記者団の質問に応じる岸田文雄首相=11日午後、首相官邸 |
岸田文雄首相は11日、葉梨康弘法相を事実上更迭したことについて、「(葉梨氏の)任命責任を重く受け止めている。山積する課題への取り組みを進めていくことによって職責を果たしていきたい」と述べた。
首相は、葉梨氏から11日の参院本会議後に辞任の申し入れがあったと言及。山際大志郎前経済再生担当相に続き、閣僚が短期間のうちに相次ぎ辞任したことは「大変遺憾に思う」と語った。
首相は、葉梨氏から11日の参院本会議後に辞任の申し入れがあったと言及。山際大志郎前経済再生担当相に続き、閣僚が短期間のうちに相次ぎ辞任したことは「大変遺憾に思う」と語った。
【私の論評】ワイドショー政治まっしぐらの岸田総理には、一刻も早く退場願うべき(゚д゚)!
葉梨法務大臣 |
法務相の問題発言とされた内容は以下から御覧ください。
葉梨法務大臣の発言の問題となっている部分は次の部分です。
「法相というのは、朝、死刑のはんこを押しまして、それで昼のニュースのトップになるというのはそういう時だけ、という地味な役職」という挨拶の後で、「実は法務省は憲法を具現化する、理念を具現化する、そういう行政」と繋げています。これがなぜ問題発言なのかよくわかりません。
本文では、判子を押すことを指して地味とは言っていません。どちらかというとこの発言はマスコミのスタンスを批判しているというか、皮肉っている内容だと思います。。
しかし、マスコミは「死刑のはんこ押す地味な仕事」という発言であるかのように印象操作しています。マスコミが蛇蝎のように嫌われるのは、こういうところだと思います。
ただ、この発言は誤解される可能性もあるので、「配慮が足りなかったかもしれない」で謝ればそれですむことだと思います。あっさり辞任とは驚きです。
今回の法相の発言により、特に誰も損害を被っていないようですし、リベラル・左派系のひとの一部は騒いでいるようですが、他の人達はさほど大きな批判もしていないようです。大批判してるのは、マスコミです。私は、これに関する報道がされたとき、「何が大問題」なのか、というかマスコミが何を大問題にしているのか、すぐには理解できませんでした。
「ワイドショーを重視してる岸田総理なら葉梨法相をひょっとしたら更迭するかも」と今日は、他の人と雑談しましたが、まさかこんなに早いタイミングで更迭したのには驚きました。岸田総理はワイドショー民のためにはサービス精神旺盛なようで、なぜか検討もろくにせず即断するようです。まさに岸田政治は、ワイドショー政治ということがいえそうです。
葉梨康弘法相の“死刑ハンコ発言”で更に窮地に陥った岸田政権です。NNN読売の11月調査で防衛力強化に賛成は68%で反対23%を圧倒しました。反撃能力保持も賛成52%で反対41%を上回りました。中国の脅威への危惧は80%。そんな中岸田政権は、“総合防衛費”なる目眩ましで真水の防衛費増を拒否する始末です。
我が国の国益の為には、法相ではなく、林外務大臣こそいち早く交代させるべきです。
それに、一昨日このブログでもとりあげたように、自民党参議院議員の「松下新平氏」は「中国秘密警察日本支部」の高級顧問です。法相発言よりこちらのほうがよほどの大問題です。法相解任ではなく、辞めるべきは中国のスパイでしょう。
松下新平議員(右) |
“辞めさせません”から一転“更迭”と、信念のない岸田首相の迷走です。直接の部下である大臣を護らず、敵に迎合し首を切る総理大臣を部下は信頼できるでしょうか。部下を護らない者には誰もついて行くものはいません。自民党は総裁交替を真剣に検討する時がきたようです。
人の話しを聞く岸田総理は、そもそも信念などなく、バイデン氏と会えば米に良い顔をし、習近平氏と会えば中国に引きずられ、プーチンに会えばロシアに良い顔をし、金正恩に会えば北朝鮮にひきづられるレベルの人としか思えません。
永田町では“来年の広島サミットまでもたない”の声がありますが、焦点は「総合防衛費」問題に移ってきたようです。国民の命を危うくするこの方針を葬れなければ今度は自民党が毀損されることになりかねません。
岸田総理には、一刻も早く退場願うべきです。自民党は、新たな総裁のもとで、新たなスタート切っていただきたいものです。
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