2008年7月27日日曜日

知事VS芸術系大学生 文化行政巡って激論-芸術の振興こそNPOの重要な役割?!

知事VS芸術系大学生 文化行政巡って激論大阪府在住の20人と(もうすでに内容を知っている方は読み飛ばしてください)
学生たちと意見を交わす橋下知事

橋下徹知事の文化施策について芸術を学ぶ大学生に意見を述べてもらう「橋下文化行政に物申す!」が26日、府公館(大阪市中央区)で開かれた。大阪センチュリー交響楽団への補助金削減方針などをめぐり、橋下知事と学生が意見を交換した。

橋下知事が学生の声を聞きたいと企画。42人の応募者の中から、府在住の大学生20人(18歳~32歳)が参加した。

橋下知事が「需要が少ない文化でもお金(税金)をぶちこんで守らないといけないか」と問題提起。これに対し、女子学生が「自殺者が多く、芸術が必要な世の中。行政がちゃんと文化を育てていくべきだ」と主張し、男子学生は「需要がない文化は消えて当然、弱肉強食だ」とした。最後に、橋下知事が「残る、残らないの違いは表現者の必死さ」「文楽は現代に合わせたやり方をやっていない」など独特の持論を展開した。

終了後、橋下知事は報道陣に「若い学生の声が聞けてよかった。文化でも需要と供給の原理があり、何でもかんでも金をつぎ込むのは違う」と語った。

参加した大阪音楽大4年の南田明美さん(23)は「知事が平等に税金を使おうとする姿勢には共感できたが、交響楽団の楽団員がどれほど子供たちのためにがんばっているかといった現場の話は知らないと思った」と話していた。
(2008年07月27日 読売新聞)

芸術の振興こそNPO?
先日、ある大阪の人のブログをみていると、「橋下改革には反対だ。なぜなら、自分の和太鼓のグループのプログラムへの補助が廃止になっから」と書いていました。

私は、このコメントに非常に憤りを感じたので、次のようなコメントをそのブログに書き込みました。
「自分の和太鼓のグループへの補助金が廃止になったからといって、それで橋下改革を反対していいのですか?夕張の実情を知っていますか?和太鼓どころではないです。和太鼓など、別に補助金がでなくても、自宅やどこかでやれば、練習などできるではありませんか。それにもし、和太鼓を買うのにお金がかかるというなら、自分達で出したり、他の人から寄付金を募って何とかするという方法もあるのではないですか?今は大阪府は、臨戦状態にあるようなものです。和太鼓は危機が通り過ぎて、十分余裕ができたときに、また補助金を再開してもらえればよいではないですか。そんなのんきなこと言っていていいんですか?もし、本当に夕張のようになってしまったら和太鼓どころではなくなります」。というような、趣旨で書き込みました。本当にそう思います。

大阪センチュリー交響楽団への補助金、カットではなくて削減ではありませんか。もし、大阪センチュリー交響楽団が府民のニーズを満たしているなら、削減されたとしても、やり方はいくらでもあると思います。こちはら、北海道ですが、札幌交響楽団は、もう随分前から札幌市からの補助金が削減されています。それでも、皆で頑張って存続しています。皆さんが、個人レッスンなどのアルバイトもしながら、何とかしています。それに、札幌交響楽団などでは、北海道新聞からの補助金を受けています。

ちなみに
★楽員の平均年収(2007年度)
札幌交響楽団・575万、仙台フィルハーモニー・559万、NHK交響楽団・945万
東京交響楽団・684万、日本フィルハーモニー交響楽団・405万、
名古屋フィルハーモニー交響楽団・633万、京都市交響楽団・540万、
大阪フィルハーモニー交響楽団・578万、
広島交響楽団・485万、九州交響楽団・522万

ということです。アルバイトをしなくても、何とかなるというのはNHK交響楽団員くらいのものらしいです。こうして、みると決して高いとはいえませんが、思ったよりは多く貰ってはいるような気もします。ここではっきり書いておきますが、現夕張市長の月給は27万円です。中堅職員の月給は16万円です。特に中堅職員の給料年間で200万いくかどうかの水準です。こういう厳しい現実があることを忘れるべきではありません。夕張市長などは、出張の経費は全部自腹だそうです。夕張のようになってしまったら、楽団への寄付金などカットされてしまうことでしょう。というより、やりたくてもできないようになってしまいます。

この大改革の最中にあっては、楽団員も我慢するという精神が必要だと思います。それから、今朝、野球の楽天イーグルスの社長がテレビに出ていましたが、「球場を持ち、球状での営業権をいろいろ提供すること、さらにはお客様のために何でも迅速に変えること」などで野球チームの運営は難しいといわれる中、初年度より黒字であったことを語っていました。北海道の旭川市の旭山動物園は、閉鎖寸前だったのですが、従業員の工夫によって業績が回復するどころか、好調で、全国からお客を呼ぶ動物園に生まれ変わりました。だから、楽団員自身も、サポーターたちもただただ、補助金というだけでなく、何らかの自助努力を真剣にすべきだと思います。

それに、そんなに補助金がカットされることが問題というなら、それこそ「大阪センチュリー交響楽団を存続させる会」などというNPOでもつくって、せっせと補助金を集めるとか、府民にニーズにあったイベントを催して楽団存続の資金を集めるべきでしょう。

今、大阪府は戦時下にあるようなものです、何とか改革を推進しなければ、夕張の二の舞になります。芸術だからといって甘えていられません。自助努力など真剣にすることにより、旭川の旭山動物園のようにまた新たな方向性がみえてくるかもしれません。今は、大阪府民一人一人の創意工夫が必要だと思います。それは、大阪府のように極端な無駄遣いをしなっただけで、あまり目立つことのないですが、同じように財政難の状況にある北海道も同じことだと思います。

以下に関連記事を掲載します。反転文字列をクリックすると当該記事に飛ぶことができます。

橋下知事、労組と徹夜バトル 人件費削減を巡り-公務員だけは例外ということでは済まされない!

橋下知事の自衛隊研修に関して考えた大阪府改革

■秋葉原通り魔事件があばくお役所仕事の実体とは?-やはりNPOに任せるべきか?

橋下知事を糾弾した女性は、中核派?-日本のマスコミとコメンテーターの多くはKYか?

■年金問題福田総理大臣があやまり、マスコミが突付くと役人がぬか喜びする!!-政治家に対するヒント「歴史に学んで役人退治を!!」

■北海道滝川市「介護タクシー」による詐欺事件-誰に責任があるのか?

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2008年7月26日土曜日

【主張】ライブドア判決の意味するもの・・堀江は楠正成か?-時代の転換はもう始まっている?

堀江貴文

堀江貴文被告がマスコミの表舞台から姿を消して久しい。久しぶりにみてみると、何か哀れな感じがする。彼には、人生の目標とか、目的は無かったのかと思う。何のために、Livedoorを運営していたのか、将来どうしたかったのかが、見えてこない。結局ただただ、お金を儲けたかっただけなのか・・・・・・。

【主張】ライブドア判決 規範の重み再確認したい
(すでに内容をご存知の方は読み飛ばしてください)
(産経ニュース)2008.7.26 03:04
このニュースのトピックス:主張

粉飾決算など証券取引法違反の罪に問われたライブドアの元社長、堀江貴文被告に対する控訴審判決で、東京高裁は被告側の控訴を棄却、1審の懲役2年6月の実刑判決を支持した。

無罪を主張し、執行猶予のつかない実刑判決を不当などとした被告側の訴えは退けられたのである。堀江被告が提出した「株式市場に対する不信を招き、悔やんでも悔やみきれない」などとする上申書も「犯行についての反省の情はうかがわれない」と一蹴(いっしゅう)された。

高裁の判断は妥当であり、この事件が市場に与えた影響の深刻さを物語っているといえる。

ライブドアの旧経営陣は「友達感覚」で会社を経営し、株価をつり上げるため、まるでコンピューターゲームをしているかのように、法やルールの不備をみつけ、そこにつけ込むことに躍起になっていた。

そこには、上場企業の経営者としての株主に対する責任感はまったく見えない。

こうした行動は、一般の個人投資家を投機に走らせ、市場をゆがめた。ITベンチャー企業の旗手と持ち上げられた反動もあって、その転落は新興企業全体の信用を傷つけた。

規制緩和・廃止という流れの中で企業経営の自由度が広がれば、より厳しい自己規律がトップに要求されるのはいうまでもない。

しかし、「法に触れなければ何をしてもかまわない」という発言に象徴される通り、堀江被告にはこの重要な部分が欠けていた。高裁判決が「被告人の規範意識は薄弱」と断じた通りである。こうした企業経営が横行すれば、再び規制強化論が勢いを増しかねないだけに、これは重要な指摘だ。

量刑も、「成長を仮装した粉飾」は損失隠し目的よりも結果は大きいとし、弁護側の不当に重いという意見を退けたのも、粉飾発覚時の投資家の損失の大きさを考慮すれば、妥当であろう。

それにしても、不正会計、食品の産地偽装、高級料亭の食べ残し・使い回しなど企業不祥事が後を絶たない。そこにライブドア旧経営陣に通じる法令順守精神の欠落、規範意識の低さが見えるのはどうしたことか。

控訴審判決が投げかけた深刻な論点は、堀江被告だけでなく、すべての企業経営者が真剣に受け止めなければならない。

会社にも身の丈が?
最近、通り魔事件の犯人や、ストーカー判事などに関して「身の丈」を知るべきだなどと、説教がましいコメントなどを書いています。この「身の丈を知ること」、会社にとっても重要なのではないかと思います。

「人の身の丈」については、今までのブログに十分欠いてきたと思いますので、ここでは「会社の身の丈」を定義してみます。

「会社の身の丈は、その時々できちんと把握しておく必要があると思います。勿論、一度決めた身の丈がそのままというわけではありません。会社が努力すれば、伸びることも あります。人間の身長と違って、ここでいうところの「会社の身の丈」は、設立から年月がたつたたないに関わらず、会社の人間の努力によりかなり伸びる余地があります。特に得意分野に関し てはそうだと思います。しかし、会社の得意な分野であろうとなんであろうと、その時々で会社の身の丈を把握しておくことは重要なことだと思います。これ は、簡単なようでいて難しいことです。不当に高く評価してもいけませんし、不当に低く評価してもいけません。それに、身の丈を図る評価軸はなるべくたくさ ん持っておいたほうが良いと思います。いくつたくさんある評価軸で評価した、多くのものを総合したものが「会社身の丈」というものだと思います」。

さて、堀江貴文被告は、ライブ・ドアの身の丈をきちんと把握していたのでしょうか?私には、そうは思えませんフジサンケイグループのとの件はさておき、別会社のファンドで儲けたお金を本社の売上に計上した件に関しては、素人丸出しの不手際です。それに、ライブ・ドア・グループの評価にあたり、株主総会などでも、資産価値総額のみを前面に打ち出したことも素人丸出しとしかいいようがありません。

会社の経営者というよりは、月並みなファンドマネジャーあたりの認識とあまり変わらなかったと思います。このような素人丸出しは、もし旧ライブドア経営陣の中に一人でも年長者でまともな考えをもった人がいれば、十分防げたものと思います。まるで、大学のコンパかなにかの乗りで経営していたとしか思えません。

経営者として十分な見識もなかったといわれても言い訳できないと思います。ライブドアに関しては、経営者が自身の「身の丈」を理解していなかったのと同時に当時の会社の「身の丈」も理解していなかっと思います。健全な経営さえしていれば、本人も未だ社長の地位にあったでしょう。情けないことです。

多くの人々が、堀江貴文被告に対して従来は時代の寵児としてもてはやし、罪に問われると掌をかえすように離反しました。しかし、この見方は非常に問題だと思います。人間のある一面や、事態の大部分を見過ごしていると思います。それは、時代の変化であり転換です。

