まとめ
- 財務省の質問介入: 3月5日の参院予算委員会で、自民党の森雅子元法相が、財務省が復興予算に関する質問を石破首相にしないよう圧力をかけたと暴露。財務省は復興費用を地元負担とし国の負担を減らす意図から質問を回避させたかったとされる。
- 復興予算の方針と背景: 行政レビューで地元負担が提案され、復興庁は2025年度で復興事業終了を計画。財務省は復興増税の一部を防衛財源に転用する方針で、森氏の質問を避けたがる理由に繋がる。
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3月5日の参院予算委員会で、自民党の森雅子元法相が財務省の圧力を暴露 |
一方、財務省は復興増税の一部を防衛財源に転用する計画を進めており、その姿勢が背景にある。国会では与野党議員への「質問取り」が常態化しているが、財務省は野党には慎重に接しつつ、与党議員にも圧力をかける実態が浮き彫りに。政治アナリストの伊藤惇夫氏は、財務省の誘導的手法が永田町では周知だと指摘する。森氏は財務省の介入にも屈せず、質問権を貫く覚悟を示した。財務省の増長ぶりが自民党議員から公然と批判される異例の事態となっている。
【私の論評】財務省の闇が暴かれた!森雅子暴露で国民激怒、デモ拡大中
まとめ
- 森雅子の暴露: 2025年3月5日、元法務大臣の森雅子が参院予算委員会で、財務省が復興予算に関する質問を石破首相にしないよう圧力をかけたと暴露。財務省の権力が国会に及ぶ証拠だ。
- 財務省の予算支配: 毎年110兆円の国家予算を握り、2011年の復興予算32兆円も仕切った。被災地より自分たちのルールを優先し、2025年には復興費を地元に押し付け、防衛費にカネを回す企みが発覚。
- 歴史的な権力: ロッキード事件(1976年)や森友学園問題(2017-2018年)など、財務省(旧大蔵省)の暗躍や不正が繰り返し暴かれ、予算と税制で国を操ってきた過去がある。
- 安倍・岸田・石破との対立: 安倍晋三は『回顧録』で財務省の硬直性や増税押しを批判。岸田は2023年防衛費増税、石破は2025年公共投資削減で財務省に従い、経済を低迷させた。
- 国民の怒りとデモ: 2024年12月から全国で「財務省解体デモ」が拡大。2025年3月14日には東京で1000人以上が「国民の敵」と叫び、財務省の腐敗に怒りが爆発している。
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財務事務次官 新川浩嗣 |
財務省の力の根っこは、予算を握ってることだ。毎年110兆円もの国のカネを好き勝手に仕切る。2011年の東日本大震災後、復興予算32兆円を動かしたのも財務省だ。被災地の自治体は「査定が厳しすぎてカネが来ない」と泣き言をこぼした。宮城県の首長は「復興は現場じゃなく財務省の頭で決まる」と吐き捨てた。
今回のケースでも、復興費を地元に押し付け、国がカネを出さないように企んだ財務省が、与党議員にまで口止めをかけたのだ。復興庁が2025年度で復興事業を終わらせると言い出した裏で、財務省は復興増税の一部を防衛費に回す気だ。森氏の質問が邪魔だったのは、こんな汚い企みがバレるのが怖かったからだ。『安倍晋三回顧録』でも、安倍は復興予算で財務省が「枠を超える提案は絶対ダメ」と頑なだったと怒ってる。「国家の危機より自分たちのルールを守るのに必死」とぶちまけ、その硬さが復興を邪魔したと書いている。
歴史を振り返れば、財務省の権力はもっと危ない。1976年のロッキード事件、田中角栄が逮捕された裏で、大蔵省が怪しい動きをしてたと国会で噂が飛び交った。田中の「日本列島改造論」はド派手なカネ撒き政策だったが、大蔵省に潰された。1955年の高度成長期、池田勇人が大蔵省のボスとして吉田茂の下で公共投資をケチった。「国の礎は財政健全化だ」と言い張り、他を黙らせて国を動かした。
