ラベル 選挙 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 選挙 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2016年7月20日水曜日

【衝撃】鳥越俊太郎の女子大生淫行疑惑を報道 / 男性経験ない女子に強引キス → 女子は自殺を考える精神状態に―【私の論評】認知症による「性的逸脱行動」か!だとすれば選挙より病院だ(゚д゚)!

【衝撃】鳥越俊太郎の女子大生淫行疑惑を報道 / 男性経験ない女子に強引キス → 女子は自殺を考える精神状態に

当時大学2年生だった女子を別荘で


ジャーナリストであり、東京都知事選に出馬した事でも注目を集めている鳥越俊太郎氏(76歳)に関する、とんでもないスキャンダル情報が入ってきた。なんと、女子大生に対する淫行疑惑記事が、最新の「週刊文春」(2016年7月21日発売号)に掲載されるというのだ。

・事実ならば驚きの事実
鳥越俊太郎氏といえば、優しい表情と天然系の性格で話題を集める人物だが、そんな人物に女子大生に対する淫行疑惑が浮上するとは驚きである。事実ならばとんでもない犯罪行為である。以下は、この情報を伝えてくれたマスコミ関係者の声である。

・マスコミ関係者の声
「はい、確かに鳥越さんの淫行疑惑の記事が週刊文春に掲載されるはずです。鳥越さんは当時大学2年生だった女子を富士の別荘に連れ込み、「何もしないから」と言いつつ、あの唇で強引にキスをしたというのです。さらにエスカレートして行為をしようとしたらしいのですが、女子は徹底的に抵抗して、キス以外は未遂に終わったそうですよ。そのあともホテルに誘われたりしたらしく、まったくとんでもないオヤジです。絶対に許せない行為です。文春はよくやってくれました!」

・傷はいまだに癒えていない
この情報は、女子大生がのちに結婚した夫が、週刊文春にタレコミした情報とのこと。鳥越俊太郎氏が東京都知事選に出馬することが判明し、いままで抑えていた怒りのボルテージがMAXに到達したらしい。いまでも女子は自殺をほのめかす言葉を口にするらしく、鳥越俊太郎氏から受けた傷はいまだに癒えていないようだ。



【私の論評】認知症による「性的逸脱行動」か!だとすれば選挙より病院だ(゚д゚)!

このニュース最初は、さほど重要なことではないのではないかと思いました。なぜなら、現在ですと、あまりそんなことは考えたくもないのですが、たとえば鳥越氏などが女子大生と性的関係を持つということも十分ありえるからです。それに関しては、以前このブログに掲載したことがあります。
借金883万円……カラダを売って大学進学?“女子大生風俗嬢”大量参入の背景とは―【私の論評】10%増税して、追加金融緩和もしないなら、さらに“女子大生風俗嬢”大量参入を促すことになる(゚д゚)!
屈託のない女子大生 写真は本文とは直接関係ありません 以下同じ
詳細は、この記事をご覧いただくものとして、この記事より一部引用します。
ノンフィクションライター・中村淳彦さんは、新著『女子大生風俗嬢』(朝日新書)で、ここ10年、女子大生が風俗に続々と参入し続けているという驚愕の現実を伝えている。 
これまでにも『日本の風俗嬢』(新潮社刊)、『ルポ 中年童貞』(幻冬舎刊)など、風俗業やアダルトビデオ業界についての著作に定評がある中村さんによると、どの風俗店にも一定数の女子大生風俗嬢が存在するという。 
彼女たちがセックスワークを選ぶ理由は決して“遊ぶ金欲しさ”などではなく、ほとんどが「学費を払うため」だ。 
いわゆるバブル世代と呼ばれる世代は、世帯収入が高く、大学の学費は親が支払うことが当然だった。しかし、慢性的な雇用不安や格差拡大を背景に、現代では大学進学までの学費を負担できない家庭も多い。多くの若者が、自力で学費を捻出しなければならなくなっているのだ。 
さらに学費の高騰が学生たちを苦しめている。日本の大学の授業料は、近年上昇し続けており、1960年代の国立大学の授業料は、年間1万2000円だが、それが今では年間授業料は53万円にも上る。貨幣価値の上昇を勘案しても、格段に高騰しているのは間違いない。 
学費を払うために、長時間のアルバイトで疲弊し、学業が疎かになってしまっては本末転倒。同書に登場する女子大生風俗嬢は、過労死レベルの“ブラックバイト”で消耗するよりも単価が高い風俗で働けて良かった、そのお金で海外留学したい、就職活動に集中したいと述べる。向上心が高い学生ほどカラダを売っているという、皮肉な現象が起こっているのだ。
このような現状もあるので、私は鳥越氏が女子大生に淫行という見出しだけ見た時には、このようなことが脳裏に浮かびました。無論私は、このようなことを肯定するわけではありません。この記事には、この問題の根本的な解決法もあわせて掲載しています。

私は、鳥越氏がいわゆる風俗店で女子大生に淫行をしたというのであれば、逆に気の毒なような気さえしました。仮に風俗店でなかったにしても、対価として金を支払っているのであれば、これは決して褒められたことではないにしても、週刊誌で叩きまくるのはいかがなものかとも考えました。

というのも、最近のマスコミ、特に週刊誌は、何やらあたかも倫理判定員でもあるかのように、あちこちこのようなスキャンダルを嗅ぎまわり、発見するとそれを発表し、倫理的側面を徹底的に追求し、そのやり方には目に余るものがあり、いささかやり過ぎの観を呈していたからです。

しかし、事実は違ったようです。上記の記事が本当であるとすれば、本当に許されないことです。

鳥越氏は20日、東京都内の視察先で報道陣から「週刊誌で報道が出るようだが、事実関係はどうなんですか」と問われると、問いかけには答えず、足早に移動用の車に乗り込んだそうです。「一言だけでも」との声も飛んだのですが、車はそのまま発車しました。残った鳥越氏陣営の関係者は「報道を見ていないので答えようがない」と話しました。

この出来事に関して、やましい事がなければ、鳥越氏はこの報道陣の質問に答えたはずだと思います。

それにしても、過去にこのような事件があったのが事実とすれば、よくも知事選になど出られたものだとも思います。鳥越氏の考えでは、セックスという目的を達しなかったので、それで良しとしているのかもしれません。

だとしたら、とんでもないです。たとえ、未遂に終わったにしても、酷いです。

ただし、違う見方もできます。上の動画の中で、鳥越氏はかなり強烈に、小池氏を追求しています。病み上がりという言葉自体は、差別用語ではないにもかかわらず、鳥越氏「『病み上がり』は大変な差別」と小池氏を執拗に攻撃していました。

動画にもあるように、鳥越さんは安倍さんを揶揄していたのですが、自分がやられると過剰に激怒しています。ジャーナリストでよくある例かもしれませんが、何かあの追求の仕方に私は、異常性を感じます。とにかく、普通には見えません。

鳥越氏が緊急生出演して、スタジオで書いた文字
この動画では、小池さんは、執拗に攻撃する鳥越さんをいなしながら、「鳥越さんを気遣っているんです」と語っていました。この言葉は、嘘ではないと思います。小池さんは、癌でなくなった母親を看取っています。そのような経験から、鳥越氏を気遣っているというのは本当だと思います。しかし、小池さんがこう言っても、鳥越氏は「はっ?」というばかりで、その意味がわかっていないようでした。

大勢の人が見ているテレビの放送なのですから、正常な人ならもっと穏やかに話をすると思います。

そうして、この異常性はどこから来るのかといえば、このブログでも以前鳥越氏の出馬会見の発言に関して、指摘したように、鳥越氏が認知症である可能性です。鳥越氏が認知症であれば、多くのことが辻褄があいます。その記事のリンクを以下に掲載します。
鳥越氏はいまも「中国と北朝鮮の脅威はない」と言い切れるのか―【私の論評】なぜかメディアで指摘されない、鳥越氏の知的水準(゚д゚)!