拝金思想は時代遅れ?
先日「カンブリア宮殿」というテレビ番組で学生時代にIT企業を運営していて、それなりに成功していた東大出の若者が、いまではNOPの主催者となっていて、番組のディレクターから「堀江さんのことはどう思いますか?」と問われて「なんとも思いません。彼の生き方に共感はできません」ときっぱりとこたえていました。

私自身は、堀江被告をはじめとする、いわゆる形や、姿はどうであれ、いわゆる自由主義経済などといっていますが、結局「拝金思想」といわれる思想を持つ人々は最早時代遅れの人々なのではないかと思います。

なぜなら、現代は急速に変わりつつあり、21世紀に求められるのは、都市化したジャングルを文明化することであり、都市が抱える数多くの社会問題を解決するために非営利団体(NPO)の急速な興隆が求められているからです。現代の都市は様々な政府、民間、非営利組織が様々の目的を持ち、それぞれバラバラな価値観、行動規範を持って活動しています。都市全体を束ねる価値観、行動規範など希薄になりがちです。そうして、様々な社会問題が発生しています。これらを解決し、都市全体を束ねる価値観、行動規範をつくるためにもNPOの興隆、それも有力なNPOの興隆は不可欠です。

このことに、先進国の中で日本だけが未だ気づいていないようです。アメリカやヨーロッパなど比較的昔から時間をかけて金持ち国になった国々においては、うまくいっているかどうかは別にして、大方の人がが気づいているようです。これらの国々では、ビクトリア時代からNPO活動が盛んで、特にソビエト連邦が興隆して、大きな政府で国が社会福祉を全部引き受けると宣言する前までは、ほとんどの国は社会福祉や、社会問題のほとんどを国ではなくNPOが実施していました。

日本ではそのような経験がないため、NPOなどというと弱小で、善意あふれる人達が手弁当で実施する理想のお仕事で善意あふれる人々の道楽くらいにしか捕らえていないようです。あるいは、趣味の世界の延長のように思っているようです。

そんなことは、ありません。アメリカの多くの都市で、NPOが実質上の都市計画を実施しています。そうして、サブプライムローンのような馬鹿な真似をせずに、低所得者向けの住宅を大量につくったりして大成功を収めたりしています。職業訓練に成功した大きなNPOが職業訓練の場から、従業員の住宅、工場群、できた製品を売ったり、運んだりするためのシステムを構築し、一つの大都市を作り上げた例もあります。日本人には考えもつかないかもしれません。これらの、NPOの資金は、無論政府の補助もありますが、大部分が企業や個人の献金によるものです。さらに、自らも利益をあげています。日本だと考えられないような、多数の正規職員が有給で、無給のボランティアをマネジメントしています。

日本人の多くは、政府の人間が、役人、政治家ともに「大天使」になれば、すべての問題、特に社会問題など解消されて住み良い時代になると考えており、住み良くならないのは為政者の責任だと思ってるようです。しかし、こうした政治に対する幼児性を持つ国民は先進国では日本だけです。たとえ、政治家や役人が善意あふれる人だけで構成されるようにしても、政府が実施する非能率・非効率は是正されません。無論基盤の整備に狂いが生じた場合は、それこそ、政治の責任であり、政治家、役人は取り替えれば良くなります。でも、それだけではすまないということです。

他の先進国では、とうの昔に「国による社会的救済」など信じていません。政治にはもともとそのような能力はないのです。政治はいわゆる基盤(インフラ)の整備はできますが、その上での活動はもともと不得手どころか、手を出すとほとんど大失敗しているのは皆さんご存知でしょう。

基盤の上で活動するのは、民間企業であり、非営利団体(NPO)です。しかし、日本ではあまりにNPOの力が弱すぎます。これを強化していく必要があります。このまま、有力NOPが輩出しない、にほんであれば、様々な社会問題は解決されないまま放置されることになるでしょう。

若者の中でも先の「カンブリア宮殿」に出てきたような、NPOを主催する人もでてきています。民間企業でも、いわゆる金を儲けるだけの企業は、だんだん人気が衰えているようです。民間企業でも、社会的使命を明確にして、それにとりくんでいるような企業に関しては人気があるようです。

大きなNPOが大規模に社会事業に取り組むようなことは、中国のように経済が脆弱な国では実現できないことです。中国などでは、お金持ちがいる一方大多数の国民が食うや食わずの生活をしています。このようなところで、NPOと叫んでも誰にも理解されないことでしょう。

しかし、日本はもう違います。誰にも利用されないお金がぎっしりと日本国中に蓄えられています。極端なことを言うと、10人の村(話を簡単にするため全員大人とします)で、4人くらいの人が働けば、10人全体の生活を維持できるくらいにまでなっています。働いていない6人のうち、3人は高齢や障害でなかなか働けない人です。残りの3人はどうするのでしょぅか?昔なら困ったことでしょう。しかしいまや答えは簡単なことです。残りの3人がすべきは、それこそNPOです。高齢や障害でなかなか働けない人の面倒を見たり、働いている人がなかなかできない社会問題の解消や、生涯学習のお手伝いなどです。

個人あたりのGDPなどはアメリカも日本もかなり落ちています。しかし、これは富を蓄えた国に特徴的なことであって、未だに国民一人あたりの資産が1,000万円を超えているのは、アメリカと日本だけです。イギリスなどは未だ500万円台にすぎません。中国などはそのような統計を出しても意味がないので出していないのかもしれませんが、個人あたりの資産など日本や、アメリカと比較すれば、ほぼゼロといっても良いくらいの状態だと思います。

このような国に有力なNPOがないということ自体が信じられないことです。もうそろそろ、国もNPOを認識して、自らわけのわからない外郭団体などつくって、途方も無い無駄遣いをするより、能力があるNPOに対しては、大きな仕事を受注できる体制を整えるべきです。

未来への挑戦
日本でこれから伸びる、あるいは、伸びなければならないのはまさに非営利団体です。おそらく、今後最も伸びる分野であると考えます。20世紀が営利組織の時代であったように、21世紀の主役は非営利組織になり、大きな社会問題をどんどん解消していくべきです。そうして、グリンピースのような組織を維持するための組織にはならずに、常に変革をとげて、時代の要請に応える組織を目指すべきです。
楠正成

こうした、さなかにあって、拝金主義の堀江被告は、古い時代のモニュメント的な存在になるかもしれません。まるで、富の源泉が武力であった人達を今日の我々が見るのと同様に、たとえば楠正成などをみるように過去のモニュメントとしての堀江を見るようになることでしょう(ちょっと良く表現しすぎですが、なかなか歴史上の人物が思いつかなかったので、当時は朝敵とされた楠正成としてみました(笑))。おそらく、時代は変わって、時代にはあわないものの、過去の歴史の一こまとしてみるようになるでしょう。そうして、歴史研究者の格好の研究材料となるかもしれません。

営利企業ですら、NPO的になることが求められるでしょう。企業の社会的使命を明らかにして、その使命を遂行するために存続することを宣言し、存続のために利益が必要であり、利益というものは、観念上の産物にすぎず、組織の存続のために必要な未来の経費であることを消費者に納得してもらって初めて存立できる存在に変貌を遂げていくことと思います。

非営利団体と営利企業の間の区別が不明瞭になっていくことでしょう。NPOは、厳しくマネジメントをしたり、自らも利益をあげることにより、営利企業に近づき、営利企業は、社会的使命をはっきりさせ、それを実行するという意味でNPO的になっていくことでしょう。

一昔前なら考えられないことだと思います。大きな社会事業など理想主義者のたわごとであり、そんなことより、今日明日の稼ぎが大切だと考えられていた時代には、このような考えは「幼稚」「理想主義、観念主義」などといわれて省みられなかったでしょう。

しかし、それは違います。上記のような考え持つ人には、信じられないことかもしれませんが、これらの団体では、いつも自らの存在価値を生活者に示し続けるために自己変革を継続しなければならず、今より熾烈で、激しい競争と厳格で厳しいマネジメントが適用されるようになると思います。不正会計、食品の産地偽装、高級料亭の食べ残し・使い回しなど企業不祥事などをしているような事業は生き残れません。事実アメリカの有力NPOでは、日本の営利企業よりも厳しいマネジメントを実施しています。有給のマネジャーが無給のボランティアを四半期ごとに厳しく評価し具体的な評価をしながら、「この調子でやてください」「この調子だと、仕事を任せられない」などと評価を下し実施します。

いま、我々は時代の転換点にあるのだと思います。堀江や、先のブログにも述べた、「身の丈」を測れない、ストーカー判事や通り魔犯などは、転換期を乗り切れなかった時代の「徒花(あだばな)」として未来の人から認識されるようになると思います。

20世紀の価値観は自由主義経済に代表されるようなものであり、それ自体にもその時代の中で価値はあったと思います。人間はまずは経済的に自立しなければ、幸せにはなりえません。だからこそ、多くの人を経済的に自立させという意味合いではその意義はあったと思います。

しかし、21世紀は、我々の先達が行って大成功した明治維新ように、経済ではなく社会を見つめる時代だと思います。そうして、20世紀に営利企業が注目されたように21世紀には社会事業が社会起業家が着目される時代となるでしょう。先ほどのカンブリア宮殿にでてきた若者など、20年後には、「大社会事業を実施する大きなNPO」の主催者になっているかもしれません。そうして、いわゆる「社会規範」や、組織で序列、個々人の「身の丈」の測りかたも変わってくるかもしれません。健全な経済は、健全な社会に宿ると思います。健全な社会ができなければ、経済も停滞することになるでしょう。

時代は変わりつつあります。こうした時代の転換期にあたって、自分を見失わないように、古い考えや認識のうち良いものは維持し、悪いもの、時代遅れのものは捨て去り、新たな考えや、認識を身につけ、果敢に将来に向かって挑戦していきたいものです。

もっと小さな話でまとめようと思っていましたが、大きな話になってしまいました。いつも頭の中にあって、いつか書こうと思っていた事柄が、噴出してしまったという形になりました。まとめ方も悪かったと思います。疑問や判らないことがありましたら、どんどんコメント願います。よしろくお願いします。

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2008年7月25日金曜日

【ストーカー判事初公判(10)完】メールやめるタイミング逸し、焦った-「身の丈」を知り自らの「序列」の位置づけを知らない人が増えてきた?

