2012年3月31日土曜日

恥をかかずにレストランでワインを注文する6つのコツ: −【私の論評】ワインとチーズのマリアージュについても是非知っておこう!!

恥をかかずにレストランでワインを注文する6つのコツ:


ワインは堅苦しく難しいものだと思われがちです。しかし、実はそんなことはありません。もちろん料理の種類ごとにあう香りというものはありますが、どのみち人の味覚は一人一人で異なるのであり、ただそのときの食事にあったワインを注文するコツを知っていればいいのです。 これは思っているより簡単です。米Lifehackerではワインの専門家を呼んでワイン選びのコツを教えてもらっているので、ぜひ参考にしてください。  
この記事の続きは Lifehackerで!!



【私の論評】ワインとチーズのマリアージュについても是非知っておこう!!



このブログ、古くから購読せれている皆さんは、ご存知だと思いますか、実はうちの会社では、以前"リストランテ・ル・ブォン"という名称のレストランを運営していたことがあります。このブログは、このレストランを意識したからこそ、"Funny Restarant"と名付けました。しかし、これは、2008年にクローズしました。


会社でレストランを運営していたので、やはり、勉強になったことはいくつもあります。このなかで、一番得したと思ったのは、"ワインとチーズのマリアージュ"を知ることができたことです。これに関してはただ知識で知ったというより、体感したと言っても良いと思います。ワインは、食文化でもありますので、知識で知るというより、体感するのが、最も良いことだと思います。

上記の記事では、恥をかかない"ワイン選び"のことが掲載されていましたが、これに関しては、本当に上の記事のアドバイス適切なので、私自身が付け加えことなどありません。ですから、詳細は、上記の記事をご覧になっていください。


それに付け加えて、マリアージュのことを知っていれば、かなりワインに親近感がわきますし、何よりも、レストランでのお食事どきにかなり話題を盛り上げこともできます。それに、上の記事に限らず、他のサイトなどでも、このことにほとんど触れられていないので、是非皆さんに知っていただきたいとの想いで掲載させていただきます。

それと、本日は東京にもある、"Hooters"というレストランの写真等を掲載させていただきます。まあ、Hootersの場合は、さほどワインの選び方など、関係ないと思います。そんなことより、ここでは、ウエートレスさんたちに注目すべきです!!それにしても、これらのことは、知ってい恥をかかないどころか、食生活を豊にしてくれると思います。


さて、"ワインとチーズのマリアージュ"の"マリアージュ"とは、フランス語で結婚の意味です。これは、簡単にいえば、ワインとチーズは両方とも発酵させたものであり、非常に相性が良いということです。これだけでは、あまりに素っ気がないので、下に以前掲載した内容をコピペしておきます。

最近はあまり見ませんが、「芸能人格付けチェック」のクイズで二つのうちどちらが高いワインかを芸能人にあてさせるゲームがありました。ぜんぜん当たらない芸能人もいましたね。外れる芸能人がよくいう台詞が「こっちの方が飲みやすいし美味しく感じたから」というものです。

こうした芸能人の人たちは、本当に味のわからない愚かな人たちなのでしょうか?私は一部にはそういう人もいるかもしれませんが、大部分はそうではないと考えています。外れた人の大部分が「こちらのほうが飲みやすいし、おいしいと思った」というのは正直な意見だと思います。

高い赤ワインにはタンニン(お茶の渋みの成分と同じ)ものが多く含まれていて、苦味が強かったりして、そのまま飲むと苦くて美味しくなく感じる場合もあります。高い白ワインは酸味が強烈だったりします。低価格帯のワインは苦味や酸味が少なく、えてしてワイン単体で飲むと飲みやすく美味しく感じます。

少し乱暴ですが、単体で清涼飲料水のように飲むなら、えてして安いワインの方が飲みやすく美味しく感じます。だからこそ、先の高いワインを当てられない芸能人の意見は正しく正直だと思います。

では、苦くてすっぱいワインになぜ、高い価値があるのでしょうか?これに関してはおそらく「チーズとワインのマリアージュを体験された」方には、よくお分かっていらっしゃると思います。

「チーズとワインのマリアージュ」とはこれらの「相性」の良さを示しています。チーズとワインはともに発酵食品で昔から相性が良いとされています。相性の良さについて、説明するのは困難ですが、結局 両者を単独でいただくよりも一緒にいただいたほうがはるかに美味しいということです。

試みに、ワインだけ飲んだ後で、ナチュラルチーズを一口食べてから、ワインを飲んで見てください。特にタンニンの多い赤ワインや酸味の強いドイツワインの場合、その味の変貌ぶりに驚かれると思います。

人によっても感じ方は違うのでしょうが、私の場合はとてもなめらかになりフルーティーで奥行きが深くなったように感じられます。この味の変化はやはり、価格帯の低いワインよりも、価格帯の高めのワインのほうがはっきりします。ビールなどでもこの変化は感じられますが、やはりタンニンや酸味のきついワインで顕著に感じられます。価格帯の低いワインの場合は多少感じられますが、さほどではありません。私は、この味わい、奥行きの深さを知ったときに初めて価値の高いワインの意味が判ったような気がしました。

よく、料理に合うワインなどといわれますが、これと同じ理屈だと思います。

注)上記でいうチーズとは無論ナチュラル・チーズのことです。プロセスチーズではありません。プロセスチーズは製造中に発酵をとめてしまうもので、上記のような効果はあまり期待できません。

みなさんは、どう感じられましたか?前らか知っていた人は別にして、今回始めて知った方は、さっそく試してみてはいかがでしょうか? いわゆるお勉強ではなく、実際に体験してみてわかったときの喜びは格別です。私の場合は、ほんのわずかですが、自分の世界が広がったような気がしました。

チーズとワインの組み合わせというと、どのチーズどのワインということになると思いますが、最初はあまり気にする必要はないと思います。ナチュラルチーズの中で自分の好きなもので試してみると良いと思います。ただし、ナチュラルチーズでもデザート系のものは合いません。通常のものでお試しください。

私自身は、あまりチーズの銘柄には、こだわりません。とにかく、プロセスチーズではない、ナチュラル・チーズがあれば、ワインを求め、逆にワインがあれば、ナチュラル・チーズを求めるという感じで、かなり適当な組み合わせで十分満足しています。それでも、チーズとワインが両方そろえば、ワインだけとか、チーズだけというよりはるかに良いです。最低この二つがあれば、料理など普通であっても、本当にフルーティーで、芳醇ともいえる味を味わうことができます。


このマリアージュに関しては、書籍はおろか、テレビなどでもあまり報道されません。本当に不思議です。いわゆる、グルメを自称する人たちでも、知らない人がいたりして、結構驚かされることがあります。そんな人に会うと、この人は、本当に食通なのかと疑ってしまうときがあります。ただ、高いワインンや、料理を食べているので、とにかく、美味しいと思い込んでいるだけではないかと思ってしまったりします。レストランなんかで、友人や、彼女、彼にこの話を聴かせて、実際にワインとチーズを注文して、その場でこのマリアージュなど体験させてあげると、かなり大盛りあがりになること、請け合いです。




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2012年3月29日木曜日

忙しさを可視化する「プロジェクト横断機能」などが追加! 「ブラビオ・プロジェクト」がバージョンアップ−【私の論評】iPadなどのモバイルで、これを使うとものすごく効率的なのだが?!