詳細は、この記事をご覧いただくものとして、この記事では鳥越氏の出馬会見の動画から、終戦のときは5歳であったはずなのに、二十歳と語ってみたり、ほとんど都政に関する考えがないことなどを指摘したり、全体的にまとまりのない内容であること、過去には日本の都道府県数が55としていたことなどから、鳥越氏には知的水準に問題があるのではないかとしました。はっきりいえば、認知症ではないかと疑ったわけです。

鳥越氏の認知症疑惑は、今に始まったことではありません。実は6年前からその兆候はありました。以下にその兆候に関する動画を掲載します。



この動画はスーパーモーニングウエブサイトに掲載されたものです。この動画では、鳥越氏が同じDVDを何度か購入することが何度もあること、しかも、以前観たDVDの内容を全く覚えておらず、同じものを再度楽しむということができると言います。

これは、認知症の症状ではないかと思います。この動画は、2010年5月25日のものです。約6年前の動画です。

さて、ブログ冒頭の記事で、鳥越氏が女子大生に対して淫行に及んだ旨が記されていました。これは、酷い話ですが、もし鳥越氏がこの時点で、認知症を患っていたとすれば、私たちは認識を改めなければならないかもしれません。

世の中には、認知症によって、性欲を抑えることができない、老人もいます。 認知症の男性が、介護施設で、夜勤の職員を強姦、負傷させたなどという事件もあったことがあります。施設でなくても、認知症により性欲を制御できなくなった老人が、誰彼構わず強姦しようとするということもあります。

鳥越氏の出馬記者会見での女性からの質問への答えにも、その傾向がみられます。出馬記者会見の動画は以前にもこのブログに掲載したことがありますが、以下に女性の質問に対する受け答えの部分のみをピックアップして掲載します。



性犯罪的なレベルまでいかないまでも、セクハラや、危険な性的欲情問題などは、「性的逸脱行動」と呼ばれ、最近介護現場や家庭内でも多く発生しています。

認知症が進んでいくうちに、介護者等への性的逸脱行為が問題になることがあります。例えば、性器を見せる、卑猥なこと言う、性行為を迫るなどの行為です。

高齢者だと言っても性的欲求が消えるわけではないようです。しかも認知症であるために、判断力が低下して羞恥心や遠慮がなくなり、問題行動として現れると言われています。ちなみに、女性の認知症でも同様の行動は現れることがあります。

ただし、認知症高齢者の性的欲求は、全てが直接的な行為を求めているとは限らないようです。認知症になったことによって家族から疎まれている気がする、寂しい、不安、などの想いが原因となり、安心したい気持ちから、手を繋ぐなどのスキンシップを求めている場合もあるようです。

かなり酷い「性的逸脱行動」に関しては、海外では物理的に去勢をしたり、男性ホルモンを効きにくくする薬物を使っての去勢が、刑罰や治療などで、各国で行われています。日本でも、性犯罪者や、「性的逸脱行動」を繰り返す高齢者に対してこれ実施しなけばならなくなる時が迫っているのかもしれません。

こうした文脈でブログ冒頭の記事を見直すと、鳥越氏が認知症により女子大生に対して、「性的逸脱行動」をしたということも考えられます。だとすれば、鳥越氏は病気の被害者ということになります。

そうして、これは、高齢になれば誰にでも起こりえることです。高齢化が進む現在、あなたの周りの人や、あなた自身にも将来起こりえることです。これは、単純に個人のせいにするのではなく、社会の問題として解決していく必要があります。人事ではありません。

現在のところ、情報としては、上記の記事くらいしかないので、何ともいえない状況ですが、もし鳥越氏の行動が「性的逸脱行動」なら、鳥越氏は知事選に出馬する前に、まずは病院に行くべきです。そうでなければ、繰り返し「性的逸脱行動」を繰り返す可能性があります。

【関連記事】



【関連図書】

自宅で親を看取る 肺がんの母は一服くゆらせ旅立った
幻冬舎 (2014-10-31)
売り上げランキング: 67,496

認知症「不可解な行動」には理由がある (SB新書)
佐藤 眞一
SBクリエイティブ
売り上げランキング: 8,158


都知事―権力と都政 (中公新書)
佐々木 信夫
中央公論新社
売り上げランキング: 5,886
















2016年2月16日火曜日

安倍自民党に塩を送る民主党 お家芸の内ゲバ体質変わらず ―【私の論評】次の選挙で民主党は、PKO法案後の選挙で姿を消した社会党と同じ轍を踏む (゚д゚)!



民主党の参院ポスター

 『週刊文春』が報じた金銭スキャンダルで辞任した甘利明・経済再生相。疑惑の渦中に民主党は〈民主党は嫌いだけど、民主主義は守りたい〉という自虐的なコピーの参院選ポスターを発表し、岡田克也代表自身、代表質問(1月26日)で安倍首相を相手にこう懺悔した。

 「2009年夏、私たちは政権を担うことになりました。(中略)いろいろ足らざる点はありましたが、何よりも、日本が直面している困難に立ち向かい、説得し、乗り越えるだけの覚悟が足りなかったことを深く反省しています」

 いくら安倍政権が金権まみれでも、野党第一党の党首が、「困難に立ち向かう覚悟がなかった」と告白するのだから、国民は期待したくてもできるはずがない。結果、甘利辞任後の各社の世論調査では内閣支持率が2~8ポイント上昇するという異常事態を招いた。

 夏の参院選に向けても、岡田民主党は「負ける準備」を着々と進めている。参院選ではこれまで全選挙区に候補者を立ててきた共産党が「安保法制廃止」を掲げた野党の選挙協力体制を条件に独自候補擁立を見送る方針を打ち出した。民主党にすれば、死に票となるはずの共産党の「700万票」が転がり込む千載一遇のチャンスだった。

 だが、岡田氏は「共産党と組めば票が逃げる」と排除の論理で協議を拒否してしまった。

 新潟選挙区では野党の候補者一本化調整が進められるなか、公認候補を決めていなかった民主党が突然、現職衆院議員の菊田真紀子氏の鞍替え出馬を決定。自ら乱立に拍車を掛け、野党共闘はほとんど不可能な状況に陥っている。まさに安倍自民党に塩を送っているのだ。

 「岡田さんに“共産党と組むな”と圧力をかけているのは連合サイドだ。連合はアベノミクスの恩恵を受ける大企業労組の発言力が強く、原発再稼働、TPP、消費税10%という安倍路線に賛成の立場だから、反自民勢力の結集を妨害したい。それが薄々わかっていても、民主党は選挙もカネも労組におんぶに抱っこだから岡田執行部は逆らえない」(民主党元議員)

 さらに党内で参院選大敗を待ち望んでいるとみられるのが前原誠司氏、細野豪志氏らの右派勢力だ。

衆院本会議中、話し込む細野豪志環境相(左)と前原誠司政調会長=2012年8月2日午後、国会
(肩書は当時)
 「右派は参院選敗北後に解党して保守主義新党をつくり、安倍政権と憲法改正で共同歩調をとろうとしている。岡田さんに勝たれては困るから、共産党排除を唱えている」(民主党中堅議員)

 この党のお家芸である内ゲバ体質は政権を失っても変わらないのだ。永田町取材に精通したノンフィクションライター・常井健一氏は呆れ顔だ。

 「本来、健全な野党があれば政権に不祥事が起きたときに内閣支持率が下がり、与党は国民の支持を失うのが怖いから反省して行動を改める。

 しかし、民主党は野党になっても党内抗争に明け暮れ、それを有権者に見透かされているから政権批判の受け皿になれない。これでは自民党はスキャンダルが出ても怖くないと安心して一層傲慢になる」

 こんな民主党、いっそ解散して消滅してしまっても構わないと思っている有権者は少なくないはずだ。
 ※週刊ポスト2016年2月19日号

【私の論評】次の選挙で民主党は、PKO法案後の選挙で姿を消した社会党と同じ轍を踏む
(゚д゚)!

