんと痕跡が残っているという事実を知らないようです。

Twitterの場合は、経済に関して、マクロ経済的な知識がほとんどない人が、日本経済に関して、議論を挑んできたのですが、何度か説明しても、基本的なことが何もわかっていないので、仕方ないのでブロックさせていただきました。

それにしても、facebookなど見ていると、以下のような女の子による自己撮りの写真などが結構投稿されいるのをみます。こんなのを日々見ていたら、勘違いする輩がでてくることも十分予想できます。ちなみに、下の写真全部共有OKですから!!






facebookやtwitterの場合は、相手が友達になったり、followerになったりすれば、こちらが発信する情報は、こちらが意図しなくても、流れてしまうということがあります。これが、相手を勘違いさせるという側面があります。

たとえば、先ほどのtwitterの例の場合は、私が、ブログでマクロ経済的な内容を書き、それをTwitterで紹介するようなことをします。そうすると、それを見て、自分の概念に全く当てはまらないという人が、それに対して反論をしようとするわけです。twitterなどであれば、相手方がfollowしていれば、私が意図しようとしまいと、私のツイートは全部見ることができるわけです。そうなると、この人は、嫌でも、自分の意に沿わないことを何度も見ることになるわけです。

無論、followをやめてしまえば、そんなことはなくなるのですが、その人が、私のツイートのマクロ経済以外のものも見たいと思っている場合は、そのままフォローしているということもあるわけで、そうなると、その人は、見たくないと思っても、マクロ経済的な私のつぶやきを見てしまうことになります。そうなると、それが、気になって、議論を挑もうということになるわけです。この場合、相手側からのメッセージをブロックする以外は方法がなくなります。しかし、最近こういう人多くなりました。いくら、論理的に統計数値をあげて、日本が財政破綻しようがないことを説明しても理解しません。こういう人を上念司氏が語っていた、「変態御用一般人」というのかもしれません。

また、facebookの場合だと、本来は、親しい人に流したいものでも、友達関係になっていれば、無差別に流れていくことになります。そこで、勘違いがおこり、ストーカー的あるいは、ストーカーが出てくることになりやすいのだと思います。そりゃそうですね。特定の個人が、次々と情報を発信し、それが、見られるということになれば、勘違いする人も出てくるわけです。まあ、友達が少ないのなら、あまり問題はないでしょうが、多くなれば、この種の問題はでてくると思います。

ところで、Google+の場合は、この種の問題をかなり解消できるところがあります。ご存知のように、Google+では、サークルという機能があります。いわゆる、友達を分類できる機能があるわけです。だから、現実社会での人間関係を反映することができます。



たとえば、「会社関係」、「フォローしている」、「友人」、「家族」、「一般公開」などと、分類できるわけです。私の場合は、「マクロ経済」などというサークルもつくっています。

マクロ経済でも、結構難しい内容の場合であれば、付き合いのある人全部に流す意味はありません。人によっては、こういう内容をみれば腰が引ける場合すらあると思います。そんなときには、このような内容は、「マクロ経済」のサークルに所属する人にだけ流すことができます。また、自分の身の回りの情報に関するものは、「友人」「家族」などのサークルに所属している人にだけ流します。その他、さしさわりのない情報に関しては、「一般公開」します。

こうすることにより、上記のfacebookのような弊害は、ほとんど防ぐことができます。わかりやすくいえば、たとえば、ストーカー的な人には、全く何の情報も流れないように設定できるということです。

SNSには、このようにいろいろな特色があります。twitterなら、不特定多数の人に、ツイートという形で、放送するように、情報を流すことができます。facebookは、現実社会で親しい人とさらに親しくなるのに適しています。Google+はさすがに後発ですから、twitterや、facebookのようにも使えるし、それこそ、個々人の属性によって、流す情報を制御し、より一般社会での個々人への対応に近い形で使うことができます。

Google+ハングアウトの開始画面

良く考えてみれば、私たちも、何もGoogle+でなくとも、実社会で、いろいろ流す情報を制御しています。たとえば、会社関係は会社関係のやりとり、友人とは、友人とのやりとり、小さなこどもとのやりとり、自らの専門分野に関するやりとりなど、すべて区分・区別してやりとりをしています。そうでなければ、混乱してしまいます。会社関係のことを家族に話しません。小さな子供へのやりとりと同じようなやりとりをすれば、怒る大人もいることでしょう。

今はSNSの黎明期といっても良い時代ですから、SNSもひとくくりにして見られるようなところがありますが、普及するにつれて、twitterや、facebookは、その特性にあった、使い方がなされていくことと思います。そうして、サークル機能を有したGoogle+のようなSNSが、社会のインフラになっていくのではないかと思います。無論、他のSNSもおのおの機能を果たすでしようが、Google+のようでなけば、社会一般のインフラとすることはなかなかできないのではないかと思います。




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2012年5月9日水曜日

大人のための“着せ替え人形”サイト「ポリボア」がファッションを民主化する! - ビジネスモデルの破壊者たち―【私の論評】ある程度規則性を持たせた、コラージュをユーザーに作成させ、シェアさせることでイノベーションに成功か!?