【ストーカー判事初公判(10)完】メールやめるタイミング逸し、焦った(12:05~12:20)(産経ニュース)(内容をご存知の方は読み飛ばしてください)
2008.7.25 14:43
左は、下山芳晴被告の写真。

《現職の裁判官がなぜストーカーという犯罪を犯したのか。最終弁論で弁護人は、罪になるとわかっていながら身動きが取れなくなっていった下山被告の様子を明らかにしていく》

「被害者がストーカーメールを相談してきたことは、下山被告にとってプライドをくすぐるもので、メールをやめることができなくなった。それが犯罪に該当することがわかっていて、いつやめるか悩んでいた。被害者はストーカーメールを相談しつつも発信者ではないかと疑い、直接、下山被告に尋ねた。下山被告は今やめれば自分だとわかってしまうとやめるタイミングを失い、焦りの中で身動きが取れなくなった」

「頼れる支部長でありたいとの思いから、警告メールを送り、無言電話を警察に相談するよう言うなど、『(犯人は)怖じ気づいてやめた』と言えるようにした。そして、終わらせる宣言とも取れる最後のメールを送った。この時点でメールを送り続けるつもりはなかった」

「下山被告がストーカー規制法に基づく警告を受けなかったのは、今後、ストーカーメールを送る危険がないと思われたから。自らの意志でストーカーメールをやめたのも事実だ。相談に乗って味方を装ったことで、被害者が味わった人間不信の思いは察するに余りあるが、自らメールを終息させ、無言電話は関知していない」

《弁護人はさらに、被害者が県警に告訴する前に、下山被告が自分の犯行であると打ち明けた行為が自首に当たると主張した》

「告訴前の4月8日には被害者に犯行を告白し、謝罪した。同日、県警本部の担当にも打ち明けようと電話をしたが、不在。翌日、『週末に時間を取ってくれないか』と言ったが連絡が来ず、翌々日に再度電話したが事情聴取の申し出は断られた。被告は当初よりメールを発信した事実を認めていて、これは自首に当たる。被害者に『つかまりますよ?』と言われたときも、『覚悟している』と答えている」

《逮捕されてから、「恋愛感情ではなかった」と否認していたと伝えられた下山被告だが、弁護人は取り調べの中で、徐々に下山被告が自分の気持ちに向き合うようになったと主張した》

「恋愛感情についても、当初は否定していたが、拘束中に弁護人との面会を重ね、自分の生きざまが問われていると言われ、被害者への恋愛感情を認め、率直に反省している。また、メールの送信場所なども、自発的に申告している」

《弁護人は最後に、下山被告が裁判官を辞める意向でいることを明らかにし、反省の態度を前面に出した》

「裁判官の職についても、4月10日に宇都宮地裁所長に、5月に東京高裁事務局長に口頭で辞職の意を伝えている。被害者にも、告訴前に自らのストーカー行 為を伝え謝罪しているほか、告訴後は弁護人を介し謝罪文を渡し、再三示談の申し入れをしている。実弟や妻も謝罪の手紙を出しており、示談の準備を整えてい る。かつての勤務地、都留支部にも被害者を気づかってほしいと手紙を送っている。約2カ月、身柄拘束され、刑罰を事実上受けている」

「下 山被告は努力家で、困っている人を助けたいと裁判官になった。裁判中の居眠りも、睡眠障害という病気が原因だ。以上のように、下山被告は約2カ月の身柄拘 束で、形だけのプライドを捨て、反省を深めた。示談は成立していないとはいえ、慰謝に応じる姿勢はあり、厳しい社会的制裁を受けており、弾劾裁判も控えて いる。執行猶予付き判決が相当と考える」

《弁護人が読み上げを終えると、渡辺康裁判長が下山被告に「最後に何か言いたいことはないですか」と声を掛けた。下山被告は立ち上がり、証言台でかつて自分が座っていた席をまっすぐ見つめ、反省の気持ちを口にした》

「被害者に申し訳ないことをしました。また司法に対する国民の信頼を損ね、私を育ててくれた裁判所を裏切り、申し訳ありませんでした。以上です」

《抑揚のない小さな声。法の番人は、自ら犯した罪を認め、謝罪した。審理は初公判のこの日結審した。判決公判は8月8日午前10時に開廷する》

《初公判を終えた下山被告は、午後1時前に甲府地裁から出ると、報道陣に囲まれ、もみくちゃにされた。うつむき加減で口を固く閉ざし、「自分が裁かれる立 場になったことをどう思うか」などの報道陣の問いかけには一切答えず、弁護人が用意した車の後部座席に乗り込むと、乱暴にドアを閉めた》

        (完)

自分の身の丈を知らない人間が多くなってきた?!
さて、この裁判官どうなっているのでしょうか?このようなことは、あまりにつまらないことなので書きたくありませんが、最近あまりにも自分の「身の丈」を知らない人間が多くなってきたので書いて見たいと思います。

さて、「身の丈」に関しては、私は以前にこのブログにも書きました。そのときに、私は次のように身の丈を定義しています。

「人間の身の丈は、その時々できちんと把握しておく必要があると思います。勿論、身の丈が一生そのままというわけではありません。努力すれば、伸びることも あります。人間の身長と違って、ここでいうところの「人の身の丈」は年をとってからでも本人の努力によりかなり伸びる余地があります。特に得意分野に関し てはそうだと思います。しかし、自分の得意な分野であろうとなんであろうと、その時々で自分の身の丈を把握しておくことは重要なことだと思います。これ は、簡単なようでいて難しいことです。不当に高く評価してもいけませんし、不当に低く評価してもいけません。それに、身の丈を図る評価軸はなるべくたくさ ん持っておいたほうが良いと思います。いくつたくさんある評価軸で評価した、多くのものを総合したものが「身の丈」というものだと思います」。

まさに、この通りです。これに関して私があるブログをみていたら、社会学者のある大学教授が私と似たような考え方で、ただし、「身の丈」ではなく「序列」という言い方をしていました。確かに序列も重要です。現在おおよそ生まれ出てきた人間は、すべて組織に属することになります。たとえ、組織から完全にドロップアップしたと思った人間でさえ、いわゆる仲間をつくれば、そこは社会であり、規範などゆるくても組織であることは変わりありません。

組織といったときに、どんな組織にもおのずから「序列」というものが生じます。よほど特殊な高い能力を身につけて、他人と全く関わらずに何十年でも生きていける人を除いてすべて組織や社会とは無縁で生きていくことはできません。序列に関して辞書で調べると『(1)あるきまりによって並べられたもの。順序。「年功―」「成績の―をつける」(2)順序に従って並ぶこと。また、並べること。「古の仁聖賢人をば―して/史記抄 10」』とあります。あるきまりというところが、判りにくいとは思いますが、結局組織の目標、目的に照らした決まりということができると思います。

社会の多くの人々は多くの組織に属し、個々の組織の中で序列を守り、複数の組織の序列と自分の能力や人柄から「身の丈」を測って、その範囲内で日々の生活を送っているというのが普通だと思います。特定の組織の序列を破る行為をすれば、組織からはじきだされるか、はじきだされるのが嫌であれば、組織の底辺にいることを余儀なくされます。これは、厳然たる事実です。これは、官僚組織だけの問題ではありません。どんな組織にでもあります。学校、企業、近所づきあい、仲間同士に必ず生じてくるものです。それが嫌で、共産党に入ったり、労働組合に入ったとしても、その中での「序列」があります。ヤクザの組織でも同じこと、いや、この世界の「序列」は一般社会よりもはるかに厳しいです。

この辺良く読んで吟味してみて、私は私の言う「身の丈」のほうが「序列」よりも範囲が広範囲だと思います。序列といった場合は、特定の組織にしか通じないからです。ある組織の序列が、他の組織序列ということはありえません。その意味では「身の丈」を知ることのほうが、序列を理解するよりももっと広範で、汎用性があると思います。

さて、定義などはそのままにして、そろそろ本題に入りましょう。

まずこの裁判官については、「自分の身の丈」を理解していなかったのだと思います。司法の番人である裁判官がやっていいことと、やって悪いことの判断もつかなかったということだと思います。自分がある高い身分を獲得したとか、法律で定められた権限もあるが、それなりの責任も持たなければならない地位についたとします。そうすると、「自分の身の丈」がそれに達していなければ、伸ばすしかないです。どうしても伸ばせないというのなら、そういう地位から退かなければなりません。

最近は、この裁判官のように必要な「身の丈」まで、自分自身を伸ばせない人が増えてきたように思います。たとえば、父兄の動向に左右されやすかったり、日の丸掲揚、国歌斉唱など徹底できない「校長」先生などもその例です。

さらに、最近の通り魔事件を起こす犯人なども、この「身の丈」を全く理解できないのだと思います。秋葉原の事件の犯人の場合は、中学までは「身の丈」を不当に高く評価し、社会人となってからは不当に低く評価しているようです。八王子の事件の犯人の場合は、秋葉原の犯人と同じような側面もあるとおもいますが、その他に30歳台という年齢から考えて何でも親や人のせいにするという幼児性が目立ち、どうやら年齢にふさわしい「身の丈」まで自分のことを伸ばせなかったようです。「身の丈」を測れない人間は、序列にもなじめません。個々の組織の序列を守ることができなければ、その組織には属することはできません。この犯人、結局はいろいろな組織からはじきだされ、孤独感・疎外にさいなまされていたのだと思います。その責任の大半は自分にあることが理解できていないようです。


離婚したサルコジ夫妻

さて、この「身の丈」を知らなかったり、「身の丈」による自らの組織における「序列」の位置づけを理解できないのは、この裁判官や、通り魔事件の犯人だけではないようです。一昔前の人間からすると、洋の東西、年齢、経歴、経験も問わず存在するようです。

たとえば、フランスの場合、フランスの人からも「馬鹿サルコジ」といわれているフランスの例があります。フランスなどは、非常に保守的な社会を構成していて、その中の「身の丈」や「序列」は、厳格なものでした。少し前までなら、たとえば、小泉元首相のように宰相の息子が芸能人などをやるとしたら、家から追い出されることは覚悟の上だし、親の方も勘当するのが普通でした。

でも、「馬鹿サルコジ」が出て、まともな夫人とは離婚して、モデル出身の女性と結婚しています。一昔前といっても10年前くらい前であれば、この段階で、サルコジの政治生命は絶たれたと思います。でも、そういう観念は、いわゆるフランスの上流階級にはまだ残っていますから、「フランス至上最低の大統領」とか「馬鹿サルコジ」と揶揄(やゆ:からかうという意味)されるのだと思います。一昔まえなら、それそうとうの地位の人が離婚すれば「まともな家庭も築けない馬鹿者」と認識されるため、「身の丈」が大幅に縮んだとみなされ、それ以降の交渉などうまくいかなくなったのです。そのため、是が非でも離婚しなかっのだと思います。フランスの社会、特に上流はかなり保守的ですから、このような馬鹿大統領はサルコジが最初で、最後かもしれません。

また、日本の政界など、先ほどは小泉元総理大臣の例も述べましたが、テレビなどを見ていると、まるで芸能人のような政治家や、芸能人が政治に口を出すなどのことは珍しくもありません。東国原知事のように芸人から「知事」に転進した人もいるくらいです。ただし、今でも、「身の丈」「序列」を意識している政治家など報道などは別にしていわゆるバラエティー番組のようなものには出ていません。当然といえば、当然だと思います。また、東国原知事も当然各々の組織の「序列」に従って生きています、役所には役所の序列があります。たけし軍団の中にも、それなりに厳しい「序列」が存在します。これを破れば、軍団からはつまはじきにあいます。

さて、フランスや日本の状況を述べてきましたが、確かに組織の規範や序列に関して「序列」や「身の丈」という考え方が緩んできている事実を掲載しました。しかし、忘れてはならないことがあります、昔と比較すると緩んできていたとしても、依然として各組織や社会には「序列」が存在しており、自分が「序列」のどのへんに属しているかは自らの「身の丈」がどの程度であるか測ることができなければ、組織からははじかれるか、組織の底辺にいることを余儀なくされるという事実が毅然として存在しているということです。

これを忘れる人は多いようです。組織に入って「序列」を認識できない人、その組織の中でうまくやっていけないでしょう。自分の「身の丈」を認識できない人はもっと苦労するでしょう。現在の自分の「身の丈」を測ることは誰にとっても難しいことです。しかし、当らずとも外さない程度に認識しておかないと、とんでもないことになります。ずっと認識しないでおいて、行き着く先の先はこの裁判官や、通り魔犯ということにもなりかねません。そこまではいかなくとも、周りの人々とうまくコミュニケーションが図れず、孤独感、疎外感にさいなまされることになるでしょう。

さて、皆さんの「身の丈」は、いかほどのものでしょうか、もし考えたことがない方は、早急に考える必要があります。まあ、60歳を過ぎたような人は、ほとんど変えようがないですから、それでいいと思います。仮に「身の丈」を測ることができなくても、なんとかそれで道を踏み外さず歩いてこれたのですから。それ以下の人は一度深く考えてみる必要があると思います。

あなたが、日々異常に疲れるとか、疎外感にさいなまされるとか、空気が読めないと人言われたとすれば、あなたの「身の丈」の計測がはなはだしくずれているか、「序列」無視の行動をしているのかもしれません。

「身の丈」は自分の目線で測ってはいけません、人の目線で行うべきです。そうして、これは、学校のお勉強や、業務上の技能の能力の向上よりはるかに重要なことだと思います。そうして、これができなければ、学校の勉強も、業務上の能力もいずれ築けなくなっていくと思います。

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2008年7月24日木曜日

北野組:破産 連鎖倒産を懸念 道北最大手、地元に影響大きく/北海道-本年は北海道経済の正念場か?