忙しさを可視化する「プロジェクト横断機能」などが追加! 「ブラビオ・プロジェクト」がバージョンアップ


以前ライフハッカーでも紹介したガントチャートでプロジェクト管理できる「ブラビオ・プロジェクト」が、このほどバージョンアップ。5人以下のグループならずっと無料で使える、というおサイフにやさしい特長はそのままに、20以上の機能が追加されました。(上画像は、ブラビオ・プロジェクトの画面、クリックくすると拡大します)

【私の論評】iPadなどのモバイルで、これを使うとものすごく効率的なのだが?!



詳細は、上記の記事をみていただくものとして、今回の改定の主なところを以下に掲載します。それと、本日は、いろいろなプロジェクト・チーム等の写真を掲載します。

『プロジェクト横断ビュー』
『タスクリンク』
『マイルストーン』
『達成率の実装』
『ツールバーの搭載』
『CSVファイルの入出力』、『エクセルファイルへの出力』への対応(β機能)

以上を柱に、細部を含めると、20もの機能が付加されたということです。


このサービス、以前もチェックしてみましたが、素晴らしいの一言でした。そうして、横断ビューとか、マイルストーンは、是非とも加えて欲しいと思っていましたが、今回の改定で、それらは付加されるたことは、無論のこと、それ以上の機能がふんだんに付加されました。

5人までなら無料で使えるということなので、大企業でも、いわゆる係、中小でも、課単位なら十分使えます。自営業なら、これで十分です。また、有料版は、ジョイントベンチャーをするようなゼネコンなどはネットワーク管理などが必要ですが、それ以外であれば、どの業界でも十分に使えるものと思います。

私もこれを、無料版で使用しています。今は、個人でカレンダー風に利用しているだけですが、それでも、なかなか使えます。私の場合は、iPadで使用していますが、これはなかなか良いです。

実際iPadで使用してみて、最近なぜ、企業がiPadを導入したがるのか良く理解できました。このようなガントチャートなど、従来は、パソコンのファイルに格納されていたと思います。これだと、パソコンの画面をみないと、チャートを閲覧できません。そうすると、かなり不便です。iPadだと、これをいつも携行すれば、外出先であろうと、出張先であろうと、会議中だろうと、いつでも閲覧したいときに、閲覧できます。

そんなものは、印刷してしまえば良いではないかと思われる方もいらっしゃると思いますが、私のように一人でカレンダー的に使っているのなら、それも可能ですが、普通のプロジェクトでは、少なくも、数人多ければ、数十人はかかわるわけで、これだけ多人数のものを印刷してすべて持ち歩くなどということは、不可能です。まして、今回の改定にあった、負荷状況や、空き状況を俯瞰するようなことは、紙ベースではほとんど不可能です。

私は、残念ながら、一人で使っていて、大人数で使ったことはないのですが、それにしても実際に使っていると、これをIPadで使うことのメリットは、十分想像できます。これは、紙ベースのものは、無論のこと、パソコンベースのものより、はるかに使い勝手が良いと思います。プロジェクトにかかわる人がすべて、iPadにブラビオ・プロジェクトをいれておいて、全員が同じものをみて、同期、共有をしているということは、凄いことだと思います。




会議のときにも、全員で同じものをみて、たとえば、空き状況などみて、プロジェクトを前倒しするとか、組み直すということがかなり柔軟にその場で、すぐにできます。さらに、出張などで、会議に出られなかった人も、同期しているので、すぐにその変更をリアルタイムで知ることができます。

従来、紙で書いたガントチャートや、パソコンに入れたものでは、できないことです。パソコンに入れたものでも、実際に運用する場合は、紙ベースでということが多かったと思います。そうなると、何か変更といっても、変更自体がかなり手間がかかるので、変更もしないで、進めていて、いつの間にか、有名無実になり、マイルストーンもまもれず、最終期限を守るために、残業・徹夜の連続になるということが多かったのではないかと思います。このようなことを防ぎ、より柔軟な管理・調整をするためにも、現在多くの米企業でiPadを導入しているのだと思います。


それから、ガントチャートが描けるアプリなど、App Storeや、Google Placeなどで探してみましたが、「ブラビオ・プロジェクト」に匹敵するような、同期、共有機能など含む高機能なものはありませんでした。これは、先日もこのブログに掲載したように、App Store、Google Placeなどの、課金体制が、月額課金などに対応していないためだと思います。

このような高機能な、サービスでは、一度の課金ということになれば、かなり割高にしなければならなくなります。そうなると、ほとんど売れなくなることになります。かといって、低価格で販売すれば、その後のクラウドの運営が困難になり、ユーザーに末長くサービスを提供できなくなります。だからこそ、「ブラビア・プロジェクト」は、App Storeではなく、iPadに最適化した上で、Web上で提供し、課金も開発会社が、独自で月額課金するという形にしているのだと思います。

先日は、Googleが、月額課金を導入することをこのブログに掲載しました。そうすることにより、Googleは、Google Playで、高機能なクラウドを用いた、Appも提供できるようになると掲載しました。こうなれば、「ブラビオ・プロジェクト」に匹敵するサービスが、Appとして提供されるようになると思います。そうして、他にも高機能なAppが多数提供されるようになれば、Apple側も、月額課金に踏切り、同じようなサービスを提供するようになると思います。


このようなことを通じて、企業ユースでも、かなり使いやすくなると思います。そうして、企業の業務の効率化が図られるようになると思います。しかし、そんなときに、水をさすようで悪いのですが、以下のドラッカー言葉を忘れないようにしたいものです。

「成果をあげるには、自らの果たすべき貢献を考えなければならない。手元の仕事から顔を上げ目標に目を向ける。組織の成果に影響を与える貢献は何かを問う。そして責任を中心に据える」


いくらすぐれた、ツールを用いたとしても、ツールはツールにすぎないわけであって、プロジェクト・チームの全員が成果をあげるために、自らの果たすべき貢献が何であるかがわかっていなければなりません。ドラッカーは、このことのケーススタディーとして、「役に立たない設計図を精緻につくりあげる設計部門ほど、無用のものはない」と語っています。結局いくら、素晴らしい道具を使ったからといって、個々人が貢献をして、成果をあげられないというのであれば、意味はないということです。この前提を忘れないようにして、このようなサービスを使っていきたいものです。





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2012年3月28日水曜日

特報!グーグル、初の月額課金制度を4月にも開始:日経ビジネスオンライン:−【私の論評】月額課金によって、タブレットやスマホは、クラウドを駆使して、世の中を変えていく!!