最近の民主党はまるで、週刊文春の下請けのような有様です。政策論争そっちのけで、週刊誌のスキャンダルネタで与党に対峙しようとしていることは、すでに多くの国民が見抜いています。これも手伝って、ブログ冒頭の記事にあるように、甘利大臣の問題があったにもかかわらず、内閣支持率はあがっても、民主党の支持率は微動だにしないという異常事態を招いてしまったのです。

昨年の民主党で目立った動きといえば、安保法案に対する「戦争法案」というレッテル張りでした。安保法の本質は、①同盟関係の強化により戦争リスクを最大40%減らし、②自前防衛より防衛費が75%減り、③個別的自衛権の行使より抑制的(戦後の西ドイツの例)になるという点です。これについては、高橋洋一氏の記事をご覧いただければ、その詳細がおわかりになると思います。(http://gendai.ismedia.jp/articles/-/44375)。

それにもかかわらず、民主党はまったくトンチンカンで、「戦争法案」との誤ったレッテル貼り一辺倒でまともな国会審議ができませんでした。これでは極左政党と何ら変わりはないです。民主党内でも意見は対立、良心的な松本剛明氏が離党し、比較的まともな党内右派はだんまりを決めてしまいました。

そうして、これはあの社会党のPKO法案成立のときの、牛歩戦術などを彷彿とさせます。彷彿というより、やり方が違うだけで、民主党のやり方は本質的にこの時の社会党のやり方と変わりません。

1992(平成4)年6月6日、自衛隊の国連平和維持活動(PKO)協力法案に反対する社会党や共産党などが参院本会議で関連採決に徹底した牛歩戦術を実行しました。投票に11時間半もかけるなど4泊5日の徹夜国会となりました。衆院でも徹夜が続き社会党議員が集団で議員辞職願を出す異常事態の中、最後は自公民3党が採決をしました。

平成4年のPKO法案成立のときの国会での乱闘騒ぎ
さらに、民主党幹部のマクロ経済音痴には、目に余るものがあります。ブログ冒頭の記事には、"連合はアベノミクスの恩恵を受ける大企業労組の発言力が強く、原発再稼働、TPP、消費税10%という安倍路線に賛成の立場だから、反自民勢力の結集を妨害したい"とありますが、そもそもアベノミクスの第一の矢である、金融緩和は、EUなどの多くの国が雇用枠を広げる労働者にとって良い政策ということで、労働組合が支持する政策です。

にもかかわらず、民主党は金融緩和と雇用との関係が全く飲み込めていないようで、国会でも全く頓珍漢な質問や発言を繰り返しています。

これに関しては、このブログでも過去に何度か掲載しています。その代表的なものを以下に掲載します。
「最低賃金1000円」の目標 枝野氏は「民主党は正しかった」というのだが… ―【私の論評】また、民主党幹部のマクロ経済音痴炸裂!このままだと来年の衆参同時選挙で民主両院同時崩壊だ(゚д゚)!
民主党枝野幹事長
民主党の枝野氏は、民主党政権のときも安倍政権が掲げた「最低賃金1000の目標」にたいして、民主党もこの目標を掲げていたという強弁をしていました。しかし、これはマクロ経済的にいうと全く頓珍漢で奇妙奇天烈で、無意味な強弁としか言いようがありません。以下のその部分のみこの記事よりコピペします。
民主党政権時代、最低賃金1000円という目標があったのは事実であるが、まともな金融政策をしていなかった。その結果、傾向的に就業者数は30万人程度減少した。それに比べて安倍晋三政権では金融政策はしっかりしているので、就業者数は100万人以上増加している。 
賃金の動きは、就業者数が増加して、失業率が完全雇用状態に近づくと、急に伸びてくる。 
しかし、民主党時代は就業者数が減少していたので、そこで最低賃金を引き上げるという目標は、企業側に過度な負担を与えるだけであるので、経済政策としてはまずい。 
一方、安倍政権では、きちんとした金融政策が行われた結果として就業者数が増加しているので、賃金はおのずと上昇に向かうはずだし、最低賃金を引き上げても企業にとって過度な負担とはならず、労働者にとっても労働インセンティブ(動機付け)を増すという意味で、整合的な政策になる。
はっきりいえば、民主党時代の最低賃金目標はいいとしても、それを達成する政策手段を取り違えていた、つまり民主党の経済運営はまったく間違っていた。枝野幹事長はかつて、「経済成長のために金利を引き上げるべきだ」との見解を示していた。そのような金融政策の元で強制的に最低賃金を引き上げたら、さらに経済は悪化する。 
その証拠がある。民主党時代の2010年、最低賃金を730円、前年比2・4%と大幅に引き上げた。しかし前年の失業率は5・3%と高かったので、就業者数の増加を妨げてしまった。本来は引き上げ率を0・5%程度にとどめるべきだった。政策の無知が生んだ失敗だといえる。 
安倍政権になってから、「実質賃金ガー、下がった」とか既存の正社員たちから「アベノミクスの恩恵を受けていない」などとの声があがっていますが、それは当然のことです。金融緩和をしたからといつて、すぐに既存の正社員の給料があがったりすることはありません。

金融緩和をしてから数年かかり、雇用は改善していきます。まずは、アルバイトや非正規の人たちの雇用が増えます、そうしてこの人たちの賃金が上がります。そうなると、実質賃金の平均値は当然のことながら、下がります。

さらに金融緩和を続けていくと、今度は正社員の雇用が増えます。そうしてさらに緩和を続けていくと、正社員の賃金があがっていきます。その次に中途採用する会社では、幹部の雇用が増え、さらにその後に幹部の給料があがっていきます。

このように逐次雇用が改善していくのが、通常のパターンです。最初は、賃金の低い人達の雇用が増えるので、賃金の平均値が減るのは当然のことです。

そんなことは、会社の業績が良くなったときの会社の平均賃金を考えて見ればよくわかります。業績が良くなり、店や営業所を増やすということになると、まずはアルバイトなどの雇用を増やします。そうなると、会社全体の平均賃金はどうなるかといえば、当然のことながら下がります。

しかし、いずれ正社員や、幹部社員も増えて賃金の平均もあがつていきます。繰り返しいいますが、金融緩和で雇用が改善するにしても、最初の段階では、最初に低賃金の人たちの雇用が増えるので、実質賃金がマイナスになるのは当然のことです。

しかし、民主党の幹部はこのようなことを全く理解せずに、「実質賃金ガー」などと叫びまくるわけです。本当に、モノを知らないということはいかんともしがたいです。

それから、まともな会社に雇われている正社員で「アベノミクスの恩恵を受けていない」などとテレビのインタビューで後先も考えず、億面もなくこういうことをいう連中は、嫌なら会社を辞めれば良いと思います。

2014年12月の衆院解散総選挙の際に、安倍首相
がTBSのNEWS23に出演した際の街の声
デフレの回復からやっと、立ち直りかけている企業の状況や、勤めたくても勤められなかった人の苦労も知らず、自分たちのことだけを考えるような正社員は、まともな会社に雇用されているというありがたさを全くわかっていません。そんな見方しかできないような、正社員は会社にとっても良くない存在です。私は、このような軽薄な連中が民主党政権を生み出す原動力になったのかもしれないと思います。

さて、民主党の経済オンチぶりについての記事のリンクをもう一つ以下に掲載します。
民主党議員よ、頼むから少しは経済を勉強してくれ!~『朝ナマ』に出演して改めて感じた、日本の野党のお粗末さ―【私の論評】第二社会党の道を歩む民主に期待は無駄!本当は増税政党の自民も無理!期待できるのは今は次世代の党のみ!
これも、詳細はこの記事をご覧ください。ここでは、詳細は説明しません。ただし、この記事には民主党の議員が、グラフもまともに見ることができないようなので、視力検査の必要性があるのではいなかと思われるほどであることを掲載してあります。

さらに、ブログ冒頭の記事では、党内で参院選大敗を待ち望んでいるとみられるのが前原誠司氏、細野豪志氏の存在のことが掲載されていましたが、これもモノになりそうもありません。

民主党と維新の党との合流を前提として、前原誠司元代表や細野豪志政務会長らは民主党の解党を呼びかけています。案としてはあり得なくもありませんが、プロセスには問題ありです。前原氏はそうではありませんが、細野氏は政務会長であり、執行部の一員です。

細野氏が民主党と維新の合流を前提するような、提案をするのは問題があります。最初は、執行部で話をしてからにすべきでした。それができないというのなら、まずは総務会長を辞めて、それから提案すべきでした。

民主党岡田代表
民主党の岡田克也代表は、このような解党を求める動きに不快感を示したと言われています。これは、現実的ではないということで、来年の通常国会までに維新の党との統一会派を目指す考えを表明しています。

維新の党との統一会派結成は現実的ではありますが、これではあまりにインパクトがありません。一強の自民党、さらに強い自公連立政権に立ち向かうには全くの力不足です。
前原―細野ラインが突っ張って、どこまでも民主、維新の合流を進めれば、単に民主党と、維新の党から、このラインに賛同する数人の議員が集まり、結局民主、維新以外に中途半端な新党が成立するだけに終わりそうです。