大人のための“着せ替え人形”サイト「ポリボア」がファッションを民主化する! - ビジネスモデルの破壊者たち:

大人の着せ替え人形をネット上で実現したようなサイト「ポリボア」をご存じだろうか。このサイトでは、自分の好みでファッションをコーディネートし、多様なスタイルを実験できる。他愛ない仕組みに見えるが、このサイトの潜在的可能性はかなり高そうだ。 

さて、実際にどのようにコーデできるのか、いかに「ポリボア」から以下に私が気に入ったものをコピペしてみます。






ポリボアは、インターネット上のさまざまなファッション・ショッピングサイトから、スカートやブラウス、靴、バッグといった個々のアイテムを選んで、それを組み合わせてシェアするサイトである。優しく軽やかなサーモンピンクのジャケットに、白いシャツと赤茶色のショートパンツを組み合わせ、同系色の茶色のバッグや靴を合わせる。これで今年の春らしい装いができる。あるいは、黄色とグリーンと黒の色を適度なポーションで合わせれば、夏を待つシャープなスタイルになる。

【私の論評】ある程度規則性を持たせた、コラージュをユーザーに作成させ、シェアさせることでイノベーションに成功か!?

いわゆる、着せかえではないことがお分かりになると思います。着せ替えというより、自らイメージを組み立てて、それを枠内にはめ込んでいくというようなものです。とにかく、自分のイメージで、こうしたコーデをクリエイトすることもできるし、他の人のものにfacebookのように、「いいね!」もできるし。コメントすることもできます。この仕組み口で、説明するのは、難しいので、是非実物をご覧になってください。なかなか、創造力を刺激されるサイトです。これは、いいわ!!そうそう、何というか、ファッション写真のコラージュを自由に作成できると表現したほうが良いです。

GAP2
Styld.byの画面
とにかくアイテムが豊富にあるので、本当にいろいろな組み合わせが無限にできます。これって、女性なら本当にはまってしまいそうな気がします。これは、以前紹介した、GAPの新しいオンラインメディア「Styld.by」を完全に超えています。こちらは、自分でコーデするのではなく、あくまで、コーデされたものなどを、見やすいとかね、SNS機能でシェアしやすいというところまでで、自らコーデできる機能は備えていませんでした。それに、こちらは、コーデを人が実際に着用している写真が掲載されているだけで、コラージュではありません。

ファッションサイトというと、実はGoogleが随分前から挑戦していましたが、結局は失敗しています。Boutique.comというサイトを買収して挑戦していたのですが、現在アクセスすると、すでに、販売などは行っておらず、ファッションサイトへのポータルサイトのようになっています。






以前Googleのファッションサイトに関して掲載したときに、以下のように論評ました。
グーグルは、検索エンジンの分野においても、人間の感性が絡むファッションの分野に関しては、なかなか難しい分野であり、他の検索に関してはほぼ完成の域に達しているのですが、こうした分野は、最後のフロンティア(最前線)なのだと思います。 
だからこそ、この分野でも、サイトを立ち上げて研究しているのだと思います。Googleは、単にファッションサイトを立ち上げて、そこで収益をあげるなどという単純なことは考えてはいないと思います。この分野で得られた知見をもとにして、さらに検索エンジンを改良して、ファッションも扱えるようにするとか、さらに新たなサービスを提供するなどして、さらに、多くの人々を自分たちのプラットフォームに参加できるように努力しているのだと思います。
しかしながら、結局はうまくいかず、おそらく、トラフィックを増すことも期待できず、結局は、閉鎖ということになったのだと思います。

それにしても、「ポリボア」は、コラージュという手法で、しかもそれをユーザーに自由に作成させつつも、全く自由ということではなく、ある程度の規則性を持たせて、その範囲の中で自由な発想を開花させ、それだけではなく、それをシェアできるというSNSの機能を持たせて成功しています。いままで、ファッショサイトでは、コラージュはあくまで、サイト側が提供するものでしたが、サイト側がすべて提供するというのでは、確かにプロが作成するということで、あまりに外れはないものの、数的にも、センス的にも限度、限界があります。しかし、ポリボアでは、このコラージュをユーザー自身に作成してもらうということで、ありとあらゆる、感性による、数多くのコラージュが掲載できるということです。何と素晴らしい!!