特報!グーグル、初の月額課金制度を4月にも開始:日経ビジネスオンライン:

 


米グーグルが、スマートフォンやタブレット端末向けのアプリ配信で、初めての月額課金サービスを導入することがわかった。アプリ1本ごとに売り切りにしている現在の課金モデルだけでなく、毎月少額の料金を利用者から徴収できるようにする。 コンテンツの月額課金は、NTTドコモのiモードなどが成功させたビジネスモデル。アプリ開発会社は、毎月継続的な収入が見込めるため良質なコンテンツを開発できる一方、月ごとの課金が少額になるため、利用者の心理的負担も軽くなる。 グーグルが主導するアンドロイド陣営のスマートフォンは台数では
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20120327/230313/

【私の論評】月額課金によって、タブレットやスマホは、クラウドを駆使して、世の中を変えていく!!

 

私自身は、iPadに、iPhoneを利用しているので、この記事は一見関係もないようにみえましたし、他のAppleを使っている人たちも同じように思われているかもしれません。しかし、これは、当面は関係ないかのようにみえて、関係してくることが多いに考えられるので、本日はこの話題にしようと思います。

 

 

詳細は、上記の記事をご覧になっていただくものとして、この方向性は、懸念材料があるももの、我々ユーザーにとっても、開発サイドにとっても良いことになるのではないかと思います。

 

 

まずは、課金に関することですが、前から気になっていたのですが、AppleのApp Storeでは、開発側が、課金のことまで考えたり、管理しなくても、良かったものが、Android Market(現在では、Goole Place)では、これを開発側がやらざるをえず、これが、負担にもなっていたと考えられます。これで、Google側の規制はあるものの、課金に関しては、Googleまかせということになり、開発者にとっては、良いことだと思います。

 

それにしても、現在のAndroidのAppの開発は、ほとんど利益が出ず、かなり開発側のモチベーションは下がっているようです。実際最近あるゲーム開発会社が、Android版のゲーム開発をやめるということを発表しています。AppleのiTunesでのApp販売も、よほどダウンロードされない限り、開発会社にとっては、ほとんど利益が出ていないというのが現実です。これに関しては、以前も掲載したことがあります。なんと、25万ドルもするという話もあります。iPadのアプリなど、数千円もすれば、かなり高いくらいです。であれは、ほとんど利益が出ません。これでは、開発側のモチベーションも下がります。

 

私は、Android端末は、所有していませんが、Android Market(現在のGoogle Place)など何度かみたことがありますが、AppleのApp Storeでかなり豊富なAppを見ていると、かなり貧弱に見えます。それに、Androidならではの、Appというのも見当たらないので、購入したいと思ったことはありません。だからこそ、端末を購入したいということもありませんでした。

 

 

しかし、今回のGoogleの措置によって、これから、良いAppが提供されることにでもなれば、この考えを変えるかもしれません。実は、iPad用でも、月額課金のAppというか、サービスがあります。ただし、これらは、AppleのApp Storeから販売されているわけではありません。たとえば、このブログでも紹介したことがある、ONLINEDESKTOPです。これは、アクセスして、月額使用量を支払うようにすると、iPadで、MicroSoft Officeの仮想デスクにアクセスできるようになり、編集その他をまるでOfficeをインストールしてあるパソコンのようにできるという、優れものです。

 

 

さすがに、これだけのサービスということになれば、App Storeで高くても数千円などという価格帯では、その後の運用を考えた場合できなかったのだと思います。だからといって、数万円の価格にしても、このAppが売れ続けるとは限らず、そうなると、顧客に対して末長くサービスを提供できなくなるというリスクがあります。だからこそ、月額課金という形で、自ら提供しているということだと思います。

 

 

さて、Googleが、月額課金ができるにしたということとで、何が変わるかといえば、AndoroidのApppでも、ONLIVEDESKTOPのように、クラウドを用いた、仮想化技術なども含む高度なサービスが提供できるようになるということです。私は、以前、iPadや、iPhoneなどのAppで、多少高くても、良いから、クラウドや、仮想化技術などのかなり高度な技術を使ったAppがあればと思ったことがあります。無論、今でも、クラウドを使ったゲームもあります。しかし、それ以外では、意外とそのようなものは、ないというのが、実情です

 

しかし、今回のGoogleの措置をみて、なぜそうなのか、良く理解できました。ストーレージ系のクラウドであれば、運用するのにさほど、投資もいらないのでしょうが、高度な技術を駆使する、クラウドのうよな場合、やはり運用に経費がかかりすぎ、できないというのが、実体だったのだと思います。

 

そうして、先日このブログでも、紹介した、MetaStormなどの空戦ゲームが、クラウドで高度な技術を要するのに、なぜ、提供できるのかが理解できました。このゲームなど、やってみればすぐわかることですが、最初は、無料であっても、習熟していると、新しい機体を購入したり、新たな兵器などを購入しなくてはなりません。そうです。この購入ということによって、クラウドが運用できるのです。このようなやりかたをすれば、確かにクラウドを運用できます。そうして、末長くユーザーにサービスを提供できます。

 


今後、Androidのアプリで、月額課金ができるようになれば、空戦ゲームなどでも、習熟するごとに、新たな機体を購入させるとか、新たな兵器を購入させるということもなくなるのだと思います。それから、Androidでも、ONLIVEDESKTOPのように高度な技術を用いたクラウドを提供できるということです。クラウドというと、Googleは、おてものですから、今後こうした月額課金を契機に、Googleは、App制作会社に、様々なクラウドを用いた高度技術を提供していくようになるのではないかと思います。

 

このような高度クラウド技術を用いた、Appがでてきたら、私も是非Android端末を購入して、それらを試してみたいと思います。それから、Googleがこれを実施して、成功すれば、Appleのほうも、月額課金を適用するようになるかもしれません。

 


そうして、この月額課金は、タブレットや、スマホで、ごく当たり前のことになると思います。無論いずれ、Appleでもこの方式を導入することになります。これが、実現されることにより、さらに、タブレットやスマホは、クラウドを最大限に活用できるようになり、今まで思っても見なかったほどの、高機能になり、世の中に浸透していくことになると思います。

 

そう考えると、これも、社会的なイノベーションだと思います。IT企業のイノベーションというと、多くの人は、技術的なものばかり思い浮かべてしまうようですが、あの経営学の大家ドラッカー氏は、イノベーションは、社会変化への対応と、社会変化そのものと語っています。技術だけあっても、これが伴わなければ、イノベーションとはいえないということです。月額課金は、これから、多くの人が思ってもみないほど、社会を変えていくと思います。これから、どのように進展していくのか、考えるだけでもワクワクするのは、私だけでしょうか?