右から江田憲司氏、松野頼久氏、細野豪志氏
それから、最近はいわゆる、高市早苗総務相の「電波停止」発言が問題となり、民主党が気色ばんでいますが、これも結局のところ、民主党にとってはブーメランとして帰ってきそうな状況です。それに関しては、以下の記事をご覧ください。
菅元首相、鮮やかなブーメラン 菅政権で言及の電波停止を「安倍政権は憲法違反」 「独裁」批判も自身はかつて容認
菅直人元総理大臣
 民主党の菅直人元首相は16日のブログで、放送局が政治的公平性を欠く放送法違反を繰り返した場合の「電波停止」の可能性に高市早苗総務相が触れたことに関し、安倍晋三政権に対して「憲法21条の国民の知る権利を侵害し、憲法に違反している」と批判した。 
 安倍首相を「独裁」とも糾弾した菅氏だが、菅政権時代にも政府見解として電波停止の可能性に言及し、菅氏自身も「独裁」を肯定する発言をしていただけに、ブーメランのような批判となった。 
 菅氏はブログで「自民党政権に都合の悪い放送は『公平性』に欠くと判断され、放送を停止させることができることになる。まさに独裁国家だ」と強調。さらに安倍首相の憲法観について「国民の権利を国家のために制約するのが憲法だという考えで、立憲主義に真っ向から反する」とし、「憲法を破壊する安倍総理を一日も早く退陣させるために何をすべきか。野党は次期国政選挙で共闘して安倍政権にあたる必要がある」と訴えた。 
 ただ、菅政権の平成22年11月、当時の平岡秀夫総務副大臣は参院総務委員会で「放送事業者が番組準則に違反した場合には、総務相は業務停止命令、運用停止命令を行うことができる」と答弁していた。菅氏も副総理時代の同年3月16日の参院内閣委員会で、「私は、議会制民主主義とは期限を切ったあるレベルの独裁を認めることだと思う」と述べていた。
本当に鮮やかなブーメランです。しかし、このブーメランは、国会で気色ばんで安倍総理や、高市総務相に質問していた民主党議員へは、無論のこと民主党にとっての大ブーメランでもあります。

とにかく、民主党はこのブーメランもそうなのですが、とにかくやることなすこと、政策論争はそっちのけで、自民党と対峙することばかり考え、とにかく安倍総理や自民党、自民党議員をこき下ろすことばかり考えているようです。

そんなことは、もう国民に見透かされています。週刊誌の下請けばかりやって、安全保障に関しても、経済に関してもまともに政策論争ができない民主党であれば、次の選挙では、社会党がPKO法案直後の選挙で消滅したのと同じく、民主党も安保法案成立直後の今年夏の参院選と次の衆院選で消滅することになります。

今のままであれば、そのほうが良いです。こんな議員に給料を支払ったり、政党助成金を支払っているのが勿体ないです。民主党の中でもまともに政策論争をするような議員は、他の党に移るか、無所属でこれからも努力していただきたいとは思いますが、そうではない議員は、もう議員になっていただきたくないです。

【関連記事】

 「最低賃金1000円」の目標 枝野氏は「民主党は正しかった」というのだが… ―【私の論評】また、民主党幹部のマクロ経済音痴炸裂!このままだと来年の衆参同時選挙で民主両院同時崩壊だ(゚д゚)!

民主党議員よ、頼むから少しは経済を勉強してくれ!~『朝ナマ』に出演して改めて感じた、日本の野党のお粗末さ―【私の論評】第二社会党の道を歩む民主に期待は無駄!本当は増税政党の自民も無理!期待できるのは今は次世代の党のみ!

<民主党>自民党政権と対決する覚悟ある人公募―【私の論評】キャッチをみれば、民主党の末路が見える(゚д゚)!




【関連図書】

民主党政権の挑戦と挫折―その経験から何を学ぶか

日本経済評論社
売り上げランキング: 587,032
民主党政権 失敗の検証 - 日本政治は何を活かすか (中公新書)
日本再建イニシアティブ
中央公論新社
売り上げランキング: 27,179

2015年4月12日日曜日

真珠湾で特攻隊遺品展 米戦艦記念館、異例の紹介―【私の論評】現在の米国は中韓朝の反日プロパガンダに簡単にのせられなくなりつつある(゚д゚)!

真珠湾で特攻隊遺品展 米戦艦記念館、異例の紹介



第二次大戦末期の1945年、旧日本軍の特攻機が鹿児島県沖で米戦艦ミズーリに突入して70年となった11日、現在は米ハワイの真珠湾で記念館となっている同艦で特攻隊員らの遺書などを紹介する特別展が始まり、多くの隊員が出撃した同県南九州市の霜出勘平市長など日米の関係者が出席して式典が開かれた。

若い「カミカゼ・パイロット」の生きざまを紹介しようと、戦艦ミズーリ記念館などが南九州市の知覧特攻平和会館から遺品を借り受けた。海外での展示は異例で、霜出氏は「70年の時を経て、私たちは過去の歴史に向き合う機会を得た。二度と戦争を繰り返さないことを心から願っている」と語った。

特攻隊員が家族らに宛てた遺書には英訳が添えられ、隊員の遺影も展示された。夫が日系というモリーン・シマブクさん(79)は「『敵』という言い方もされるが、戦争ではみんなが犠牲者です」と涙ながらに話した。

【私の論評】現在の米国は中韓朝の反日プロパガンダに簡単にのせられなくなりつつある(゚д゚)!

上記の戦艦ミズーリに体当りした若者の話を以下に補わさせていただきます。これは、ネットから集めたものを構成しなおしたものです。

この戦艦ミズーリといえば、1945年の9月2日に、このミズーリの甲板で、日本が降伏文書に調印したと、いうことだけが有名です。しかし、この艦には、それ以前に日本の特攻機が突入しました。それは、記録映画にも残っています。その映画のキャプチャ画像が以下の写真です。



この特攻機は、突入成功して、戦艦ミズーリにへこみを作りました。へこみは、作り火災は起こしましたが、それ以上の大きな被害はありませんでした。この特攻した零戦も、タイヤが上向きになってこのあたりに転がりました。

そうして、ゼロ戦を操縦していたパイロットの上半身が、顔も、顔もよく分かる状態で、そこに転がりました。それをミズーリの水兵や士官たちが、自分たちを殺しに来たゼロ戦のパイロットということで、ののしりながら蹴っていたところ、そこの上から、キャラハン艦長が、やめろと声をかけたそうです。「その若者は俺たちと同じじゃないか。この弾をかいくぐって立派に突入を果たした、祖国を守るために戦ってる若者だから、ちゃんと弔おう」と語りかけたそうです。


そうすると、皆が納得して、艦内で、白い布と、赤い布を探して、日本の旭日旗を作って、その旭日旗で、ご遺体をくるんで、アメリカ海軍の正式な海軍葬が執り行われたそうです。、この特攻隊員の名前は、石野節雄という方で、享年19歳でした。岡山出身の、元は鉄道員だったそうです。

さて、ハワイには、World War the Second Valor in the Pacific National Monumentという。真珠湾の戦いの記念館があります。この一体は、大きな国立公園として存在しています。下の写真が、その記念館です。


受付がこうあって、そしてこの記念館に入っていきますね、2つ建物があって、その一番最初の、入り口のところにある展示なんですよ。説明なんですよ。だからこれが、この記念館全体を説明してるわけですが、さあ、そこに何て書いてあるかというと、以下の様なものです。


このタイトルは、A Gathering Storm、迫り来る嵐という意味です。Conflict is brewing in Asia. その、アジアで紛争が起きましたと続いています。そして、古い世界が変わりつつあってと続いていて、、そしてここその下に、Two new powers, the United States and Japan, are rising to take leading roles on the world stage. つまりこれアメリカと日本を全く対等に考えていて、その、世界の舞台で、新しい主導的な役割を果たそうと、アメリカと日本が勃興してきたと書いてあります。

そうして、当時の海軍力において日本が最先端で、アメリカより上で、特に、大きな軍艦ではなくて、飛行機こそ、大事だってことを教えてくれたとかいてあります。教えられたのが真珠湾攻撃であって、真珠湾で徹底的にやられたので、アメリカは日本の方が正しいと反省をして、そして航空戦力を強くして、翌年の1942年6月のミッドウェー海戦でやり返して祖国を守ったと書いてあります、非常にフェアな、展示がしてあります。

空母赤城やその艦載機の展示もある
この記念館の展示や、先のミズーリの記念館では、戦後70年の節目に特攻隊の隊員の遺品を今年陳列することなどを考えると、日米は大戦争を互いに敵として戦ったのですが、記念館などでは、このようなフェアな扱いをしています。