ところで、コラージュとは、知っているようで、その歴史や、定義などあいまいなところもありますので、以下に実際にコラージュとともに、その意味あいなど掲載しておきます。


コラージュ(仏: 英: collage)とは現代絵画の技法の1つで、フランス語の「糊付け」を意味する言葉です。

facebookに掲載されていたコラージュ写真
通常の描画法によってではなく、ありとあらゆる性質とロジックのばらばらの素材(新聞の切り抜き、壁紙、書類、雑多な物体など)を組み合わせることで、例えば壁画のような造形作品を構成する芸術的な創作技法です。作品としての統一性は漸進的な並置を通して形成されます。コラージュは絵画と彫刻の境界を消滅させることを可能にしました。

セクシーアニメのコラージュ
絵画におけるコラージュはキュビスム時代にパブロ・ピカソ、ジョルジュ・ブラックらが始めたパピエ・コレに端を発するといわれています。主観的構成の意図を持たない「意想外の組み合わせ」としてのコラージュは1919年にマックス・エルンストが発案しました。主に新聞、布切れなどや針金、ビーズなどの絵具以外の物を色々と組み合わせて画面に貼り付けることにより特殊効果を生み出すことが出来ます。後に様々な方向で工夫されて発展し、現在に至っています。


Wow Random Icons Collage Graphic
それにしても、このコラージュという手法、他のサイトでもいろいろ応用できそうです。たとえば、家具なども良いですね。

Hollister Sexy Par Collage Wallpaper
インテリアデザインなどにも応用できそうです。とにかく、人間の感性が必要なデザインの分野のサイトで、これから大活躍しそうな予感です。皆さんも、いろいろ考えてみては?きっと、いろいろと工夫すれば、既存のサイトにはないかなり面白いものができるのではないかと思います!!



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2012年5月8日火曜日

【グルメ】利尻島・ラーメン屋『味楽』 ミシュランガイド北海道2012に掲載された店に行ってみた―【私の論評】こんなに遠くに行かなくても、北海道函館の激ウマラーメンが食べられるどころか、ラーメン修行もできるぞ!!

【グルメ】利尻島・ラーメン屋『味楽』 ミシュランガイド北海道2012に掲載された店に行ってみた


北海道の美味しい飲食店しか掲載されていないグルメ本『ミシュランガイド北海道 2012』には、驚くことに数軒のラーメン屋が掲載されている。皆さんご存じの通り、『ミシュランガイド』には味に厳しい調査員が「とても美味しい」と認めた飲食店しか掲載されない。

普通に美味しいのではダメ。かなり美味しくないと載らないのである。しかも、かなり行きにくい場所にある超人気のラーメン屋が掲載されているらしい! ということで、実際にそのラーメン屋に行ってみたゾ!



・かなり行きにくい場所にある
当編集部では以前に『日本でいちばん行きにくい場所にある超人気のラーメン屋』という記事を掲載して、千葉県の奥地にある『アリランラーメン 味平』というラーメン屋を紹介した。今回『ミシュランガイド北海道 2012』に掲載されたラーメン屋は、ソコよりも行きにくいの場所にあるのだ! マジかよ! 行きにくい超人気のラーメン屋さんの順位更新か!?




・本州からの日帰りは「ほぼ不可能」
そのラーメン屋は『味楽』といい、北海道の利尻島にある。利尻島には飛行機とフェリーで行くことができるが、『味楽』の営業時間が11:30~14:00と極端に短いため、北海道に住んでいる人でさえ島から遠ければ日帰りは困難。本州や四国、九州、沖縄に住んでいる人が『味楽』に行く場合は日帰りは不可能と思っていい。稚内か利尻島で1泊したのち、その翌日に『味楽』に行くしかないのだ。記者の経験上、2泊3日は要する。

観光名所利尻島
・他店ではまねできない味 / その理由
通常では考えられないほど利尻昆布を大量に使ってダシをとっているらしく、シェフによると「ウチは漁師の親類から利尻昆布がたくさん入ってくるので、普通以上にダシを濃くすることができるんです。きっと他店さんで同じことをしたら赤字になると思いますよ」とのこと。やはり他店ではまねできない味だからこそ、ミシュランの調査員も「その味」に衝撃を受けたのだろう。


