モデルのように歩く女性ロボ ほほ笑み、驚きの表情も
若い女性そっくりの外観で、しなやかに振る舞うロボット「HRP-4C」を、産業技術総合研究所(茨城県つくば市)が開発、16日、公開した。
ロボットの顔には、大きな目、小さな鼻があり、ファッションモデルのような歩き方で登場。口が動いて「皆さんこんにちは。私はHRP-4Cです」と自己紹介し、ほほ笑んだり、驚いた表情を見せたりした。
身長は158センチ、体重はバッテリーを含め43キロ。1回の充電で約20分動く。
コンピューターで計測したファッションモデルの動きを参考に、2足歩行の制御技術を使い、人間に近い動作を実現した。音声を認識し、あらかじめ登録された言葉で受け答えできるようにした。
23日に都内で開催される「東京発日本ファッション・ウィーク」のファッションショーに出演する予定。
梶田秀司研究グループ長は「デパートで“歩くマネキン”としての利用も考えられる。早ければ1年後に販売を始めたい」と話している。
ウィルスミスのアイ・ロボットを思い出してしまう?
ウィルスミスが主演した「アイロボット」の予告編
少し前にあった、「アイ・ロボット」という映画を彷彿とさせる、ロボットですね。まだ、歩行には問題があるとしていましたから、もう少しするともっとスムーズな歩行ができるようになるようです。時間も今は充電してから20分しか作動しないそうですが、これも解決されていくでしょう。
そのうち、いろいろな用途にロボットが使われていくようになるのだと思います。農林水産業や、製造業などのいわゆる肉体労働の部分はいずれすべてロボットにとって変られるのだ思います。
そんなことになれば、大変なことになるという人もいると思いますが、私はあながち、そんなこともないと思います。
現在製造業においては、派遣問題が深刻化しているように言われています。農業についても、後継者問題が言われています。そうして、これらにからめて雇用問題がいろいろ言われています。
まず、農業に関しては、終戦後より生産性が飛躍的に高まり従事者の数はほんの数パーセントになっています。戦前なら、数十パーセントにのぼり、巨大な雇用の受け皿だったと思います。しかし、こうした生産性の向上と、今後ロボットに限らず、生産性がさらに伸びていくことを考えると、雇用の受け皿にはなり得ません。
製造業も同じことです。こちらのほうも生産性が飛躍的に伸びてきていますし、これからものびていくことを考えると、雇用の大きな受け皿になることは期待できません。
そうしたことを考えていくと、ここでは、本題から離れていくので、あまり詳しいことは述べませんが、おそらく、人間しか解決できない社会問題を解決していくセクターの重要性が増していくと思います。それを実行できるのは、政府ではありません。おそらく、このブログでも繰り返し述べている、NPOになることと思います。
未来社会においては、第一次産業、第二次産業の肉体労働のほとんどが、機械やロボットがやることになり、第三次産業のなかで、どうしても人がやらなければならないことに人が従事することになると思います。そうして、いろいろなタイプの社会問題を解消するセクターに多くの人手が割かれことになると思います。
このあたりに関しては、いずれまた、このブログでも解説していきます。
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