そうして、アジアでは最後の最後まで戦い抜いたのは、日米です。死傷者の数も、日米双方が群を抜いて多いです。

そうして、今日旧敵国であった米国はこのようなフェアな態度で戦後七十周年を迎えています。

しかし、ご存知のように中韓北朝鮮はそうではありません。中国や、韓国の戦争の歴史を伝える資料館などでは、日本は完璧な悪者です。ありもしなかった従軍慰安婦や、残虐の限りをつくしたことになっています。

中韓北朝鮮は、戦争中に日本と戦ったこともなければ、日本に侵略をされたこともありません。現代中国は日本と戦争をしたことは一度もありません。戦ったのは、あくまで中華民国であって、中華人民共和国ではありません。

韓国も、北朝鮮も日本と戦ったことはありません。戦争中は、両方とも日本が統治していました。その統治も侵略ではありません。あくまで統治であって、統治下において、はじめて、朝鮮は近代化をすることができ、近代国家のインフラはすべて日本が構築して、今日の両国の基礎を築いています。

大東亜戦争で戦いもしなかった国、侵略もされていなかったこれらの国々から、侵略を受けたとか、戦って多くの犠牲者を出したなどといってもらいたくはないし、さらには、戦勝国面もされたくありません。

アメリカ側も、そう思っている人もいるのでしょうか、本日以下のような記事を発見しました。
【米国】アメリカの政治家たちが続々と韓国政府発行の『慰安婦の冊子』の受け取りを拒否・・・「莫大な日本のロビーのせい?

韓国政府が発行した最初の日本軍慰安婦被害者ハルモニに関する冊子が、アメリカの政治家たちから続々と受け取り拒否をされている事が分かった。

日本軍慰安婦関連の真実を知らせるための日本軍慰安婦被害者の口述記録集『トゥリナヨ(聞こえますか)』 を、韓国政府と民間が共同でハングル・英語版で製作して配布するという韓国政府の構想も、その意味が薄れて行く危機に見舞われているようだ。

特に来る29日に近付いた日本の安倍晋三総理のアメリカ上下院合同演説を控え、アメリカの政治家たち の慰安婦冊子拒否の動きが現われただけに、迅速な対策が必要であると思われる。

慰安婦口述集『トゥリナヨ(聞こえますか)』英語版の配布をアメリカで担当するアメリカ国内の韓人(コリアン) 社会的企業『メディア・ジョア(Media Joha)』のハン・ジス代表は11日(現地時間)、「トゥリナヨ(聞こえますか) の英語版を配布・伝達する過程で、少なからずのアメリカの政治家たちがきっぱりとこの本の受け取りを断り、非常に驚いている」と話した。
原文は、ハングル語ですが、Google翻訳をすれば、何とか読むことができます。上の文書も翻訳したものです。米国の政治家らも、ようやっと韓国の嘘に気付き、虚偽情報である冊子の受取拒否を刷るようになったのだと思います。

この受取拒否に関して、韓国側では日本による米国へのロビー活動によるものと判断しているようですが、そんなことはありません。韓国側は、自分たちがここしばらく、かなり熱心にアメリカの州などにロビー活動を行ってきて、アメリカに慰安婦像を建てること等に成功してきたので、日本も同じようなことをした結果なのだろうとみなしているのだと思います。

しかし、そんなことはありません。米国の政治家も、韓国の幼稚なブロパガンダには簡単には騙されなくなってきたというだけです。

それに、アメリカの政治家も、韓国の歴史歪曲を認めていれば、中国のそれも認めなければならず、そんなことはできないということに気付き始めたのだと思います。

このブログにも以前掲載したベノナ文書によれば、日米が戦争する必要生など全くなかったことが理解されつつあるのだと思います。その背後には、アメリカには政府中央に三百人もの当時のソ連スパイが潜り込み、日本の近衛内閣にもソ連スパイが浸透しており、両国のこれらのスパイが、日米を互いに戦わせるように仕組んだことがようやっと理解されるようになってきたのだと思います。

そうして、ソ連崩壊後に明らかにされた、ソ連の機密情報でも、そのことが裏付けられ、ソ連崩壊後小国に過ぎなくなったロシアに変わって、中国が台頭しており、その中国がかつてのソ連のような活動をし、アジアにおいて覇権を強めようとしてることがはっきりしています。

米国の国益を考えるにしても、中韓などによる反日は、良いことではないことに、親日派、知日派のアメリカの政治家は前から知っていましたが、そうではない一般の政治家にもかなり認識が浸透したのだと思います。

在りし日の特攻隊員たち
そうして大東亜戦争は、欧米列強による世界的な支配日本が阻止した戦いでもあり、全世界の有色人種の未来を担った戦いだったことを考えると、中国や朝鮮の反日は本当に理解に苦しみます。もし、日本があの戦争をしていなかったら、中国は未だに列強に支配されていたかもしれません。北朝鮮・韓国などはロシア領になっていたかもしれません。

戦後70年の今年、もっと多くの日本人が、中韓などの幼稚な反日ブロパガンダの呪縛から自らを解き放つ時だと思います。

本日は、統一地方選挙の日です。皆さん、投票はすませましたか。安全保障は、国レベルでも重要なのですが、地方でも重要です。中韓は、両方とも反日活動を強力に推進していますが、その反日インテリジェンス活動には大きな違いがあります。

おおまかに言うと、中国はメディア活用 韓国は地方から展開という違いがあります。韓国は地方自治体、民間団体、個人による積極的な活動がみられ、慰安婦や竹島、日本海の「東海」呼称で「強い働きかけ」を展開しています。米国内では、在米韓国人が活発に動いてロビー活動を実戦しています。

竹島に関する情報戦略については「領土問題ではなく歴史問題と主張し、竹島の歴史を自国の主張に沿うように解釈している」と外務省は分析しています。

とにかく、地方自治体に対する韓国人の働きかけは、かなりのものがあり、ここ札幌市では、地下鉄の案内標識にはハングル語表示もあります。驚いたことに、札幌市役所前には、韓国旗が掲揚されています。

韓国旗が掲揚されている札幌市役所前


地方自治体もぼんやりしていると、韓国勢力がどんどん浸透してしまいます。これは、札幌だけではなく、他の自治体にも多く見られることです。非常に危機感を感じます。だから、選挙では、こうしたことを防ぐような人が、市議や知事になっていただきたいものです。

私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

【関連記事】

アメリカを巻き込んだコミンテルンの東アジア戦略―【私の論評】他の陰謀論など吹き飛ぶ! これこそ陰謀中の陰謀だ! 世界は、日本は、あなたはとうに滅亡したソビエトにまだ欺かれ続けるのか?





【関連図書】

インテリジェンスを軽視する国は、かつての日米のように、ソ連のコミンテルンのような存在に翻弄され続けることになります。以下の書籍は、インテリジェンスを考える上で、非常に参考になります。

ヴェノナ
ヴェノナ
posted with amazlet at 15.03.13
ジョン・アール・ヘインズ ハーヴェイ・クレア
PHP研究所
売り上げランキング: 407,710

情報亡国の危機 ―インテリジェンス・リテラシーのすすめ
中西 輝政
東洋経済新報社
売り上げランキング: 27,483

2014年8月31日日曜日

若い頃は経験すべき?それとも貯金すべき?-【私の論評】ちょっと待ってくれ、貯金と経験がトレード・オフの関係になってしまったのはデフレのせいではないかい?若者はデフレ脳から脱却しもっと政治・経済に関心をもて、選挙に行け(゚д゚)!

若い頃は経験すべき?それとも貯金すべき?

いつも奇抜なファッションでファンを魅了するレディー・ガガ。すごくない?
普通ならとてもできないが、若ければできる。それが若さの特権だったはず。


「若い頃はお金を使ってでも経験しろ」なんてよく聞きますよね。でも正直お金がないのも若い頃。お金を使ってでも経験、それともコツコツ貯金貯金、どちらを優先すべきでしょうか?