・どうして美味しいのか?
利尻昆布には独特な「コク」があり、それが極度に濃いためウマミの濃縮液といっても過言ではないほど「贅沢な味」を堪能できる。甘めのスープは食欲をそそらせ、焼きしょうゆの「キリッ!」とした味と一緒になって麺の美味しさを引き立てる。


スープが前面に出て味の自己主張をしているため、シナチクとネギ、そしてチャーシューが「サッパリとした余計な味のしない素材の味」なのもGOOD。見た目、スープの色がブラックで雄々しい感じのラーメンに思えるが、むしろ女性に受け入れられそうな優しい味をしているのも特徴。調味料というよりも、ダシである利尻昆布の美味しさが生きている証拠といえるだろう。詳細は、Rocket New 24をご覧になってください。




【私の論評】こんなに遠くに行かなくても、北海道函館の激ウマラーメンが食べられるどころか、ラーメン修行もできるぞ!!

ミシュラン北海道は、4月10日発売されたばかり
皆さん、ミシュラン北海道はもうご覧になりましたか?とくに、首都圏ではなかなか手に入らないようです。『ミシュランガイド北海道』は非常に多くの部数を刷っているものの、その多くが北海道の書店に入荷しているそうです。東京都内のとある大手書店スタッフによると「ミシュランさんの意向らしいのですが、本のほとんどが北海道に送られているという話を聞きました。その影響なのか、当店の都内チェーン全店舗で13冊しか入荷しませんでした」とのことだそうです。

もちろん、『ミシュランガイド北海道』の人気度が高いために手に入らないという理由もあります。よって、二重の理由で「ものすごく手に入りにくい状況」になっているのです。インターネット通販大手の Amazon では、プレミア価値がついて8000~9000円で売られています。

まあ、そのうち北海道以外の地域でも手に入りやすくなると思うので、あせらずに待つのが得策のようです。ちなみに、北海道の書店でも売り切れ状態が続いているようです。『ミシュランガイド北海道』の大多数が入荷している北海道でさえ手に入りにくいとは……。それだけ、北海道の食は、地元でもその他の地域でも大人気だということのようです。

さて、ミシュラン北海道には、ラーメン屋が5軒登録されているそうですが、そのうちの一軒が上の利尻島の味楽ということです。こんな遠くのものまで、登録されているとは、本当にミシュランガイドのスタッフの努力に脱帽というところです。

函館夜景
しかし、北海道には、ラーメン屋が星の数ほどありますから、ミシュランのスタッフだって、全部を食べ歩くことはできないと思います。こちら、函館にも、本当に美味しいラーメン屋さんがあります。こう書くと、上の記事のようにそのラーメン屋さん自体を紹介すると思われるかもしれませんが、そうではありません!!

何と、北海道函館および、その近郊の食材のみをつかった、「本格派函館ラーメンキット」です。詳細は、これを提供する。北海度函館の「株式会社C&C」という会社のサイトならびに、facebookページをご覧になってください。函館は、特に塩ラーメンが有名ですが、そのラーメンの食材ならびに、水、その作成マニュアルも含めたすべが含まれているキットです。

このキットは、函館から直接自宅まで届けられるものです。函館まで来なくても、自宅に全部が届けられ、最初から全部自分でつくることができます。しかも、4人前で、3000円台とかなりお得なセットになっています。マニュアルがついているので、全部自分で最初から誰にでもできるようになっています。ただし、煮込むのに4時間と、かなり時間もかかります。でも、自宅で本格的なものが味わえるし、味わうだけでなく、実際に自分でそれをつくるという、ラーメン屋にでも修行に行かなければ味わえないような醍醐味が味わえます。

上の画像でもわかるように、このラーメンをつくるための、北海道函館およびその近郊の食材のすべてが、ワンパッケージで届けられます。この材料と、大きめのなべさえあれば、誰にでもできるようにマニュアルも完備です。これで、函館ラーメンをご自宅で簡単につくることができます。


