<引用元:ニューヨーク・ポスト 2021.4.2>
ハンター・バイデンは、昨年本紙が暴露した衝撃的ニュースの中心となったノートパソコンが「確かに」自分のものである可能性があると白状した。2日のインタビューで明かしたものだ。
CBSの「Sunday Morning」とのインタビューで、バイデン大統領の渦中の息子は、2019年4月にデラウェア州のコンピューター修理店持ち込まれたMacBook Proが実際に自分のものであるかどうかを「イエスかノー」であからさまに質問された。
だが自分のものである可能性があるかどうかと質問されると、「確かに」と答えた。
「確かに、私から盗まれたノートパソコンがそこにあった可能性はあります。私がハッキングされたものである可能性があり、それがロシアの情報機関だった可能性があります。私から盗まれた可能性があります」と彼は続けた。
ハンター・バイデンは、「Beautiful Things」というSimon & Schuster系のGallery Booksから4月6に新たに出版される回顧録の宣伝で珍しくメディアに登場した。
白熱した2020年大統領選挙の最終盤に、本紙はハンター・バイデンのノートパソコンにあったメールの山を暴露し、腐敗とつながりのあるウクライナの天然ガス会社であるブリスマを含め、当時の大統領候補だった父親と息子の外国でのビジネス・ベンチャーとのつながりに疑問が提起された。
メールから、バイデンの息子が当時副大統領だった父親にブリスマの役員を紹介したことが発覚した。その後1年足らず後にバイデン副大統領は確かに、同社を捜査していた検察官を解任するようウクライナ高官に圧力を掛けた。
決して明かされることのなかった会議について、ブリスマの相談役であるVadym Pozharskyiが2015年4月17日にハンターに送った感謝のメールの中で言及されている。
水濡れで損傷したMacBook Pro―ボー・バイデン財団のステッカーが貼ってあった―は、2019年4月にデラウェア州のコンピューターショップに持ち込まれたが、持ち込んだ人物は引き取りに現れなかった。
それはその年の12月にFBIによって押収された。
ウクライナとのつながりに加えて、コンピューター上の他のメールからハンターが中国最大の民間エネルギー企業との取引の可能性について話していたことが分かった。
ある取引はバイデン息子の関心を相当引いたようであり、「私と家族にとって興味深い」と呼んでいた。
コンピューターには非常に個人的な写真と録画も含まれており、露骨な12分間の動画には、(過去に薬物依存で苦労していた)ハンターがコカインを吸引して身元不明の女性とセックスに及んだ様子があったようだ。
さらに上院共和党は、9月にハンター・バイデンの海外での取引に対する調査結果を公開した。彼らは、オバマ政権が当時の副大統領の息子がエネルギー産業で何の経験もないのにブリスマの役員に加わった際に「明白な警告サイン」を無視したと述べた。
腐敗していたと報じられるエネルギー企業―「月に5万ドルも」支払っていた―でのハンター・バイデンの立場は、父親がウクライナに対する米国の政策に関与していたことから差し迫った利益相反の可能性を生み出した、と報告書には書かれていた。
バイデン大統領と息子はどちらも不正を否定し続けている。
(以下略)
バイデンの息子ハンター・バイデン氏の自伝が発売されるという発表があったのは、かれこれ2ヶ月くらい前でした。
当時は米アマゾンの中国系ランキングで1位になったことも話題となりました。
バイデン親子 |
既に漏れ伝わってくる前評判を聞く限り、当初私が想像していた内容とは随分違うようです。
この表紙から察するに「父親との思い出」などの美談も掲載されているのでしょうが、それがメインではないようです。
これについては、少し前にあったTIME誌の「不正選挙疑惑」暴露と同質のものを感じました。
TIME誌は、米大統領選投票にかかわる不正行為について、自己肯定をしてはいるものの、「噂とされていた事は全部事実でした」と結果として吐露した形になっていました。
ハンターバイデンは、書籍プロモーションのためもあり、最近はテレビのインタビューも受けているのですが、そこでも衝撃的な話をしています。
米大統領選前話題になった「ハンター氏のラップトップ」ですが、あのPCは冒頭の記事にもある通り概ね自分のものと認めています。
ラップトップ本体については「分からない」としたものの、データについてはどうやら彼のものとみて間違いないようです。
あの衝撃的なデータの数々は「自分の物」と認めた衝撃は大きいです。
米大統領選前から民主党は、ハンター関連の疑惑を一切封殺する動きを見せていて、主要メディアも同様に封殺していました。TwitterやFaceBookですら、そのようなコメントを検閲し、封殺する動きをしていました。
にもかかわらず、わざわざ今になって、どうしてここまでの暴露をするのでしょうか。過去の民主党の体質を考えれば、クリントンの違法なメールの件もあったように、知らぬ存ぜずを突き通すのが彼らのやり方に見えたのですが、本当に不思議です。
ただ、バイデン就任の時から様々な噂があったように、この政権が実質的にな権力を掌握していないなら話は別です。
この憶測が事実であれば、これも予定調和的な動きなのかもしれません。
また今回のハンターバイデンの行動で思い出されるのが、以下の動画です。これはホワイトハウス公式動画なのですが、1時間16分30秒くらいからはっきり聞こえる奇妙な声が入っています。
この声は「この時を待っていた。司法取引に応じる」と言っていて、発したのはハンター・バイデンではないかとも噂されていました。
もうすぐ発売されるハンターの自叙伝及びそれに関連する行動を見ている限り、やはりあの声はハンターだったのではないかと思ってしまいます。
そして、今目の前で起きている自伝による告白なども「司法取引の一貫」なのではないかと思っています。そうして、Time誌の暴露自体も司法取引の一種だったのではないかと思えてきます。
というか、先に紹介したあの動画(司法取引するという声が入っていた動画)が公開されたのは、1月22日。今から2ヶ月半前ですが、不思議なことにこの動画は公開され続けています。
2ヶ月もあれば、変な声を無くした形でアップし直す時間も充分あるし、ましてや非公開にすることだってできます。なぜそうしないのでしょうか。
しかも、ホワイトハウスといえば、国家の中枢機関にもかかわらず、なぜしないのでしょう。
ちなみに、背景にトランプ元大統領らしき人が映り込んでしまう動画(ホワイトハウス公式)も、まだ公開し続けています。不思議です。
しかし先ほど申し上げた通り、この政権が実質的にな権力を掌握していないなら話は別です。バイデンは自らの意図で、ホワイトハウス公式動画を削除することもできない状況にあるということなのかもしれません。実質的に権力を掌握している何者かが、このようにして、バイデンに因果を含めているとも受け取れます。
そう言えば、4月9日にアメリカで開催される予定となっていた日米首脳会談の日程変更になりましたね。当初は9日の会談日程を検討していたのすが、1週間先送りしました。
これも普通であれば、あり得ないことなのですが、これがバイデン政権の現実です。1周間先送りしなければならない切実な理由があるのでしょう。
菅総理がワシントンD.C.入りできるのかどうか、入ってみたらどんなことになっていたのか、注目です。
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