「大人の方へ!!」

回答は「どちらも正解」、「出世したいなら経験、堅実に生きるなら貯金」、「やっぱり経験」という声が多め。その中でも、自分はどうすべきか考える時のポイントを3つご紹介します。

■どちらを選んでも「後悔」する

まず心得たいのは、「どちらを選んでも必ず後悔する」こと。

「どのみち後悔しますよ・笑。お金を使ったなら、ああー、あのお金をもっと有効なことに使うか貯金していたら今頃はーって思うし、お金をやたらじっとり貯めこんでいたら、ああーこんなつまらない人生なら何かぱあっと使えば良かったーと思うし」(erer4649さん)

後悔しないなんてあり得ないことを、わきまえておきましょう。

■どちらを選んでも失敗するケースも

一方でdemergerさんは、どちらを選んでも失敗するケースを紹介。

「『自分に投資』をやみくもに、目的も無く散漫に進学し資格収集し『学んでいるつもり』ならば、単なる自己満足。それは『死に金』(中略…)(コツコツ貯金も)『真面目』=『自分の頭で何も考えず、他人が言うがままに働く』などとはきちがえていると、それは『死に時間』」

「死に金」「死に時間」ゾッとする言葉ですが、つまり自分の意志が大切。

「『どのような自分になりたいか』が明確でないと、どちらであっても『死に金』『死に時間』だけが積み重なるだけです」

自分と向き合い、自分の興味や意志の対象を明確にしていくことも大切ですね。

■取り返しのきかない「若さ」

大事なのは、「若さ」という意見も。

「気にすべきとこはお金の使い道でなく、その若さ。若くしても老いてもお金は貯金できる。老いてから若かった自分に対して投資はできない。使いなさい。生き金死に金気にしちゃいけない。貯めなきゃならなくなってから貯めなさい」(sundaraさん)

「若いうちの失敗はいくらでもやり直しが効きますからね」(noname#197439さん)

「経験=挑戦・失敗・やり直し」。それ相応の、体力・知力・時間も必要です。年を重ねるほど老化するだけでなく、結婚・子育て・介護…と自分の時間も減るもの。「若気の至り」という言葉もある通り、失敗できるのも若いうちですよね。若さの意義も、しっかり考えておきましょう。

最後にta72さんが紹介した言葉も、参考になります。

「貯めれば金が残る。使えば経験が残る。貯めれば貯め方が分かる。使えば使い方が分かる。使い過ぎたら借金が残るが貯め過ぎても残るのは数字(中略)…貯めたければ、まず入れ物(器)を広げる事。貯めるのは大きく使う為、使うのは器を広げる為。どちらにしろ、金は使う物」

宮野茉莉子(Miyano Mariko)

【私の論評】ちょっと待ってくれ、貯金と経験がトレード・オフの関係になってしまったのはデフレのせいではないかい?若者はデフレ脳から脱却しもっと政治・経済に関心をもて、選挙に行け(゚д゚)!

上の記事では、大人たちが最もらしいことを書いていますが、この人達もデフレ脳に侵されているのではないかと思ってしまいます。

デフレ脳とは、デフレが所与の条件(変えることのできないもともと与えられている条件)となってしまっていて、それを前提に物事を考える思考のことをいいます。

エコノミストの村神尚己氏が良く遣う言葉です。デフレ脳になっているという査証として、貯金と経験がトレードオフの関係になってしまっているという事実があります。

最近の若者は堅実に貯金する人が増えているというが・・・・・・・・


今は、特に若者の貯金と、経験がトレードオフの関係になってしまっているようです。

トレードオフの関係にある事柄は、全体をみることと、長期・短期ともにみることが重要です。

全体では、良いことなのか、悪いことなのか、長期・短期的にみて良いことなのか、悪いことなのかをバランス良く考えて意思決定をする必要があります。このバランスが重要です。

トレードオフとは、経済学でも良く使われる言葉です。

トレードオフ(英: Trade-off)とは、一方を追求すれば他方を犠牲にせざるを得ないという状態・関係のことです。トレードオフのある状況では具体的な選択肢の長所と短所をすべて考慮したうえで決定を行うことが求められます。また、トレードオフ選択しなかったことによる損失を「機会費用」と呼びます。

これって、この定義だけでは良く理解できないと思いますので、経営学の大家ドラッカー氏があげた三つの例を以下に掲載します。



まずは、会社を経営していく上で、短期と長期のトレードオフをバランス良く考えていく必要があります。

目の前の短期のことだけ考えていれば、長期的には会社の将来は危うくなります。とはいいながら、会社の10年後、20年後のことばかり考えていれば、短期的なことが疎かになり、すぐにても会社は危うくなります。

これをバランス良く考えていく必要があります。場合によっては、短期的にみれば多少効率を落としてでも、長期に備え場合だってあり得ます。

第二に全体と個のトレードオフです。全体とは、たとえば会社全体と、その一部の課との関係などもトレードオフの関係にあります。ある課にとって非常に良いことが、実は会社全体にとっては良くないことなどはいくらでもあります。それとは、逆に会社全体にとっては非常に良いことが、いくつか課にとっては悪いことで、全体を良くしようと考えるあまり、複数の課を駄目にしてしまうこともあります。これもバランスをとって考えなければなりません。

第三に、特に民間営利企業では、利潤に関するトレードオフがあります。たとえば、販売促進費を際限なく、かけれは、確かに売上はあがります。しかし、利益はでません。適当なところでバランスをとらなければなりません。

そうしてこの長期デフレのせいで、企業でも個人でもトレード・オフになる事柄が非常に増えてきました。デフレでなければ、特に若い時の貯金と経験がトレードオフになるということはあまりありません。

今でもバイト学生は多いが、稼げる金額は・・・・・・・・


自分の経験でも、バブルではないものの少なくともデフレではなかった自分の学生時代には、随分と金を稼いだものです。毎月最高で、30万くらいは稼いでいました。家庭教師、その他もろもろ合わせるとそのくらい稼いでいる連中は他にも結構いました。何も珍しい存在ではありませんでした。今なら極めて珍しい部類にはいるのでしょうね。

私は、金を稼ぐなどということは、あまり上手ではなかったのですが、この時期にいろいな友人が稼ぎがたをいろいろと教えてくれました。楽なものから、厳しいものまで、いくつもありましたが、やはり厳しいほうが稼ぎが良かったのて、厳しいほうを選びました。とは、いっても主に頭を使うものだったので、時間をかなりかけるとか、体自体は酷使するものではありませんでした。

別の角度からみれば、楽といえば、楽でした。今でいえば、エクセルのまともな表を作れれば、それで結構金になる時代でした。ただし、まともという意味は、ただ表がつくれるということではなく、現場できちんと役に立つ表という意味です。

これに関しては、大学の先生をかなり活用させていただきました。現場で必要になる知識を統計学の先生やら、コンピュータ・サイエンスの先生に良く質問に行きました。どの先生も前もって予約しておけば、快く応じていただけました。これは、学校の勉強と、現場での仕事(平たくいうとお金)が結びついた素晴らしい好循環でした。

なにせ、金になるということで、勉強にも、先生への質問もかなり熱心になります。それが、相手に伝わって様々な知識というか、そこまではいかないようなノウハウなどもたくさん提供していただいて、大助かりでした。教授の側も、自分たちの学問が現場でどのように活用されるのか、興味津々だったようです。

こんな時に、貯金と経験をはかりにかける人など誰もいませんでした。親からの仕送りがないとか、少ない人でも、バイトをすれば、何とか学費くらい稼げたし、返却しなくても良い奨学金をもらってい人もいました。院生で本当に優秀な人は毎月7~8万程度もらっていて、それは返却しなくても良いそうで、その他バイトをあわせると楽々と学業に勤しむことができました。

最近は若者の海外旅行離れも進んでいるという

ただし、私は貯金はあまりできませんでしたが、いろいろと経験はそれなりにつめたと思います。それが良いことだったどうかは、いまもってわかりませんが、その頃の経験も含めて、今の私がかたぢづくられているのは、間違いありません。

思い返してみれば、帝国ホテルであの、美味しい、ロースト・ビーフのワゴンサービスなど食したのもあの頃でした。これって、世界のどこよりも美味しいと思います。最近は、ほとんど行っていないなぁー。

国内旅行や海外旅行なんてもの結構やっていました。1年休学して、一年間海外旅行と金稼ぎなどという馬鹿真似もしでかしました。それは、それで良いことだったと思います。後で親にバレてこっぴどく叱られましたが・・・・・。

帝国ホテルのロースト・ビーフのワゴンサービス
目の前できりわけてくれる

それにしても、こんなことをしてるのは、自分だけかと思っていたら、海外に出かけると、そういう変な奴が一杯いました。

しかし、こんなことをしていても、就職の時期になれば、家に帰ると、その頃は印刷媒体が中心だったので、リクルートなどから山ほどいろいろな資料が山積みになっていて、就職も適当にやっていれば、何とかなるという雰囲気でした。