ちなみに、含まれる材料は、以下の通りです。
七彩 大地のせせらぎ(天然水)
生麺 5人分(予備用1人分)
メンマ 4人分
北海道産豚チャーシュー4人分 
北海道産野菜(玉葱・人参・長ネギ)
※ 季節生産が不可の場合は道外産
薬味用長ねぎ 少々
オリジナルブレンド塩エキス 5人分
香り脂 5人分
鶏ガラ
背脂
白身
豚骨
ちなみに、函館ラーメンとは、豚骨や鶏ガラ等のダシに塩タレを入れた透明な塩味のスープに、柔らかめの中太ストレート麺が組み合わされます。具は、チャーシュー、メンマ、長ネギ、ホウレン草、麩もしくはナルトが一般的に使用されます。

一般的に塩ラーメンと呼ばれているラーメンであり、地元の北海道函館市周辺では、単にラーメンもしくは支那そばと呼ぶ。要するに、函館で、「ラーメン」といえば、「塩ラーメン」のことなのです。

ここで、函館ラーメンのルーツなど以下に掲載します。

開港から始まった歴史の古い函館ラーメン




安政6年、国際貿易港として開港した函館は、内外のさまざまな文化をいちはやく取り入れた都市でした。明治末期には交通、産業、経済の中心的役割を果たし、東京以北最大の街といわれました。もちろん、食文化もそのひとつであり、ラーメンが市民の間に根ざした歴史も古いものでした。

函館中華会館内部
開港と同時に昆布の買い付けに来函した華僑とは、明治中頃には活発に海産物の貿易で行ききを始めたといいます。函館の人は彼らを広東(カントン)さんと呼んで親しんでいたという話も残っており、今も大町に残る中華会館が当時の賑やかな往来を感じさせます。現在の函館ラーメンのまっすぐな麺と澄んだスープの味わい、そして華僑との親交の歴史的背景などから、函館のラーメンのルーツは、華僑から伝わった中国南部の塩味の湯麺だという説があります。

北洋漁業全盛期に定着した支那そば
明治43年に開館された中華会館と同時にオープンしたのが支那料理「蘭亭」という店。北洋漁業で景気がよかった当時の函館で大繁盛していたといいます。この「蘭亭」のあった、函館一の繁華街、十字街周辺は、カフェーを始め、銀行やデパート、活動写真館、料亭や演舞場などが立ち並ぶ賑やかなところでした。その十字街周辺、恵比須町(現、宝来町)と呼ばれた一角の銀座通りは数百のネオンが輝く華やかさで、喫茶店やカフェー、バーなどが軒を連ね不夜城のようであったといいます。

「支那そば 笑福」の写真と、「ミス潤」のメニュー
その銀座通りにあった「支那そば 笑福」の写真が残っていました。大判ののれんに大きく「支那そば」の文字が見える。残念ながら右上が切れてしまって正確には確認できないのですが、おそらく“専門食堂、支那そば”と表記されているように思えます。現存するこの写真は、昭和9年に未曾有の大火が函館を襲った翌年、昭和10年のものです。この「笑福」の隣にあった純喫茶「ミス潤」(現、宝来町22-19)に今も残る昭和7年のメニューには、ケーキやみつ豆と並んで“ラーメン(支那ソバ)/15銭”とあります。当時のコーヒーの値段が10銭ほどだから、ほぼそれくらいの値段で、支那そばが味わえていたのです。大火後は、お隣に支那そば専門の「笑福」ができたこともあり、壁の小窓ごしに「笑福」のラーメンをお客に出していたといいます。当時の微笑ましい光景が目にうかぶます。

塩ラーメン呼称のルーツ

「函館ラーメン」という呼称はごく最近に町おこしの一環として名づけたもので、味噌味のラーメンである「札幌ラーメン」が顕在化した頃、いわゆるご当地ラーメンの呼称として、函館ラーメンなる呼称が生まれました。



北海道遺産に指定された2001年(平成13年)に、北海道のラーメンの括りで「函館ラーメン」が固有名詞になりました。また1996年(平成8年)に日清食品から発売された「日清のラーメン屋さん」において、「札幌みそ風味・旭川しょうゆ風味」と共に「函館しお風味」が商品ラインナップに並び、北海道遺産に指定されたこれが「函館=塩ラーメン」のイメージ形成に一役買ったという可能性も指摘されています。

家庭でのラーメン作り(これは、麺からつくる本格派)
函館の中華料理店でメニューに「塩ラーメン」の文字が現れたのはごく最近です。それまでは、メニューにも「ラーメン」「醤油ラーメン」「味噌ラーメン」というように、北海道遺産に指定された函館ではラーメンとはそもそも塩味の透明スープが自明のものであり、あえて塩ラーメンとか函館ラーメンというような呼称をする必要はなかったのですが、味噌や醤油が顕在化するにつれ、これらと区別するためにあえて「塩」をつけてわかりやすくしたと言えます。したがって、「函館ラーメン」というよう呼称は、ご当地ラーメンの呼称が一般化したときに、どこかでつけられたものであって、いわば観光客向けのものであるという意識が函館では強いです。したがって地元においては「函館ラーメン」という呼称は一般的ではありません。