ほうしゅん Mo☆Vie モビー@モバイル写楽 「旧拓銀ビル改築工事 ドキュメントNo.1」2008年4月3日

北海道拓殖銀行の本店のあった場所に全く異なるビルがたつことになった。このようなことから、拓銀破綻の影響などもうすでに昔のことで、その影響などもう過去のことだなどと思っている人も多い。だが事実は違う北海道拓殖銀行破たんの本格的影響は今年からでてくるのだ。


北野組:破産 連鎖倒産を懸念 道北最大手、地元に影響大きく /北海道
(すでにこの内容をご存知の方は読み飛ばしてください)

7月23日14時1分配信 毎日新聞

 総合建設業道内大手の北野組(本社・旭川市、菅原久広社長)と関連会社2社が22日、旭川地裁で破産手続きの開始決定を受けた。公共事業や民間工事が激減する中、道北最大手の北野組までもが経営破綻(はたん)に追い込まれたことで、業界には大きな衝撃が広がっている。【横田信行、仲田力行】
 「関係者に多大な迷惑をかけ申し訳ない。社会に貢献するはずが、ざんきにたえない」
 22日午前、旭川市役所で会見した菅原社長は無念さをにじませた。主力行などとの融資要請協議が不調に終わり、ギリギリまでスポンサー探しに奔走したが徒労に終わった。
 申立代理人の橋本昭夫弁護士は「大手が手を出さないような、収益性は高いが危険性の高い首都圏の不動産事業の失敗が大きい。こうした事業を進めた前経営陣のずさん経営も原因と言わざるを得ない」と指摘した。さらに「(金融機関との交渉でも)『もっと透明性のある経営を』と注文を付けられていた。数々の企業の再建に携わってきたが、建設業の再生は極めて難しい」と述べ、民事再生法の適用申請ではなく、破産手続きを開始した理由を説明した。
 北野組の歴代社長は旭川建設業協会の理事を務めており、地元への影響力は大きい。同協会幹部は「優れた技術力を持つ北野組の破産は衝撃的だ。連鎖的につぶれる会社が出る可能性は大きい」と危機感を強める。
 道内の建設業は公共事業への依存度が強い。しかし、小泉政権下で進められた構造改革で全国の公共事業は02年度予算編成で前年比10%削減され、その後も前年度比で毎年約3%ずつ減った。北海道建設業信用保証によると、道内では98年度の約2兆1900億円(土木・建築以外の工事も含む)から減少。07年度は9300億円にとどまった。
 また、北海道建設業協会によると、今年3月時点の道内業者は約2万2200社(00年は約2万6000社)。道東のある建設業者幹部は「仕事がないのに業者は多く、供給過剰。再編が必要だ」と話す。さらに、資材価格の高騰や昨年の改正建築基準法による建築確認の厳格化が追い打ちをかけている。
 こうした状況が続く中、今年3月には住宅建設業「木の城たいせつ」が自己破産した。東京商工リサーチ北海道支社によると、今年上半期(1~6月)に破綻した道内建設業は153件に達し、前年同期比よりも31件多い。同支社は「構造改革の影響がいよいよ具現化されてきた。これから(破綻が)増えていくと言っても過言ではない」と、厳しい見方を示している。
 ◇従業員や取引先、道が相談窓口
 道は22日、北野組と関連会社の従業員に向けた雇用相談室を上川支庁に、取引先の中小企業を対象にした経営・金融相談室を道庁商工金融課と同支庁にそれぞれ設置。債権者の道内中小企業に対しては、5000万円までの債権相当額を低利で融資する中小企業総合振興資金「セーフティーネット貸付」を適用する。【鈴木勝一】7月23日朝刊

本年は北海道経済の正念場か?
さて、私はこうした企業の倒産など、昨年より懸念していました。まさに、今回その懸念が実現してしまったと思います。

昨年は、拓銀が破綻してから、10年目にあたりました。北海道内の人々は、拓銀の破綻などもう過去のできごと思っているかもしれません。都市銀行の一行くらいなくなったからといってほとんど影響はなかったし、これからもないだろうと思っているかもしれません。

しかし、それは違います。実は拓銀破綻の影響は今年から顕著になりつつあるのです。そのからくりはこういうことです。11年前に北海道で唯一の都市銀行であった北海道拓殖銀行が破綻した際、多くの北海道の主だった企業は拓銀が主要取引銀行でした。その結果多くの企業が資金難に陥ることが予想されました。拓銀破綻により、主要取引先である北海道の大手企業が影響を受けた場合それに連なる中小企業の行方、ひいては北海道全体の経済の沈静化を恐れた道は、道債を発行(借金をして)資金を手に入れ、これらの企業に拓銀と同程度の金利もしくは、それを下回る金利で貸付をしました。

そのため、多くの道内の大手はすぐに資金難にいたるということはありませんでした。しかし、その応急手当をした後がよくありまんせんでした。当時は拓銀破綻するほどの日本経済の構造転換があった時代です。多くの企業では大規模なリストラや新規事業などの模索を迫られました。大手銀行でも、不良債権の処理が行われてました。しかし、そのさなかにあって、北海道だけは「公共工事の脱却」などが叫ばれても、あまり大きな改革がされてきませんでした。

その結果道内の大手といわれる企業でもこの10年間古い体質が温存されて、ほとんど改善されてきませんでした。私は、この10年間を「北海道の失われた10年」と呼んでいます。

昨年で道債の償還期限も切れ、今年からは道も借金を返済していかければなりません。そのため、新たに拓銀破綻の対策を打つことはできません。その結果が今日の北野組の破産にもつながったと思われます。さて、今年は原油高騰のおりから、建築資材なども価格が上昇しています。北海道による援助も期待できません。今年こそ、北海道内企業の正念場になることでしょう。本当にもう、待ったなしです。多くの企業がこの正念場に向かって逃げることなく、挑戦し、構造転換されることを願ってやみません。そうして、この危機を生き抜いた企業が北海道の未来を築いていくことでしょう。

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2008年7月23日水曜日

八王子通り魔事件、誰でも良かった!?-「カッツォンレテバ」の精神で通り魔に備えよ!!

八王子通り魔事件犯人「誰でも良かった」!!
東京都八王子市の京王八王子駅ビル9階の書店で、アルバイト店員が刺殺された事件で、殺人未遂の疑いで逮捕された八王子市の菅野昭一容疑者(33)は警視庁の調べに対し「仕事のことで家族とトラブルになり、とっさに無差別に人を殺そうと決意した」と供述していることが23日、分かった。警視庁は、家族とのトラブルが引き金になり、菅野容疑者が通り魔の犯行を決意したとみている。本当にとんでもない野郎ですね。早く死刑になれば良いと思います。亡くなった方のことを思うと残念でなりません。こんなバカに将来の夢を立たれるなんて。バカはバカで人に迷惑をかけることなく、自分ひとりで死んで欲しかったと思います。

犯人の心理分析は無用の長物!!
秋葉原通り魔事件やこの事件のような無差別殺人事件が起こったときに、精神科医や犯罪心理学者、心理士、カウンセラーが、考えたところで結論が出るわけないし、所詮仮説にもなりえなりません。基本的には彼らの自己満足と、一般市民の誤解・勘違いをもたらすだけだと思います。

そんなことよりは、被害者や遺族への治療・サポートについてもっともっと専念すべきだし、今回の犯人のような通り魔に直面したときに、どのように身を守り、また相手を制止するかということについて知見を積んで啓発することこそ重要だと思います。私は、被害者や遺族への治療・サポートなど、専門家ではないのでできませんが、身を守ることについては自分の経験など情報とてい提供できるとおもいますので、提供させていただきます。

専門家が提唱するナイフを持った暴漢からの防御法

以前専門家(イスラエル)の方からうかがった通り魔というより、ナイフを持った暴漢からの防御法を掲載します。

ナイフを持った通り魔に直面したときは、「その場から逃げる」の が基本です。ただし、逃げられない状況で対峙しなければならない場合、誰かを守らなければならない場合もあると思います。通り魔犯は、一般に「自分は一番強い」「自分には怖いものはない」と思っている(思い込んでいる)がゆえに、「自分が反撃されること」や「自分 に立ち向かってくること」を想定していません。また彼らは、自分の力を誇示しようと、多くは何回も刺そうとします。

いかにして先制攻撃をいかにして加え戦意を喪失させるか、特にナイフを持った通り魔がよくやる、“上からナイフを振りかざす”攻撃に対しどうそれを制止し反撃を加えるかが重要です。まずは、冷静になること、そうして犯人と同じように「自分は強い」とか、「自分に怖いものはない」などと自分自身に言い聞かせることです。

基本的には、まずは、縦の動きから横の動きに変えることです。横の動きをしながら、相手の懐に飛び込んで、ナイフを持った手の肘あたりを片手で捉えて自分の体にナイフが届くのを防ぐと同時に、もう片方の手で顔面への打撃を加え る。顔面に打撃を加えた手で頭を押さえた後、両手でナイフを持った手と肘をひねり、ナイフを奪い取る。膝を顔面に入れるのも効果的だ。そして、その場から 離れる。

しかし、実際にはなかなかこのようにうまくはいかないと思います。今回の書店での反抗の場合は、本屋の店員さんが殺されています。その場の状況などわからないので、一概には言えませんが、この場合女性の店員は、周りにある本を手当たりしだいつかんで犯人に向かって、投げつけるなどのことをすれば効果的だったかもしれません。できれば、本の角など、犯人の顔面にぶつかるように手当たり次第に投げまくればよかったと思います。そうして、その場から逃げて助けを求めるとか。そうすることにより、たとえ怪我をしても、命は助かるということもありえたかもしれません。まあ、歴史に「もし」はないですから、もう終わったことには取り返しがつきませんが、同じような状況に至ったときにこうすれば、助かる率は高くなると思います。

さて、以上は人から聴いた話と、思ったことですが、以下には私が経験した実話を掲載します。ただし、これは通り魔ではなく、私自身がいわゆる「オヤジ狩り」にあいそうになったときにそれを防止した実話てです。

実体験を皆さんに開陳します
もう随分まえですが、函館の本町の飲み屋街で、お酒を飲んだあとで帰るときでした、特に理由もなくなんとなく近道をしました。歩いていると、遠くから3人の人相の悪い若者があるいてくるのに気がつきました。また、そこはテニスコートの近くで人通りが少ないところで、「オヤジ狩り」が頻繁に起こっているところで、私の知っている人も「オヤジ狩り」にあったということも伝え聞いていたのを思い出しました。

とっさに私の頭の中で「どうしようか」と自問自答しました。この若者たちほぼ「オヤジ狩り」をしようとしていると推察できました。三人組みの中央にいるのが、リーダーと思しき若者でした。いろいろ、頭の中でイメージして、逃げるのはこの距離ではもう、無理と判断しました。いろいろ考えて、以下のような戦術を頭の中で練り上げました。

その中身は、まずは自分の前の少し離れた道路の傍らに石があるのが目に付きました。その石、人間の頭の1/3くらいのもので武器としては手ごろです。まず、その石を手にいれる、相手と遭遇する直前に、その石をリーダー格の顔面に向けて投げつける。できれば、頭をかち割る。その直後に、その日は雨になりそうだったので、傘を持っていたので、傘で向かって右隣の若者を急襲する。できれば、目を刺す。それが終わったら、残っている若者に対して鞄で急襲する、鞄の中には結構な重さの書籍が2~3冊入っていたので結構な殴打力になると思いました。