確かに、私自身も、周りをみていても、そうでした。第一志望が駄目でも、似たような業界の第二、第三志望くらいはどうにでもなるという感じでした。院生ならば、ほとんど何も就職活動をせず、教授の紹介で、自分が院生のときに実験していた事柄と同じような基礎研究ができる企業に就職している人もいました。

とにかく、よほどの事がない限り、就職に完璧に失敗するなどということはありませんでした。一部、変わり者が、大学や大学院を卒業しても、職に就かないというものもいましたが、そういう人も、それなりに自分の夢を叶えたり、中途入社して何とかなっていたというのが普通でした。

大学時代や、就職しても若いうちはなかなか貯金がたまらないというのは、普通のことでした。しかし、そうであっても、いずれ結婚し、結婚するとそれなりに貯金もするようになり、まあ何とかという状況でした。

そうです。当時は、中年以上ともなれば、失敗すれば、取り返しがつかないと思われていましたが、若ければ、特に長期完全失業とか、派遣などということは考えられませんでした。それが若さの特権と信じて疑いませんでした。

これは、おそらく現在の45歳以上の人の若いころはそうだったと思います。特に五十歳以上で、70歳以下であれば、完璧にこの範疇にはいると思います。これは、バブルの時代まっただ中での青春でなくてもそうでした。

しかしいつのまにやら、世の中はデフレに見舞われ、私の身の回りでも、新卒が明らかに変わってきたことがわかります。たとえば、札幌の大学に四年間いたというのに、薄野(すすきの)にほとんど行ったことがないとか、飲むとすれば、家飲みがほんどだったりとか、それに最近では、大学や大学院を卒業しても、奨学金数百万の借金があるということが珍しくはないようです。

であれば、最近の若者は、経験を後回しにして、貯金に励むのは当然のことと思います。貯金と、経験がトレードオフの関係になるのは当然のことと思います。

私の若い頃とは全く違うということです。それにしても、全くつまらない世の中になったと思います。

昔の若者だと、大学や大学院など卒業した新人など、たたくの何やらの埃がてできました。たとえば、学生時代にこんな変わったバイトをやっていましたとか、海外でこんな馬鹿真似をしていましたとか、いろいろでした。それなりに、面白い経験をしていきている人が多かったものです。

しかし、最近ではそのようなあまりなく、あったとしても、ありふれたバイトで、後は学生生活だけで、まるで無色透明のような学生生活を送ってきた人が多いようです。

そうして若者がそうなったことの原因としては、やはり、あまりにも長い間デフレが続いて、将来に希望が持てなくなっているということがあると思います。

だから、若いうちから、貯金と経験がトレードオフになってしまっているのです。

いつまでもデフレであり続けることはキモい 過度のデフレ脳もキモい


多くの人は、先にも述べたようにデフレ脳になってしまっているため、これが普通のように思っているようですが、それは完璧に間違いです。

デフレは、経済の癌ともいわれるように、異常状態です。これは、普通経済循環である、不景気、景気を繰り返すパターンから完璧に逸脱した、人でいえば癌ともいえる、異常な状況です。

しかし、日本では、デフレのことを不景気くらいに思っている人が多いてす。これは、完璧にデフレ脳です。

デフレ脳になってしまえば、このブログの冒頭の記事のように、若者の経験と貯金がトレードオフになるのが異常と思わず、あたり前に思ってしまうのです。

若者の経験と、貯金がトレードオフとなる世の中は、異常です。若ければ、貯金がなくても、後から頑張れば、何とでもなるのが普通です。就職して頑張れば、貯金もできて、様々な経験もできるのが若者の特権であったはずです。

この特権がなくなった社会は異常です。

これがない世の中は、進歩しません。若いうちは、なかなかオリジナルなことは考えられませんが、いわゆるリミックスということを実践していけば、いずれオリジナルなものもたくさん生まれてきます。れそがない世の中は、進歩がありません。

リミックスについては、このブログでも以前紹介したことがあるので、その記事のURLを以下掲載します。
『海賊のジレンマ』が教えてくれる「未来のアイデアを育てる」方法−【私の論評】単なる天才のひらめきで、イノベーションはできない体系的なRemixのみが社会を変える!!
レディガガのアルバム、The Remix

詳細は、この記事をごらんいただくものとして、リミックスについて説明した部分のみを以下に掲載させていただきます。
新しいものが、全くの無から生まれてくることはありません。バッハも、同時代の先輩格のビバルディやコレルリの曲を何曲も編曲して新しい楽曲を生み出しています。特に、バロック時代にはそのようなことは、日常茶飯事に行われていました。今のように著作権法などはありませんでした。このようなことを行っていくうちに、バッハも自分独自の素晴らしい楽曲を作成するに至りました。アインシュタインだってそうです。彼自身が、自分がやったことは、過去の人がやったことに1%を付け加えたに過ぎないと言っています。その1%が素晴らしいことだったのです。彼でさえ、99%は、リミックスだったのです。
特に、社会変革に関する企画に関してはそういうことがいえます。今まで社会でどの時代のものであれ、うまくいったことは、すべて手本にすべきです。近江商人など昔の商人のやったことだって、多いに役立ちます。だから、過去に行われたこと、現在多くの人が行っていることは、徹底的に調べて、まずは、著作権法、商標法などに違反しないかたちで、複写・変形・結合することによって、新しいものを生み出すべきです。
複写・変形は、すぐに著作権侵害をしてしまう恐れがあります。ただし、誰が最初にやったのかわからない形で、世の中に広まってものは、そのようなことはありません。複数のものを結合して新しいものをつくってしまえば、それは最早、複写・変形の域を超えています。だからこそ、結合が重要なのです。そうして、努力を重ねて、さらに運がよければ、アインシュタインのように、1%の全く新しいものを付け加えられるかもしれないです。そのとき私たちは天才と呼ばれるのかもしれません。しかし、天才と呼ばれることがなくても、商売や事業は十分やっていけます。だから、凡人は、まずは、リミックスすべきなのです。
リミックスは、若かった頃の、スティーブ・ジョブズも、ビル・ゲイツだってやっています。今のアップルだって、マイクロソフトだって行っています。アートの世界もそうです。

特に、若者は、若い内に徹底的に先人の業績を研究し、真似して、リミックスを実践すべぎです。

そんな時に貯金だけしていては、将来の芽をつんでしまいます。ただし、残念ながら、今は貯金と経験がトレードオフの関係にあることも事実です。

であれば、今の若者には、倹約して貯金もしつつ、経験もたくさん踏んでいただきたいものです。お金をかけなくても、経験をつむことはいくらでもできます。たとえば、恋愛とか。これも、最近の若者はあまり経験していないようです。

それとか、最近では、電子書籍などでも無料のものが結構提供されています。確か福沢諭吉の『学問の進め』など、AmazonのKindleで無料で提供されていました。その他、多少お金はかかるものの、安いKindle本や、文庫本などもたくさんあります。

それに、大学生や院生であれば、自分の担当教官だけでなく、大学中の先生から知識やノウハウをいただくこともできます。

それに今の時代、インターネット、スマホ、タブレットなどありますし、若者はこれを多様しているはずですから、LINEなどの内輪の話だけではなく、いろいろ自分なりに勉強した上で、世界中の人からいろいろなことを聴いて回ることもできますから、これを利用しない手はないと思います。

とは、いいながら、これだけだと実体験はなかなか積めないですから、やはり、これから世の中を変えてまともにしていかなければなりません。

デフレ脳に陥っている人はマインド・コントロールされているようなもの


十五年以上も、デフレが続いている国など世界広しといえども、日本しかありません。この状況は打破しなければなりません。

であれば、若者も政治・経済に興味と関心を持ち、選挙にも行って、デフレ脳で完璧に腐った頭の政治家に票は入れずまともな政治家に投票すべきです。そのためにも、ある程度勉強しなければならないと思います。

そうして、様々な経験が積めるような世の中にして、楽しいことも、大変なことも経験すべきです。それか、次世代を進歩させます。貯金と経験がトレードオフになる世の中は、進歩しません。

私は、そう思います。皆さんは、どう思いますか?

【関連記事】

『海賊のジレンマ』が教えてくれる「未来のアイデアを育てる」方法−【私の論評】単なる天才のひらめきで、イノベーションはできない体系的なRemixのみが社会を変える!!

なんかヘンだよ?「スマート家電」 いちいち「タッチ」面倒くさい−【私の論評】Everything is a Remix?!!