函館の有名ラーメン店の厨房
近年、「ご当地ラーメン」の認識が定着する中で、北海道遺産に指定された函館以外の土地においても、いわゆる「塩味のラーメン」が函館ラーメンであるとする新興店も多くなり、澄んだ塩味とストレート麺が特徴とするほかは、魚介系の合わせ出汁であったり、鶏ガラスープであったり、具も魚介類を載せたりと、店によって多少の違いはあるものの、これらも総称して「函館ラーメン」と称していることが多いようです。

さて、このような歴史といわれをもつ、函館の「塩ラーメン」。函館にいらして、食するも良いですが、、これをご自宅でつくって召し上がるのも、函館の食文化の一端を知っていただけるということで、是非一度、「函館塩ラーメン」キットを試してみてください。

函館本町界隈
最近は、このブログに以前掲載したように、日本でも、いわゆるスペンドシフトという消費形態が、進んでいるようです。その一環として、いわゆる体験型消費がもてはやされています。三重県の伊賀の体験型農場などかなり混み合っています。体験型というのが、一つのキーワードのようです。上記のように、遠くまで行ってラーメンを一杯いただいてくるというのも、貴重な体験型の消費ということがいえると思います。ただし、この体験型の旅は、時間もお金も結構かかると思います。

上記のラーメンの体験キットならば、ご自宅にいたまま、気がるに家族全員で楽しめます。私も実際に自宅でつくってみました。ミシュランガイドに掲載されている店、もちろん行ったこともあります。しかし、これだと本当に美味しいのですが、やはり、自ら手がけた、しかも、家族ぐるみで料理した、料理などこれとは比較にできない、醍醐味、充実感があります。これは、他にはかえがたい、家族とのかけがえのない思い出にもなりますし、これ以降、ラーメン屋さんに対する見方が相当かわりました。だかこそ、現在は、レストランなどで美味しいものをいただくというだけではなく、体験型消費が脚光を浴びているのだと思います。なお、ラーメン作り過程については、掲載しませんでした。それは、皆さんが体験してください。

もう一度ラーメンキットの入手先のサイトのURLを以下に掲載します。
http://www.bimi-hokkaidohakodate.com/

関連のFacebookページはこちらです。
http://www.facebook.com/pages/%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E5%87%BD%E9%A4%A8%E7%99%BA%E7%BE%8E%E5%91%B3%E3%81%84%E3%82%82%E3%81%AE%E7%9B%B4%E8%A1%8C%E4%BE%BF/248446835247474?sk=app_319539024767926



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2012年5月7日月曜日

【調査結果】Facebookファンの顧客価値の高さとその重要性―【私の論評】何か、これって、当たり前といえば当たり前でないか?

【調査結果】Facebookファンの顧客価値の高さとその重要性:

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あるブランドのFacebookファンとはどういう人たちなのでしょうか。またそのファンの人たちはブランドの営業成績に実際どれくらい影響しているのでしょうか。

ソーシャル・メディアを使ったプロモーションはまだまだ成果が見えにくいのが現状で、この問いには多くの企業が悩まされていると思います。

大手調査会社Forrester Researchの若きアナリストジーナ・スベルドロフ(Gina Sverdlov) さんは、4月9日に出したレポートでこの問いに具体的な数値をもって答えました。そうして今回Facebookファンの顧客価値の意外な高さが浮き彫りになったのです。

ジーナさんはFacebookファンがブランドの営業成績にどれくらい貢献しているかを明らかにするため、ある期間中に特定のブランドの商品を①実際に購入した人、②購入を検討した人、③購入を他者へ勧めた人の数をファンと非ファンで比較しました。

調査対象になったのは飲料メーカーコカ・コーラ社、スーパーマーケットチェーンウォルマート社、家電量販店ベスト・バイ社、携帯電話メーカーリサーチ・イン・モーション社のBlackBerryという4ブランドです。

調査結果


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上図はベスト・バイ社の調査結果をまとめたもので、左の黄緑の棒が非ファン、右の深緑の棒がファンのデータを表しています。調査項目は左から1年以内にベスト・バイで買い物をした、買い物を考慮するだろう、他人にベスト・バイでの買い物を薦めだろうと返答した人の比率を示しています。 