さて、そう考えて、自分の前を見ると、相手方と自分の距離が相当近づいているのに気がつきました。そうして、へたをすると自分が若者たちと遭遇するまでには、その石を拾うことはできないということに気がつきました。

その直後にとった私の行動は、その石めがけて、全力疾走でした。そうして、石を取り上げて前をみると、何と若者たちが反対側に全力疾走で逃げている姿でした。「ヤベー」などといいながら、散り散りになりながら全力疾走して逃げていきました。

そうです、彼らだって怖かったのだと思います。小心ものだったからこそ、3人で「オヤジ狩り」をしていたのだと思います。まさか、相手側が全力疾走でこちら側に向かってくるなんて、予想だにしなかったのだと思います。まずは、いざというときにどうするかなど日ごろ考えておき、いよいよになったら実行することです。私の場合も普段から考えていて、靴、鞄、周りに石が落ちていたら石をつかんで投げつけるなどと、考えていました。

頼みの綱は「カッツオンレテバ」だ!!
イスラエルには「カッツォンレテバ」という格言があります。これは「おとなしくして羊のようには殺されるな」という意味です。イスラエル人なら誰もが知っている合言葉です。いろいろな苦難のときに乗り越えるために継承されたきた言葉です。エンテベ空港奇襲作戦でもこの精神がいかんなく発揮されたといわれています。先の防御法を教えていただいたイスラエル人も「大事なとこは何よりもカッツォンレテバ」だと言っていました。

皆さんも、普段から良く考えておいて、いざとなったら実行しましょう。間違っても大人しい羊のように、黙ってやすやすと犯人に殺されるようなことはやめましょう。できれば、防御、それがかなわないときには、少なくとも相手も殺すか、少なくとも生死をさまようくらいの打撃は与えてから成仏しましょう!!

下にこの記事の関連記事を掲載します。こちらも是非ご覧になってください。

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■アメリカ・バージニア工科大学の銃撃事件の犯人映像

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2008年7月22日火曜日

中国:五輪の祭典が北京市民の生活を圧迫-オリンピック開催後を予感させる連続バス爆破事件?

北京当局 地方から上京した民衆の追い払いを開始


五輪の祭典が北京市民の生活を圧迫(内容をすでにご存知の方は読み飛ばしてください)
8月8日の北京オリンピック開幕まで1ヶ月を切り、厳重な警備とイメージアップ作戦に地元住民は悲鳴を上げている。例えば、7月20日から2ヶ月に渡り、北京市の300万台の自動車の半数が走行禁止となる。悪名高いスモッグを消すためだ。
中国 スポーツ IPS

【北京IPS=アントアネタ・ベツロヴァ、7月14日】

8月8日の北京オリンピック開幕まで1ヶ月を切り、厳重な警備とイメージアップ作戦に地元住民は悲鳴を上げている。

オリンピック景気が謳われ、小規模商店主にも外貨が落ちると言われていたが、何百店もの海賊版DVD販売店を始め、「見苦しい」、「安全でない」といった理由で五輪開催中の閉店を迫られている。

7年間にわたりオリンピックの準備を続けてきた中国指導者にとって、開催の成功は国家の威信にかかわることだ。北京市民もオリンピックの開催、国際的地位の回復に反対してはいないが、度を越えた警備やクリーンアップ作戦に辟易としている状態だ。

北京当局は空気の清浄化のために、何十万件もの建設プロジェクトを中断させ、建設会社、セメント生産会社に長期休業を申し付けた。何千人もの移民労働者は帰郷を余儀なくされた。

7月20日から2ヶ月に渡り、北京市の300万台の自動車の半数が走行禁止となる。悪名高いスモッグを消すためだ。

外国人アスリートの多くは、このような対策も不十分と感じ、日本や韓国でトレーニングを積み、試合直前に北京入りする。

チベット支持者、法輪功、民主活動家を封じ込めるために派遣された警察、軍関係者は10万人。これに60万人の市民ボランティアが加わる。

休暇をとり市外へ脱出を考える北京市民が少なくない状態だ。オリンピック開催を控えて、異常な警備、クリーンアップ作戦が市民生活に及ぼす影響は大きい。

【IPS JAPAN/JANJANニュース】

誰も喜ばないオリンピックを北京で開催する必要があったのか?
さて、北京市民の締め付けも厳しくなっています。北京ではオリンピック施設を建築するために、多くの人民の家をとりあげて壊して平地にして、そこに施設を建築しました。これらの人々は、一部の例外を除いて何ら補償も与えられず、ある日突然家を追い出されたというのが実情です。

さらに、地方からは民工と呼ばれる出稼ぎ者が多数北京に出稼ぎにやってきてきました。この人たちの大部分は保健もなく、安い賃金で働きました。これらの人がいなければ、いろいろなオリンピック関連の施設の建築はできなかったでしょう。しかし、今になって、この人達を追い払おうとしています。

店を奪われたり、住処を追いやられたした人が大勢います。さらに、職もなくしかたなく故郷にかえる人がたくさんいます。故郷に帰っても仕事のあてはありません。家の畑を耕して自分の食べるものは、自分で食べるくらいのことしかできません。雲南省昆明市で二十一日に起きた連続バス爆破事件について「北京五輪と関係があるとの証拠は今のところ見つかっていない」と述べ、五輪を標的にしたテロ事件かどうかは不明としたとしていますが、こうした背景のもとに起こった事件かもしれません。

中国政府はこれらの人たちをどうするつもりなのでしょうか?このままでは、人民は二の次、三の次どころか、全く無視した国威発揚だけのためのオリンピックになりそうです。自分の国の多くの人々から祝ってもらえない、外国からも素直に祝ってもらえないオリンピック。開催する価値が本当にあったのでしょうか。私自身は、最初から中国はオリンピックを開催できるような国にはまだなっていないと思っていました。思っていた通りになりました。

オリンピック開催後を予感させる雲南省バス連続爆破事件?
さて、上のような状況、まだオリンピック開催前や、開催中は良いと思います。おそらく、中国中央政府も威信をかけて無理やりにでも暴動など発生しないよう、体面は保つことはできると思います。事実、多くの人達の一般通念とは違って、今年は例年よりもはるかに暴動が少ないです。このことは、以前私のブログでも掲載しました。

さて、オリンピックが終了した後はどうなるのでしょうか?地方では、オリンピック民工達が、不満を煮えたぎらしているでしょう。これと、もともと地方にある不満の種が加わり、かなり暴動が頻発することになると思います。北京でも、いろいろな不満がくすぶっているので、暴動が起こる可能性は十分あります。まさに一触即発の状況です。普段ではあまり気にも留められない中国中央政府や地方政府の高官などの行動や発言が火種となる可能性は十分あります。

おそらく、オリンピック終了後、各地に警備に配置されている人民解放軍や警察も警備の任を解かれて、本来の場所に戻ることでしょうから、オリンピック後の暴動はすさまじいものになると思います。頻度も、例年より増すと思います。最近のバス連続爆破事件など、オリンピックを妨害するものと受け取る向きもあるでしょう。そうであれば、オリンピック開催後には通常に戻り、たとえ暴動があったとしても、例年通りで鎮圧も比較的容易なものしか起こらないことが予想されます。しかし、このバス連続爆破事件は従来のものとは明らかに違う無差別テロです。私はオリンピック開催後に頻繁におこる中国中央政府手に負えなくて鎮圧にも手間取る暴動や、テロの幕開けを示すものではないかと危惧しています。

中国中央政府はこれに対してまた弾圧を繰り返すでしょうが、弾圧にも限度があります。これをいつまでも繰り返すのではなく、根本原因を解消する方向性を人民に示し、そのための第一歩を早めに踏み出すべきです。それをせず、弾圧する一方ではいずれ、中国は私がかねてから主張していたように、10年以内に分裂することになるでしょう。そうして、無論、中国共産党体制も崩れるでしょう。そうなりたくなかったら、早めの対策を実施するべきです。

以下にこのブログに掲載した中国関連の記事を提示します。反転文字をクリックすれば、当該記事に飛ぶことができます。私の説明不足から、以上の論考、以下の記事を読んでいないと理解できない部分もあるかもしれません。まだ、読んでいない方は是非ご覧になってください。

■「ちゃいな.COM」中国総局長 伊藤正 「80後」は中国を変えるかは正しくない-正確には「80後」の一部、それも少数派が中国を変える。

■中国で暴動は日常茶飯事-この事態改善されない限り中国はまともにならない!

■貴州省の暴動に見る壊れた中国の実態

■燃えろアタック-排球女将

■中国海軍の日本に対する傍若無人な態度は何を意味するのか?-中国の軍隊は脆弱?

■<北京五輪>空からのテロに備え、地対空ミサイルを配備か-異常行動の中国?

■厳戒のラサで聖火リレー-チベット暴動から3ヶ月-中国の五重苦をどう解消するつもりなのか?

■「おから工事」批判で国家政権転覆罪-確定した中国分裂の筋書き?
■「80後」は車を買うべきか?-世代をひとくくりにする愚かさ?
■中国核爆発か-高まる情報開示の圧力
■自衛隊機の中国派遣見送り、アジア安全保障会議でも話題に―結果的には日本外交の勝利か?

■自衛隊機派遣を見送り、世論配慮の中国側が受け入れ難色-幻の日本軍支援は歴史上の転換点?
■四川大地震:自衛隊機、中国派遣へ・・・政府要請受け入れ―歴史上の転換点になるか?
■自主的に救援活動をする中国の若者たち-80後世代と一つにくくるのは間違い?!

■不可解な中国の報道二題-やらせ義捐金とノーベル平和賞
■中国携帯電話事情-80後世代分類のツールともなるか?

■中国四川省大地震―核施設、ダムは大丈夫か?
■現代史は語る―大地震から始まった中国崩壊の道筋
■中国「イチゴ族」-中国の未来は彼らのもの
■胡錦濤主席の来日-その真の目的は?
■China Fashion week 開催さる-中国ゼリー層にも押し寄せる情報洪水
■ゼリー世代のミーイズム-体制から身を守る知恵か?
■中国ゼリー層-明日の中国を牽引する原動力となるか?
■チャイナ・アート・バブルにも冷めた見方のできる中国ゼリー世代?
■中国分裂の筋書き-(その10)パクスマリーナが拓く世界の平和と大繁栄
■中国分裂の筋書き-(その9)日本の対応は?
■中国分裂の筋書き-(その8)迫られる中国の選択
■中国分裂の筋書き-(その7)忘れてはいけない中国の不良債権
■中国分裂の筋書き-(その6)現代中国の混乱ぶりを現す動画の数々
■中国分裂の筋書き-(その5)他の人達はどう思っているのか?
■中国分裂の筋書き-(その4)毛沢東を統合の象徴にすることができない中国中央政府の苦悩
■中国分裂の筋書き-(その3)中国バブルの真実
■中国分裂の筋書-(その2)革命でもなければ現代中国は変わらない
■中国分裂の筋書-(その1)繰り返される歴史
■中国"義歯"から鉛「安全に問題」
■中国産原料を使ったヘパリン製剤で自主回収へ・・・・米国では死者21名
■世界一人当たりのGDP(国内総生産)と、一人当たり資産−これでも中国は経済大国か?
■南京虐殺記念館に対する日本政府の申し入れに関して考えた、中国のお家事情

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2008年7月21日月曜日

Invitation For Jazz-Secret Garden

Secret Garden - Nocturne

プロフィール

シークレットガーデンSecret Garden)はアイルランド/ノルウェーニューエイジ・ミュージック新古典派音楽を演奏する二人組。
アイルランド出身のヴァイオリニストフィンヌーラ・シェリーFionnuala Sherry)とノルウェー出身の作曲家ピアニストロルフ・ラヴランドRolf Løvland)によって提供されている。