 

 

 


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「平清盛」視聴率12・6% 今年ワーストを更新−【私の論評】新聞を購読しない、テレビを視聴しない人がドラッカーのいう「すでに起こった未来」になる!!

「平清盛」視聴率12・6% 今年ワーストを更新


25日に放送されたNHK大河ドラマ「平清盛」(第12回)の視聴率が、関東地区で前回より0・6ポイント減の12・6%で、今年ワーストを更新したことが26日、ビデオリサーチの調べで分かった。

昨年放送の「江~姫たちの戦国~」は、13・1%(8月14日)がワーストだった。大河ドラマの視聴率が12%台まで落ち込んだのは03年「武蔵」以来、9年ぶり。

主演の松山ケンイチは24日に、東京都内で行われた主演映画の舞台あいさつに出席した際に、「平清盛」の視聴率が低空飛行を続けていることに「スタッフ、キャストが一丸となってやらなきゃいけない時期にきている」と話していた。

【私の論評】新聞を購読しない、テレビを視聴しない人がドラッカーのいう「すでに起こった未来」になる!!



このドラマとにかく評判が悪いです。兵庫県知事がこれに対して異議をとなえたとか、内容が面白くないとか、卑猥すぎるなどかなりのものです。

そして、何と言っても「皇室を王家としている問題」です。当初このドラマは、「王家の物語」というサブタイトルを冠して放映する予定でした。しかし、各方面から、抗議あったり、あるいは、これに対するでも活動もかなりの規模で繰り広げられたため、さすがのNHKもこの圧力には、抗しきれず、さすがにサブタイトルは取り下げることになりました。

これに関しては放送前から話題になっていましたが、ドラマの中の台詞でも、「王家」という言葉が使われているという事実から、制作者の意図的な思惑を感じさせます。これに関しては、NHKのみならず、多くの放送局が、この製作者と同じような思惑があるようです。たとえば、テレビ朝日では、"天皇陛下ではなく天王陛下"というテロップを流していました。それに、他の新聞や、テレビ局でも、たとえば、「天皇皇后両陛下」などと正しいまともな、呼称とすべきところ、他の呼称とするところが、ほとんどです。これについては本日は、主題から離れるので、ここでは、詳細は説明しません。他のサイトをご覧になってください。


さて、このドラマ時代考証をあの本郷和人が実施しています。私は、中世史の第一人者と持ち上げられつつある彼の著作を2、3冊読んでみましたが、どの書籍も歴史に対して、過去・現在・未来とつながっているという観念がなく、現在のわれわれも、過去から歴史をひきつぎ、われわれも、歴史を紡いでいてそれが、未来につながるという感覚がないようで、読んでいて、どの書籍も嫌気がさしたので、最後まで読み切ることができませんでした。全く、東大で一体何を勉強してきたのかと思われるほど、ほとんど読む価値のない書籍でした。すぐに、捨てました、全くお金が勿体なかったです。

そんな本郷和人が、朝廷を王家とし天皇を日王とするのは、当然といえば、当然なのかもしれません。そうして、この件に関しては本郷は、「平清盛の時代は天皇家、皇室という言葉を用いなかった、天下の東大編纂室の俺様が調べた史料にそうあるのだから、間違いなどあろうはずがない。古文書も読めない低能な愚民どもは、黙ってお国の放送のするものを見てればよいのだ」という趣旨の反論したそうであり、これは、全く笑止千万です。

確かに、「天皇家、皇室」とは呼んでいませんでした。しかし、だからといって、「王家、日王」が正しいということにはなりません。当時の言葉遣いを調べてみると、当時の人は、天皇家も皇室も王家、日王などという言葉遣いはしていませんでした。

当時は天皇や上皇や皇太子や女院などをひとまとめにして「ファミリー」として考える、ということをしませんでした。これを、海の呼称にたとえると、当然は播磨灘や周防灘といった海の呼称がありました。しかし、それらをまとめて「瀬戸内海」という一つの内海と捉えることはなかったのと同じです。それと同様です。ですから、「王家、日王」が正しい呼称であるということにはなりません。(下の写真は、大河ドラマ「平清盛」の主だったキャスト)


中世に天皇家、皇室という言葉がなかったというのなら、当時の言葉をそのまま遣うか、それでは、現代人に理解しにくいというのであれば、現代語を遣えば良いだけのことです。こんな当然の当たり前のことも理解できないのが、本郷氏ということであり、本郷氏の時代考証をそのまま受け入れた、NHKということです。

もともと、NHK大河ドラマに厳密な時代考証など視聴者は求めていないと思います。過去のドラマでも、坂本龍馬と新撰組の近藤勇が顔なじみだったとか、徳川家康の伊賀越えにお江もいたとか、信長の最期で本能寺が爆発したりとか、歴史考証など完璧に無視してきたのに、いまさら、なぜ「王家、日王」だけ時代考証などに固執するのか、理解に苦しみます。

しかし、その背後には、先に言った制作側の意図があることを、日曜のNHKの番組表を良くみるとわかります。

NHK大河ドラマが終れば、9時からは反日ドキュメンタリーの宝庫「NHKスペシャル」があり、10時からはEテレで、「戦争犯罪」とか「沖縄問題」のドキュメンタリーが始まります。夏になれば、「日本人はなぜ戦争へと向かったのか」といった番組がしつこく放送され、まさに「反日」番組のオンパレードとなります。姜尚中とか加藤陽子あたりが大活躍し、日本の国営放送なのに、まるで韓国や中国のプロパガンダ放送局かと思われるほどです。

そうして、11時には韓国ドラマ「イ・サン」が始まります。これはまさに韓国王朝の話。朝鮮の「王家」の物語です。このストーリーは、まるで朝鮮版「平家物語」のような内容です。卑俗で卑猥で陰湿な日本の「王室」を描いたドラマを放送したあとに、いま大人気の韓流ブーム(?)でカッコよく描かれている朝鮮の「王室」のドラマを放送することになるということです。NHKがなぜここまで、「王家」にこだわるのか、これだけでもよく推論できます。

要するに、日本も朝鮮と同じ中国の属国だったということにしたいのでしょう。韓国・朝鮮が喜ぶような反日番組の合間に、皇室を「王家」などと表現するドラマを放送するNHKに対して、何らかの疑惑や思惑を持つは当然でしょう。

そして、現在NHKに限らず、BS放送をはじめ、放送される数の多くの韓国ドラマのその中に、歴史モノとよばれる朝鮮王朝を描いたものがかなりあります。朝鮮王朝など今や跡形もなく、同一民族でさえ統一されていないのに、なぜ彼らは、「王家」の物語を作り続け、それを見続けるのでしょうか?