今回調査の対象となった4ブランドのファンが商品を「実際に購入」「購入を検討」「他者へ推奨」した比率は、非ファンのその比率を大きく上回りました。上のグラフのベスト・バイ社の場合、過去12か月間でベスト・バイで買い物をした人は、非ファンが41%であるのに対して、ファンは実に79%です。またファンの内の74%が、他人にベスト・バイでの商品購入を薦めています。非ファンの38%と比べるとその差は歴然としていますね。

更にジーナさんは膨大なアンケート結果から、ブランドのプロモーションに一番貢献している層はFacebookファンだということを突き止めました。

つまり「Facebookのファン」は、他のどんな人よりも商品を「実際に購入」「購入を検討」「他者へ推奨」する確率が高いというのです。例えば、ある人が電化製品を購入するとき、その人がベスト・バイのFacebookファンであったら、そこで製品を購入する確率は5.3倍も上がります。

次に確率が高かったのは「電化製品を買うためにある程度下調べをした」という条件でしたが、それでさえ実際にベスト・バイで製品を買う確率を1.4倍しか上げませんでした。

この傾向はベスト・バイだけでなく他の3ブランドにも同様に見られました。例えば、「何かものを買うときにウォルマートでの購入を考慮するか」という質問に対して、「Facebookファンである」という人が「はい」と答える確率は、「近場にウォルマートがある」という人より2倍も高いのです。更に「どちらでもない人」と比べるとその確率は4倍にもなります。
すごい結果ですね。

考察

この調査結果を踏まえて、前述のアナリストジーナさんのボスであるテクノロジー・マーケティングのエキスパートジョッシュ・ベルノフ(Josh bernoff)さんは、『ブランドにとって大切なことは、むやみやたらと「いいね!」を増やすことではなく、既に「いいね!」をくれている忠実なファンを見定めて、その人たちと親密な関係を構築することだ。」と自身のブログで綴っています。

というのは今回の調査結果からだけでは、Facebookのファンであることがブランド商品を買わせているのか、それとももともとそのブランドの商品をよく買う人がFacebookでもファンになるのかが判断できないからです。何だか鶏が先か卵が先かのような話になっていますね。いずれにせよブランドが気をつけなくてはいけないのは、無理やり「いいね!」を増やすと、ファンベース全体のブランドに対する熱心さが、減少する可能性があることです。

今回のこのレポートは、Facebookファンの顧客としての質の大切さを強調してくれました。Facebookファンたちは、最も熱心にそのブランドの商品を購入し、購入を検討し、また知り合いに薦めてくれるロイヤリティーの強いベースなのです。

ブランドはこのファン層とFacebook上でコンテンツやインタラクションを通して親密な関係を構築していくことが大切なのではないでしょうか。ロイヤリティーが強いファンであるがゆえに、良い関係を築くことに成功すれば、彼らが強力な情報発信元になってプロモーションに貢献してくれるかもしれません。

【私の論評】何か、これって、当たり前といえば当たり前でないか?

むやみやたらと「いいね!」を増やすとは、どういうことなのでしょうか?facebookの会員になっていない人、なっていても、あまり使わない人には良くわからないかもしれません。これの非常にわかりやすい例を本日見つけましたので、まずは、これを掲載します。

全米大ヒットドラマ『コバート・アフェア』が4月18日からDVDのリリースをスタートしています。サイト上ではCIAに入れる素質がどれくらいあるかをサイトで診断できます。以下は、そのサイトの画面です。


わたしも診断してみたところ、素質はありということでした。ランクは、Aでした。 このランクAという結果表示とともに、facebookの"コバート・アフェア"のページへ誘導するボタンがあり、このページに移動すると、自分がどのようなCIA捜査官に向いているかを診断できると表示してあったので。

ボタンを押して移動してみました。そうすると、以下の画面になりました。


そうして、この診断を受けるためには、やらなければならないことがありました。それは、このページの「いいね!」ボタンを押すことでした。確かに、このようなやり方をすれば、「いいね!」がかなり増えることになります。私が、「いいね!」ボタンを押すと、これが、私のウォールにも掲載されました。それが、以下の画像です。


私のウォールに表示されるということは、当然私の友人である他の人たちのタイムラインにも掲載されるということです。この友達が興味を持てば、さらに、このサイトに行き、さらに、ページに行く人いるかもしれません。そうして、最終的に「いいね!」ボタンを押して、診断を受けるかもしれません。