日本では基本的にインストゥルメンタルの楽曲が多い為か、癒し系音楽として分類される事もある。

1994年に発売されたアルバム内の楽曲「ノクターン(Nocturne)」が1995年ユーロビジョン・ソング・コンテストでグランプリに輝き、これを切っ掛けに1996年に「Songs from a Secret Garden」でメジャーデビューを果たし、このファーストアルバムは世界中で百万枚以上を売り上げ、 ノルウェー韓国でプラチナディスクを、アイルランド香港ニュージーランドでゴールドディスクを獲得している。 また、シークレットガーデンのアルバムは、1996年-1997年にかけて、アメリカ合衆国ビルボード・ニューエイジ・チャートでも長期に渡ってチャートインしている。

最も有名な曲は「You Raise Me Up」(2002年のアルバム「Once in a Red Moon」収録)であり、ケルティック・ウーマンウェストライフなど多くのアーティストにカバーされている。

バイオグラフィー

  • Songs from a Secret Garden (1995年)
  • White stones (1997年)
  • Fairytales (1998年)
  • Dawn of a New Century (1999年)
  • Dreamcatcher (2001年)
  • Once in a Red Moon (2002年)
  • Dreamcatcher: Best of Secret Garden (2004年)
  • Earthsongs(2005年)

過去のInvitationを以下に掲載します。反転文字列をクリックすれば、当該記事に飛びます。

■NICOLAS-ニコラス・ペイトン
■Charlie Haden―チャーリー・ヘーデン
■DANIEL SCANNAPIECO-ダニエル・スカナピエコ
■ANDREA SABATINO-アンドレア・サバチーノ
■DAVID BENOIT-デビッド・ベノア
■JOSE JAMES-ホセ・ジェイムス
■Lizz Wright―リズ・ライト
■MARICA HIRAGA-平賀マリカ
■SCOTT HAMILTON-スコット・ハミルトン
■ROY HARGROVE-ロイ・ハーグルーブ
■Taylor Eigsti-テイラー・アイグスティ
■Frank Sinatra-フランク・シナトラ
■TAIHEI ASAKAWA-淺川 太平
■NARUAKI KIKUCHI-菊地 成孔
■TOROPICAL JAZZ BIG BAND-熱帯ジャズ楽団
■Quincy Jones-クインシー・ジョーンズ
■DAVID SANBORN-デビッド・サンボーン
■JOHN PIZZARELLI-ジョン・ピザレリ
■BERARDI JAZZ CONNECTION-ベラルディ・ジャズ・コネクション
■HARVIE HANCOCK -ハービー・ハンコック
■TOKYO ZAWINUL BACH-東京ザビヌルバッハ
■SADAO WATANABE-渡辺 貞夫
■TOM SCOTT-トム・スコット
■LOIS ARMSTRONG-ルイ・アームストロング
■JOHN COLTRAIN-ジョン・コルトレーン
■THE JAZZ INVADERS-ザ・ジャズ・インベーダーズ
■KEITH JARRET-キース・ジャレット
■ELECTRO DELUXE-エレクトロ・デラックス
■TRIBAL TECH-トライバル・テック
■MARK MURPY-マーク・マーフィー
■NORMAN BROWN-ノーマン・ブラウン
■TONY MONACO-トニー・モナコ
■DAVE KOZ-デエィブ・コズ
■ROOM ELEVEN-ルーム・イレブン

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2008年7月20日日曜日

内閣府調査 生涯学習「してみたい」7割「取り組んだ」は47%止まり-eラーニングと、NPOが鍵か?

内閣府調査 生涯学習「してみたい」7割「取り組んだ」は47%止まり(内容をすでにご存知の方、もしくはすでにこの「読売新聞」の記事を読まれた方は読み飛ばしてください)

内閣府は19日、「生涯学習に関する世論調査」を発表した。学校教育を終えた後も進んで様々なことを学ぶ「生涯学習」に関し、7割の人が「してみたい」と答えたが、最近1年間に取り組んだ人は半数に満たず、希望と現実にギャップがあることがわかった。

生涯学習をしてみたい人は70・5%で、2005年5月の前回調査に比べ、6・5ポイント増加した。一方、最近1年間に取り組んだ人は47・2%にとどまった。

生涯学習をしていない人に理由(複数回答)を聞くと、「仕事が忙しくて時間がない」が45・4%で最も多く、「家事が忙しくて時間がない」(18・9%)が続いた。調査は5~6月、全国の成人3000人を対象に行い、1837人(61・2%)から回答を得た。
(2008年7月20日 読売新聞)

このニーズを満たすには?
生涯学習などと言われて皆さんは、何をイメージされるだろうか?大抵の人は、自己啓発などと考えると思います。私は、自己啓発程度のことであれば、何も生涯学習など必要ないと思います。現代人何にもならないようなことを、時間を費やして聴くほど暇ではありません。おそらく取り組んだといわれた人が47.2%と低いのは、今の世の中には、生涯学習などといった場合、こうしたどうでも良いようなものが多いので、バカバカしくて受講したくないというものが多いのではないかと思います。いわゆる、どうでも良い教養講座というやつですね。あまりにも初歩的で、受講したからといって特に何の役に立つでもない、ただ少し物知りになった程度のものです。それくらいなら、自分で本を探して読んだほうがましです。

実はあの経営学の大家ドラッカー氏は、21世紀は生涯学習の時代になる、eラーニングが興隆するともいっています。21世紀においては、何事もスピードが命です。たとえ、大学や大学院で勉強したとしても、その内容はすぐに古くなります。だから、成人がいつでも学習できる機会が増えるだろうとしています。そうして、21世紀に興隆するビジネスのうちもっとも大規模なものは教育産業になるだろうと予言していました。しかも、その教育とはいわゆる学校での教育ではなく、学校を卒業した成人に対する教育が最も盛んになると予言しています。

まさしくそうです。私自身も、日々働いている上で、書籍か何かを読んだ新しいことなど、もっと深く学習したいとか、英語なども相当忘れているので再学習したいなどという欲求があります。しかし、いわゆる生涯学習と言われていて、地方自治体などで開催されている生涯学習プログラムなどに満足いくものはありません。

とはいえ、私は現在「生涯学習」のようなことを自分で行っています。それも、いわゆる「eラーニング」で行っています。それは、英語の学習です。大学を卒業してから、随分たって、特に英語を使うような仕事をしてこなかった私は、たとえば単語などもうろ覚えになっているものがたくさんあります。これを学習しなおしたいという欲求は前から持っていました。ところが、本を買ってきたり、インターネットの学習サイトを探していろいろやってみても、なかなか長続きしませんでした。

ところが、昨年できた英語学習サイトで「iknow!」というサイトがあります。これは、非常に良くできたサイトで、このサイトで学習し始めてから長続きしています。今年の2月14日より、「まずは! TOEIC基礎・リスニングセクション」というところから始め、いまでは、6セクション目の「さらに! TOEIC上級・総仕上げ」まで進んでいます。このセクションが終わると、いわゆるTOEIC受験のコースとしては、全部が終了することになります。私は、このコースが終了したら、このサイトにはさらに上級のものがあるので、それも挑戦しようと思っています。

この学習サイトのすごいところは、すべてオンラインで、問題はすべてオンラインで画面に表示され、単語や文章の発音も聴くことができ、キーボードに入力することにより、問題に答えるという形式で学習が進むというところです。そのほか、学習の進度もサイトがすべて管理してくれるので、自分では記録などつける必要ありません。しかも、このサイト使用料金は無料です。その仕組みはこのサイトを運営しているceregoという会社がこのサイトに広告を掲載し、広告収入により運営を賄っているからです。素晴らしいアイディアだと思います。そのほかにSNSも附属しており、学習者同士や、サポータの人々とオンライン上で文書のやりとりができます。それに、eラーニングなので、細切れの時間を有効に使ってできます。日々少しでもあいた時間にこれをすることにより十分学習できます。また、休みの日などには、まとめてたくさんの課題をこなすようにすれば、学習速度が速められます。私自身は、やったことはないのでずか、会社の休み時間にやっている人も多いようです。それから、通勤時間など、携帯電話でもできるようになっているので、携帯でやっている人も多いようです。それと、学習が終了した問題に関しては、その内容をポッドキャストで自動的に配信してくるので、復習にはそれを見たり聴いたりできます。とにかく便利です。

まあ、この使い勝手は使った人にしかわからないと思いますので、使ってみたことの無い人は是非一度アクセスして使ってみてください。

私は、この英語学習サイトのようなものが他にもたくさんできれば良いと思っています。そうすれば、いわゆる大学レベルのものならいくらでもできると思います。ニーズの多いものなら、このサイトのように無料ででも提供できると思います。

こうしたeラーニングを実施することで、高校・大学レベルの内容ものものは、確実に提供できる可能性が高いです。

NOPも参入すべきか?
さて、iknowなどのサイトでは、英語というかなり需要の多い分野を対象とするので、参画者も多く、広告効果も高いので無料にすることができるのだと思います。しかし、他の分野だとそういうわけにはいきません。しかし、この分野に多くのNPOが参入すれば、あまり需要の多くない分野にも相当入り込んでいけるではないかと思います。

私は、先ほど述べたiknowの学習が終了した場合には、もっと上の学習レベルなどに進みたいと思っています。たとえば、ビジネス英語などです、あるいはマーケティング英語です。いや、できればマーケティングなど英語で学び、英語でマーケティングに関するドキュメントなど書いて見たいと思います。いや、それどころか、MBAでビジネス関連のことを英語で学び資格も得られたら良いなどと思っています。

このようなことを、考えている人は多いのではないでしょうか。しかし、こうしたeラーニングを活用して、NPOなども活躍するようにすれば、こうしたこともあながち夢ではないどころか、アメリカなどでは提供しているところもあるようです。余裕があれば、受講してみたいです。その、前段階としてikonwを日々やっているという感じです。

さて、もとの生涯学習の話に戻りますが、私が述べたようにeラーニングを多用すること。このeラーニングの中には、Skypeの機能なども含めて、受講者と教育者が直接会話もできるとか、授業そのものもやってしまうとか、教育者と受講者が一対一で話しができる機能など盛り込めばもっと素晴らしいものになると思います。eラーニングですから、全国各地に散らばっている様々な人の英知を結集することができます。教材をつくる側も、教材を活用する側も全国に散らばっている力を結集できますから、様々な可能性が考えられます。

さらには、NPOなどが参入し、世の中にいろいろとノウハウなどを知っている人、博士号や、修士号を持ってさまざまな分野で活躍している人や、引退した人などが加われば、学習のレベルから研究のレベルまでランクアップできると思います。全国各地のNPOが活躍し、四半期に一回地場でスクーリングする。半年に1回くらいは、北海道であれば道単位でスクリーングをする、年に一度くらいは全国レベルでスクーリングするなどのことが考えられます。スクーリングに参加できない人は、通信技術を使って、パソコンの画面を通じてスクーリングに参加することなども考えられます。私は、一度ある民間会社がこのようなシステムを使ったマインドマップの講座に参加してみたことがありますが、その内容はともかくとして、技術的には何も問題なく参加することができました。

こうした、ことが実現されるのは、意外と近いかもしれません。私もこうした、お仕事のお手伝いなどできたら良いと思います。そうして、大学や大学院などにいけなかった人が、こうした教育の恩恵をこうむってやる気と、根気さえあれば、誰もが修士号や博士号をとることができ、さらには、取得者も自分の知識などが古くなったいつでも一流の教育を受けることができるようになるし、十分学んで、現場で生かすことのできる知識を身につけた人は逆に教える側になれれば良いと思います。

教えることは、自分の知識をよりいっそう深めることにもつながります。このようなことが実現できれば、学歴による差別や区別などはなくなるでしょう。ただし、誰もが簡単に実用的な知識を身につけられるということは、さらに激烈な競争社会になることは間違いないと思います。でも、最初から競争を厭うような人はもともと生涯学習などには向かない人だと思います。ただし、これらに対する解決方法もありますが、それは今回の趣旨にはあわないので、またの機会に掲載したいと思います。今後の教育などは、間違いなくこの方向に向かうと思いますし、そうでなければならないと思います。

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■iknow!-史上最強の英語学習サイト(しかも使用料無料)!!