これが、韓国ならわかります。過去へ憧憬などから、見たいという気持ちは、十分理解できます。しかし、日本の放送局が、朝鮮王朝のドラマを垂れ流しているのは、理解できません。己の国の歴史ドラマや自国の時代劇を作ることを放棄して、なぜ朝鮮の歴史ドラマなどを次々と放送するのでしょうか。

また、これに関連して朝鮮の歴史を扱う書籍も増え、自国の歴史モノなどを押しのけ、本屋で平然と棚を占領しています。「ハングル語を学ぼう」「キムチ料理特集」「ソウルに行って綺麗になろう」なんてものも氾濫しています。本当に不思議な現象です。


"K-POPやドラマに続いて、歴史・文化までも侵略されるのか。もうほんとうに、いい加減にして欲しい"と、かなり多くの人が思っているに違いありません。だからこそ、この「王家の物語」は、異常に、視聴率が低いのだと思います。フジテレビの視聴率も下がっています。そのせいで、韓国ドラマなどの枠を短縮せざるをえない状況に追い込まれています。

日本では、外国人では当たり前になっている、マスコミへの外国人資本の制限を設けていません、おそらく、日本のマスコミには、かなり外国人資本がそれとはわからない形式で相当入っているのだと思います。これらの暗躍によって、上記のような状況になっているのでしょうが、「王家の物語」の視聴率低下や、フジテレビの韓国ドラマの視聴率の低下による韓国ドラマ時間枠の短縮という事態に追い込まれています。


マスコミは、このようなことを続けていては、いずれは多くの人から、そっぽを向かれて、視聴率、購読率などが減り続け、立ち行かなくなことになります。もう、そうなりかけています。特に若い世代など、新聞もテレビも見たいという人も結構増えてきました。私も、最近では、一部は除き、新聞を読むのやめました。日本の大手の新聞などみていると、最近では、本当に日本のことが良くわからなくなるからです。テレビも、あまり視聴しなくなりました。いまでは、AppleTVをみているほうが、多いです。


おそらく、テレビを視聴しない人や新聞を購読しない人が、このブログでも何度か掲載してきた、ドラッカー氏のいうところの「すでに起こった未来」なのかもしれません。おそらく、この現象は、テレビなどが、韓流ドラマなど流すことなどのこととは、無関係に発生しているのでしょうが、王家の物語や韓流ドラマなどは、これをさらに、加速する役割を果たしているのだと思います。(下の写真は、昨年のフジテレビ抗議デモの参加者の写真。今や反日デモは、ごく普通の人が、参加するものとなっている。テレビも、新聞も、思いっきり反日で、自分の考えを発する場がないので、たまには、思いっきり発散したいのかもしれない)

 

今や、ネットで、動画も映画も見れます。ニュースはネットでみるとことができるどころか、気になったニュースに関しては、twitterやSNSで、ニュースに直接かかわった人もしくは、それに近い人のコメントなど読むことができます。こんな時代にわざわざ、面白くないテレビ、面白くない新聞など読む必要はありません。


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2012年3月26日月曜日

コーヒー戦争が熱い! セブン−イレブン、ローソンも本腰−【私の論評】イノベーションが、社会の変化を利用したり、社会変革そのものであると考えれば、世の中にはチャンスが無限にある!!

コーヒー戦争が熱い! セブン−イレブン、ローソンも本腰:


外食やコンビニがコーヒーの販売に力を入れている。日本マクドナルドは2月に「プレミアムローストコーヒー」を刷新した。Sサイズで140円と低価格ながら、従来より豆の焙煎を深め、味わいを向上させたという。 コンビニも店頭で販売する1杯150円前後のコーヒーを強化している。サークルKサンクスは約4000店にコーヒーマシンを導入しており、8月までに全6300店に導入する見込みだ。 セブン−イレブンは200...

【私の論評】イノベーションが、社会の変化を利用したり、社会変革そのものであると考えれば、世の中にはチャンスが無限にある!!

詳細は、上の記事をご覧になっていただくものとして以下に、香りやテーストまでは、掲載できないのが残念ですが、マックと、ローソンの実際の商品の写真を掲載します。

まずは、マックのプレミアムトーストコーヒーです。マックでは、上の記事にもあるように、2008年から、このコービーを投入していますが、先月にはさらに、改良も行いました。

旧プレミアムローストコーヒー(ホット)は、ブラジル、コロンビア、グアテマラの3種類の産地の豆を5種類の焙煎法によってバランス良く豆の味わいを引き出す、3オリジン5スペックが特徴だったのですが、リニューアル版では、この方法はそのままに、新たな焙煎法として深入りのフレンチローストをプラスしたこともポイントです。それによって、アロマとボディを強調し、深みのある味わいに仕上げたといいます。


下は、ローソンの「MACHI cafe」です。「MACHI cafe(マチカフェ)」は、ローソンが全国 約750店(2月末現在、今後拡大予定)で展開している挽きたて淹れたてコーヒーのブランドです。マチの中のいつものお店で、本格的なコーヒーと一緒に本物の焼菓子を楽しんでもらいたいという想いから、同じブランド名称を使用しています。これは、昨年の11月に導入されたばかりです。


両方ともなかなかのものです。私は、両方とも飲んだことがありますが、やはり、従来とは一味違います。たとえば、マックなど、新しいコービーを入れる前には、一応コービー色をしたまずい飲み物くらいの印象しかありませんでした。そうして、マックのコービーは安いからまずいのが当たり前、どうしても、美味しいコーヒーを飲みたければ、スタバか、専門喫茶店に行くというのが当たり前になっていました。


コンビニでも似たような状況にあったと思います。コンビニといえば、あのあまり美味しくない缶コーヒーとか、紙容器に入ったコーヒーが当たり前で、温かいのは、缶コーヒー、冷たいのは、清涼飲料水感覚で、冷たい紙容器入りのものが販売されていました。どちらも、いれたてのものではないので、やはり、味には限界がありました。


そうして、このような状況は長い間続いていました。これを打ち破ったのか、日本のマックでした。これは、たとえば、コービー豆はどうするとか、提供時のカップはどうするなどの細かいことは、開発の人がやっているようですが、いれたてコービーを導入すること自体の決断は、社長兼会長の原田氏がやっていることには変わりありません。


日本マクドナルドは、外食産業としては、日本日本屈指の、大企業ですが、とにかく、この会社原田氏が入ってから、様々な改革を行ってきたと思います。外食産業なので、いわゆる、IT企業のように一見新しいイノベーションはないようには、みえますが、この外食ほどイノベーティブなところは、ないかもしれません。

多くの人は、イノベーションというと、います今でも、技術的なものを思い浮かべる人が多数いるようです。しかし、それは、間違いです。どラッカーは、イノベーションとは、技術的なものだけではない、社会的なものであるということを語っています。社会の変化にあわせた、変革を行うこと、あるいは社会そのものを変えてしまうことが、イノベーションと語っています。