【関連商品】

海賊のジレンマ  ──ユースカルチャーがいかにして新しい資本主義をつくったか
マット・メイソン
フィルムアート社
売り上げランキング: 338,633


Remix
Remix
posted with amazlet at 14.08.31
Lady Gaga
Universal Import (2010-05-11)
売り上げランキング: 66,082


インフレ貧乏にならないための資産防衛術
東洋経済新報社 (2014-06-27)
売り上げランキング: 39,638




2013年7月21日日曜日

投票に行こう 「次の6年間、後悔しないために」―【私の論評】議員の身分保障を考慮に入れると、馬鹿やスパイを議員にしてしまえば、莫大なお金と時間を無為どころか、まともな国であれば犯罪とみなされることに遣われることにもなりかねない!!

投票に行こう 「次の6年間、後悔しないために」

有権者の声は届くか?

酷暑の中の選挙戦だった。各党の党首や候補者たちは、顔を真っ黒にしながら、汗だくになりながら、全国で声をからした。

しかし、政治家が熱く支持を訴えれば訴えるほど、多くの有権者の心は冷めていったのではないか。

選挙戦序盤から大勢は決していたも同然だった。本紙でも「自公、安定多数確実」「与党圧勝へ」と報じてきたし、他紙も似たり寄ったりだ。その流れは今も変わらない。だから、みんな冷めてしまったのか。でも、それでいいのか。

「本当に民主党の議員でいいですか?共産党の議員でいいですか?」

選挙戦終盤、日本維新の会の橋下徹共同代表がある街頭演説で述べた言葉だ。さすがの政治カンというべきだろう。なぜなら、今回の選挙戦は「自民党独り勝ち」の情勢が伝わるに従い、「誰を当選させるべきか」から「誰を落選させるべきか」へとその本質が変化していたからだ。

菅直人元首相が、今回初めて解禁されたブログという武器を使って、「比例は自民党に投票しない『落選運動』の呼び掛け」と題する書き込みをした“事件”は、そのことを悲しいまでに象徴している。 
今回の選挙では、その存在意義が問われたものが3つある。

一つは、参院という議院そのものだ。長年の衆参ねじれによって、参院は「良識の府」から「政争の府」へと変貌し、その存在が「決められない政治」の元凶と指摘されるようになった。こんな集団はいらないと国民が思い始めたタイミングで、今回の参院選が行われたわけだ。

この記事の続きはこちらから!!

【私の論評】議員の身分保障を考慮に入れると、馬鹿やスパイを議員にしてしまえば、莫大なお金と時間を無為どころか、まともな国であれば犯罪とみなされることに遣われることにもなりかねない!!
国会議員の身分保証は手厚い!!
今回の参院選挙は、明確な争点がないため、あまり投票率は高まらないことが予想されます。私は、野党は増税反対をきちんとした背景を交えてこれを争点に持っていければ、かなり盛り上がる選挙になったと思うのですが、残念ながらそのような動きは出ず、増税に大反対しておきながら、金融緩和にも反対するというちぐはぐなことを言う政党があったりして、これでは盛り上がりに欠ける選挙となるのもいたし方ないと思います。


しかし、上の記事でも指摘しているように、参議院議員はいったん議員になってしまえば、6年間議員であり続けられるわけですから、やはり後悔しないためにも、何らかの形で投票はしておくべきです。日本の場合、誰もが投票できますが、アメリカなどの場合、選挙をするためには、一定の手続きをしてからでないと、投票そのものができません。黙っていても、投票の案内が送られてくるということはありません。

この6年間の参議員議員の身分保障の中にはいろいろありますが、まずは6年間寝ていようと、何をしていようと、犯罪でも起さない限り、身分保障がされます。そうして、犯罪ということでは日本は、諸外国と比較すると、犯罪の範囲も狭いです。他国では、犯罪と見なされることでも日本では犯罪にはならないということがあまり多すぎます。だから、へたをすると、参議員議員になっている間にせっせと、意図して意識して犯罪行為を行うということも十分ありえるわけです。

有権者にとって選挙は国の針路、国民の生活をどの党に託すかという選択ですが、一部の候補者には選挙が「就職活動」としか見えていないようです。参院選はわずか「17日間の選挙戦」で当選すれば6年間議員の身分が保障されます。

しかも、歳費(給料)の年間約2200万円(2014年まで2割カット)、それに「文書通信交通滞在費」が年間1200万円支給されます。これは非課税でありサラリーマンの課税所得に換算すると約2666万円に相当します。加えて、選挙区との通勤に使うJRの無料パスや無料航空券が平均で181万円、外遊のための議員旅費が約55万円、合わせて約5000万円です。6年間に得られる収入はサラリーマンの生涯賃金に匹敵する3億円にのぼります。


ただし、選挙には多くの時間と、費用を必要とし選挙に出るということになれば、勤め人であれば、職をなげうってでもやらなければならないということも事実です。だから、確かに濡れてで粟ということではないのですが、今回の選挙で自民党公認となれば、賭けとしては、かなり有利な賭けであることは確かです。

しかし、そうはいっても、国会議員ですから、まともなことをしてくれれば、これだけの身分保障があるのであるのは当たり前のことです。こういう身分保障がなければ、たいした仕事ができないということも事実です。豊な大国日本の日本のために日々働く議員がこのくらいの身分保障があるのは当たり前のことと思います。

しかし、日本の法律にはまだまだ穴があって、議員の中には、過激派の後押しを受けている議員や、韓国で反日デモに参加してる議員などもいます。そもそも、日本以外なら議員になることが到底不可能な人たちも議員になっています。こんな人たちを当選させて良いのでしょうか。反日勢力の資金源になるだけです。

北海道では、随分前のことでしかも衆議院議員ということで、参議院議員ではありませんが、北教組の不正献金問題がありました。これについては、このブログにも掲載したことがありますので、そのURLを以下に掲載します。

北教組不正献金:木村被告、起訴内容認める 禁固6月求刑―民主党の倫理崩壊は定着した!!

北教組から不正献金があった小林千代美議員結局辞任しました。献金を受けた小林千代美議員がそのまま、議員を続けていれば、北教組のために、活動したり、資金や時間を用いたことは明白だと思います。

この事例などまだましなほうで、まだまだとんでもない議員がいて、日本を弱体化するために日々活動してお金を遣っているものがいます。

このような人びとに鉄槌を下すためにも、本日の選挙是非行って大切な権利を行使すべきと思うのは私だけでしょうか?ちなみに、私はすでに、不在者投票を木曜日にすませました。本日は、休みではない'(普段から日曜日は休んでいません、これが年中無休のチェーンの役員の宿命だと思っています)ことが前からわかっていたので、投票しました。とにかく、日本の敵を議員にさせないため、あるいはそこまでいかなくても、少しでも不利になるように、投票しました。そうしないと後で後悔すると思ったからです。皆さんは、どう思われますか?

【関連記事】

都議選と国政選挙の相関関係を分析すると見えてきた「自民党73議席、民主8議席」という参議院選挙予測―【私の論評】 自民党参院選大躍進の予感!!安倍自民党が思った通りの経済運営ができデフレから脱却できる(゚д゚)!

若者が選挙に行かないとどれだけヤバイのかが一目で分かるシンプルなデータ―【私の論評】今回の選挙は、若者にとって重要!!普段は選挙に行かない人でも今回だけは行こう!!

「無知」が選挙争点になっているアメリカ ティーパーティーに誰が金を払っているのか―日本も似たり寄ったり?(アメリカのシンクタンクのリスト掲載)

【関連図書】


選挙 [DVD]
選挙 [DVD]
posted with amazlet at 13.07.21
紀伊國屋書店 (2007-12-22)
売り上げランキング: 938





知っておきたいネット選挙運動のすべて

商事法務
売り上げランキング: 184,811




選挙ってなんだ? ~最年少政令市長が提案する制度改革~ (ワニブックスPLUS新書)
熊谷 俊人
ワニブックス
売り上げランキング: 16,664

比、中国との合意否定 「大統領承認せず無効」―【私の論評】国家間の密約 - 歴史的事例と外交上の難しさ

比、中国との合意否定 「大統領承認せず無効」 まとめ フィリピンと中国の間で、南シナ海のアユンギン礁をめぐる密約の存在をめぐって対立が深まっている。 中国側は密約の存在を主張、フィリピン側は否定。真相は不明確で、両国の関係悪化が懸念されてる フイリピン マルコス大統領  フィリピ...