■再発防止へ閣僚会議会合=秋葉原通り魔事件-NPOは注目されるか?

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2008年7月19日土曜日

CO2は地下に封じ込めろ 独に欧州最大規模貯蔵施設―EUは地球温暖化二酸化炭素説とともに心中か?

CO2は地下に封じ込めろ 独に欧州最大規模貯蔵施設(すでに内容をご存知の方、読んだ方は読み飛ばしてください)
2008年7月18日10時13分(朝日新聞)

写真
独東部ポツダム近郊のケッツィンで6月30日、二酸化炭素
貯留施設の圧力を調べる技術者=AP


【ケッツィン(ドイツ東部)=金井和之】独東部ポツダム近郊にあるケッツィンで、欧州の大陸部分では最大級の二酸化炭素(CO2)の研究用地下貯留施設が稼働を始めた。最終的には6万トンを地下深くに注入し、影響などを調べる。

麦畑が広がる一画に、2基の白いタンクがそびえる。タンクから延びた配管はポンプなどを経て地下へ。施設は約4年前から欧州連合(EU)の補助事業として建設が進められ、6月末から稼働を始めた。1時間に約2トンのCO2を地下約600メートルにある水を含む多孔質の岩盤に注入する。コストは1トン当たり約20~30ユーロ(約3300~5千円)。今後1年半で計6万トンを注入する。日本の新潟県長岡市にある施設よりも貯留量が多いという。

プロジェクトの責任者、ポツダム地球科学研究センター(GFZ)のシリング教授は「革新的なCO2の削減技術が見つかるまでの『つなぎ技術』として、地下貯留による影響を観察して、その有効性を確認したい」と話す。

一部の環境保護団体は地下にCO2を長期貯留した場合には「危険性の高いガスが発生する可能性がある」として施設に反対しているが、シリング教授は「最後は炭酸水が出来るだけ。批判があるのは承知しているが、我々は何が起きるのかを確かめる必要がある」と施設への理解を求めている。

販売できない製品の設計図を効率的にそうして素晴らしく仕上げる設計部署ほど愚かなものはない
この言葉は経営学の大家故ドラッカー氏が著書に書いたものですが、効率化と成果とは違うということを端的にあらわす素晴らしい言葉だと思います。効率化=成果ではないことを、誰にもわかるように示した言葉です。ドラッカーは、このほかにも「今やっていることを綿密に検討してみて、それをやめたとしても何も変わらないならば、それを直ちにやめるべきである」という至言も残しています。

この施設、人もお金も相当かかることでしょう。しかし、私が以前このブログにも掲載したように、地球温暖化二酸化炭素説は、完全に誤りです。二酸化炭素が増えたからといって、気温はあがりません。正しいのは、気温があがると二酸化炭素が増えるというわかりやすい事実です。

EUもとうとう、いきつくとこまで、いきついたという感じがします。というよりも「病気」のような気がします。先のドラッカーの言葉どおりにするなら、このような施設などつくるべきではありません。一番良いのは、空気中に二酸化炭素を放出することです。放出したとしても、特に害になることはありません。気温も上昇しません。

私自身は、二酸化炭素を減らすよう努力することは賛成です。しかし、このようなやり方には賛成できません。ドイツのこの施設は、地球温暖化二酸化炭素説にのっとってつくられたものだと思います。私が、考えている二酸化炭素削減は、このような前提にたつものではありません。空気中の二酸化炭素がどうのこうのという考えはありません。あくまで、貴重で限りある化石燃料や、森林資源を大事に使うようにするため、削減するという考えです。

CO2を削減してコスト削減になる方法が重要!!
そんなことはできるのか?など、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが。それはできます。たとえば、このブログにも掲載した「あつエコ」宅配があります。私の奉職する会社、オーディンフーズでは、こ今年の4月から紙のピザボックスをなくす活動をしています。紙のピザボックスは使わずに、「あつエコプレート」という陶器のお皿でお客様にピザを提供します。これによって、紙のピザボックスをなくすだけでなく、お客さまに出来立てと同じアツアツのピザが提供できるようになりました。この「あつエコプレート」はお客様のところに配達するときに、以前の注文していたものと引き換えで提供します。つまり、通いざらになるのです。

こうすることにより、紙のピザボックスを使わないようにしています。ところで、この紙のピザボックスを廃止することにより、テンフォー全店で1年間に680トンのCO2削減効果があります。しかも、この「あつえエコプレート」で届けたり、「あつエコ」プレートを入れる容器も開発したため、初期投資などはかかりますが、繰り返し使えることから紙のピザボックスを使うよりは、確実にコスト削減になります。

さて、当社が「あつエコ」宅配をせずに、紙のピザボックスを使い続け、しかも年間でこのドイツの二酸化炭素貯留施設にピザボックス相当分の二酸化炭素を貯留することにすると、どのようなことがおきるでしょうか?

ちょっと試算してみましょう。コストは二酸化炭素1トン当たり約20~30ユーロ(約3300~5千円)とありますから、ここでは1トンあたり4,000円としてみましょう。当社では年間で680トン削減効果があるわけですから、680×4000円=2720000(272万円/年)ということになります。

しかも、年間272万支払うことになる他にも、紙のピザボックスを使い続けることから、この紙のピザボックスの仕入れ代金も支払わなければならないことになります。さて、いまは紙のピザボックスだけの話です、では当社がヨーロッパにあったとして、CO2排出枠など当てはめられて、紙のピザボックスの廃止だけではこの枠からはみ出したとしたらどうなるのでしょうか?検討してみても、見つからない場合やはりこの施設に頼るとしたらどうなるのでしょう?

わずかの利益からこのような、出費を続けるとどういうことになるでしょうか?とんでもないことです。こんなことを長く続けていては、当社も疲弊してしまうことでしょう。やはり、紙のボックスを使わない、先の貯留施設も使わないほうが良いに決まっています。

EU没落の序曲が始まったか?

みなさん、どうですか。ピザボックスの例でもわかったことでしょうが、ドイツのこの施設ははっきり言って、これと同じことをしようとしているのです。私が最初に言った「病気」という意味がお分かりになったと思います。ドイツは昔から科学技術に優れ、素晴らしい能力のあ人達がたくさんいるはずです。この貯留施設もそうした技術の粋を結集してつくられているのだと思います。それなりの、人材、技術をつぎ込んでいるのだと思います。しかし、先ほどの試算などの結果から、私達の会社の開発担当より頭が悪いと言わざるを得ません。

CO2削減は、あくまで、CO2そのものの削減より、化石燃料などの節約により低炭素社会を築くという観点から行われるべきものです。もし、ヨーロッパがこのようなことに地道を上げつづけるなら、確実に没落していくことでしょう。

もう、ヨーロッパの黄昏ということはもう随分前から言われてきました。ただし、最近は新たに経済発展したり、北欧諸国の生産性があがったりで、いっときそのようなことは言われなくなりました。しかし、最近異常ともいえるCO2の取り組みをみていると、EUは黄昏時に入ったのかもしれません。崩壊の序曲がきこえてくるような気がします。排出権取引や、エネルギー効率が悪くて、電車などもまともに動かせない風力発電、太陽発電に地道をあげるEUに将来はありません。

下に私がいままでに掲載した環境問題に関する記事を掲載します。反転文字 をクリックしていただければ、当該記事に飛ぶことができます。まだご覧になっていない方は是非ご覧になってください。特に、動画「地球温暖化詐欺」に関し ては必ずご覧になってください。これをご覧にならない限り、私の上の主張の真意はわかりません。さらに、この動画の趣旨に賛同していただけましたら、皆さ んのブログでも是非紹介をお願いいたします。

■ここしばらく続いた環境問題に関する話題への締めくくり―EU没落は必定か?

■環境問題のウソ-温暖化詐欺の日本の実情

■地球温暖化詐欺(3)-呪縛から解き放つ(動画「地球温暖化詐欺」を掲載しています)

■地球温暖化詐欺(2)-気になる福田首相の発言の変化(動画「地球温暖化詐欺」を掲載しています)

■地球温暖化詐欺?(1)-CO2説はプロパガンダ?(動画「地球温暖化詐欺」を掲載しています)

■洞爺湖サミット開催-co2削減にいまこそ創意工夫を!(動画「地球温暖化詐欺2/8)を掲載してあります。

■テレビ朝日開局50周年~地球危機2008~で報道されたグリーンランド氷溶解の真偽?!(動画「地球温暖化詐欺1/8」を掲載してあります)

■日本の森林の特殊性―環境問題は教条主義的には対応できない

■フードマイレージやバーチャルウォーターだけが環境負荷指標か?-バーチャルCO2はどうなのか?

■昨年のEUの二酸化炭素取引の失敗―削減どころか増加?!

■カップヌードルが紙容器に―ピザテンフォーでは紙すらなくす?

■ピザテンフォー4月のお知らせ―業界初!!宅配皿 あつエコプレートで 熱さ+美味しさ

■IT機器「電源対策だけでCO2は大幅減」

■あつエコ宅配 ―ピザ・テンフォーが世に問う環境対策とは?

■割り箸は日本の文化-割り箸を使ってエコをしょう

■セブンイレブン:弁当の包装簡易化でコスト削減-コスト削減につながらないものは環境問題に寄与しない?

■ピザボックスをなくすとどのくらいCO2が削減できるの?

■ピザテンフォーの陶器のお皿による配達

■地球寒冷化の危機?-環境問題の落とし穴

■環境危機時計

■今日は何があったかご存知ですか(9月18日)

■グーグル環境問題に総額1千億ドルを拠出-エコな交通を目指す企業対象?

■エコ・環境問題の虚実-虚実皮膜の間???

■環境映画:Koyanisquatsi(コヤニスカッツィ):Life Out Of Balance

■エコ意識の高揚?-トリンプ レジ袋ブラとは何か?

■北海道新聞に掲載された紙のピザボックス廃止の内容

■ピザ・テンフォーも実践する函館地区先行の「MOTTAINAI」-ルー大柴が歌うこの意味は?

■ピザテンフォーからピザボックスが消える日??


