2019年12月8日日曜日

「桜を見る会」一色で臨時国会閉幕へ 「一言で言えば、『桜ブーメラン国会』だ」作家・門田隆将氏が斬る!―【私の論評】「桜を見る会問題」で喜ぶのは中国・北・韓国!日本国民ではない(゚д゚)!

「桜を見る会」一色で臨時国会閉幕へ 「一言で言えば、『桜ブーメラン国会』だ」作家・門田隆将氏が斬る!


臨時国会は週明けの9日、閉幕する。本来の焦点だった、憲法改正手続きを定めた国民投票法改正案の採決は見送りとなり、後半国会は、首相主催の「桜を見る会」への追及一色に染まった。著書『新聞という病』(産経新聞出版)がベストセラーになっている作家の門田隆将氏が、今国会を分析した。

 「一言で言えば、『桜ブーメラン国会』ではないか」

 門田氏はこういい、続けた。

 「立憲民主党や共産党などの左派野党は、あの手この手で追及していたが、私から見ると欺瞞(ぎまん)だらけだ。民主党政権時の招待枠などには知らぬ存ぜぬ。天に唾する行為だ。安倍晋三政権を追及しても、野党支持率は上がらなかった。かえって、国民は『野党に政権は任せられない』と再確信できた」

 ただ、自民党の対応にも、門田氏は納得していない。

 「国民民主党の森裕子参院議員が、国会質問で、政府の国家戦略特区ワーキンググループ座長代理の原英史氏を根拠もなく中傷し、自宅住所のホームページに公開するなど、人権侵害をしたとして懲罰を求める請願が出された。だが、自民党国対は許しているようにみえる。憲法51条で、国会議員には免責特権があるが、彼女を放置していいのか」

 門田氏は、激変する国際情勢に関心の薄い国会の「ふがいなさ」にも、あきれている。

 「中国共産党政権による香港やウイグル族への弾圧に、米国議会が『香港人権・民主主義法』や『ウイグル人権法』で怒りの声を上げても、日本は非難決議すらできない。与野党ともに存在意義を失っている」

 前出の著書『新聞という病』は発売から半年だが、勢いは止まらない。

 「中国や韓国、野党を持ち上げてきた左派メディアに対し、国民は内心あきれている。オールドメディアが報じても、国民は簡単には踊らない。現実的野党を目指すべきで、騒ぐだけの駄々っ子では見放される。悪質なマルチ商法で経営破綻した『ジャパンライフ』の元会長が『桜を見る会』に招待されていた件でも、ネット上では、メディア幹部と同社の関係が暴露されている」

【私の論評】「桜を見る会問題」で喜ぶのは中国・北・韓国!日本国民ではない(゚д゚)!

私自身は、「桜を見る会」を追及する野党やマスコミの面々をみると、本当にぼんくらにしかみえず、ぼんくら顔をみると、うんざりして、何というか倦怠感しか感じず、何の興味もわかないどころか、テレビでその話題になり、長そうになると、すぐにチャンネルを変えてしまいます。

民主党時代の「桜を見る会」

日本全国で、このように感じる人は多いのではないでしょうか。要するに、バカバカしいのです。もう、野党の腹の中は丸見えです。要するになんでもかんでも、とにかく倒閣に結びつけたいだけなのです。

これだけ大ごとになったのは、共産党の田村智子参院議員が11月8日の参院予算委員会で、招待人数と支出額が増えていることを取り上げたことがきっかけでした。そこに問題があるというのなら、人数と予算を制限すれば良いだけの話です。私には、来年の開催を中止する意味があったとは思えないです。

委員会で、"「桜を見る会」が年々規模が大きくなり、当初の趣旨から逸脱しつつあるのではないか"と野党議員あたりが、国会で質問して、与党の責任者が「はい、わかりました。確かにそのようなことが懸念されますので、来年からの実施方法を検討させていただきます」と答えて、本当に来年の「桜を見る会」の実施方法を検討して。実施すればそれで良いことです。国会の審議時間など、5分ですむ話ではないかと思います。

「桜を見る会」のような催しものに近いものは、民間企業でも催されていると思います。そのような「会」に呼ばれたことのある人も多いのではないかと思います。そのような「会」の規模が大きくなることは、特に企業の業績が大きくなることはありがちなことです。しかし、それをもって、会社の社長や幹部を解任できると考える人などはまずは存在しないのではないでしょうか。

ところが、政府ということになると、倒閣に結びつけることができると考える、野党議員やマスコミが存在することには、本当に驚きです。

その後、左派野党の追及は、「安倍首相後援会の5000円前夜祭」から、大誤報だった「高級寿司提供疑惑」「招待者名簿のシュレッダー破棄問題」「反社会的勢力の出席疑惑」「ジャパンライフ元会長の招待問題」など、目まぐるしく焦点を変えました。これで倒閣や与党のマイナスイメージを、国民に訴えることができたと本気で思っているのでしょうか。だとすれば、そうとういかれているとしか私には思えません。

独立記念日にリンカーン記念堂の上空でアクロバット飛行をする米海軍の「ブルーエンジェルス」

米国では、ドナルド・トランプ大統領が7月の独立記念日に合わせて祝賀行事を行った。大統領専用機「エアフォースワン」や戦闘機が披露される大規模なものでした。一部では批判もあったが、国民はおおむね、「軍や国民への感謝を示す行事だ」と理解し、日本のような騒動には発展しませんでした。

中国でも、今年は建国70周年の、軍事パレードが行わました。これについても、中国人民が批判したという話はありません。無論本当は批判すべき、日本の政治家の中で声をあげた人はいませんでした。

中国建国70周年軍事パレード

「モリカケ」問題もそうでしたが、日本の左派野党やマスコミは次々に焦点をズラすことで、あたかも大問題があるかのように演出して、現地視察などのパフォーマンスを繰り返しているだけのように見えます。物事の本質を精査しないで報道するメディアにも大きな責任があります。

そもそも、ジャパンライフに関してはは、悪質なマルチ商法で経営破綻したのですが、報道するメディアも広告を流して被害者拡大に加担していたことを忘れているのではないでしょうか。

今回も大騒ぎすることで国民投票法改正案など、憲法改正の議論をさせない意図が明確です。

日本を取り巻く安全保障環境が厳しいなか、憲法改正は「国民と国家を守る」ために不可欠です。「桜を見る会」よりも優先度がかなり高いというか、これに対しては「桜を見る会」など全く無意味です。日本が憲法改正や解釈の改変などをしないで喜ぶのは、どこの国は、中国、北朝鮮、韓国であり、左派野党は、自国民や国家、国民のことも考えず、中国、北朝鮮、韓国を利しているだけではないのかと思いうと、全く暗澹たる気持ちになります。

あまりにくだらな時間の無駄でもあるので、今後は「桜を見る会」関連はもうこのブロクではとりあげません。

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