であれば、まさしく、マクドナルドはイノベーティブな会社ということになります。なぜかと、いえは、ファストフードやコンビニでは、美味しいコーヒーが飲めないというそれまで、常識をくつがえして社会を変えてしまったからです。

さて、ドラッカー氏は、「イノベーションと起業家精神」という書籍で、イノベーションの7つの機会を掲載しています。それを以下に掲載します。
1.予期せぬ成功と失敗を利用する
2.ギャップを探す
3.ニーズを見つける
4.産業構造の変化を知る
5.人口構造の変化に着目する
6.認識の変化をとらえる
7.新しい知識を活用する
8.アイディアによるイノベーション

これに関しては、もともとの書籍を読んでいただくのが一番なのですが、てっとりばやくこれを知りたい方は、こちらのブログをご覧になってください。


ドラッカーは、番外編として、上記のアイディアによるものをあげています。多くの人は、イノベーションというと、アイディアを出すこととしている人が多いようですが、ドラッカーは、これは、数が膨大で成功の確率が、低いとしています。だからこそ、番外編なのです。

確かにマクドナルドのコーヒー導入に関しては、単なるアイディアではなく、マクドナルドのコーヒーは、不味い、美味しいコーヒー飲みたいというのなら、他に行くしかないという、ギャップを活用したものと思います。それに環境変化もありました。ファストフードも、コンビニも、創業からしばらくは、店の数も少なく、その少ない店で、美味しいコーヒーを店で従業員が一杯一杯丁寧に入れて販売していては、経費倒れに終わってしまったのだと思います。だからこそ、当初は、缶コーヒーとパック入りのコーヒーを販売していたのだと思います。しかし、現在なら店数も増え、コーヒー豆も従来から比較すると大量販売で仕入れ値が低くなっています。にもかかわらず、美味しいコーヒーは、ファストフードや、コンビニではなく、スタバか珈琲専門店で、というギャップが存在していたのです。

ドラッカーのこの書籍を読んで、イノベーションの原理原則を知っていれば、知らないよりは、はるかに、イノベーションを起こしやすいと思います。そうして、マクドナルドの原田社長社長は、この原理原則を知っていると思います。

それにしても、ファストフードや、コンビニで、美味しいコーヒーが飲めるということは、まさしく、社会を変えたといっても良いと思います。それの、先鞭をつけたのが、原田社長ということです。私たちも、このようなイノベーションどんどん実践していきたいものです。

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2012年3月25日日曜日

胸を小さく見せるブラジャーが人気 「草食女子」が増えているのか−【私の論評】ポストモダン的見方により、閉塞感を打ち破れ!!

胸を小さく見せるブラジャーが人気 「草食女子」が増えているのか:



胸をできるだけ豊かに見せる。寄せて上げて美しい形に整える――。そんなブラジャーの常識を覆すような現象が生じている。(上は、ワコール発売の「小さく見えるブラ」)


続きは「J-CASTニュース」へ

【私の論評】ポストモダン的見方により、閉塞感を打ち破れ!!
小さく見えるブラについては、このブログでも以前掲載したことがあります。上の記事は、このブラが結構売れているという話です。さて、上の記事の詳細は、実際に記事をみていただくこととして、論評するために、結論部分というか、核心的な部分のみ以下に掲載させていただきます。
通信販売のフェリシモ(神戸市)でも、数年前から販売している胸のボリュームを抑えたブラジャー「フラットブラ」が人気という。今年5月には、カップの内部に工夫を施した新商品「ワンサイズダウンブラ」も発売する計画だ。ほかのメーカーでも胸の大きさを強調しないブラジャーが売れている。

女性たちは今、なぜ胸を小さく見せようとするのか。「そもそもスリム志向の女性は、胸が大きいとふくよかで太って見えてしまうから嫌だ、という人は少なくない」という。「昔から『デカパイ』などとからかわれ、嫌がっていた女性はいたし、職場や同性の前ではバストで目立ちたくないと思う人は多い」ともいう。
一方、女性の意識の変化を指摘する声も多い。あるファッション関係者は「胸や外見で男性にアピールしようという時代はバブル期のもの。景気低迷の中で女性は堅実に動こうとしている」と話す。「草食系男子」に象徴されるように、男性が弱体化しているとの指摘は多い。男性に頼らず、自立して生きようという女性の姿勢が「胸を小さく見せる」という行動に映し出されているのかもしれない。
さて本日は、この記事に着目したのには、また別の記事もみて、かなり興味をもったためです。その記事の内容を以下に掲載しておきます。

豊胸手術はもういらない?極小バストを一晩でサイズアップさせる方法


体験レポーターのマキです。皆さんは自分の体にコンプレックスはありませんか?

「脚が細くなりたい!」「もっと目が大きかったら」など悩みってつきないですよね。

私の一番の悩みは小さい胸。しかも形まで悪くて見る度に凹んじゃうんです。

サプリやジェルをやっても効果はイマイチだし、かといって豊胸手術する勇気もないし…。

でも、この長年の悩みにも解決の兆しが見えてきました。

というのも友人にすすめられて購入したナイトブラなんだかイイ感じなんです。
最近使い始めたばかりですが、ふっくらハリが出できた感じで、背中のムダ肉が胸にぎゅーっと移動し始めている気がします。

どうやら背中部分がクロスになっていることで、背筋矯正しながら代謝UP。脂肪を燃焼させてくれる効果もあるそうなんです。

しかも特殊吸湿テクノロジーが乳腺を刺激し、女性ホルモン体温を一気に上昇させ胸が大きくなるそう。

私が愛用しているこのブラは「バルーンナイトボディ」というのですが、モニターの成功率はなんと98%で、中には男性並みのバストがたった一晩で1カップもサイズアップした方もいるそうだから期待が高まります。

飽きっぽい私には簡単に続けられるこのナイトブラがぴったりだったみたい。夏までには自信をもってビキニを着れるようになるのが目標です。(モデルプレス

■寝ている間に簡単バストアップ「バルーンナイトボディ」
http://bit.ly/GMKHgP
2012/3/24 23:45 更新


この二つの事例、両極端です。しかし、この両方とも売れているというようです。特に、小さく見せるブラに関しては、従来のやりかたでは、なかなか製品化されることもなかったかもしれません。これらを従来のマーケティング理論にしたがて、セグメントの問題としてしまうと、大事なことを見失ってしまうかもしれません。

セグメントの問題とは、要するに従来からあるマーケット理論で、胸を大きくしたい層の女性、胸を小さく見せるたい層の女性などと、実際に売れているブラの数や、消費者に対するアンケートから分類して開発していく方法のことです。無論、開発にあたっては、こういう分析的アプローチも行ってはいるとは、思いますが、私はそれだけでは、バルーンナイトボディは生まれることはあっても、小さく見せるブラは、日の目をみなかったのではないかと思います。