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2008年7月18日金曜日

【ちゃいな.COM】中国総局長・伊藤正 「80後」は中国を変えるか-は正しくない。正確には「80後」の一部、それも少数派が中国を変える

中国内外で暴れた墳青(フンチン)彼らは、歴史上の泡沫にすぎない。


【ちゃいな.COM】中国総局長・伊藤正 「80後」は中国を変えるか(ご存知の方、もしくは読んだ方は読み飛ばしてください)
2008.7.18 02:53

中国で最近、にわかに注目を浴びた言葉に「80後」がある。1980年代生まれの世代を指す。数年前からネット上で使われだしたが、自己中心的で社会道徳や責任感を欠くといった否定的な評価の対象になることが多かった。

「80後」は、70年代末に始まった改革・開放と一人っ子政策の申し子だ。彼らの大半は「家宝」として甘やかされて育ち、都市居住者の多くは大学へ進学するが、有利な就職が目的で、かつての学生のように国家や社会への使命感を持つことはほとんどないという。

中国のサイトには、「80後」に関する膨大な文章があるが、少なくとも今年初めまで、「80後」を前向きに評価するものは少数だった。「寮で洗濯もできず、風邪をひいても家人を呼ぶ」ひ弱な学生やら、乱れた男女関係、さまざまな犯罪やらを紹介し、中国の将来を憂える文章が少なくなかった。

ところが最近、それが一変した。「80後」賛美を有力各紙や国営通信社までが始めたのだ。例えば、全国紙「光明日報」は今月12日、「“80後”は党と人民が信頼できる一代だ」と題した長文の署名記事を掲載した。

記事はまず、今春の五輪聖火リレーで、国外の「80後」中国人留学生らが「チベット独立分子」の妨害を排除し、「国家主権と民族の利益」のかかる聖火を守ったと評価。「彼らは五星紅旗を振り北京五輪擁護を叫んで」中国の団結力を世界に示したと「祖国熱愛の情」を称(たた)えた。

 次には四川大地震での「80後」の自発的な献金、献血やボランティア活動への参加だ。大学生らは「国が何をしてくれるかではなく、君が国に何をするか」の精神で、ボランティアの中心になったと指摘。そして同胞の災難に、援助の手を差し伸べた彼らの体には中華民族の高貴な精神と5000年来の頑強な血液が流れているとし、「彼らこそ祖国の未来の建設者」と絶賛した。

 記事は最後に、「80後」の弱点として「共産党がなければ新中国はない」ことを認めず政治に関心がないことなどを挙げ、この世代に対する思想政治教育や共産党が列強の支配から民族を解放した歴史教育と愛国主義教育の強化を強調している。官製メディアの結論はほぼこれに近い。

この記事について、四川大地震の支援活動に参加した学生数人に感想を聞いたところ、反応は冷淡だった。ある学生は「大きなお世話だ」と記事を批評した。この世代はお上だけでなく、親からの干渉さえ嫌う。自意識が強く、自らの価値観で行動する特徴があり、大地震への支援活動も自発的行動だった。当局が陰で糸を引いた聖火リレーの行動とは違う。

昨年12月に「中国青年報」が行った青年の意識調査では、中国人の大多数が外国を崇拝しているとの回答が59%を占め、中国人であることに自信がないとの答えも48%に上った。青年たちが求めているのは、公平で民主的な社会の実現にほかならない。

それは、中国だけでなく日本でも同じではないか。青年たちはネットを通じ、情報統制の壁を破り価値観を共有、しばしば批判の矛先を党や政府に向ける。その一方で、文革世代の「60後」や「70後」のように党に歯向かうことはない。ただ党の思想政治教育にはそっぽを向くだけだ。西側文化の影響が濃厚な「80後」や次の「90後」の新世代が、中国社会を根源から変える時代がくるか、注目してよいだろう。(いとう ただし)

中国を変える「80後」とは?
上の文章、中国の現代をなぞっていますが、これを書いた人、あまり中国の中に深くのめりこみすぎているので、見えなくなっている部分が多いと思います。いわゆる、「専門バカ」に近いような・・・・・。

私は以前からこのブログに「80後(1980年代生まれの若者)」世代とか、新ニッポン人団塊の世代などとある世代をひとくくりにして、その特徴を述べるのは全くの間違いであり、はなはだしく現実をゆがめ物事を見えにくくすると掲載しています。

団塊の世代など、ひとくくりに出来たのは、彼が始めて日本でいわゆる「ヤング」と呼ばれた時代のほんの5~6年くらいのことだったと思います。現在では、この世代経済だけとっても、資産数億の人から、ほとんどない人までさまざまだと思います。

新ニッポン人に関しては、この言葉を使った報道番組があまりにも低俗である旨この、ブログにも掲載しました。「80後」に関しても中国全土で2億人もの数にのぼります、これをひとくくりにすることは最初から無理です。

まずは、『国外の「80後」中国人留学生らが「チベット独立分子」の妨害を排除し、「国家主権と民族の利益」のかかる聖火を守ったと評価』としていますが、彼らのような愚かな若者を中国では憤青(フンチン)と呼びます。確かに、墳青あるは、これに対するシンパは「80後」世代では最も数は多いかもしれません。墳青は中国を変える原動力にはなれません。彼はは、容易に扇動されやすいだけであり、次代を担うような頭は持っていません。中国の指導層でも、「扇動しやすい」ただの馬鹿者と思っていることでしょう。

次に、『四川大地震での「80後」の自発的な献金、献血やボランティア活動への参加だ。大学生らは「国が何をしてくれるかではなく、君が国に何をするか」の精神で、ボランティアの中心になったと指摘』などとしていますが、これは確かに新たな動きだと思います。一昔前の中国人なら、自分のことで精一杯で他の人のことを支援することなどできなかったでしょう。しかし、これとて、それでは先程の墳青の大多数の人達がこれを行ったのかという疑問がわきます。おそらく、ごく少数派でしょう。ごく少数の人が行ったから、その世代に属する人々すべてが、そのようなことを行っていることにはなりません。

最後の極めつけは、『中国だけでなく日本でも同じではないか。青年たちはネットを通じ、情報統制の壁を破り価値観を共有、しばしば批判の矛先を党や政府に向ける。』として、中国の青年と日本の青年を同列に並べていることです。日本と中国と比較した場合、日本の場合不十分ではありますが、法治国家化、民主化、政治と経済の分離は、ずっと前より行われています。さらには、日本では個人あたりのGDPなどひところと比較するとは相当下がっているとはいえ、個人資産でみてみると世界で国民一人当たりの資産が一千万円を超えているのはアメリカと日本だけです。イギリスなどでも、500万円台です。中国など、そうした統計も公表していませんが、あったとしても、日本やアメリカと比較すれば、無いに等しいと思います。経済的にもこれだけ違うわけですから、同列に並べて語るにはあまりにも無理がありすぎます。

やはり、少し考えただけでもいろいろ矛盾がでてきたり、考えがまとまらなくなってしまいます。

やはり分類が必要か?
ただ、「80後」などというと次から次へとさまざまな矛盾が出てきたり、考えがまとまらなくなると思います。やはり、分類が必要です。

このブログても以前紹介した、私の分類方法を以下に掲載します。

メインターゲット-ゼリー層(推定人口2000万人以下)
ま ずは、少なくとも日本の一般世帯収入の数分の一以上の世帯収入がある家の出身である こと。高学歴であること、北京大学などやそれに順ずる大学の大学生、大学院生で、卒業生であること。海外の有名大学院の院生や卒業者を含みます。卒業生の 場合では、官僚になっているか、有名企業などに就職しているか、家業をついでいます。ほとんどの人が携帯電話を持っていて、しかもほとんどの人が「手写筆 (ペンタッチ式)携帯」を持っています。

サブ・ターゲット-イチゴ層(推定人口5000万人前後)
さ て、この層は、メイン・ターゲットには近いですが、いわゆる有名大学出身ではないですが、大学に行っているかその卒業生です。いわゆる、知識層ではありま せ ん。長野オリンピックなどで騒いでいた連中はこの層です。経済的には比較的恵まれていて、ゼリー層より少し下のレベルです。知的能力は低いですが、さりと て、韓国に留学するほどの頭の悪さではありません。ほぼすべての人が携帯電話を持っているが、「手写筆携帯」を持っている人は少ないです。また、経済的に 余裕があり、持てるならもってはみたいと思っています。

ボリューム・ターゲット-80後世代多数層(推定人口1億3000万人前後)
経 済的にも、 知的にも一昔前の中国人とあまり変わりない層です。日々の生活を送っていくだけでも、精一杯という状況です。ただし、インターネットを使ったり、若いこと から、通常の中国人からみれば、変わって見えますが。思考 も行動様式も以前の中国人とほとんど変わりません。彼らが変わって見えるとすれば、彼らの特性ではなく世の中の変化です。学歴は大卒はほとんどいません。 学歴があったとしても、国内の三流以下、あるいは韓国などに留学しています。
携帯電話を持っているはいるがすべての人が持っているとは限らない、「手写筆携帯」など持っている人はいない。持とうとも思っていません。


さて、上の記事で墳青に属するので、韓国などで大騒ぎした馬鹿者は、ボリューム・ターゲットに属するものたちでしょう。彼らは、中国を変える原動力にはなりません。

墳青でも多少まともな連中は、サブターゲットに属するものたちでしょう。

さて、中国を変える原動力となるのは、やはりメイン・ターゲットでしょう。日本人で中国に留学した人などに聴くとやはり、北京大学や精華大学の連中でいわゆるエリート層の子弟は、他の層とは相当違うようです。彼らこそ、少数派でありながら、彼らの行動が中国の行動規範になったり、中国を変える原動力になっていくことでしょう。

以下にこのブログに掲載した中国関連の記事を提示します。反転文字をクリックすれば、当該記事に飛ぶことができます。私の説明不足から、以上の論考、以下の記事を読んでいないと理解できない部分もあるかもしれません。まだ、読んでいない方は是非ご覧になってください。

■中国で暴動は日常茶飯事-この事態改善されない限り中国はまともにならない!

■貴州省の暴動に見る壊れた中国の実態

■燃えろアタック-排球女将

■中国海軍の日本に対する傍若無人な態度は何を意味するのか?-中国の軍隊は脆弱?

■<北京五輪>空からのテロに備え、地対空ミサイルを配備か-異常行動の中国?

■厳戒のラサで聖火リレー-チベット暴動から3ヶ月-中国の五重苦をどう解消するつもりなのか?

■「おから工事」批判で国家政権転覆罪-確定した中国分裂の筋書き?
■「80後」は車を買うべきか?-世代をひとくくりにする愚かさ?
■中国核爆発か-高まる情報開示の圧力
■自衛隊機の中国派遣見送り、アジア安全保障会議でも話題に―結果的には日本外交の勝利か?

■自衛隊機派遣を見送り、世論配慮の中国側が受け入れ難色-幻の日本軍支援は歴史上の転換点?
■四川大地震:自衛隊機、中国派遣へ・・・政府要請受け入れ―歴史上の転換点になるか?
■自主的に救援活動をする中国の若者たち-80後世代と一つにくくるのは間違い?!

■不可解な中国の報道二題-やらせ義捐金とノーベル平和賞
■中国携帯電話事情-80後世代分類のツールともなるか?

■中国四川省大地震―核施設、ダムは大丈夫か?
■現代史は語る―大地震から始まった中国崩壊の道筋
■中国「イチゴ族」-中国の未来は彼らのもの
■胡錦濤主席の来日-その真の目的は?
■China Fashion week 開催さる-中国ゼリー層にも押し寄せる情報洪水
■ゼリー世代のミーイズム-体制から身を守る知恵か?
■中国ゼリー層-明日の中国を牽引する原動力となるか?
■チャイナ・アート・バブルにも冷めた見方のできる中国ゼリー世代?
■中国分裂の筋書き-(その10)パクスマリーナが拓く世界の平和と大繁栄
■中国分裂の筋書き-(その9)日本の対応は?
■中国分裂の筋書き-(その8)迫られる中国の選択
■中国分裂の筋書き-(その7)忘れてはいけない中国の不良債権
■中国分裂の筋書き-(その6)現代中国の混乱ぶりを現す動画の数々
■中国分裂の筋書き-(その5)他の人達はどう思っているのか?
■中国分裂の筋書き-(その4)毛沢東を統合の象徴にすることができない中国中央政府の苦悩
■中国分裂の筋書き-(その3)中国バブルの真実
■中国分裂の筋書-(その2)革命でもなければ現代中国は変わらない
■中国分裂の筋書-(その1)繰り返される歴史
■中国"義歯"から鉛「安全に問題」
■中国産原料を使ったヘパリン製剤で自主回収へ・・・・米国では死者21名
■世界一人当たりのGDP(国内総生産)と、一人当たり資産−これでも中国は経済大国か?
■南京虐殺記念館に対する日本政府の申し入れに関して考えた、中国のお家事情

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