『安倍晋三回顧録』では、安倍が消費増税で財務省とバチバチにやり合った話が熱い。2014年と2019年の増税を財務省がゴリ押しした時、「経済が死んでも増税を急ぐ連中に腹が立った」とぶちまけてる。2014年の増税で経済がガタ落ちした経験から、「財務省の言いなりじゃ国が終わる」と悟り、再増税を延ばした。
1998年の接待問題では、大蔵省の幹部が金融機関から甘い汁吸って逮捕され、組織がぶっ壊された。国会で「大蔵省は霞が関の王様だ」と叩かれ、蔵相も事務次官も辞めた。100人以上が処分されたが、財務省に生まれ変わっても予算の力は手放さない。
2001年、塩川正十郎が「財務省は日本の屋台骨」と胸張った言葉がその傲慢さを表している。1995年、東京税関長が金融機関から接待受けて、事務次官がクビになった。2017-2018年の森友学園問題では、国有地を安く売り払い、文書を改ざんしたのがバレた。
佐川宣寿は「記録はない」とシラ切ったが、嘘がバレて辞任。国会を騙すほどの図太さだ。2008年の「居酒屋タクシー」では、職員がタクシー運転手からビールや商品券もらって、600人以上が処分された。麻生太郎が「体質直せ」と叫んでも、何も変わらなかった。
過去の暴露も山ほどある。ロッキード事件、接待問題、森友学園、居酒屋タクシー、税関長の接待スキャンダル。財務省の腐った体質が何度も暴かれてきた。森氏の今回の暴露は、与党議員がその場でぶちまけたって点で異常だ。法務大臣時代、財務省と予算バトルした森氏は、その力を骨の髄まで知ってる。
政治アナリストの伊藤惇夫が「財務省の国会工作は永田町じゃ当たり前」と言うように、与野党問わずその魔の手は伸びてる。『安倍晋三回顧録』でも、安倍は財務省を「霞が関の頂点」と認めつつ、「国益より自分たちの理屈を押し通す」と警告。アベノミクスで財務省がカネを渋った時、「成長を殺す元凶」とぶった切り、自分の判断で突き進んだ。
岸田文雄も石破茂も、財務省の犬だ。岸田は2021年に「新しい資本主義」とかカッコつけたが、財務省に引っ張られて2023年に防衛費増税を決めた。国民のカネが減り、消費が凍りついた。日経平均が2024年に4万円超えても、実質賃金は17カ月連続マイナス(2024年10月時点)。庶民は苦しむばかりだ。
石破も2024年10月に首相になった途端、財務省のケチ路線に染まり、2025年度予算で公共投資を絞った。復興予算を地元に押し付けるのも、森氏が暴いた財務省の企みそのもの。GDP成長率は2024年度で約1%と低空飛行、国民は息も絶え絶えだ。
今、全国で「財務省解体デモ」が燃え上がってる。2024年12月から火がつき、2025年3月14日には全国12カ所で一斉に爆発。東京・霞が関の財務省前じゃ1000人以上が集まり、「消費税やめろ」「カネを出せ」と叫んだ。SNSで広がり、北海道から福岡まで怒りが響き合ってる。加藤勝信財務相は「生活がキツいのが原因」と認めたが、解決策はゼロ。デモの連中は「財務省は国民の敵」と吠えてる。
結論だ。財務省は日本の癌であり、この国を食い潰す寄生虫どもだ。予算を牛耳り、税金をむしり、国民を貧乏に叩き落として自分たちだけ肥え太っている。森氏の暴露もデモの怒りも、財務省が国民を舐め腐ってる証拠だ。岸田も石破も、財務省の尻尾振って経済をぶっ壊した共犯者だ。復興を邪魔し、経済を殺し、国会を玩具にするこの腐れ集団をぶち壊さなければ、日本は終わりだ。今、国民が立ち上がっている。この怒りを力に、財務省をぶっ潰せ!
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