私は小さく見せるブラの開発に関しては、ポストモダン的な見方によるものも、かなり含まれていると思います。そうして、これからは、ポストモダン的な見方が重要になっていくと思います。さて、ポストモダンという言葉がでてきたので、最初にこれを解説しておきます。


ものごとの見方としては、大きく分けてモダン的な見方と、ポストモダン的見方があります。日本語でいえば、近代合理主義的な見方と、脱近代合理主義的見方とということができると思います。これに関しての詳細は、他のサイトをご覧になってください。ここでは、本当に簡単に説明しておきます。

さて、モダンの源流は、どこにあるかといえば、あのドイツの哲学者カントにまでさかのぼります。カントは、 「純粋理性批判」という書籍の中で、科学の中に思考の客観性を見出し、その因果律によって世界を描き出そうとしました。


ついで1637年、デカルト(写真上)が「方法序説」を書いて、近代合理主義としてのモダンの時代が始まりました。彼は、膨大な複雑な世界を前にして、西洋文明はそれを解き明かそうとした。そうして、この見方は、かなり成果を発揮して、科学技術が急速に発展しました。これが、いわゆる近代西欧の基礎となりました。

「我思う、ゆえに我あり」。ただ一つでも確実なものがあれば、論理の力によって因果を辿り、少なくとも、もう一つの事実を明らかにできる。そうすればもう一つ、さらにもう一つ。そうすればすべてを明らかに出来るという考え方です。「我思う、ゆえに我あり」、この種から広がった近代合理主義は、量で測れるものだけを対象としその因果関係を探求しましたが、それ以外の形而上の存在を無いものとして見えない振りをしてしまいました。これによれば、人体など、部品のように、爪、耳、眼、鼻などと、一つ一つ分析していけば、いずれ全体像が掴めるということになります。

しかし、これは、現代人ならおかしいということは、ご理解いただけるものと思います。このやり方では、いずれ限界がきます。いくらパーツを調べても全体としての人間は見ることはできません。まして、人間と自然との関わり合いまで、考えると、全く絶望的といわざるをえません。

そのようなモダンに対する批判は、いろいろ、ありました。下に代表的なものだけ、二例掲載しておきます。


1.ポアンカレの三体問題
三つ以上の天体がお互いに影響しあうとき、その変化の先は読めない、複雑系の世界になる。

2.バタフライ効果
アマゾンのジャングルで一羽の蝶が羽ばたく。その羽ばたきがあたえる極微の大気の揺らぎが、翌週のシカゴの雨との関係があるかどうか。その関係に関係が無いことは証明できないということが証明されている。

2.のバタフライ効果に関しては、マネジメントとの大家である、ドラッカー氏も、その著書のなかでとりあげ、「理性によってすべてを理解できるとしてはならない」としています。

モダン的な見方では、いわゆる分析をかなり重要視します。しかし、分析だけでは、物事は見えてきません。特に社会現象ではおてあげです、これが、モダン的見方の限界でもあります。そこで、ポストモダン的な見方では、知覚を重視します。



ドラッカー氏(写真上)は、『変貌する産業社会』という書籍の中で、「ポストモダン(脱近代合理主義)の七つの作法」として、以下の事柄を重視しています。

1.見る、そして聞く
あらゆるものを命あるものとして全体を見る。しかも自分の視点で見るだけでなく、他人の視点で見たものを広く聞く。意思決定において、事実ではなく、意見から始めることが重要なのはこのためである。

2.わかったものを使う
複雑な時代だからこそ、わかったものを大切に使うべきである。
「すでに怒った未来」は重要な示唆を含んでいる。現実を注意深く観察し、来るべきうねりを知る手がかりとする「予期せぬ成功」もしかり。これもまた、すでにわかったものだからである。

3.基本と原則を使う
経営の目的はつまるところ、世のため人のためであるが、それをあらゆる事業の補助線とする。基本を忘れた経営は必ずや失敗する。

4.欠けたものを探す
わからないもの、未知なるものにイノベーションの種がある。ギャップや欠けたところにチャンスは隠されている。

5.自らを陳腐化させる
人の手になるものはすべてが陳腐化する。画期的な新製品しかり、知識しかり、あらゆるものが陳腐化するがゆえに、自ら先手を打って自らを陳腐化し、主導権を握らなければならない。

6.仕掛けをつくる
成功を追求していく仕掛けをつくる。ドラッカーは、うまくいかなかったことの検討に時間を費やすならば、うまくいったことの検討に同じ時間を使えと言う。

7.モダンの手法を使う
むろんモダン合理的な手法を完全否定するのも間違いである。その限界を意識し、使えるものは使う。分解して組立て直すというモダンの手法は、時間管理などにおいてはいまだに有効である。
※アセスメント(事前評価)よりもモニタリング(観察・監視)が重要 
私は、ワコールの開発の人たちが、モダン的な見方だけではなく、ポストモダン的な見方をしたからこそ、「小さく見せるブラ」の開発ができたのだと思います。モダン的な見方とだけで、実際に売れたブラの数だけ細かく分析していただけでは、このような発想は生まれなかったと思います。

下の写真は、ランニング時にバストの揺れを低減するブラです。ワコールにはワコール人間科学研究所という研究施設があり、女性を総合的な観点から、観察して、様々なデーターをつみあげ、さらに、そこから得られる知覚・知見を商品開発に生かしています。まさに、分析だけではなく、知覚にももとづいて、商品開発を行っています。


ワコールでは、様々な消費者の声を聞いてみたり、あるいは、様々な消費者の立場に立って、分析するだけではなく、ポストモダン的に知覚したからこそ、このような製品開発に成功しているのだと思います。

これからの商品開発は、基本は今でもモダン的見方であり、最低限分析をしなければなりませんが、それだけでは、済ませられないと思います。これは、これで行った上で、さらに、全体像をポストモダン的に知覚して、開発を行っていく姿勢が重要になっていくと思います。ワコールの「小さく見せるブラ」は、こうしたことの格好のケーススタディーであると思います。(下の写真は、テレビCMでもお馴染み、新製品のリボンブラ)


そうして、このボスとモダン的な見方、製品開発だけではな、政治・経済・社会をみていく上でも、本当にかなり重要だと思います。政治家や官僚など、このような見方ができないからこそ、現状では麻痺しているのだと思います。この閉塞感を打ち破り新たな価値観を打ち立てていくには、ポストモダン的な見方が重要だと思います。このポスモダン的な見方、日本人は古から行っているものだと思います。現代人は、このことをすっかり忘れているのではないかと思い、残念でなりません。


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2012年3月24日土曜日

意外? モバイルゲームは外出先よりも自宅でプレイされることのほうが多い−【私の論評】自宅で使われることが多いのならいっそのこと、もっと自宅に特化したアプリとクラウドを開発せよ!!