しかし、この内容が、ウォールに掲載してから、しばらくして、facebookをみてみても、その時点ではまだ、誰もそのようなことをしていませんでした。

ちなみに、コバート・アフェアは、全米での初回視聴者数約500万人を獲得し、2010年新作ケーブルドラマ中No.1を記録した大人気シリーズです。USAネットワーク(※アメリカのケーブルテレビ向け娯楽専門放送局)の看板枠(火曜22時台)において、過去16年間で最も視聴された作品が、いよいよ今春、日本に上陸するということです。DVDも発売されますし、テレビでも放映される運びとなったため、そのキャンペーンとして、facebookも活用されたということです。以下に、その動画を掲載しておきます。


製作総指揮は、映画『ボーン・アイデンティティー』シリーズや『Mr.&Mrs.スミス』でおなじみのダグ・リーマン。お得意のアクション・シーンはまさにハリウッド超大作並みのド迫力!本作の見どころのひとつです。

ヒロインのCIA諜報員アニー・ウォーカーは、映画『コヨーテ・アグリー』でブレイクしたパイパー・ペラーボが演じます。本作では、2010年ゴールデングローブ賞ドラマ部門の主演女優賞にもノミネートされました。

CIAもので、女性がヒーローということで、なかなか面白そうな内容ではあります。以下にヒロインの画像を掲載しておきます。





さて、何やら、この番組の宣伝のようになってきましたが、いいたいのは、これではありません。要するに、このキャンペーンでは、上の記事の考察で言っていた「ブランドが気をつけなくてはいけないのは、無理やり「いいね!」を増やすと、ファンベース全体のブランドに対する熱心さが、減少する可能性があることです」という内容の、無理やり「いいね!」を増やすことをやっているということです。

このやり方は、すでに、facebookでは、古典的といっても良いやり方です。要するに、この事例では、「いいね!!」ボタンを押すことで、はじめて、スパイの適正診断を受けられるということで。このような、やり方は、他にも、たとえば、「いいね!」を押すと、ゲームができるだとか、クーポンがあたるだとかなどいろいろいあります。


共通しているのは、なんらかのインセンティブが得られるということです。こういうことをたくさん、やれば、確かに、「いいね!」がかなり増えることになります。しかし、こんなことをしても、あまり効果はないということです。

やはり、「いいね!」ボタンは、このような方式で、数を増やすというのではなく、ユーザーが本当に「いい」と思ったときに押してもらえるようにすべきであると言っているのです。そうして、すでに、「いいね!」ボタンを押す人をむやみに増やすのではなく、すでに、「いいね!」押しているユーザーを大切にしようと言っているということです。

でも、これって、facebookという新しいシステムについての調査結果ということで、それは、それなりに意味があるのでしょうが、普通に考えれば、別に調査をしなくても理解できることだと思います。

昨日は、K-POPが日本市場では、下火になっていることをお伝えしました。詳細は、昨日のブログをご覧いただくものとして、K-POPが日本で、下火になっている理由は、特に昨年あたり、あまりに、テレビや、YouTubeで一時に露出をかなり多くしてしまったことが、主な原因と思われます。むろんこれだけではありませんが・・・・・・・・。

facebookで、むやみに、「いいね!」を増やすということは、これに似ていると思います。一時にあまりに、露出が多すぎると、多くの人に飽きられるということです。それに、このやり方の場合は、多くのユーザーに対して、本当は、気に入って押している人もいるかもしれないのに、わざわさ゜、この「いいね!」は、ユーザーが本当に気にいって押してるのではなく、インセンティブがあるから、押しているんですと、告知して回っているようなものです。

faceookを使おうが、使うまいが、商売の基本は同じだと思います。本当に、お客様に気にいっていただくための知恵を絞るのが商売人なのであって、上記のように人為的にお客様の反応をただ増やすというのは、意味のない行為です。 これでは、無意味なディスカウントとあまり変わりないと思います。 しばらくの間は、通用するかもしれませんが、いずれ、通用しなくなります。上の調査結果は、そのことを示しているのだと思います。

顧客価値を高めることが本筋なのであって、これを軽視して、顧客の反応を増やしても意味はないということです。
もっとも重要な顧客、それに準ずる顧客は誰か?
顧客からどのような知見を得なければならないのか?
このような知見を得るため、どのような行動をしなければならないのか?
このようなことに智慧を絞るべきです。 やはり、見る人に気にいってもらえるように、いろいろ考えることで、「いいね!」を増やして行きたいものです。皆さんは、どう思いますか?



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