意外? モバイルゲームは外出先よりも自宅でプレイされることのほうが多い:


実際、私のiPad 2も完璧にベッド用ゲーム機になってるしなぁ。モバイル機器は電源の必要も無く、ワイヤレスでプレイできるので外出先で使用されることが一般的だと考えられています。まして、スマートフォンユーザーはそれ無しに外出することは、丸裸で外に出てしまったような感覚に襲われるので必ずと言っていいほど持ち歩いているでしょう。このことからも、モバイルゲームは外出先をでプレイされる印象を持ちますが、実際のところはどうなのでしょうか?答えは、以外にも「特にそういうわけでもない」そうなんです。 
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【私の論評】自宅で使われることが多いのならいっそのこと、もっと自宅に特化したアプリとクラウドを開発せよ!!


上の記事で見てわかるように、いわゆるモバイル機器でのゲームは外出時よりも、自宅でプレイされる率が高いということです。しかし、これは、良く考えてみれば当然のことで、確かに外出時には、ゲームする人は少ないと思います。外出時時には、ほとんどの人が、メッセージや、メールの地チェックするとか、音楽を聴くとか、書籍を読むとかをするのであって、ゲームをする人は、少数派だと思います。

なぜなら、ゲームだと、結構時間がかかるし、それに中断したいときに中断するというか、すれば、できるのですが、やはり、中断はしたくないという心理があると思います。であれば、ゲームなど自宅でゆっくりとか、あるいは、電車などでも、長距離通勤をやっている人に限られるのではないかと思います。


逆にいえば、モバイルでの、一旦やりはじめると、結構時間がかかるとか、中断したくないものに関しては、自宅でやるものとの前提で作成したほうが良いということになります。これに、関しては、たとえば、ゲームは、テレビ画面で見るようにして、スマホなどのモバイルは、ゲームの操作パネルにしてしまうという手も考えられます。実際、AppleTV用には、そのようなAppも提供されています。



AppleTVはiOSゲームのAirPlayに対応し、iPhone/iPod touchやiPadを第2の画面として使えるようになっています。ただし、今のところ、AirPlay対応のゲームなどまだ少ないのが実態です。しかし、これが増えてくれば、AppleTVが据え置き型ゲーム機市場参入ということが一気に現実味を帯びてくることになります。もちろん今後は2画面に拘らず、単体で何らかのプレイやiPhoneなどをWiiリモコンのように使う方向も考えられます。

AppleTVは余分な部品を省いたiOSデバイスで、本体定価8800円と気軽に買える値段を実現。ソフトを入れ替える手間のない完全インストール+SSD速度、非常に小型で従来の据置ゲーム機と比較して遥かに少ない消費電力で動作するなど、省エネ時代の据置ゲーム機として大きな可能性を秘めています。さらには、今後このAppleTVを内臓したiTVなるものが、販売されそうなことは、以前このブログにも掲載しました。AirPlay対応ゲームとしては、現在は以下のようなものがあります。


これもも、含めて、以下にお勧めのゲームなど掲載しておきます。

以前このブログでは、iTVの流出画像を掲載したことがありますが、その際にAppleでは、新しいですTVのコンセプトはできあがっているのですが、コンテンツの交渉が難航しているということを掲載したことがあります。おそらく、これは、新たなテレビ番組や、映画配給との交渉もあるのでしょうが、やはり、ゲームコンテンツも含まれているのではないかと思います。

それにしても、自宅の大画面をつかて、iPhone、iPad、iPodなどをコントローラとしてゲームなど本格的にできたら、結構面白いと思います。iPhoneをコントローラーなどとすれば、いつも使っているデバイスでゲームができるわけですから、これは、wiiや、DSにとってもかなりの驚異になるかもれしれません。

また、これらは、無論iPadなどのデバイスで単体でもできるというのが強みです。あまり遅くない時間帯には、居間の大画面のテレビでプレイして、夜遅くには、その続きをiPadやiPhoneで実施するということもできます。これは、魅力です。DSでは、英語とか漢字のゲームなど教育的な、APPもありますから、AirPlayでこのようなことも十分考えられます。おそらく、Appleは、次世代iTVでこのようなことも視野にいれていると思います。あのAppleが、ただのテレビを世に出すはずがありません。だからこそ、コンテンツの交渉に難航しているのだと思います。


それから、iPhoneということになると、少し前に日本でも販売された、AR.Drone(上動画)があります。これは、iPhoneでコントロールできる、4枚羽のヘリコプターです。これに限らず、様々なものが、iPhoneでコントロールできそうです。これから、ありとあらゆるものが、スマホをコントローラーとしてプレイできる時代がやってくると思います。こうしたラジコンを開発する人たちもこれからは、開発しやすいと思います。なにしろ、コントローラーのことはあまり考えずに、開発に取り組むことができるからです。さらに、従来だと、ユーザーは個々の製品にあわせた、コントローラーをも、購入しなくてはならかなったのですが、今後そのようなことはなくります。アプリをダウンロードさえすれば、自分の持っているスマホがそのままコントローラーになるわけです。

私は、個人的には、エアーシャークスイマー(下動画)など、iPhoneでコントロールできると面白いと思います。これって、ヘリュウムガスも買うと結構高くなります。コントローラーをiPhoneにすれば、その分やすくなって買いやすくなると思うのですが、いかがなものでしょうか?それから、せっかくのラジコンで、しかも、iPhone制御ときてますから、様々な競技、たとえば、特定の回路をなるべく速く正確に泳がせるなどの、競技を考えていただきたいと思います。単独でも、他のモバイルでつながっているユーザーとも、競技ができたらかなり面白いと思います。そのためには、このシャークにセンサーが必要になるかもしれません。


それから、モバイルを使うことにより、家屋の全部の明かりを制御できたり、お湯を沸かしたり、お風呂を沸かしたり、それに、コーヒーを沸かしたり、ご飯が炊けるようにしておけば、良いと思います。さらには、ドアコールの役割を担わせても良いと思います。また、ガーデニングなど、補給の状態や、土のPHの状況など確認できるようになっていると良いと思います。とにかく、実生活のありとあらゆる分野をモバイルに関わるようにすれば、かなり便利で、さらに多くの人々が利用するようになると思います。そうして、これらのデーターなどすべて、クラウドに蓄えられ、ありとあらゆるユーザーの事例が、蓄積され、それらによって、節電など可能にするようにします。

このようなことを実現するためには、当然モバイルだけでは、無理であり、これを実現するためにも、新たなクラウドを創造していただきたいです。

IT業界の皆さんには、このような考え方から、モバイルのアプリや、クラウドを開発していただきたいです。そう思うのは、私だけでしょうか?


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